神田由布子の作品一覧 「神田由布子」の「権力は噓をつく――ベトナム戦争の真実を暴いた男」「それでも、世界はよくなっている」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 権力は噓をつく――ベトナム戦争の真実を暴いた男 5.0 社会・政治 / 政治 1巻2,475円 (税込) 権力者のメンツ、エスカレーションの必然性、内政とのバランス……。 ──戦争の構造は、驚くほど、いつも同じだ。 ---------------------- 1960年代、冷戦期に軍事アナリストとしてペンタゴンで働いていたダニエル・エルズバーグは、ベトナム戦争が権力者のメンツや選挙対策によってエスカレートしていくことに疑問を持ち、政府の機密文書「ペンタゴン・ペーパーズ」の暴露を決意する……。 ---------------------- インサイダーによるリークは正当化されるのか? 戦争はどのように作られ、継続するのか? なぜ権力者たちは、戦争を止めないのか? 彼らのメンツは、兵士や市民の命より大切なのか? 報道の自由とは? 国民の「知る権利」とは? ──戦争の構造は、変わらない。 ──権力は、その力の維持を自己目的化していく。 資料を縦横無尽に駆使しながら、推理小説のように一気に読ませる歴史ノンフィクション。 ---------------------- キッシンジャーは、米機が攻撃しているのは軍事関連、工業関連施設だとして空爆を擁護した。たまたま民家や病院に爆弾が落ちたこともあったが、民間人の死亡は気に留める必要なしと思ったのか、キッシンジャーはさらりと流して終わった。「一般市民の死者数はおそらく四〇〇名から五〇〇名にすぎません」(本文より) 試し読み フォロー それでも、世界はよくなっている 3.7 社会・政治 / 社会問題 1巻1,980円 (税込) 戦争、洪水、貧困……世界は恐ろしいニュースにあふれている。 世界はほんとにお先まっ暗なの? ——〈答えはNO!〉 -------------------------------------- 民主主義の社会に暮らす人がいまほど多い時代はない。 学校に通う子どもの数も一番多いし、女の子の数も一番多い。 清潔な水やトイレを利用できる人の数もいままでで一番多い。 多くのアートが自宅のソファで見られるようになっている。 貧困率も下がっている。 気候変動を抑えるために森を守る人が増えている。 政治のトップには女性たちが入るようになった。 ——「ね、世界や人間は捨てたものじゃない。希望は簡単に捨てられないんだ」 データや事実を見れば、たくさんのよいニュースがある! たたかうに値する課題ばかりだ! -------------------------------------- 【目次】 ■はじめに ■第1章 人はやさしさと共感と希望にみちている ■第2章 政治はよくなっている——リーダーとドリームチーム ■第3章 美しい地球を取りもどす——環境を守る ■第4章 すべての人をすこやかに——世界に医療と衛生を ■第5章 みんながかがやける社会に——不平等をなくす ■第6章 アートってすばらしい——エリートでなくてもOK ■これからのこと ■おもな情報源 ■訳者あとがき -------------------------------------- 試し読み フォロー パトリックと本を読む:絶望から立ち上がるための読書会 4.4 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 1巻2,574円 (税込) ハーバード大学を卒業した著者は、ロースクールへ進む前に、アメリカ南部の最貧地域の町で2年間、ボランティアの教師となることを決める。だが、劣悪な環境で育った黒人の生徒たちに読書を通じて学ぶ楽しさを教え、誇りを持たせたいという著者の理想は、最初からつまずく。読書以前に、生徒たちの読み書き能力は年齢よりはるかに劣っていたのだ。自治体に予算がなく人々に職のない小さな町で、生徒は将来を思い描けず、学校は生徒を罰することしか考えていない。それでも著者の奮闘の甲斐あって生徒たちは本に親しみはじめるが、当局の方針によって学校が廃校になってしまう。 ロースクールへ進んだ著者はある日、もっとも才能のあった教え子、パトリックが人を殺したという知らせを受ける。数年ぶりの彼は読み書きもおぼつかず、自分が犯した過ちに比べて重すぎる罪に問われていることが理解できていなかった。かつての聡明さを失った姿に衝撃を受けた著者は、拘置所を訪ねてともに本を読むことで、貧困からくる悪循環にあえぐ青年の心に寄り添おうとする。同時にそれは、ひとりの教師・法学生の自己発見と他者理解をめぐる、感動的な記録ともなった。 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 神田由布子の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 権力は噓をつく――ベトナム戦争の真実を暴いた男 社会・政治 / 政治 5.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 多くは映画で知っていたことだが、ニクソンが大統領選で有利になるよう南ベトナム政府に戦争継続の裏工作をしていたことや、主人公を貶めるためにした工作がウォーターゲート事件につながったことなど初耳のことも多く、面白かった 0 2025年11月17日 パトリックと本を読む:絶望から立ち上がるための読書会 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.4 (23) カート 試し読み Posted by ブクログ ミシェルと、彼女が課した「本を読む」という課題に真摯に取り組んだパトリックとの間に実際に起きた出来事を描いた本書は、読書を通じて人はここまで変容し得るのか、思考はこれほどまでに転換し得るのかと、強い印象を残す内容であった。 同時に、ミシェルのパトリックへの深いまなざしと、パトリック自身の変わりたいという揺るぎない意志にも心を動かされるものがあった。 一方で、他者が介在できる範囲には限界があり、最終的には本人の意思に委ねられるという、社会の現実の一端を突きつけられたようにも感じた。 0 2025年09月28日 パトリックと本を読む:絶望から立ち上がるための読書会 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.4 (23) カート 試し読み Posted by ブクログ 数年に一度しか出会えないであろう素晴らしい本だった。読みながら学び、考え、文学を味わうことができる。 0 2025年02月12日 パトリックと本を読む:絶望から立ち上がるための読書会 ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー 4.4 (23) カート 試し読み Posted by ブクログ 図らずも殺人を犯した黒人少年と、 中国系アメリカ人女性教師の、 2人だけの読書会。 今年No.1だった。 読み終わり高揚感のせいでやや壮大な気持ちになってるが、まさに人間讃歌。そして教師という職業の神聖さにも感動した。 0 2023年10月06日 それでも、世界はよくなっている 社会・政治 / 社会問題 3.7 (12) カート 試し読み Posted by ブクログ 「闘うに値する」と信じることのできる希望を持つ本。 二酸化炭素の排出量を減らすのには、ガーデニングがガチで効果があるらしい。 0 2023年04月16日