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■内容紹介
金持ちたちはいくつもの手段で所得税の負担を回避している。世界はいまや彼らにとってのタックス・ヘイブンと化したのだ。本書は諸データからその実態を明らかにするとともに、超富裕層の資産に対して課税する「富裕税」の必要性を説く。いまフランスで最も注目される経済学者によるマニフェスト。日本版オリジナル序文収録。
「なぜ自分が貧しくなっているのか、そして何より、どうすればそれを変えられるのかを理解したいなら、ガブリエル・ズックマンを読まなければならない。超富裕層に課税すべき理由だけでなく、どうやって課税するのかがわかる決定的な本だ」――ギャリー・スティーヴンソン(『トレーディング・ゲーム』)
「いまは億万長者への課税について語るのが難しい局面だ。彼らは金と権力、そして嘘を武器に反撃してくる。本書は冷静さを保ちながらも情熱と真摯な思いをもって、彼らが繰り広げるそうした行動を明らかにし、彼らに公平な負担を求めることが可能であり必要であるのだと説得力をもって示している」――アビジット・バナジー、エステル・デュフロ(2019年ノーベル経済学賞受賞者)
「これこそ最も役に立つ経済学だ。読んで、シェアして、さあ実行に移そう」――ルトガー・ブレグマン(『隷属なき道』)
サンデータイムズ・ベストセラー(英語版)
■著者紹介
ガブリエル・ズックマン(Gabriel Zucman)
1986年パリ生まれ。PSL研究大学を構成するパリ高等師範学校の教授、パリ経済学院内にある「国際税務監視機関」の所長。パリ経済学院でトマ・ピケティに学び博士号を取得。富の蓄積や配分、資産課税を専門に研究する。氏が提唱する超富裕層へのミニマム課税は「ズックマン税」と呼ばれ、フランスの政局の焦点となっている。アメリカ経済学会のジョン・ベイツ・クラーク賞ほか受賞多数。著書に『失われた国家の富』、『つくられた格差』(エマニュエル・サエズとの共著)がある。
■訳者略歴
山田美明(やまだ・よしあき)
英語・フランス語翻訳家。訳書にピケティ『格差と再分配』(共訳)、マーフィー『ゴッホの耳』(以上早川書房刊)、スティグリッツ『スティグリッツ 資本主義と自由』、サエズ&ズックマン『つくられた格差』、ゼイハン『「世界の終わり」の地政学』など多数。
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