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Posted by ブクログ 2013年10月14日
久しぶりに読んだ経済書。平易にくだけた形の文章も多く、読みやすい一冊だった。マクロ経済学の面白さを感じることができた。
アメリカの経済政策が論点の中心であったが、ヨーロッパの不況のメカニズムに関する解説が分かりやすく印象に残った。
次は、財政規律を厳格とせねばならないという立場の人の本も読んで、比...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月15日
ノーベル経済学者のクルーグマン教授いわく、デフレを脱却して景気回復するには、ケインズ的な財政出動で赤字国債を大量発行し、公共投資を行うしかない! 過去20年にわたってデフレの不景気が続き、ゼロ金利で金利操作もできない流動性の罠そのものにはまっている日本で、公共投資を減らして、事業仕分けで節約して、縮...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月04日
現在の不況の原因は需要の不足であり、対策は財政赤字の解消ではなく需要の創出であることは明らかだ。しかし、財政赤字対策のために支出の削減や消費増税が先行し、公共投資という声がどの政治家からもあがらない。
本書の主張は直情的であり明確だ。かなり辛口で面白い。米国の経済政策について書かれたものだが、日本こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月17日
ノーベル経済学賞も受賞したクルーグマンの最新著書。リーマンショック以来の経済の低迷に対する処方箋を平易な文章で訴えるもの。主張は単純明快で、政府はより積極的な財政出動を行うべきであり、中央銀行は更なる金融緩和を行おうというもの。議論の中心はあくまで米国経済であるが、ギリシアなど南欧諸国の債務危機に陥...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月26日
一言で言えば、痛快である。
米国をネタにしているが、米国に追随している日本にも当てはまること多し。
やるべきことは、わかってるんだから、
四の五の言わずにやれや~!的な内容です。
妨害してるのは、政治だと、
上位1%が差し向けているロビー活動に丸め込まれてる!
日本でいうならば、
経団連の言うが...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月08日
先に読んだ「財政破綻は回避できるか」とはまるで真逆のことを主張している。
あとがきに主張がまとめてある。
「いま(2012年)はまだ、リーマンショック以後の不景気が続いていてまともに回復していない。そして失業者の技能や労働市場での価値の低下から、その害が一時的なものではなく、長期的な被害になりつつあ...続きを読む
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