哲学・宗教・心理作品一覧

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  • 「どうせ私なんて‥‥‥」がなくなる「謙遜さん」の本
    4.2
    人から褒められても素直に喜べない」「失敗をするのが怖い」「『私なんか』が口ぐせ」、そんなあなたは“謙遜さん”かも!? ――日本人の4人にひとりが謙遜さん! 本書では、エマ・ワトソンやマーガレット・サッチャー、ミシェル・オバマも公言している「インポスター症候群」を「謙遜さん」と表現して、その気質がある方も含めて、医師が徹底解説していきます。 【謙遜さんのチェックリスト】 ・周囲から期待されるとプレッシャーを感じる ・気がつけば人を優先し、自分のことを後回しにしている ・自分の強みや得意なことを挙げるのが苦手 ・毎日仕事や家事をしていても、もっと頑張らなければと思う ひとつでも当てはまれば、あなたは「謙遜さん」かもしれません!
  • 徹底読解『判断力批判』第一分冊
    値引きあり
    -
    1~5巻462~616円 (税込)
    人間の知性の働きと理性の働きを媒介する判断力という独特な能力について考察する『判断力批判』。哲学と思想の歴史においても最難関とも言えるこの書物を、『純粋理性批判』と『実践理性批判』のさまざまな概念と思想を踏まえ、段落ごとにカントのそれまでの思想の背景に遡りながら詳細に読み解く。
  • 仕事
    値引きあり
    3.0
    南太平洋のマエンゲ族の一日当たりの平均労働時間は四時間だという。古代ギリシアにおいて多忙は倫理的悪であり、中世の修道士にとって労働とは神から課された罰であった。 しかし近代になると、労働の価値に大逆転が生じる。「労働の尊厳」が高らかに謳われ、経済のみならず政治・文化を含むありとあらゆる活動が労働化する、完全な意味での労働社会が人類史上初めて誕生する。 この逆転はいかにして、なぜ起こったのか。古代から中世を経て近代にいたる労働観の変遷をコンパクトに描き出し、現在の労働中心主義は決して当たり前のものでもなければ、長い歴史に裏打ちされたものでもないことをあざやかに浮かび上がらせる。 人は生産労働なしに生きることはできない。しかし労働に従事するかぎり人間は自由になることはない。この相克を超えて、本当の意味で「労働から解放」されることは可能なのか――。 労働の価値が再び大転換しつつある今こそ必読の労働論! かつて多忙は悪であり、余暇こそが自由人の本性にふさわしいとされた。しかし、近代においては資本主義も社会主義も等しく「労働はすばらしい」、「労働は人間を成長させる」と労働の尊厳を謳う。 労働が近代を創造したのであり、労働なしに近代は理解できない。そして、あらゆる人間が精神的にも物質的にも「労働する」社会、当事者が精神的・物質的活動を「労働」として表象する社会は、すなわちあらゆる人間が「奴隷となる」社会である。もし古代人が近代社会を見たら、最悪の社会の到来と仰天するだろう。 非西欧社会、古代、中世の労働観の変遷を踏まえたうえで、ベンジャミン・フランクリンやウェーバー、サン=シモン、コント、マルクス、アレント、ヴェイユなど主要な労働思想を参照しながら、近代的労働観の成立過程を明瞭簡潔に描き出し、我々が当然のものと刷り込まれてきた労働中心主義を見事に解体していく。 人間は労働に従事する限り自由にはなれず、しかし労働なしでは生きていくことができない。そうだとすれば、本当の意味での「労働からの解放」はいかにして可能になるのか。人類と働くことの関係を根底から問い直す、骨太の労働論にして近代論。(原本:『仕事』弘文堂、1988年) 【本書の内容】 はしがき 第一章 未開社会の労働観 第二章 古代ギリシアの労働観 第三章 西欧中世の労働観 第四章 近代の労働観 第五章 労働の批判的省察 注 解説(鷲田清一)
  • 空の構造 「中論」の論理
    値引きあり
    -
    初期般若経典に、初めて論理的学説を与えた古代インドの名僧・龍樹(150-250、あるいは100-200)。主著『中論』は約450の偈、27の章から、あらゆるものの存在を否定しつくし、反対論者への反駁も執拗にして圧倒的だった。その非常に難解で、さまざまな解釈や誤解を生む古典的名著を、「聖なるもの」「俗なるもの」という2方向のヴェクトル概念を用いて、根気強く考察。インド哲学の泰斗が若かりし頃に記した、エネルギー溢れる筆致が、「俗」から「空」、「悟り」「聖なる世界」へ解脱の境地へと誘う! はじめに、より 現代に生きるわれわれにとって『中論』が何を教えるのか? 千数百年後のわれわれにまで、直截に伝わるほどの気迫を込めて、龍樹が追求したものはなんだったのか。 さまざまな領域、次元でさまざまな見解があり得るであろう。 しかし、どのような場合においても龍樹が言わんとしたところをできる限り正確に受けとめることから出発しなければならない。         (巻頭言要約) 目次 はじめに 第1章 『中論』における「聖なるもの」と「俗なるもの」 1 『中論』の歴史的位置 2 『中論』の思想的位置 3 『中論』における世俗と最高真理 第2章 「空」の構造 1 「俗なるもの」の構造 2 「俗なるもの」の否定(一) 3 「俗なるもの」の否定(二) 4 「俗なるもの」の否定(三) 5 「俗なるもの」の否定(四) 6 「俗なるもの」から「聖なるもの」へ 7 「聖なるもの」から「俗なるもの」へ 8 「俗なるもの」の聖化(一) 9 「俗なるもの」の聖化(二) むすび あとがき 学術文庫版あとがき 索 引 本書の原本は1986年11月、「空」の構造 『中論』の論理 として、第三文明社 レグルス文庫より刊行されました。
  • 赤本 公認心理師国試対策2025
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2024年3月実施の第7回国家試験の全問題を解説。2025年実施予定の第8回国試向け。 《 本 書 の 特 長 》 ・第7回国家試験(2024年3月実施)の全問題を掲載。 ・国家試験出題基準と同じ24章立てで問題を配置 ・大項目ごとに問題を配置しているので学習しやすい。 ・精選過去問付きの重点対策特集も豊富に掲載。試験頻出事項を集中的に学ぶことができる。 【例:秘密保持義務の例外状況/公認心理師の登録取り消しと罰則/虐待に関する法律と通報/代表的な心理検査/行動変容ステージモデル/児童福祉施設/非行少年の分類/非行・犯罪に関する諸理論/向精神薬の主な副作用/認知症まとめ/代表的な心理的障害/精神保健福祉法/障碍者差別解消法と合理的配慮/いじめ防止対策推進法/ストレスチェック制度/職場復帰支援/事例問題 5つの鉄則】 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 真ん中のひじ掛けの妖精
    3.7
    YouTubeのチャンネル登録者数45万人超!(2024年7月現在) 気鋭の動画クリエイター五分目悟、初の書き下ろしエッセイ誕生。 YouTubeにて、オリジナルのCGキャラクターたちの群像劇を発信する同氏。 シュールで独創的。それでいて思わず「あるある」と頷いてしまう、 “不思議共感ワールド”な動画の数々が、多くの若者を虜にしています。 本書は、そんな彼が気にせずにはいられない日常の違和感を綴ったシュールエッセイ。 表題作「真ん中のひじ掛けの妖精」はじめ、「街で楽しそうにするのが怖い」「先端恐怖症恐怖症」 「既読にならないで」「無自覚な殺し屋たち」など、書き下ろしの35作品を収録。 その“あまりにややこしい”脳内を覗き見れば、日頃の悩みが不思議と軽くなるはず。 作品ごとに描き下ろしたオリジナルCGイラストも必見です。 ■出版社からのコメント 「生きづらそう―」。五分目さんから届いた原稿を初めて読んだ感想です。それくらい彼は、一つの物事に対して気付きすぎるし、考えなくてもいいことをたくさん考えています。しかし、それが多くの共感を得ている所以でもあります。「世にも奇妙だけど共感してしまう」、そんな五分目ワールドをお楽しみください。
  • アンガーマネジメント大全
    3.7
    ●多様性の時代に注目されるアンガーマネジメント  「アンガーマネジメント」は怒ることを否定するのではなく、自らうまくコントロールして適切なコミュニケーションを促進する手法。2020年6月のパワハラ防止法の施行で注目されたあと、ダイバーシティ&インクルージョンの考え方が広まったことで、さらに関心の裾野が広がった。  本書は、『怒りの扱い方大全』(2021年7月)を改題して出版。『日経文庫 アンガーマネジメント』を読んだ後、より事例を知りたい人にとって最適な1冊。  ポップなイラストや図を多用。チームで怒りに対処したり、自分に対するイライラにも対処できるようになる。
  • [新版]日本人の歴史哲学-なぜ彼らは立ち上がったのか-
    3.0
    登録者数18万人超の人気ユーチューバー、保守論壇常連の政治学者――。 今40歳の岩田温氏が早稲田大学在学中の21歳の時に刊行したデビュー論文集がついに蘇る。 戦後の繁栄の裏で溶解しつつある日本人の精神をどう守り、後世に引き継ぐか――。 一学徒の、愛国と憂国の情がほとばしる著者の原点、20年ぶり新装復刊!。 ●主な内容 ◇国家観を喪失した戦後という時代 ◇戦後日本で大旋風のE・H・カー、ヘーゲルの歴史哲学を斬る ◇今求められる「垂直的共同体としての国家」 ◇西南戦争での西郷隆盛と大東亜戦争での特攻隊員の共通点 ◇危機に際し「立ち上がった歴史」を持つ民族と持たざる民族の違い 「かつては独立自尊のため立ち上がることができた日本が、祖国のために命をおとした先人を祀ることすらままならなくなっている。(略)激動する時代の中にあって我々に求められていることは、特攻隊で出撃した、我々と同じ学徒の想いを継いでいくことではなかろうか」(「はじめに」より) 「彼ら(特攻隊員)を犬死とあざけ笑うものは、自らの空疎な生を認めることを怯えているだけではあるまいか」「民族の歴史を引き受ける覚悟を忘れた瞬間、それが戦後ではなかったか」(「終章」より)
  • NHK 連続テレビ小説『虎に翼』心に響く名言ブック
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。 虎に翼ファン必携! 伊藤沙莉らインタビュー掲載 出演者18人が選んだ気になる名言総まとめも 「NHK 連続テレビ小説『虎に翼』心に響く名言ブック」 「虎に翼」はNHK2024年度前期放送の「連続テレビ小説」で第110作。伊藤沙莉が主演を務め、日本史上初めて男性ばかりの法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性・猪爪寅子の実話に基づくオリジナルストーリーとなっています。 本書は、「虎に翼」の世界を紡ぐ名言の数々にスポットを当てたファンブック。劇中に登場した「怒りの言葉」「励ましの言葉」「愛の言葉」「気付きの言葉」などの珠玉の言葉たちを、場面写真と一緒に掘り下げて紹介します。 さらに、伊藤沙莉のインタビューほか、出演陣、法律関係者、番組のメイキング・スタッフ、ファンがセレクトした名言の数々も掲載。 心に残る名シーンの数々が蘇ります。 表紙のデザインには、『虎に翼』の主題歌である米津玄師の「さよーならまたいつか!」とともに流れるタイトルバック映像を全面に使用。気鋭のアニメーション作家・シシヤマザキが手掛けたこの映像は、主演の伊藤沙莉演じる佐田(猪爪)寅子と女性たちが、淡い色味を主体に様々な描画スタイルでコラージュされており、放送されるやいなや大きな話題となりました。 本誌ではシシヤマザキのインタビューも掲載。オファーを受けたときの思いや台本の感想、そして映像ができるまでの過程やこだわりなどについて語っています。 そのほか、伊藤沙莉、脚本・吉田恵里香、制作統括・尾崎裕和のインタビューや、さらには出演者18人が選んだ気になる名言総まとめなども掲載。ぜひドラマと合わせてチェックしてください。
  • 人間関係の「ピンチ!」自分で解決マニュアル ~マンガでわかる 10代のための~
    3.0
    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 マンガでわかる!10代のお悩みの解決法。 第一章には「自分の顔がヘンすぎる!」「この頃、すごくイライラする!」「友達が少ない」「好きな人ができた…」「クラスのボスがこわい…」といった、学校生活と友達に関する悩みについてのアドバイスがいっぱい。 第二章では「両親の仲が悪すぎる…」「進路について親と考えが違う…」「ネットやゲームを制限されるのがウザい!」「兄弟・姉妹と仲が悪い」等々、家族関係の悩みや、親との間のトラブルを解決するためのヒントが得られます。 全ページカラーで、ギャグマンガやイラストがいっぱい。 悩んだときにいつでも、どこからでも笑いながら読めます。自分の部屋の本棚にいつもキープしておきたい「読むサプリ」です。 ※この作品はカラーです。
  • NHK「100分de名著」ブックス ロジェ・カイヨワ 戦争論 文明という果てしない暴力
    -
    ひとはなぜ戦争をするのか? 戦闘と殺戮の「本質」を解き明かす 『遊びと人間』で知られる哲学者・社会学者ロジェ・カイヨワ(1913-1978)が1950~60年代の冷戦時代に綴った『戦争論』。彼は本書で、戦争の歴史に新たな光をあて、これまでなぜ人類が戦争を避けることができなかったかを徹底的に分析した。戦争を「破壊のための組織的企てである」とし、本書について「戦争が人間の心と精神とを如何にひきつけ恍惚とさせるかを研究したもの」であると記したカイヨワの複眼は、戦争が起きる状況と、それを実行可能にする人間のおぞましさを浮き彫りにした。そこには「人間はなぜ戦争に惹きつけられてしまうのか」という精緻かつ赤裸々な人間洞察があり、また人間が生み出した文明を兵器利用するという人間のおろかさ、身勝手さに対する教育の必要性を論じた。 「民族間、宗教間の対立が激化し、最新兵器によるテロや紛争が絶えない現代にこそ『戦争論』を読み直す価値がある」と、著者はいう。2019年8月に放送されたNHK・Eテレの番組テキストに、終わりの見えない戦争が続いているいまこそ「西側」的原理の見直しが必要だと説く書き下ろし特別章「文明的戦争からサバイバーの共生世界へ~西洋的原理からの脱却」、読書案内などを加えた一冊。
  • 職場の同僚のフォローに疲れたら読む本
    4.0
    職場のこんな状況に、うんざりしていませんか? たとえば…… ●人はどんどん減るのに、やることは次々と増える職場に ●なんの意味があるの? そう感じてしまう不毛な作業に ●なかなか仕事を覚えられない、あの不器用な若手の指導に ●朝、急に休む連絡をしてきた、あの子育て中の同僚のフォローに ●言い訳ばかりで考えを変えない、あの先輩とのやりとりに ●いつも仕事を丸投げしてくる、あの上司のお膳立てに この本の目的は、職場の同僚のフォローに疲れているあなたのしんどさを軽くすることです。労働者メンタルヘルスの専門家である著者が、これまで20年間で1万人以上の働く人の相談に乗ってきた経験から、「これは効果がある」と実感している方法を厳選してご紹介していきます。余裕のない職場は、これからも続いていくことが予測される時代の潮流です。だれかをフォローしなければならない状況があったとしても、つぶれずに生き抜く――。そのための技術が身につく1冊です。 【目次】●第1章 フォローする立場のメンタルが危ない ●第2章 なぜ人のフォローが嫌になるのか ●第3章 自分の疲れには、なかなか気づけない ●第4章 自分にエネルギーを補充する ●第5章 疲れきらない技術を身につける ●第6章 職場と自分の関係を見直す
  • 歴史の流れがパパッと頭に入る! 12のパターンで理解できる もう忘れない世界史
    4.2
    用語・国名・年号が山のように出てくるため片っ端から丸暗記してはキレイさっぱり忘れるということを繰り返してきた「世界史」も、この本を読めばもう忘れない。さまざまな世界史の事件・出来事に通底する原理原則を「パターン」として分類し、何度も出てくる「キーワード」とともに提示。世界史を楽しく学び直せる本。
  • 国家はなぜ存在するのか ヘーゲル「法哲学」入門
    4.0
    管理、統制しようとする権力といかに向き合うべきか? 知の巨人ヘーゲルの代表作の一つであり、西洋哲学史上、トップクラスに難解とされる『法の哲学』の核心に迫る! 「法」を通じて「自由」になる、とはどういうことなのか。そのとき、私たち個人と、大きな権力を持つ国家との関係はどうあるべきか。ヘーゲルが思い描いた国家体制の姿を、「ポリツァイ」「コルポラツィオン」といった概念に着目して読み解くことで、批判や誤解のあるヘーゲル「法哲学」から積極的意義を取り出した画期的入門書!
  • 自分龍に目覚める [SX]スピリチュアルトランスフォーメーション
    -
    新たな自分自身 →自分自神/自分龍に変態(トランスフォーム)する 開運のメカニズムと実用のメソッドを わかりやすく解説 自分初期化&アップデートに最適な 神社&パワースポットも[厳選]初公開! SNS世代を中心に人気を呼ぶ 神社インフルエンサーが これまでの経験知(見える/見えざる世界の綾)から 導き出した体・技・心のオリジナル技術 龍とは理想の自分なり 一人一人が唯一の自分神として 体中を血龍の流れで満たし 自分の内の眠れる龍を いかにして目覚めさせるか 開運力と幸せの本龍(エネルギー)を引き寄せ 自分の理想の姿/自分龍に変態するための 実践的な技術ガイダンスがここに [SX]=スピアレルギー≒0(拒否レス)⇒0(初期化)⇒ ∞(無限大) [SX]を起動、スピへの拒否反応を初期化すれば、 自分龍(流)の岩戸が開かれる 体編 まず運を動かすデバイス/体(魂の器)を整えよう 技編 神社とのご縁を深めて開運をインストールする技術 心編 パフォーマンスを自信→自神に繋ぐ心のネットワーク 氣場編 SXを促進してくれる大自然パワースポット厳選10選 神社編 自分初期化&アップデートに最適な神社厳選8選 流行/龍の行いで 最先端の自分にアップグレードするには?! ・体を動かすことが“運”を動かす源泉 ・体が見えない世界への入り口 ・筋肉は金運と繋がっている ・SNSは自分の分身 ・一人一人の身体が“御神体” ・神社の鏡に映るのは今の自分 ・神社参拝でバイアスを取り除く ・願いが“ない”人こそ神社へ ・日本は地球の神社です ・自分も神話の主人公 ・パワースポットは美術館……etc.

