マネーの進化史

マネーの進化史

世界経済はなぜ、バブルとその崩壊を何度も繰り返すのか――同じ過ちを犯さないために、歴史から学ぶことがいま求められている。金融は社会の発展にどう貢献し、その反面、私たちはどんなリスクにさらされたのか? 貨幣の誕生から銀行制度の発達、保険の発明、ヘッジファンドの興隆、リーマン・ショックの背景まで、マネーの進化をつぶさに追う。ハーヴァード大学の歴史学教授が著した世界的ベストセラー。

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マネーの進化史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年02月18日

    数ある経済史や経済人類学の本は多数あったが、これはとても読みやすい本である。最新の「リーマンショック」にも触れつつ、古代の貨幣社会までもを論じている。利子の起源や債券の起源など、保険の起源など具体例を挙げつつ解説する。
    我々はマネーを憎みつつも、マネーから離れられない状況に来ていることを痛感した。マ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月09日

    金融学の学び始めに読むには少々難易度が高い本だった。

    終章にて進化の過程を金融と生物の間で共通点を見出していた部分が、一番感覚的にスっと理解できた。

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    Posted by ブクログ 2017年01月12日

    結構なボリュームですが、金融の世界の幅広さ、面白さを感じ取ることができます。
    まぁ(解説で野口悠紀雄さんもおっしゃってましたが)正直ちょっと難しいので、ちゃんと理解するなら複数回読んだ方が良いのかなという感じ。

    株式には第3章が割かれていますが、その黎明期(なぜ生まれたのか?)や初期のバブルについ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月21日

    マネーの進化史。公債、株、保険、デリバティブ、不動産etc.それぞれの金融商品がどのように生まれたのかを面白く分かりやすく書いてある良書。入門には丁度良い難易度だと思います。金融の世界は奥が深いですね。

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    Posted by ブクログ 2016年01月13日

    専門知識がない人間でも理解しやすい本。
    入門書には最適。
    リーマンショックの詳細な記述があれば、と感じる。

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    Posted by ブクログ 2015年11月28日

    500頁超の大部だが、マネーにまつわる4000年の歴史を紐解くには、それでもまったく紙幅が足りないだろう。その証拠に、本書には数式がひとつしかでてこない(ブラック・ショールズによるオプションの価格決定式 p.439)。

    さすがにこれだけ分量があると、ざっと一回読んだだけではぼんやりとアウトラインが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月27日

    人類の進化の裏側にはマネーの進化があったのだ.

    という本.

    面白いけど,話の難しさと史実に忠実に沿うことで発生する話の展開や重要性の感じずらさが辛い...
    似た本としてはこの本を解説してくれている野口悠紀雄の「マネーの魔術師」がおすすめ

    金融は経済を円滑に回すための手段だったのに.いつのまにか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年10月02日

    ユダヤ人はなぜ金融業に多いのか?なるほどそう言うことかと答えてくれます。マネーといってもキャッシュ(現金)の歴史ではなく、金融全般の歴史となっている。キャッシュはもちろん、債券、株、不動産証券化商品などの金融商品の歴史や貨幣そのものの歴史にも触れることができます。

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