経済 - 早川書房の検索結果
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「偶然」の統計学
ロトで連続大当たり。2回連続で雷に打たれる。3大会連続でホールインワン達成。暗殺の夢を見たあとに暗殺されたリンカーン。10万年に1度しかないはずの金融危機……到底ありえないと思われ、実際に起こると新聞記事になるまれな出来事だ。しかし、統計学者に言わせると、こうした「ありえない」出来事は、じつはけっこう頻繁に起こっているという。どうしてそういうことになるのだろう――ハンド先生がそこの事情を〈ありえなさの原理〉の名のもとに、実例をふんだんに盛り込んで解説してくれます。統計的な考え方は直感では理解しにくいから、現代人必携のリテラシーとしてしっかり身に付けて起きたいもの。奇跡なんてうさんくさい。あるいはカモられたくない・騙されたくないあなたに捧げる確率・統計解説。 -
経済成長って、本当に必要なの?
これからの時代、経済成長を追い求めるだけで私たちは本当に幸せになれるのだろうか? 貧富の差の拡大、長時間労働、物質的には豊かでも精神的には満たされない暮らし、金融危機、環境破壊など経済成長だけでは解決できない難問が社会には山積している。いまこそGDPを上げるのみの成長至上主義には別れを告げ、「人間の顔をした資本主義」を目指すべきではないだろうか?経済の本来の目的は、「最大幸福を、最大多数に、できるだけ長期にわたってもたらすこと」。そこから導かれる真に豊かで持続可能な社会を創るための実践的処方箋は、ポスト3・11時代を考える上でも示唆に富む。ドキュメンタリー監督と経済学者が贈る21世紀型経済論。 -
世界を破綻させた経済学者たち──許されざる七つの大罪
見えざる手、緊縮財政、規制緩和と競争重視、インフレ・ターゲット、投機の奨励、グローバリゼーションと自由貿易、データ偏重――いつの間にか、私たちの日常に浸透しているこれらの考え方。じつはこうした理論が、主流派の経済学者たちによって極めてあやしい基盤のうえに構築されたものであり、2008年の金融危機と現在の世界経済の混乱を招いた元凶だったとしたら? 《ニューヨーク・タイムズ》などで長年経済コラムニストを務めたベテランの評論家が、アダム・スミスからケインズ、ミルトン・フリードマン、アセモグル&ロビンソン、ラインハート&ロゴフ、ピケティまでを俎上に載せ、経済学者たちの犯してきた過ちを筆鋒鋭く告発、学問の罪を問う警世の書。 -
パワー・オブ・マネー 新・貨幣入門
あなたはお金を誤解している! ウォールストリートジャーナル・ベストセラーの貨幣入門 《各界賛辞続々》 お金、貨幣の底知れぬ機能。ビジネスに関わる誰もがその力を再認識できる新教科書だ ーー宮内義彦(オリックス シニア・チェアマン) 日本人の多くが見落としてきた「貨幣の本質」に光を当てる本書は、経営と社会の未来を読み解く力となる。 ーー新浪剛史(サントリーホールディングス代表取締役会長) 政策立案者、ビジネス関係者、市民社会の構成員、そして複雑でやっかいな政策課題をより深く理解したいと考える人はみな必読 ーー クラウス・シュワブ(世界経済フォーラム創設者・会長) 「貨幣の未来に関心を持つすべての人にとって刺激的で興味深い視点を提供している ーー ローレンス・サマーズ(ハーバード大学教授、第71代アメリカ合衆国財務長官) 政府、商業銀行、中央銀行、そして金融市場がどのようにお金の創造に関与しているか、そのベールを取り払う一冊 ーー ステファニー・ケルトン(『財政赤字の神話 MMT入門』著者) あらゆるモノやサービスを単一の尺度に変換し、時空を超えて価値を貯蔵する――お金こそが人類の繁栄の鍵となったが、同時に金融危機などの大惨事をも引き起こしてきた。「貨幣の力」を正しく理解し、使いこなすには? 日本経済に精通したエコノミストが説く。 【目次】 はじめに 第1章 貨幣の創造―強力なパートナーシップ 第2章 国債の力 第3章 中央銀行の力 第4章 量的緩和の力 第5章 不平等(と富)を生み出す貨幣の力 第6章 大惨事をもたらす貨幣の力 第7章 ユーロの愚行 第8章 国際通貨の力 第9章 暗号通貨の破壊的力 結論 日本語版あとがき 謝辞 専門資料 用語集 注 -
超富裕層には課税せよ
■内容紹介 金持ちたちはいくつもの手段で所得税の負担を回避している。世界はいまや彼らにとってのタックス・ヘイブンと化したのだ。本書は諸データからその実態を明らかにするとともに、超富裕層の資産に対して課税する「富裕税」の必要性を説く。いまフランスで最も注目される経済学者によるマニフェスト。日本版オリジナル序文収録。 「なぜ自分が貧しくなっているのか、そして何より、どうすればそれを変えられるのかを理解したいなら、ガブリエル・ズックマンを読まなければならない。超富裕層に課税すべき理由だけでなく、どうやって課税するのかがわかる決定的な本だ」――ギャリー・スティーヴンソン(『トレーディング・ゲーム』) 「いまは億万長者への課税について語るのが難しい局面だ。彼らは金と権力、そして嘘を武器に反撃してくる。本書は冷静さを保ちながらも情熱と真摯な思いをもって、彼らが繰り広げるそうした行動を明らかにし、彼らに公平な負担を求めることが可能であり必要であるのだと説得力をもって示している」――アビジット・バナジー、エステル・デュフロ(2019年ノーベル経済学賞受賞者) 「これこそ最も役に立つ経済学だ。読んで、シェアして、さあ実行に移そう」――ルトガー・ブレグマン(『隷属なき道』) サンデータイムズ・ベストセラー(英語版) ■著者紹介 ガブリエル・ズックマン(Gabriel Zucman) 1986年パリ生まれ。PSL研究大学を構成するパリ高等師範学校の教授、パリ経済学院内にある「国際税務監視機関」の所長。パリ経済学院でトマ・ピケティに学び博士号を取得。富の蓄積や配分、資産課税を専門に研究する。氏が提唱する超富裕層へのミニマム課税は「ズックマン税」と呼ばれ、フランスの政局の焦点となっている。アメリカ経済学会のジョン・ベイツ・クラーク賞ほか受賞多数。著書に『失われた国家の富』、『つくられた格差』(エマニュエル・サエズとの共著)がある。 ■訳者略歴 山田美明(やまだ・よしあき) 英語・フランス語翻訳家。訳書にピケティ『格差と再分配』(共訳)、マーフィー『ゴッホの耳』(以上早川書房刊)、スティグリッツ『スティグリッツ 資本主義と自由』、サエズ&ズックマン『つくられた格差』、ゼイハン『「世界の終わり」の地政学』など多数。