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  • インターセクショナリティ 現代世界を織りなす力学 (U.P.plus)
    -
    多様性に満ちた世界を理解するために 多様性に満ちた現代社会を理解するうえでいま最も重要概念のひとつと呼ばれる「インターセクショナリティ(交差性)」。この分析概念を用いて、様々な地域の歴史、社会、文化のいかなる諸相が浮き彫りになるのかを、様々な角度からアプローチし、新しい世界への認識を導き出す。 ・・・・・インターセクショナリティは、アメリカにおけるレイシズム、セクシズム、貧困と格差、異性愛主義、排外主義、健常者中心主義などを批判するブラック・フェミニストや有色女性の思想と運動のなかで生み出された。今日、インターセクショナリティはさまざまな学問分野、社会運動、政策に影響を与えるものとなり、アカデミズムを超えて、社会運動の担い手によって、さらには政策立案者によっても採用される「多様な知的・政治的プロジェクト」となった。・・・・(序より抜粋) 【主要目次】 序 「インターセクショナリティ」に何ができるのか(土屋和代) Ⅰ インターセクショナリティをめぐる「過去」と「現在」 1.権力性の交差の場としての物語(速水淑子) 2.二〇〇年前の「交差点」と「地下室」(アルヴィ宮本なほ子) 3.リプロダクティヴ・ジャスティスとインターセクショナリティ(土屋和代) 4.社会運動、司法言説、歴史叙述(岡田泰平) 5.現代インドから「インターセクショナリティ」を考える(井坂理穂) Ⅱ インターセクショナリティから読み解く現代世界 6.インターセクショナリティ(交差性)に関する四つの疑問(和田毅) 7.イスラエルにおける性的少数者/動物の権利運動とパレスチナ問題(保井啓志) 8.エイズから新型コロナ、白紙運動からフェミニズム運動へ(阿古智子) 9.インターセクショナリティに抗するフランス?(伊達聖伸) 10.安心をもたらさないインターセクショナリティへ(清水晶子)
  • 蘇生プログラム 光のカバラ
    -
    播磨陰陽師・尾畑雁多氏推薦!潜在意識=大いなる獣レヴィアタンを解き放つとき、魂が求める〈真の人生〉が始動する! 本邦初公開!催眠、トラウマ、家系の浄化…あらゆるセラピーの原型となり、陰陽道、山伏道とも通底する【究極の古代伝承】のすべてを明かす決定版ヒーリングガイド! イメージはいかにして人を変容させ、魂を躍動させていくのか? 世界的に有名なトランスパーソナル心理学者であり、「夢見」の大家として活躍中のキャサリン・シェインバーグが、潜在意識とコミュニケートし、私たちの内に隠された宝(ソッド)を発掘する方法を縦横無尽に解説する。 創世記時代を淵源とし、13世紀より800年以上にわたり連綿と受け継がれてきた神秘の業が、現代に光を蘇らせる! 【夢見・呼吸・イメージ】潜在意識の扉を開く160種類の秘伝カバラ・エクササイズを完全収録 「私と一緒に宝探しに出かけましょう。それこそが、カバリストが言うところのソッド(宝)なのです。あなたのネエラム(隠された世界)に潜む宝庫を利用すれば、魂が叫んでいる新しい形が見つかるはずです。イメージは、あなたを新しい構成に固定し、夢を追いかける勇気を育ててくれます。やがて苦もなく簡単に、目の前に道が開いていくのを体験することでしょう」(著者) 「内側を見ることはそこに光をもたらすこと、そして最終的には私たちを自分のルーツである大きな光へと導きます。本書で紹介されたレヴィアタン(東洋では龍と表現される)を目覚めさせ、上昇させる旅が、私たち日本人が内に秘めた神秘を目覚めさせることを信じて」(監訳者)

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  • バズる「死にたい」 ~ネットに溢れる自殺願望の考察~(小学館新書)
    3.5
    IT社会の“タブー”に踏み込む! 自殺願望の書き込みは、公序良俗に反するのか――ある遺族から寄せられたメールをきっかけに、著者は“死への記述”が綴られた143のサイトを調査する。ネット上に蓄積された「苦悩のデジタル遺品」は、自殺の連鎖を招く単に“有害”なものなのか、それとも全く別の新しい価値があるのか。  膨大な記述を紐解き、投稿者や遺族など当事者たちの心情を追いながら、「ネットと自殺」という現代社会の難題に向き合った。 (底本 2024年8月発売作品)
  • ネドじゅん式 意識変容 しあわせ右脳で悟リズム
    4.8
    “脳と意識を探求するオカン”が伝える、 しあわせに楽しく生きていくための悟りと意識変容を目指す本です。 悟りといっても、「ものすごい修行をしましょう」というのではなく、 日常の中で簡単なワークをしながら、 軽やかに自然や身体のリズムに合わせ、意識変容していくことを提唱する「悟リズム」。 実践すれば、誰もが必ず意識変容できる方法を 効果の高い厳選したワークとともに紹介しています。 「あの時、ああすればよかった」 「あんなこと言わなきゃよかった」 「私って、なんでこうなんだろう」 「あの人に◯◯と思われてるかも」 「大地震がきたらどうしよう」…… 過去の失敗や将来への不安、人間関係の不満や噂話からの妄想などが 次々と出てきて、悩んだり落ち込んだりすることはありませんか?  これは、意識が左脳ベースになっている証拠です。  頭の中が、常に嘆きや怒り、憤り、あきらめなどの思考でグルグルしている ――そんな意識で生きていくのがつらいのなら、今こそ、変わるタイミング! 生きるのがしんどい、今の自分を変えたい、新しい生き方をしたい、意識を変容させたい……。 これらはどれも「もっと幸せに生きたい」という願望がその奥に潜んでいます。 この本は、もっと多くの人が意識変容して 右脳ベース=「しあわせ右脳」で生きることが体感できるようにと著者が書き下ろした、 ネドじゅん式意識変容の、実践版教科書です。 ワークを実践すれば、個人差はあれど、どんな方でも意識変容できます。 必要なのは、実際にワークをやることと、やり続けること。 軽やかに意識変容していく「悟リズム」で、  心地よくやさしく生きる、しあわせな右脳意識の世界を体感してください。
  • ハイデガーの哲学と気分の問題──人間存在の有限性の思索のために
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 気分の問題は、ハイデガーの哲学とつねに密接な関係をもっていた。しかし、彼の哲学はけっして〈気分についての哲学〉ではない。むしろ彼にとって重要であったのは〈哲学のための気分〉であり、哲学の根本気分を喚起することは人間存在の有限性の明示化を意味した。ハイデガーの気分理解を探究することをつうじて、その人間理解に迫る論考。
  • 人類から未来永劫戦争をなくす そのために
    -
    1945年、長崎の原爆投下数日前に生まれた著者は、多くの不条理を経験したことをきっかけに、その不条理の原因を究明し始めた。哲学、宗教、科学等々を探求し、苦悩を超えて有神論としての歴史観を著者なりに再創造している。神創造主との乖離に気付かず迷走してきた人類が、戦争をなくすために、今何を考え、行動するべきなのか。今からでも遅くないと背中を押してくれる一冊。
  • 一時間の夜釣りで癒されよう。あなたの心を休めるひととき10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 皆さんお疲れさまです。 本書は、忙しい日々を送る皆さんへ向けた、私からの提案書です。 現代日本人は時間やノルマに追われて、身体はもとよりアタマとココロにも疲労感を覚える時が多くなっています。 「ちゃんと寝ているのに疲れが取れない」 「体調は悪くないのに気分が落ち込む」 「なんとなく不安になる」 こういった状態に陥りがちな人も多いのではないでしょうか。 そんな時、一時間だけでいいので、やってみてほしいことがあるのです。 それは『夜釣り』。 「ちょっと魚を釣って何が変わるの?」「他の趣味じゃだめなの?」と思われるかもしれません。 ですが、夜釣りには他の趣味にない独自の魅力があります。そして、誰あろう私自身が救われた経験もあるのです。 本書では、私が夜釣りを通して安らぎを得られた経験と、そこから見出された夜釣りの魅力、そしてその楽しみ方についてお伝えしていきたいと思います。 特に、アタマとココロの疲れを感じている方には、ぜひともお付き合いいただけますと幸いです。 【目次】 1-1 アタマとココロが疲れる社会 1-2 うつ病を経験して 1-3 ストレス発散は万能薬ではないけれど 2-1 釣りはどうして愛される? 2-2 成果や効率はいらない! 2-3 夜釣りの世界観 2-4 夜は盛り上がる 2-5 一時間夜釣り、始めてみませんか 3-1 夜釣りの始め方 3-2 夜釣りの注意点 3-3 他に気を付けること 4-1 夜釣りで出会える魚①アジ 4-2 夜釣りで出会える魚②スズキ 4-3 夜釣りで出会える魚③クロダイ 4-4 夜釣りで出会える魚④アナゴ 4-5 夜釣りで出会える魚⑤タチウオ 4-6 夜釣りで出会える魚⑥メバル 4-7 夜釣りで出会える魚⑦ウナギ 4-8 夜釣りで出会える魚⑧ブラックバス 【著者紹介】 釣星アンリ(ツリボシアンリ) 福岡県出身。物心つく前から釣りをしていると言われるほどの釣り好き。 現在ユーチューブにて釣り好きバーチャルユーチューバーとしても活動中。

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  • たった一言の威力 もやもやした心を救う魔法!10分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 現代社会では、仕事や学校生活また家庭などでストレスを感じ心がもやもやすることが多いです。 私自身、これまでに何度もそのような場面に直面しました。 ストレスが溜まり心がもやもやすると、集中力が低下し、体調にも影響を及ぼすことがあります。 そんなとき、私はある言葉をつぶやくことでストレスでもやもやした心の負担を軽減しているのです。 この方法を実践することで、心の負担が軽くなり、日常生活がよりスムーズになるでしょう。 本書では、仕事や学校などの場面で心がもやもやした人に向けて、そのたった一言の威力について、心理学や脳科学の観点から私の体験談を交えて説明しています。 またこれを読むことによって、ストレスの対処法や前向きに挑戦していこうと思えるはずです。 良かったら最後まで読んでくださると幸いです。 【目次】 「まあ、いっか」の魔法 「まあ、いっか」の心理学的効果 脳科学的な背景 実践することは意識するだけ! 習慣化するための方法 仕事での応用とは? 「まあ、いっか」じゃなくて他の言葉じゃダメなの? 最後に、「まあ、いっか」の言葉ともう一つ あとがき 【著者紹介】 笹瀬川小鷹(ササセガワコダカ) みなさん初めまして、笹瀬川小鷹です。 私は、仕事や私生活でもちょっとしたことで頭のなかでいろいろなことを考えてしまい寝ようと思っても寝れないことが多くありました。 そんな時にこの言葉と出会い、その威力を実感しました。その言葉をみなさんにも活用してくださればと思います。

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  • You Are Life 死を怖れない智慧
    -
    大いなる「いのち」の不思議への感謝のしるし 幸せになるための仏教詩集、第4弾。英文対訳付き。
  • どうぶつ型 隣人をもっと深く知る40の方法
    -
    動物の生態から見えてくる人間性格診断&コミュニケーション術  40種の動物の生態に基づいて人間のタイプを40に分類。ワニ型のあの人との付き合い方は? うちの社長は実はライオン型なのかも? 人づきあいが苦手なあなたも、相手が動物だと思えば苦労しないかもしれません。さらには5つの質問に答える自己診断チェック表も付属。あなたはナニ型人間? 面白くて実は奥深い、新基軸の動物型人間診断。 ●野村潤一郎(のむら・じゅんいちろう) 1961年、東京生まれ。北里大学獣医学部獣医学科卒業。野村獣医科Vセンター院長。最新医療機器を備えたハイテク医療を行う。動物をこよなく愛し、彼らの命を救うため日夜メスを手に奮闘する、年中無休のスーパー獣医。100匹を超える動物たちと暮らし、動物全般にわたる該博な知識、高度なオペ技術には定評がある。
  • 先生、宗教についてゼロから教えてください
    値引きあり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宗教がわかれば世界の動きがわかる! 本書は、世界中の主な大宗教として、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教を取り上げます。それだけでなく、神道などの民族宗教も含めて、 宗教とは何か? なぜ信じるのか? 争いのもとになるのはなぜか? といった、「宗教」についての疑問にゼロから答えます。 コンパクトながら要点を整理した本書を読めば、宗教がきっかけとなる社会や世界の様々な動きが理解できるようになります! 第1章 宗教を理解するには 第2章 ユダヤ教―民族の宗教 第3章 キリスト教―救世主の宗教 第4章 イスラム教―戒律の宗教 第5章 ヒンドゥー教―輪廻の宗教 第6章 仏教―悟りの宗教 第7章 儒教、道教、神道―東アジアの重層的な信仰 第8章 現代において宗教に何ができるのか?  1958年北海道小樽市生まれ。北海道大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(宗教学・宗教史学)、宗教学者、昭和女子大学非常勤講師。著書に『教養としての宗教入門』『聖書、コーラン、仏典』『宗教図像学入門』(中公新書)、『人は「死後の世界」をどう考えてきたか』(角川書店)、『亜宗教―オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで』(インターナショナル新書)他多数。 ※この商品は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。 ※本書内容はカラーで制作されているため、カラー表示可能な端末での閲覧を推奨いたします
  • 勝利に導くこれからのメンタリティ Optimistic or Pessimistic ?
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2016年カルチュラル・スタディーズのテーマ「Can You Feel It (それを感じられるか)」は、約30年前のダンスミュージック曲であり、キング牧師の名演説「私には夢がある」と一緒にリミックスしたバージョンもあるという。今、この問い「それを(今でもまだ)感じられるか」をあえて、投げかけてみることが必要な時代なのでしょう。 昭和から平成にかけて、当時の冷戦の終焉から現在に至るまで社会は大きく変化しました。テクノロジーやサイエンス領域の急激な変化や拡大により、様々な社会問題や地球規模での環境問題、社会への弊害が起きているのではないか。そういうことを踏まえ、「スポーツ・ジャーナリズム」、「心理学研究」、「芸術の役割」と、ジャンルを絞らずあえてそのままに列挙してみたいと思います。そのことで他分野においても通じることがあれば、そこに次の扉を開くキーがひそんでいると思うからです。(「まえがき」より)
  • 親鸞教義とその展開 上
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    真宗学の第一人者である著者の論文を集成。主研究である『教行信証』各巻の考察や、親鸞教義と親鸞以降の真宗教学の問題を究明した論文ほか。先行研究を網羅的に踏まえた上で、聖教を根拠とした論理的で厳正な論考を展開。
  • 現代語訳 観心本尊抄(第2版)
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    【目次】 大段第一 一念三千の典拠を示す    (新122㌻1行目~125㌻4行目)    (全238㌻1行目~239㌻18行目)  第1段 一念三千の典拠を示す    (新122㌻1行目~124㌻6行目)    (全238㌻1行目~239㌻7行目)    第1章 『摩訶止観』の第5巻の文    第2章 『摩訶止観』の前の4巻などには一念三千は明かされていない    第3章 一念三千は前代未聞の優れた教え  第2段 一念三千は有情と非情にわたる    (新124㌻7行目~125㌻4行目)    (全239㌻8行目~18行目)        第4章 一念三千は有情と非情にわたる 大段第二(1) 観心を明かす    (新125㌻5行目~135㌻17行目)    (全240㌻1行目~247㌻8行目)  第3段 あらあら観心を説明する    (新125㌻5行目~10行目)    (全240㌻1行目~4行目)    第5章 観心の意味  第4段 詳しく観心を説明する    (新125㌻11行目~127㌻1行目)    (全240㌻5行目~241㌻4行目)    第6章 十界互具の文を引く    第7章 難信難解を示す  第5段 心に具わる十界    (新127㌻2行目~129㌻3行目)    (全241㌻5行目~242㌻13行目)        第8章 自身の心に具わる六道    第9章 自身の心に具わる三乗    第10章 凡夫の心に具わる仏界  第6段 受持即観心を明かす    (新129㌻4行目~135㌻17行目)    (全242㌻14行目~247㌻8行目)    第11章 教主に関して尋ねる    第12章 経典・論書に関して尋ねる    第13章 経典・論書に関する難問に答える    第14章 教主の難問に答えるにあたり、まず難信難解を示す    第15章 教主に関する難問に答える    第16章 受持即観心を明かす 大段第二(2) 本尊を明かす    (新136㌻1行目~146㌻15行目)    (全247㌻9行目~254㌻17行目)  第7段 あらあら本尊を説明する    (新136㌻1行目~16行目)    (全247㌻9行目~248㌻3行目)    第17章 権経・法華経迹門の国土    第18章 本門の国土    第19章 本門の本尊を明かす  第8段 詳しく本尊を説明する    (新136㌻17行目~138㌻15行目)    (全248㌻4行目~249㌻10行目)    第20章 末法に出現する本尊を尋ねる    第21章 一代三段・十巻三段を示す    第22章 迹門熟益三段を示す    第23章 本門脱益三段を示す    第24章 文底下種三段の序分・正宗分を明かす  第9段 文底下種三段の流通分を明かす    (新138㌻16行目~143㌻13行目)    (全249㌻10行目~252㌻17行目)    第25章 法華経で成仏する対象の中心    第26章 本門の序分の文を引く    第27章 本門の正宗分の文を引く        ①寿量品は滅後のための法門        ②流通の人と法を明かす    第28章 本門の流通分の文を引く        ①別付嘱の文を引く        ②総付嘱・捃拾遺嘱を明かす  第10段 地涌の菩薩が出現する時を明かす    (新143㌻14行目~146㌻15行目)    (全252㌻18行目~254㌻17行目)    第29章 地涌の菩薩が出現する時は悪世末法        ①地涌の菩薩が出現する時を明かす        ②正法・像法時代の教・機根・時について検証        ③四菩薩の振る舞い    第30章 仏の予言を明かす        ①地涌の菩薩出現の予言        ②本門の本尊の建立を明かす        ③地涌の菩薩出現の前兆を明かす 大段第三 総結     (新146㌻16行目~147㌻2行目)     (全254㌻18行目~255㌻2行目)  第11段 総結    第31章 総結 観心本尊抄送状          現代語訳 解説「観心本尊抄」          背景 構成 題号について
  • 精神の生態学へ(上)
    4.3
    現象に内在する精神とは? 精神のエコロジーとは? 科学と哲学をつなぐ基底的な知の探究を続けたベイトソンの集大成.その生涯にわたる思索の足取りをたどる.上巻はメタローグ・人類学篇.頭をほぐす父娘の対話から,隠喩と類比を信頼する思考の方法,集団間の緊張を高める「分裂生成」の型とそれを回避する「プラトー」の概念まで.

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  • 観音・地蔵・不動 庶民のほとけ
    -
    日本人に人気の観音菩薩、地蔵菩薩、不動明王。そもそも何の神様なのか、◯◯観音といった変化の種類とは何か、由緒ある仏像は何処で拝めるのか…。それらの疑問に応え、篤く信仰されてきた理由に迫る。
  • ネットでいじめられたら、どうすればいいの? 5人の専門家と処方箋を考えた
    4.0
    小中高等で増える、誹謗中傷や嫌がらせなどのSNSいじめ。見えづらいいじめの対応策と心のケアを、弁護士、いじめ探偵、精神科医などの専門家らと考えた。あなたと大事な誰かを守る一冊。
  • 吉本隆明がぼくたちに遺したもの
    4.2
    吉本隆明――戦後思想史に屹立する彼の遺したことばと思想的営為は,ぼくたちになにを語りかけるのか.吉本隆明を敬愛してやまないふたりが,自身の受けた深甚なる影響について率直に語りあう.その思想的核心に迫る対論から,自分に発して世界の問題を考える思想的態度,その原型としての吉本思想が未来にもつ,驚くべき射程の広がりが明らかになる.

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  • 故人サイト
    完結
    4.0
    突然死/死の予兆/闘病記/残された辞世/自殺願望/追悼 インターネットで学べる死の事例84本 亡くなった人たちが遺していったホームページたち 個々人の声は、 発信者が亡くなった後でもインターネットに残り続けることがある。 本人が意図しないかたちで残ってしまった例もあれば、 覚悟を持ってこの世に残していった言葉もあり、 なかには残された人たちによって故人の モニュメントが作られるといったケースも見受けらる。 それらを追うと、 故人が生前に抱いた死に際しての想いが聞こえてくることがある。 死はインターネットで学べる。 知ることは後ろめたいことではない。 大切にするということは、腫れ物扱いすることではない。 本書では、 そんな故人がインターネットに残していったサイト84本を取り上げ、 死にゆく人々の本音に迫った――。 ■目次 ・はじめに ●第一章 突然停止したサイト ・ハンターこういちのバイク旅行記 ・旅の女神にキッスして ・飯島愛のポルノ・ホスピタル ほか ●第ニ章 死の予兆が隠されたサイト ・純恋童話 ・戦車模型チャンネルB ・流通ジャーナリスト金子哲雄のWEBマガジン ほか ●第三章 闘病を綴ったサイト ・自分の不幸が面白い! ・戦略事業部の挑戦 肺がんとの壮絶な戦い ・ギャルだけど臓器移植 ほか ●第四章 辞世を残したサイト ・どーもの休日♪~しかしなんだね。ガンだって~ ・進め!一人暮らしの闘病記。 ・小細胞肺がん進展型肺がん患者の余命日記 ほか ●第五章 自ら死に向かったサイト ・むやみやたらにひとりごと ・日本一才能のない漫画家志望(死亡) ・元吉原♪クラブ夢 真性Mかのちんブログ ほか ●第六章 引き継がれたサイト 追悼のサイト ・森徹追悼ページ ・千里&うさ子の乳がんスローライフ ・出会えてありがとう ほか ・おわりに ■著者 古田雄介 1977年愛知県生まれのノンフィクションライターで、 任意団体・デジタル遺品を考える会の代表。 名古屋工業大学工学部社会開発工学科(建築系)卒業後、 建設会社と葬儀会社を経て2002年に雑誌記者に転身。 2010年から故人が残したサイトやデジタル故人、デジタル遺品に関する調査を続けている。 主な著書に『ネットで故人の声を聴け』(光文社新書)、 『第2版 デジタル遺品の探しかた・しまいかた、残しかた+隠しかた』(伊勢田篤史氏との共著/日本加除出版)、 『スマホの中身も『遺品』です』(中公新書ラクレ)など。
  • オバちゃんオジさんがキレやすいのは 昭和のICチップのせいだから ~レモンさん流怒りのコントロール術~
    4.0
    【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 イライラの原因は昭和のICチップだった! 家庭、職場、街中など様々な場面で人間関係のトラブルは発生しますね。その原因は、昭和・平成の時代を生きてきた中で自分の中に培われた価値観が、今の時代に合わなくなっているから。そのギャップを生み出しているものを、レモンさんは【昭和のICチップ】と名付けました。昭和世代の人たちの頭の中には、もれなくこの【昭和のICチップ】が埋め込まれているんです! だから、問題行動はその人が悪いのではなく、脳内の【昭和のICチップ】のせいということにして、解決法を探ります。 「私は昭和世代じゃないから」と油断できません。平成世代も、昭和世代の両親や学校に育てられたのですから。 【昭和のICチップ】の10タイプの中には、若い人にも思い当たるものが1つ2つはあることでしょう。 でも、大丈夫。【昭和のICチップ】のことをよく知って、対処法を身に付ければ、辛かった人間関係も変わり、明るく前向きに捉えられるようになります。 オセッカイダー“レモンさん”こと山本シュウのエンタメ系アンガーマネジメント論。レモンさん流ビタミン・ワードで家庭や職場のイライラを止める。人間関係トラブル解決のガイドブックです。 (底本 2024年7月発売)
  • 自閉スペクトラム症の人たちが生きる新しい世界 Unmasking Autism
    4.0
    米Amazon高評価★★★★★1,600件以上 社会に適合するために無理に「普通」を装い、自分を見失っている方へ 本当の自分を見つけて、自分らしく生きるための本! 原題の「アン・マスキング(Unmasking)」とは、自閉症的な特徴を隠し、社会に適合するために表面的な仮面を取り去るという意味。 自らが当事者であり、そのことに誇りをもつアメリカの若手社会心理学者が、自身の体験をベースに自閉スペクトラム症の人々が自分自身を受け入れるまでの過程を描きだします。 ・ASDだけでなく、発達障害で苦しむすべての人に読んでもらいたい1冊 ・自分に自信を持つための書き込み式エクササイズつき 【第一章】ASD(自閉スペクトラム症)とは何か ASDのバーンアウト(燃え尽き)/ASDの神経学的側面/ASD者は危険にさらされている/ASDは多様である/なぜASDといえば「鉄道好きの白人少年」なのか/ASDの推奨用語・非推奨用語 【第二章】どういう人が仮面ASD者になるのか? 「女性のASD」によく見られる特徴/言語能力が高く、外向的なASD/「高機能」なASD/仮面ASD者との出会いとコミュニティで居場所を見つけるということ 【第三章】仮面の研究 切り替えが難しい―クリスタルの場合/オタク趣味を隠して強く見せる―ティモテウスの場合/「大人」のふりをする/「お行儀良く」することによる二重の苦しみ 【第四章】仮面がもたらす犠牲 ギフテッドの期待から逃れたくて―ドリアンの場合/「ロボット」のようになりたい/解離―脳内自分ワールドに入り込む/デジタルの世界に逃避/メディアが作るASD=「ムカつく天才」というイメージ 【第五章】ASDをとらえ直す ASDのステレオタイプを再構成する/ASDの特性を肯定的に言い換える/敏感さが仕事に役立つ/ピート・バーンズが好き―クララの場合/特別な興味の効用/自分の価値観を再発見する 【第六章】ASDに合わせた生活を構築する 成功したインフルエンサーの素顔/ASDの感覚に合わせてインテリアをデザインする/特別な興味に没頭して回復する/ペースを落とそう/自分の好きなことを、自分なりの形で 【第七章】ASDらしい人間関係を育む 他人からの否定的な反応にひるまない/自己開示が合理的なのはどのような場合か/仮面を外した友情を育む/本当に優しい人を遠ざけない 【第八章】ニューロダイバーシティを世界に広げるには 必要なのは社会の変化/障害者に対する法的保護の拡大/神経多様性に関する公教育・専門教育の拡大/だれもが仮面を外せる世界に ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 対談集 あなたが子どもだったころ 完全版
    4.0
    子どもが創造力を発揮するとき、嘘をつくとき、自分の世界にこもるとき……。 〈心の問題〉を見つめ続けてきた著者が、各界を代表する十六人とユニークな子ども時代を語り合う。 その対話からは、個性豊かな個人史とともに戦後日本人の歩みが浮かび上がる。 「飛ぶ教室」の連載対談を全一冊にした完全版。 〈解説〉小川洋子
  • 西洋古典学のアプローチ──大芝芳弘先生退職記念論集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 すべてのものごとの始まりは小さい。Omnium rerum principia parva sunt. Cicero
  • 貨幣の統合と多様性のダイナミズム
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史において国家はたえず貨幣の統合化をめざし、自らの権力の強化に利用してきた。貨幣もまた国家によりその価値の裏付けを得てきたが、経済の構造変動により多様化が不可避となり、国家権力弱体化につながった。近未来の暗号通貨なども見据えて、長年活動を継続している貨幣史研究会による、国内外前近代を主要対象にした最前線の研究成果を結集。
  • ポチャッコの『道は開ける』 不安から自由になる行動法
    4.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 過去を悔やんだり、失敗を恐れたり、将来を悲嘆する。「不安」で頭がいっぱいだと、人は疲れて動けなくなってしまいます。世界的ベストセラー「道は開ける」をひもとき、誰もが抱える「悩み」を軽くするマインドと行動法をポチャッコと一緒に学びましょう! 好評「Ichigo Keywords」シリーズ第9弾。
  • バッドばつ丸の『君主論』 逆境でも運命を制する技術
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 予期せぬピンチや難しい人間関係に直面するのはよくあること。バッドばつ丸と一緒に、マキャベリの『君主論』からどんな局面でも切り抜けられる強さと柔軟さを学ぼう! 好評「Ichigo Keywords」シリーズ第7弾。
  • シナモロールの『エチカ』 感情に支配されないヒント
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スピノザの哲学書『エチカ』には、感情を上手にコントロールして気持ちのいい人付き合いをするためのヒントが満載。喜び、悲しみ、憎しみはどこからくるのだろう……。その理由をシナモンと探そう。大好評「Ichigo Keywords」シリーズ第6弾。
  • ポムポムプリンの『パンセ』 信じる勇気が生まれる秘訣
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サンリオキャラクターでは唯一、常設カフェを展開するなど確実にファン層が広がっている「ポムポムプリン」が「人間は考える葦である」などの箴言で知られる『パンセ』を読み解く!大好評の「Ichigo Keywords」シリーズ第4弾。
  • マイメロディの『論語』 心豊かに生きるための言葉
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 心豊かに、向上心を持って生きるには?周りの人といい人間関係を築くには?2500年も読み継がれた古典『論語』から、マイメロディと一緒に、「まるごと自分を愛せる生き方」を学ぼう!
  • キキ&ララの『幸福論』幸せになるための93ステップ
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自分が不幸だって思い込んでない?幸せだから笑うんじゃなくて、笑うから幸せになるんだよ。三大幸福論のひとつ、19世紀末のフランスの哲学者・アランの『幸福論』のエッセンスを、キキ&ララと一緒に味わおう!
  • ハローキティのニーチェ 強く生きるために大切なこと
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ハローキティがニーチェの「ツァラトゥストラかく語りき」の世界を旅する──。「生きる意味」って何だろう?孤高の哲人の教えのエッセンスを読み解くことで、「本当に大切なこと」に気がつける。読めば生き方が変わる!
  • 宗教を学べば経営がわかる
    4.2
    なぜ日本企業はイノベーションを起こせないのか? 宗教を理解すれば、ビジネスがより深く考えられる。 経営理論から読み解けば、宗教がわかりやすくなる。 変化が激しい時代だからこそ、ビジネスパースンにとって 宗教を学ぶことが不可欠だ――。 博覧強記のジャーナリストと希代のの経営学者が初対談。 キリスト教やイスラム教から、トヨタやホンダ、イーロン・マスクまで。 人や組織を動かす原理に迫る。 ・歴史上最も成功した「組織」はキリスト教とイスラム教 ・企業研修は、ミサや礼拝を見習うべし ・「お金のためじゃない」から資本主義社会で成功する ・イスラム教が「ティール組織」を作れる理由 ・米大統領選をも左右する、アメリカ社会の根底にある宗教思想とは? ビジネスパースンの課題は、宗教と経営理論で解決できます!
  • エホバの証人・ジョーク集 ハン・ギン・ゼア!
    -
    エホバの証人のフツーの日常を描く大爆笑のジョーク集!!  エホバの証人は善良な普通の人達だった。 神は存在するのか?! ハルマゲドンはいつ来るのか?! クリスチャンの「あるある」や「疑問」が楽しくわかる1冊です。
  • 愛の説法 人生は曲がり曲がって真っすぐ
    -
    他者を愛することが成長の鍵である――。尼僧の著者が、自らの経験を通じて、愛の本質とその実践法を読者に伝えた一冊。20の法話から、愛の実態、広く浅い付き合いの重要性、愛とエゴの見極め、さらには人生における愛の意味が説かれる。自己啓発と真実の愛の育み方の指南書。

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  • 心のお医者さんに聞いてみよう 強迫症/強迫性障害をワークで治す本(大和出版) つらい行動がやめられるヒント
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ・手洗いがやめられない。 ・何度見ても、見た感じがしない。 ・戸締まりが心配で、家の前から離れられない ・尖っているものが怖い ・誰かに危害を加えたかも、どうしよう。 ・ゲン担ぎがやめられない ・嫌なイメージの打消しがとまらない。 自分でもばかばかしいと感じる心配や恐怖で思考(強迫観念)が占められ、それをとり払うための行動(強迫行為)がやめられない。「もしかして、私って強迫症?」と思っている人も、「どうせ治せない」とあきらめている人も、「もう限界だ!」「これ以上、この行動を続けたくない」と思ったときに読んでほしい。延べ2500人超を救ってきた専門外来の名医が明かす、読んで納得! やって身につく! 自分でできる治療法。
  • あなたを全力で肯定する言葉
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 10万部超ベストセラー『博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「伝わらない」「まとまらない」「伝わらない』がなくなる本」著者が、悩める現代人を言葉の力で応援します。 令和ロマン「漫才過剰考察」、野性爆弾くっきー!小説「マグラブ」などが話題のWEBメディア「コレカラ」の人気連載「あなたを全力で肯定する言葉」が待望の書籍化! 仕事に、育児に、人間関係に、疲れきったあなたに寄り添い、全力で肯定します。 【本文より】 私は、自分に「負のレッテル」を貼ってしまった若者を、たくさん見てきました。 小学生に向けた授業もやっているので、子どもや保護者の方にも数多くいることを知っています。 働き盛りの人たちのなかにも、こうした空気が蔓延していることも感じています。 自信のない人、自己肯定感の低い人、コミュニケーションが苦手な人などを、言葉の力で、なんとか応援したい。 そう思って、たくさんの本を書き、あちこちで講義もしてきました。 その結果わかったことは、海の底でうずくまっている人が海面に出るまでいっしょに泳いでくれる人の大切さ。 その存在を全力で肯定し、「負のレッテル」を剥がしてくれる「言葉」のありがたさです。 私自身、こうした「言葉」によってシビアな時期を乗り越えてきました。 及ばすながら、苦しんでいる人といっしょに海面をめざしたこともあります。 そんな経験を活かしながら、「言葉」の力で、あなたをサポートさせてください。 海面にぱっと顔を出し、新鮮な空気と、青い空をあなたといっしょに見られるように、あなたを、全力で肯定する「言葉」をお届けします。 <著者> ひきたよしあき スピーチライター、コミュニケーションコンサルタント。株式会社Smile Words代表取締役。1984年、早稲田大学法学部卒。学生時代より『早稲田文学』学生編集委員を務め、NHK「クイズ面白ゼミナール」では鈴木健二氏に師事し、クイズ制作で活躍。博報堂に入社後、CMプランナー、クリエイティブプロデューサーとして、数々のCMを手がける。政治、行政、大手企業などのスピーチライターとしても活動し、ズバ抜けた文才に多くのエグゼクティブから指名が殺到する。現在は、(株)Smile Wordsを設立し講演活動を行うほか、オンライン学習サイトSchooに登壇するなど、日本語の素晴らしさ、コミュニケーションの重要性を様々な角度からアプローチし、広い世代に伝えている。また、大阪芸術大学、明治大学、慶応MCCなどの講義では「一生ものの考える力が身につく」と学生や社会人から支持を集める。 <イラスト> 江夏潤一 イラストレーター、アーティスト。1979年鹿児島生まれ。人や時間や空気が作り出す雰囲気、小さなストーリーを大事にイラストレーションが人気の作家。雑誌の仕事をメインに、冊子、広告、ツアーグッズ、WEB、雑貨のイラストなど、様々なジャンルで活躍中。
  • がんになってわかったお金と人生の本質
    4.1
    最後の1秒まで幸福は追求できる その真実をつづった遺稿を特別収載。 最期の時間でたどり着いた「人生の最終原理」とは―― 筆者は2022年の夏に食道癌が見つかった。 本書は、癌の各局面にあっての考え方や意思決定の記録である。 お金よりも大事なことにどうやって気づくか、 限られた時間をいかに生きるか――。 遺稿「癌の記・裏日記」も特別収載。 【本書の内容】 第1章 癌患者と投資初心者は似ている ステージIII、「真面目な癌患者になろう」 情報を、拾うか、捨てるか 上機嫌な癌患者でありたい 第2章 がん保険はやっぱり要らなかった 治療にかかったお金はいくら? 「不安に対処する」ための保険は賢くない 加入していい保険の条件 第3章 癌になって分かった、どうでもいいことと大切なこと 悩ましい頭髪の問題 わが物欲生活と身辺整理 再発、意識する持ち時間 癌患者には親切にしないで 第4章 山崎式・終活のセオリー6箇条 最晩年の住まいと介護を考える お金を守る超合理的相続対策 「墓なし・坊主なし」のわが家の弔いルール 第5章 お金より大事なものにどうやって気づくか 〝善意の愉快犯〞として生ききる お金は「増やし方」より「使い方」こそ大切だ 「幸福」を決めるたった一つの要素 「お金より大事なもの」にどうやって気づくか 最終章 癌の記・裏日記 【著者プロフィール】 山崎元(やまざき・はじめ) 経済評論家。専門は資産運用。1958 年北海道生まれ。東京大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友信託、メリルリンチ証券、楽天証券など12 回の転職経験を持つ。連載記事やテレビ出演多数。著書に『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』(水瀬ケンイチとの共著、朝日新書)、『超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(大橋弘祐との共著、文響社)、『経済評論家の父から息子への手紙――お金と人生と幸せについて』(Gakken)など。2024 年逝去。
  • 縄文からまなぶ33の知恵
    4.0
    SHOGENさん推薦! 「アフリカの村長が教えてくれた 〈縄文=古代日本人〉の叡智がここにある!!」 私たちに刻まれた縄文の記憶とは? 日本人の美意識の原型とは? これから始まる黎明(れいめい)の時代「ネオ縄文」 に向けて―― 遠い記憶のかけらを集めて 古代と未来が交差する あなたの神話がひらかれる 第1章縄文人は「海の民」 日本列島に住み着いた人々/失われた大陸の面影/ 驚くほど長く続いた縄文時代/繋いできたいのちの歴史/古代を知って未来を想う/など 第2章縄文人の暮らしと一生 縄文人のファッションーーオシャレな縄文女子/ 幅広い海洋交易ネットワーク/縄文人の一日/ 耕さずして定住化の知恵と工夫を図った人々/ 母なるふところは竪穴住居/勾玉は語る/ あえて進化しないという選択/縄文の食生活/ 縄文人の一生/など 第3章縄文の信仰――土偶は語る 縄文人の子育て/貝塚は語る/環状集落と環状列石/ 祈りが結晶化された古代のモダンアート/自然崇拝/ 火焔型土器に託されたヒミツ/縄文土器の宇宙/など 第4章縄文と言葉について 縄文的コミュニュケ―ション術/言葉の獲得と縄文人/ 虫の音が聞こえるということ/母音語族の秘密/ 二足直立できるということ/高次元と繋がっていた私たち/ など 第5章私たちの暮らしの中に、今もなお生きている「縄文」 包み込む和の国/森の国のあるがまま/大自然の中に カミを見る/神道と縄文の面影/野生の思考と縄文の心/ 古代と未来を繋ぐ鍵/など
  • 英語翻訳版「伝光録」 1巻(曹洞宗宗務庁) Record of the Transmission of Illumination(Volume 1)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【英語翻訳版「伝光録」 第1巻】瑩山禅師の著『伝光録』の英訳版です。 This is the English translation of Zen Master Keizan's 『The Record of the Transmission of Illumination』 (Denkoroku).
  • 新版 ゆるすということ
    完結
    5.0
    ゆるすのは「誰か」のためではなく「あなた」のため 100万部超『鏡の法則』著者野口嘉則氏による解説つき、 全世界700万部超『神との対話』著者ニール・ドナルド・ウォルシュ氏絶賛! あの人は絶対ゆるせない。そう思うことはないでしょうか? しかし、「人をゆるすことはあらゆる問題の解決策で、あらゆる苦しみの処方箋」なのです。人をゆるすことは結局、自分自身をゆるすことなのです。それではゆるしとは何なのでしょうか? どのようにゆるせばいいのでしょうか? ゆるすとどうなるのでしょうか? この本を読めばその糸口が見つかるはずです。ミリオンセラー『鏡の法則』の野口嘉則氏の解説つき。
  • 反転宇宙とズルーカ
    3.0
    はじめに私ドクタードルフィンは、 25歳で医者になり、今年で33年目に入ります。 著書も80冊以上、上梓してきました。 医学の本、生き方の本を初め、神や宇宙の本、エネルギーの本や小説など、多種多様の内容を発信してきました。 それは、医師だからといって医学の本だけを出しているのでは本質的に人を救えない と思ったからです。 あらゆる方向から、この地球における人間という存在を 生まれ変わらせたいと思ってきました。 しかし、私がどんなに発信してもなかなか変わらない人類意識に、時々落胆もしました。 そんなときに私は、人々の意識をひっくり返すためには、今までになく飛び抜けた、ぶっ飛んだ情報を発信しなければならないと考えるようになったのです。 皆さんの中には、医者である私がこんなことを言うのかと驚き、非難したりする人もいるでしょう。 しかし、今まで誰かが言ってきたような常識や固定観念の中だけで発信しても、 皆さんの意識は変わらないのです。 ですから、この本でも、またもや皆さんが腰を抜かすような、ひっくり返るような内容を提供することになります。 その目的はただ一つ、凝り固まった考え方をぶっ壊して、皆さんに新しい柔軟な生き方をしてもらいたいという思いからです。 この本を読んで、えっ、こんなことがあるのかとか、こんなばかげた話があるかと思う人も少なからずいるかもしれません。 だからこそ皆さんの考え方、生き方に大きな影響を与えることができると私は考えています。 ですから、半分は遊び感覚で読んでください。 この本を読んだという体験が、皆さんの人生が輝くために、いつか、どこかで必ず役立つ時がきっと来るでしょう。 2024年春某日 鎌倉より

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  • ヒトは嗜癖する 共依存から性暴力まで
    4.0
    止まらない少子化,児童虐待,精神疾患,そしてアディクション――現代社会が抱える問題の多くは,「家族」に由来している。なぜなら我々の暮らす地域社会や国家は,結局のところ「家族」を核として構成されるものだからである。 本書では,家族問題や依存症治療の第一人者であり,アダルト・チルドレンという概念を日本に広めたことでも知られる著者の貴重な論文の数々を,大幅な加筆修正を加えて再構成。ヒトの家族システムへのまなざしを軸に,「共依存」「児童期性的虐待と近親姦」「摂食障害」「男性のセクシュアリティと攻撃性」「嗜癖」といったテーマについて,詳細な事例も挙げながら論じていく。家族の問題に関心を持つすべての人に贈る一冊。

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  • 強迫症治療マニュアル エクスポージャーと反応(儀式)防止法: 治療者用ガイドとワークブック
    -
    強迫症(OCD)は,自分の意思に反して浮かんでくる強迫観念による苦痛や不安を避けるために儀式や強迫行為による対処を繰り返す疾患であり,適切な治療が受けられないと重症化して回復が困難になることがある。 本書では,OCDに対する治療の有効性が明らかになった認知行動療法であるエクスポージャーと反応(儀式)防止法(EX/RP)について解説する。 前半の「治療者用ガイド」で詳細に述べられるこの治療プログラムは,現実エクスポージャー,想像エクスポージャー,反応(儀式)防止法,処理,家庭訪問といった要素で構成されており,評価と治療計画から再発予防のフォローアップまでをカバーしたOCD治療のスタンダードとして広く用いられている。後半の「ワークブック」では,患者向けのOCDについての情報や治療プログラムで使用する記録用紙などを収載し,必要に応じてダウンロードできるようになっており,治療者・患者双方が使いやすいマニュアルとなっている。

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  • メンズを踊らせて男を切らさないモテ女子になろう
    -
    女性が男性に合わせる必要など、まったくありません。生物学的に、メスはオスを選ぶ生き物なのですから。あなたらしく振舞い、相手を受け容れる姿勢を積極的に行動で示せば、彼は間違いなくあなたに「求愛ダンス」をするでしょう。それを上手く実践するには、まず意識改革が必要です。  男女関係の間違った常識から解放され、素敵な恋を手に入れるための「モテ体質メソッド」とは? 男女含め数千人の情報から得た膨大な量のデータと、NLP(神経言語プログラミング)から開発された、新機軸の恋愛指南書。 ●高井ノリマサ(たかい・のりまさ) NLPスクール主宰。コミュニーケーションコーチ。溜池ゴローの名で約30年にわたりAV監督業に従事。2013年からはコミュニケーションスクールを立ち上げ、実践心理学NLP使ったコミュニケーション能力と自己肯定能力の開発育成に注力する。これまで累計セミナー参加者数1600以上、スクール卒業生450名以上。
  • 1日10秒マインドフルネス
    4.3
    ■一番わかりやすいマインドフルネスの本!! 多くの企業で取り入れられているマインドフルネス瞑想。 でも実践するのは難しいかも……。そんなイメージを払しょくする1冊が待望の文庫化! 本書を読めば、誰でもマインドフルネスが理解できて、実践できます! ■1日、たった10秒で人生がもっと色鮮やかになる! 本書の特徴は1日10秒だけのエクササイズでマインドフルネスになれる点。 10秒なら無理なく簡単に続けられます。 手順は簡単! 1 マインドフルネスの開始の宣言 2 今、ここのあなたを実況する 3 マインドフルネスの終了の宣言 するとこんな効果が…… ・イライラしてもすぐに冷静に物事に対処できた ・動揺しても次の瞬間にはやるべきことに集中できた ・身体や心の疲労を感じにくくなった ・嫌なことにも前向きに取り組めるようになった ・不安や怒りの感情がふっと消えた たった3つの手順、1日10秒のマインドフルネスが、 毎日をもっと豊かにし、仕事も趣味も、面白いぐらいにうまく動き出すきっかけを作ります! 本書には45年間瞑想を続けた精神科医が教える、誰でも理解できていつでも実践できるエクササイズが存分に詰まっています。 毎日をいらいら過ごしている人や、不安や不満に悩まされている人にとってなくてはならない1冊になることは間違いありません。 【 目 次 】 はじめに 第1章 10秒の時間で人生も仕事も大きく変わる 10秒のマインドフルネスは人生を変える 人生の質を下げるネガティブ ネガティブは仕事の質も下げる 幸せのチケットを手に入れよう どんな時も10秒で前向きに考えられる 難しくないからずっと続く 「10秒」は長すぎず短すぎない 「気づく力」を高めよう 第2章 いつでもどこでも10秒でできる マインドフルネス瞑想入門 10秒マインドフルネス瞑想をマスターする 手順1 はじめの宣言 手順2 感じる 手順3 おわりの宣言 リラックス効果高まるマインドフルネス───── 胸式呼吸 頭も冴えてくるマインドフルネス───── 腹式呼吸 緊張がなくなるマインドフルネス───── 鼻を通る空気 繊細さほとばしるマインドフルネス──── 指の感覚 集中力を復活させるマインドフルネス──── 物を拾う より美味しく味わうマインドフルネス──── 食べる 重力を感じるマインドフルネス────── 立つ やれば癖になってくるマインドフルネス─── 左右の重心 身体目覚めるマインドフルネス─────── 前後の重心 新しい一歩を踏み出すマインドフルネス─── 歩く こわばりをゆるめるマインドフルネス─── 身体の一部 感情ほぐすマインドフルネス──────── 心の声を聴く 11秒めのマインドフルネスを始める 瞑想中のモヤモヤ「雑念」を取り払おう わいてくる雑念は後回し 10秒の連続が雑念をなくし覚醒をもたらす すべての雑念をなくさなくてもいい 昼休みの5分投資で良質な午後へ 場所にはこだわらない 第3章 一喜一憂しない 実践!10秒マインドフルネス マインドフルネスで感情をコントロールしよう やる気がまったくでてこないとき  水を存分に味わう 絶対に失敗したくないとき  両手で両膝をタッチ 怒りや悲しみに我を忘れそうなとき  両手両目を∞に動かす 不安が頭を離れないとき  アキレス腱を伸ばす 罪悪感や嫉妬を感じてしまったとき  頭がもやもやしたら鎖骨をこする 危機感で焦ってしまったとき  おでこ手当てでストレスを発散 第4章 こんなときに役立つ マインドフルネスを応用しよう あまり効果を感じないときの3つの理解 マインドフルネスな日記を始めよう 読書や映画鑑賞が毒になるとき 肥満は自動操縦モードのせい ダイエットもマインドフルネス ゴルフは「今、ここ」で結果を出す 人に会う時の緊急用マインドフルネス マインドフルネスで自分自身が相談相手になる 祈りがマインドフルネスを強化する 挑戦をあきらめない マインドフルネスと引き寄せの法則 おわりに
  • ザダンカイ質問タイム
    -
    素朴な疑問、率直な質問から生まれる、創価学会の「座談会」での和気あいあいとした語らいを再現。月刊誌「大白蓮華」の好評連載を待望の書籍化!
  • 古代インドの神秘思想-初期ウパニシャッドの世界-
    5.0
    大宇宙と小宇宙の対応の思想は、最高実在ブラフマンと個体の本質アートマンの一致の自覚へと深化される。生の根源を洞察する古代インドの叡知、神秘思想の本質を、初期ウパニシャッドをもとに解明した最良のインド思想入門。
  • 甦れ 田中角栄人が動く、人を動かす誰でも分かる「リーダー学」入門
    -
    稀代の政治家、田中角栄の魅力に迫る 政治手腕と圧倒的な「人間力」のエピソード満載 人を惹きつける「角栄流」の極意 昨年の12月に没後30年を迎えた希代の政治家、田中角栄。 「決断と実行」「庶民宰相」「闇将軍」戦後政治の光と影を体現し、 金権、金脈の権化、派閥政治の象徴といった批判を浴びながらも、 角栄は「国民への奉仕」として政治家に絶対的な成果を求めていた。 頼るべきリーダーが見当たらない現在、全盛時を知らない若い世代からは、政策の再評価を試みる動きも出てきている。 「リーダー、上に立つ者が仕事をすれば、批判があって当然だ。世の中は、常に賛否両論ある。 しかし、リスクを恐れて仕事をしないというのは、最低と言わざるを得ない」 本書は角栄の魅力に迫り、その政治手腕と圧倒的な「人間力」をエピソードで紹介。 多くの日本人が愛してやまない天才政治家の素顔に触れながら、保守から革新、 世界の要人から雪国の庶民まで、全ての人を惹きつける「角栄流」の極意が明らかに。

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  • 真理と政治/政治における嘘
    3.0
    国際政治であれ日本政治であれ、またそれに対応・反復・拡大・拡散するメディアやSNSの力も大きく影響して、(少なくとも)政治にかかわる出来事や事象をめぐって嘘が事実となり、事実や真実は嘘あるいは無となり…という状況の中でわれわれは今を生きている。そこで、『エルサレムのアイヒマン』をめぐるバッシングと論争を機縁として書かれた、政治哲学者アーレントの精髄をしめす代表的試論「真理と政治」(1967)および、その4年後に書かれた「政治における嘘――国防総省秘密報告書(ペンタゴン・ペーパーズ)についての省察」(1971)の二篇をあらためて読んでみたい(それぞれ『過去と未来の間』『暴力について』より収録)。「ポスト・トゥルース」や「フェイク・ニュース」といった新語が話題になり、「ポピュリズム」と呼ばれる政治現象が世界中で台頭し、デモクラシーあるいはリベラリズムが機能不全におちいっているかに見える現在、事態のあり方と意味を考えるためにも。
  • 声なきものの声を聴く ランシエールと解放する美学
    -
    ランシエール美学の核心に迫る一冊。“声を持たないとされてきた者の声を聞こえるようにし、不可視とされてきた者を可視的にし、能力を持たないとされてきたものの能力を主張する。それこそが政治なのだ──” 【第4回東京大学而立賞 受賞作!】 本書ではフランス現代思想の重鎮、ジャック・ランシエールの美学・芸術思想を扱う。だが、取り上げるのはランシエールだけではない。ドゥルーズ、ブルデュー、カント、リオタール、グリーンバーグ、フローベールらを手がかりに、現代思想のあり方そのものを問い、日常生活のなかに息づく美や感性を見つめ直す。 若き俊英による待望の芸術論。 “声を持たないとされてきた者の声を聞こえるようにし、不可視とされてきた者を可視的にし、能力を持たないとされてきたものの能力を主張する。それこそが政治なのだ──” 【目次】 第一章 ランシエールとモダニズム/ポストモダニズム 第二章 シラー『美的教育書簡』を再起動する──《ルドヴィシのユーノー》と「宙吊り」の作用 第三章 崇高から美へ──ランシエールとリオタール 第四章 『哲学者とその貧者たち』の美学思想――ブルデューに抗してカントを擁護する 第五章 詩人の地位変化──ランシエールにおけるマラルメ 第六章 エクリチュールの複数の政治性──フローベール解釈の諸相 第七章 ランシエール、ドゥルーズ、自由間接話法 【著者】 鈴木亘 1991年生まれ。現在、東京大学大学院人文社会系研究科助教。専門は美学。主な論文に、「ランシエールの政治的テクスト読解の諸相──フロベール論に基づいて」(『表象』第15号、2021年)、「ランシエール美学におけるマラルメの地位変化──『マラルメ』から『アイステーシス』まで 」(『美学』第256号、2020年)。他に、「おしゃべりな小三治──柳家の美学について 」(『ユリイカ』2022年1月号、特集:柳家小三治)など。
  • ETHレクチャー 第2巻 1934 意識と無意識
    -
    大学に復帰した2年目、1934年に行われた講義の記録。ユングみずからが「意識と無意識」という考え方、世界と関わるための4つの機能「思考」「感情」「感覚」「直観」、「タイプ」によって変化する世界の様相、「言語連想検査」の方法とその事例、「夢の臨床」に関する事例を通じた解説など、ユング心理学を知るための入口となる基礎的な概念を一つ一つていねいに説く。入門の書であり、ユングの精髄が秘められた一冊。
  • 「心の理論」は必要か
    -
    「心の理論」の概念が登場してから半世紀。これまで問われてこなかった心のありかについて社会学、哲学も含め多面的に検証した書。
  • 相手に響く伝え方 人生を変える心理スキル99
    値引きあり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あらゆる場面で、自分のコミュニケーション力を「最大化」させて 結果を出す「99の心理スキル」を紹介! 心理テクニックを効果的に使って、名古屋の小さな眼鏡店を 全国に熱いファンを持つアイウェア・ブランドに成長させた著者が、 すべての項目に実例をつけて分かりやすく解説します。 【内容紹介】 第1章 注意を惹き、印象をアップする 初頭効果/アゴ20/ネームコーリング/ボーディタッチ・テクニック/ じらしの妙技/ベビーフェイス効果/マジックナンバー4 ほか 第2章 好意を持ってもらう ミラーリング/先出しカミングアウト/ツンデレ・テクニック/ 魔法のあいづち/負け犬アピール/ユー・サブジェクト ほか 第3章 相手の意思を動かす リアル・YESセット/選択肢の誘導術/暗示的説得/提案話法/ 反論先回り法/行為の説得力/おとりの選択肢/理由こじつけ話法 ほか 第4章 交渉で優位に立つ 視線はずし/しぐさの透視術8選/ギャップ提案術/11時55分法/ ここだけの話テクニック/クセ褒め/座席心理術/右手側の法則 ほか 第5章 マーケティングに有効活用する 「あともうちょっと」テクニック/アフォーダンス理論/シャワー効果/ バンドワゴン効果/プライミング効果/希少性の原理 ほか 第6章 チームをマネジメントする アイデンティティの指摘/グランファルーン・テクニック/ジョハリの窓/ チーム細分法/社内ハネムーン/言動一致リアクション/部分強化褒め ほか 第7章 状況を正しく判断する スポットライト効果/分散投資法/ヒューリスティック/自己奉仕バイアス/ コンコルドの誤謬/バイアスの盲点 ほか 第8章 自分をコントロールする 筆記開示/セルフ・ハンディキャッピング/パーキンソンの法則/ストップ法/ テラスワーク/表情フィードバック仮説/ウルトラディアン・リズム/公表効果 ほか
  • 地獄
    -
    古代インドで発祥し、中国を経て日本へとやってきた「地獄」の歴史と、地獄と共に展開した浄土信仰、「極楽」の歴史を、詳細に論じた格好の地獄概説書。解説=末木文美士。
  • 改訂新版 鐵舟居士の真面目
    -
    全生庵三世圓山牧田和尚は、大正七年全生庵並びに鐵舟居士正伝の資料として「全生庵記録抜粋」を編纂し、そのなかから特に居士の言行一班を単行本として「鐵舟居士の真面目」と題して刊行した。そののち、特に太平洋戦争後は八版にわたっていわば全生庵の私家版として制作頒布されていた。今回の企画は、山岡鐵舟没七十五年の昭和三十七年刊行されたものの改訂新版。本書は、編者牧田和尚が二十年間にわたり鐵舟の家族、知人、門人から取材した談話をもとにその生涯と言動、幕末から開国への激動のなかでの行動をドラマチックに書いたものである。文語体(和漢混交文)であるが、味わい深く読み進められる。全生庵現住職の平井正修師の刊行にあたっての解説、専門家(東洋大学講師・佐藤厚氏)による漢詩・漢文などへの新訳でより興味が深まる。「剣・禅・書」の達人――日本近代を創造した歴史的・伝説的人物を知るための記念碑的書籍といえよう。巻頭に全生庵寺宝の口絵を付す。

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  • 「性格が悪い」とはどういうことか ――ダークサイドの心理学
    3.3
    ダークな性格として、典型的なものは「マキャベリアニズム」「サイコパシー」「ナルシシズム」「サディズム」の四つである。それぞれの特性、測定方法を紹介、また仕事の相性、職場での行動、人間関係、異性との付き合い方等を分析し、どんな問題に結びつきやすいか、さらにその気質は遺伝なのか、環境なのかにも迫る。「悪い」性格が社会に残っていることには理由があり、どんな人にもダークな面はあることも明らかにする。
  • ベルクソン哲学の遺言
    値引きあり
    5.0
    フランスの哲学者アンリ・ベルクソン(1859-1941年)は、1937年2月8日に記した遺言状で「私は、公衆に読んでもらいたいものすべてを刊行したと宣言する」と断言し、生前に刊行した7冊の著書以外の死後出版を厳に禁じた。 ベルクソンが自身の著書として指定したのは、4冊の主著『意識の直接与件に関する試論』(1889年)、『物質と記憶』(1896年)、『創造的進化』(1907年)、『道徳と宗教の二源泉』(1932年)、2冊の論文集『精神のエネルギー』(1919年)と『思想と動くもの』(1934年)、そして『笑い』(1900年)である。現実には死後、遺稿集や書簡集のほか講義録まで出版された。それらが研究上、重要な資料をなすことは言うまでもない。だが、その一方で哲学者の遺志が無残なまでに裏切られたことも否定しようのない事実である。 本書は、どこまでも遺言状に忠実であろうとする。ベルクソンが自身の著書として指定した著作だけを愚直に、真摯に読んでいくこと。その当たり前の営みによってのみ浮かび上がるものがあることを、本書の読者は知ることができる。すでに定評を得た本書に新たな書き下ろしを加えた「完全版」を、ここに満を持してお届けする。 [本書の内容] 第I章 遺言状 1 生涯を貫くシンフォニー/2 単純なひとつの行為/3 自伝的遺書/4 哲学に欠けている「正確さ」 第II章 ほんとうの障碍物に出会う 1 「持続」は障碍物だということ/2 「持続」を語る困難/3 持続という問題への入口/4 予見不能であるとは 第III章 砂糖が溶ける時間 1 映画フィルムは回転する/2 砂糖水ができるまで/3 誤った回顧から解放されること 第IV章 直観が〈正確〉であること 1 思考を誂える/2 「直観」という努力/3 直観の対象/4 「直観」を定義する困難 第V章 〈記憶〉についての考え方 1 持続において思考する例/2 「記憶」と「過去」との関係/3 それ自体で在る過去/4 脳と記憶 第VI章 〈器官〉についての考え方 1 哲学はいかに〈努力する〉のか/2 持続において思考する例/3 器官としての「眼」/4 進化の原因としての持続 第VII章 持続が目指すところ 1 飛躍の結果としての人類/2 直観と本能/3 潜在的本能による仮構機能/4 持続において思考する例 第VIII章 哲学の目的 1 神秘主義と機械主義/2 〈停止〉を〈運動〉それ自体に送り返すこと/3 持続において思考する例/4 手仕事の効用、感覚の教え/5 〈深さ〉において思考する喜び 補 章 哲学の未来のために 1 科学の半身たるべき哲学/2 「共感」という事実/3 この地上に生きている哲学
  • アフリカ哲学全史
    4.0
    アフリカ哲学は、北アフリカのイスラム文化に基づく哲学、サハラ以南地域の哲学、アフリカ大陸の外で発展したアフリカーナ哲学に分けられ、アフリカーナ哲学はカリブ海の島々で発展した哲学も含む。本書は日本初のアフリカ哲学の入門書として、サハラ以南のアフリカ、カリブ海諸国で展開された哲学、アフリカ大陸における哲学に影響を及ぼしたアメリカやヨーロッパでのアフリカ人の哲学を解説。これまでの哲学を相対化し、複数の世界に共通する人間の思考のあり方を解明する試み。
  • 創価学会 現代日本の模倣国家
    4.7
    【なぜ彼らは献身し、国家を模倣するのか?】 20年にわたるフィールドワーク、その成果のすべて。 ----- 「絶対に『人間革命』をお読みなさいよ。全部本当なんですから―ウソじゃないの!」(2007年9月14日早朝、著者と古参の婦人部員との電話より) ----- 創価学会の信者として生きるとは、どういうことか。 彼らはなぜ、いかにして、池田大作の言動を聖典としてきたのか。 「広宣流布」に生活を捧げる者、教義の学習と教育に献身する者、あるいは、信者家庭に生まれ育ち苦悩する者…… 二〇年以上にわたって創価学会員コミュニティに分け入り、彼らと交流を重ねたフィールドワークの成果と、文献資料を渉猟しての綿密な理論的分析が、ここに結実した。 国内八〇〇万世帯・海外二〇〇万人以上とも謳われる信者を擁し、「人間革命」を標榜するこの宗教組織が、日本社会にとってどのような意味をもつのか。それを知るための、必読書! 米ノースカロライナ州立大学教授である著者は、20年以上にわたって創価学会を歴史学的かつ民族誌学的に研究してきた。 本書は、文献資料を通しての分析にとどまらず、信者たちと直接顔を合わせ、コミュニティに身を投じて調査を行う参与観察を精力的に重ねた成果が、本書として結実した。 牧口常三郎による創価教育学会の設立から、戸田城聖、池田大作のもとで拡大してきた組織の構造と発展、小説『人間革命』や「聖教新聞」といったメディア展開、創価大学に代表される教育機関の設立、そして公明党という政党……創価学会という存在の全体像を、理論的分析と丁寧なフィールドワークによって明らかにした、圧倒的達成。 【本書「はじめに」より】 本書に登場する学会員たちは友人だ。何やら中立性を醸し出そうとする不誠実な試みである「情報源(インフォーマント)」という用語を私は拒否する。(中略)私の分析は当然ながら、自分が学会員たちと築いた個人的なつながりに彩られているが、私は絶えず、創価学会に対して共感はしつつも批判的な視点を保とうとしてきた。 【本書の内容】 はじめに 第一章 模倣国家としての創価学会 第二章 知的協会から宗教へ――創価学会の歴史 第三章 創価学会のドラマチックな物語【ナラティブ】 第四章 正典への参加――新宗教における聖典の形成 第五章 若者の育成――標準化教育を通じた師弟関係 第六章 良妻賢母と改宗の歩兵たち おわりに 監修者あとがき *2019年 University of Hawai‘i Press 刊行の、"SOKAGAKKAI’S HUMAN REVOLUTION" の邦訳書です。
  • 運を超えていく 周波数を上げて開運スパイラルに乗る方法
    3.5
    運とは、周波数。 そう聞いて驚く人もいるかもしれません。 私たちは長い間、運とは「もらう」ものであり、「授かる」ものと思ってきました。 だから、ご神仏に願ったり、パワースポットに行ったり、またトイレ掃除をしたり、断捨離をしたりして、運をいただこうとしてきた人も多いでしょう。 けれども、時代の変化とともに、開運方法にもパラダイムシフトが起きています。 これまでの長い間、たしかに運はもらうものでした。 というのも、社会や誰かの価値観に合わせて生きる時代だったため、自分の外側に、すべてを求めていたからです。 だから、「運をもらう」という考え方しかなかったのです。 けれども、今、私たちは自分の内側に意識を向けはじめています。 自分の生き方を選択し、自分の心地を優先する人が増えてきました。 このように自分自身に意識を向け、自分とつながることができる人は、自ら運を上げることができるのです。 それは、自ら周波数を上げることができる、ということ。 つまり、自ら運を良くすることができ、自ら周波数を上げていくことで、願わずして願いが叶う現実が訪れるということです。 そのためのカギは、「深度」と「感度」どこまでも深く見通せる視座と、身体の感覚を信じることが大事。 たとえば、大好きなアーティストのライブチケットを手に入れたいと思ったとき。 パワースポットに願掛けに行った結果、チケットが当たった!という現実。 ラッキーと思うでしょう。 でも、さらに周波数が高い人は、ライブに行きたいと思ったら、チケットを譲ってもらったとか、はたまた、譲ってもらっただけではなく、会場近くで大好きなアーティストに出会えた!など、想像を超える現実が訪れます。 そんなこと、あり得ないと思いますか? でも、見渡してみると、「いつでもラッキーな人」「ビックリするような奇跡が、よく起きている人」って周りにいませんか? その人こそが、、周波数が高い人です。 本書では、あなたの周波数を高めるために、まず、あなたが持っている潜在意識をアップデートしていきます。 そして、「深度」「感度」を高めるためのワークも用意しています。 周波数をどんどん、上げていってください。 その先にある世界は、想像を超えた世界、運を超えた世界です。

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  • 笠原嘉の「小精神療法」小史 「苦悩する者への愛ないしは畏敬」から「病後の生活史」へ
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    本書は,笠原の「小精神療法」を主題に据えた全3部で構成されている。その扇の要は,第2部「『小精神療法』小史――笠原先生に聞く」にある。95歳の誕生日を目前にして70年余におよぶ精神科臨床を終えた笠原 嘉に,その半分にも及ばぬ30年目,それでも30年目の大前 晋が,臨床史と研究史そしてその時代背景を聞く。 笠原の臨床研究のはじまりは,精神分裂病(統合失調症)の入院患者に対する「大」精神療法とでも呼ぶべき,インテンシブな精神療法だった。精神病者監護法(1900)で法制化され,精神病院法(1919)でも継続した私宅監置が,精神衛生法(1950)によって廃止されて間もない頃である。以後彼は,精神保健法(1987)から精神保健福祉法(1995)への改正,近代精神科薬物療法の始まりと隆盛(1950年代中盤以降現在まで),国民皆保険制度の施行(1961),そして精神障害一般の軽症化といった時代的な環境の変化,そして日本という地域の特殊性に合わせて,柔軟に診療スタイルを調整していった。それが軽症の外来患者のための「小」精神療法であり,笠原は1970年代以降,その磨き上げに専心する。彼の精神療法はその形式を変えていきながらも,一貫して「苦悩する者への愛ないしは畏敬」,そして患者の「病後の生活史」に寄り添いサポートする眼差しを保ち続けた。その通奏低音のもと,日本の精神医学を支えてきた重鎮たちのかずかずの業績,とりわけ「精神病理学の時代」の想い出が語られ,消しゴムはんこによる彼らの肖像が紙面をいろどる。 第1部「小精神療法のすすめ――『病後の生活史』に寄りそう」は,第2部の主題である「小精神療法」と「病後の生活史」に関する,近年の笠原自身による紹介と推薦である。第3部「付録 うつ病の小精神療法」には,笠原のもっとも知られた古典的業績のひとつであるにもかかわらず,これまでの単行本に未収録の「うつ病(病相期)の小精神療法」を収録した。それぞれに,対応する大前の論文を添えている。 本書で笠原の到達点ともいえる融通無碍な境地にふれ,その溢れる叡智を堪能してほしい。明日のみなさんの精神療法が,ほんのちょっぴり豊かになるよう願う。

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  • ロシアフォルマリズム 受容論 読者反応論 論文集Ⅳ
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    104頁。作家史研究の強い本邦では稀なテクスト理論研究論文。日常言語から詩的言語(超意味)に向かう文学テクストの構造、及び読者反応を捉えた世界初の論文。 [プロローグより抜粋]文学の講義を聴き、あるいはテストを受け、それらが歴史なのか、伝記物なのか、心理学なのか、度々混乱してしまいました。その都度、文学テクストの言葉を通じて発現する多彩なイメージや香りを黙殺し、作品やジャンルに対する期待値を封印の上、文章芸術を強引に論説に鋳直さなければなりませんでした。(中略)求心的・排他的な読解法・教育法が、多くの読者を国語嫌いにしてきたのかもしれません。(中略)シクロフスキーの囁きは、まるで進軍ラッパのように聴こえました。「わたしは、文学理論における内的な法則を研究している。紡績工場の場合で言えば、世界の綿花市場やトラスト政策ではなく、糸番号や糸の仕様・性能だけに関心がある。」(中略)夥しい数の言葉は一見無意味に見えても、意味形成(テーマ構成)を阻害することで、力強く芸術域(超意味相)を形成しているとの弊論に至りました。(中略)対立二項への仕分(解釈)を困難にし、読者を超意味の方角に導く阻害素(同語反復、背景描写、部分描写、異化、空所・不確定箇所・多層化)が読者を惹きつけ、文章芸術の要諦・屋台骨となっていることも分かってきました。(後略) 【目次】 目次 プロローグ ロシアフォルマリズム(テクスト理論)の 文学作品解釈 への応用 超意味相と意味形成相(解釈)との乖離に かかる考察 ~ 蜂飼耳(2008)「ほたるいかに触る」 のテクスト分析及び 読者反応を通じて~ 文学作品の冒頭文読解(冒頭推釈)と期末テスト成績の 相関にかかる試論 藤城清治作品とテクストにおける前景と後景 【著者】 AKIMOTO 著者学歴:早大第一文学部露文専修卒業、レニングラード国立大学文学部大学院ロシア語学課程修了 職歴:総合商社(シアトル、モスクワ、本店CIS総括等)、作家、大学・大学院・法務省教育職(文章表現、文章読解、ロシア文学、企業倫理、コミュニケーション論等) 著書:小説の基本構造と「チェーホフ」、散文の構造と『ノルウェイの森』、英語で学ぶMBAベーシックス(共著)、文章表現の手引きⅠ、終わりの前にⅣ(共著)、フォトエッセイⅠ(仙台)、フォトエッセイⅡ(秦野、葉山、弘明寺、焼津、柏の葉キャンパス)等
  • 続・もくれん茶屋日記
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    前作『もくれん茶屋日記』に続いて、行動力抜群でお人好しの尼寺の主・春光尼はますます多忙を極める。人々の相談に応じつつ、山寺の庫裡を大改築し、新たな事業にも胸を躍らせる。著者の雲輪瑞法が描いた“現代かけこみ寺の名物尼の行状紀”の続刊。

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  • 別冊NHK100分de名著 宗教とは何か
    4.3
    「信じること」を解明する 「100分de宗教論」(2024年1月2日放送)が待望の書籍化!『予言がはずれるとき』『ニコライの日記』から『大義』『深い河』まで。豪華著者陣が名著の核心を読み解きながら、心理学やノンフィクション、政治学、文学といった「多角的な視点」で宗教をとらえる。新たな取材を加え議論を分かりやすく整理した決定版!
  • 「外部」と見た創価学会の現場
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    社会学者・開沼博氏が創価学会の現場に足を運び、 各地で人間に寄り添うネットワークを築く学会の原動力を探求! 【はじめに】 【序章】 なぜいま創価学会なのか 【第1章】 困難への向き合い方 【第2章】 内に閉じているようで外に開かれた世界 【第3章】 不条理と対峙する「祈り」 【第4章】 折伏――「内を固めて、外へ出る」実践 【第5章】 創価・想像の共同体――答えなき問いに向き合い続ける力 【第6章】 負の歴史を捉えなおし使命に生きる 【第7章】 科学と信仰 【第8章】 誰にも開かれた実践で誰でも変革の主体者に 【終章】 創価学会研究を振り返って 【特別付録】 対談 佐藤優×開沼博
  • 自閉症と感覚過敏 特有な世界はなぜ生まれ、どう支援すべきか?
    -
    自閉症の新たな理解のために ドナ・ウィリアムズ、東田直樹……自らの困難を内面から詳しく語れる自閉症者が増え、「感覚過敏」という症状がよく知られるようになりました。これら当事者の語りから学び、かつ語ることのできない多くの自閉症者の症状を集めて分析した著者は、感覚過敏はたんなる症状のひとつではなく、それこそが自閉症の発生源ではないのか、という仮説に至ります。男性脳や現代の生育環境といった要因との関係にもふれながら、その思考と検証の過程を紹介、当事者の感じ方に配慮した支援のあり方を探ります。自閉症理解に一石を投じる書! 【目次】 自閉症と感覚過敏――目次 はじめに 第1部 感覚過敏がつくる世界 1章 長いあいだ見逃されてきた特性 2章 自閉症者はどのような感覚過敏をもっているのか? 3章 なぜ、人とのかかわりがむずかしくなるのか 4章 つながりにくい記憶と時間 5章 心と体のかみ合いにくさ 第2部 自閉症の発生過程 6章 自閉症の大もとになる特性としての感覚過敏 7章 もうひとつの要因としての男性脳 8章 感覚過敏と初期発達 第3部 支援の考え方 9章 自閉症の人と共存・協働していくために 10章 構造化という方法 11章 言語による構造化 12章 自閉症の中の特殊と普遍 【著者】 熊谷 高幸 福井大学名誉教授
  • うまくいかない人間関係逆転の法則
    4.0
    頑張るほどこじれる、よく同じパターンで人間関係の問題が起こる…、いつも私ばっかりこんな目に…、頑張ってるのになんで!? そんな人間関係の悩みや問題を、NY在住の臨床心理士・医学博士・心理学者である著者が、日本未公開のメソッドで解決! 自ら悩んでたどり着き、3万人の悩みを救ったのは、【どろどろした悪い人間関係(どろどろトライアングル)】を、【成長し幸せになる人間関係(幸せトライアングル)】にひっくりかえす方法。もう二度と人間関係で悩まなくなる!
  • はんせいするこころのたいせつさ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 お釈迦様が、「人間が生きていく上でいちばん大切にしなさい」 と言われた「反省」の教えが、学べる絵本 そらくんは、おじいちゃんと奈良の大仏を見に行ったあと、丘を歩いていました。 2人は草むらの中に、「鬼の絵」が描かれた不思議な石碑を見つけて……。 【法話抜粋を収録】
  • 天才を生んだ孤独な少年期 ダ・ヴィンチからジョブズまで
    -
    時代をつくった天才たちの人生 人の発達には導き手としての大人が必要です。しかし大人の助力を十分得られなかった子どもは、独力で世界の捉え方を学び、独自の世界観を編み出していくことになる――少年期の孤独が育んだこの「心の癖」が創造性につながった、という仮説のもと、ダ・ヴィンチ、ニュートン、エジソン、漱石、アインシュタイン、ジョブズという6人の人生を生育歴から晩年まで詳細にたどっていきます。そこから浮かび上がる天才の共通構造とは? 脳科学から発達心理学に至る最新の知見と、自閉症研究者ならではの着想から生まれた出色の天才論! 【目次】 はじめに 1章 天才と孤独 天才のライフステージ/共有と非共有のあいだ/孤独な境遇と非共有世界の拡大/自閉症と共同注意の障害/アスペルガー症候群とADHD/常識・ルールを生む「心の理論」/天才の位置/天才と男性脳/感覚過敏と初期の脳/感覚遮断が創造性を高める/デフォルト・モード・ネットワーク/同化と調節による心の発達/天才の中にいる「もう一人の自分」/天才の共通特性 2章 レオナルド・ダ・ヴィンチ 母との別れ/自然を友とする日々/ヴェロッキオ工房へ/師匠との共同制作/未完の作の数々/手稿の中に残されたメッセージ 3章 アイザック・ニュートン 父を亡くして母を奪われる/物思いにふける内気な少年/日時計でいっぱいの部屋/「大学に行くしか能のないやつ」/ケンブリッジの孤独な免費生/デカルトとの対決/故郷の村で着想した三つの発見/内部世界の支配から外部世界の支配へ/晩年のニュートン 4章 トーマス・アルヴァ・エジソン//不注意な子ども/三か月で小学校を退学/母が開いてくれた独学への道/車内売り子から新聞発行人へ/電信士のかたわら発明を始める/一パーセントのひらめきと九十九パーセントの汗/二十世紀を発明した男/ 他 【著者】 熊谷 高幸 福井大学名誉教授
  • 地球を包む愛 ―人類の試練と地球神の導き―
    4.5
    選び取れ――光を。 未来は、まだ変えられる。 国内外3500ヵ所で衛星中継―― 全世界に向けて語られた大講演会を含む、待望の最新刊。 日本国内の政治の迷走、北朝鮮のミサイル危機、 中国の覇権拡大、中東問題、迫りくる戦争の足音…… さまざまな厳しい試練を乗り越えていくために いま、何を知るべきなのか――。 私たち一人ひとりが、そして世界の人びとが ほんとうに幸せになるための希望が、この一冊に。 天御祖神(あめのみおやがみ)の降臨――日本文明は約三万年前から始まった 『古事記』『日本書紀』を遥かに凌駕する、この国の真の源流 唯物論・無神論では、ほんとうの幸福はつかめない あの世はある。神仏は実在する。肉体の自分がすべてではない 既得権益を守る、?をつく、国民を欺き続ける…… おかしいことを、おかしいと言えない日本の政治の問題点 新型コロナ・ウィルスは“中国発”――忘れてはならない 中国の一帯一路に屈する国々に伝えておきたいこと 緊迫する中東問題を解決するための地球神の考え イランは民主化せよ。イスラム教の原理主義を変えよ 民族紛争、宗教対立、人種間の争いを解決するために いま日本で、世界の未来を導く「新しい教え」が説かれている 地球神「エル・カンターレ」とはどのような存在か? その教えは、「愛」「知」「反省」「発展」4つの原理に集約される ◎『日本の最高神 天御祖神が説く「大和の心」』について、もっと知りたい方はこちら≫ 日本の最高神 天御祖神が説く「大和の心」

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  • ヨーガ奥義書
    -
    脱力とは? 不老不死とは? ヨーガで身体に起こせる事とは? あらゆる疑問がついに解ける! この書籍にて紹介したテクニックで、神レベルになれるかもしれません。 でもそれは、人間の考えた神なのです。 ー成瀬雅春 鼓動をコントロールする、極寒でも平気になる、空中浮揚…… 人間を信じられない領域に高めてくれるヨーガの秘法をこの手に! ヨーガ行者が求める“究極“とは一体何なのか? 人間の視点をついに超える奥義、本邦初書籍化! 達人の呼吸法、達人の座り方、 達人の瞑想法… 世界がまるで違って見えるようになる究極の奥義、公開! 誰もが手にできるものではなかった“ 奥義” を会得するための 重要な手がかりが、この本には満載されています。 CONTENTS ●第1章 身体の奥義 1 歩けるという感動 2 寝たきりを楽しむ 3 瞑想に適した座り方 4 力を抜く大切さ 5 死者のポーズ 6 不老不死の奥義 7 達人の坐り方 8 ひねりのポーズ 9 身体の硬い人は有利 10 閉眼で見る 11 戦いの中で活かす 12 大地のエネルギーを吸収する 13 足の組み方の意味合い 奥義・其の壱 1 手のひらのセンサー 2 クンダリニー・ムドラー ●第2章 呼吸の奥義 1 呼吸の奥義は「吐くこと」 2 世界記録と奥義 3 心臓の鼓動をコントロールする法 4 鼓動を早くする 5 肛門を引き締める 6 停止寸前の鼓動 7 鼓動を戻す 8 間違った修行 9 奥義の入り口 10 第4の呼吸 11 ツンモのヒント 奥義・其の弐 1 アーカーシャ・ムドラー 2 7つのムドラー 3 修行者へのヒント ●第3章 瞑想の奥義 1 人生に不可欠な瞑想 2 整理能力の必要性 3 音を聞く 4 太陽瞑想法 5 光の輪を大きくする 6 脳内集中について 7 7つのチャクラ 8 脳内を上下に移動する 9 脳内を左右に移動する 10 武術に活かす脳内集中 11 意識を働かせる 12 すべてを満たす一つの色 13 手のひらの表皮を動かす 14 意識とイメージの違い 15 意識の拡大 奥義・其の参 1 2年目のヒマラヤ修行 2 系観瞑想 ●第4章 究極の奥義 1 瞑想で人間を超える 2 アチュターナンダ聖者 3 動物の立場に立つ 4 動物園の閉園 5 食肉牛について 6 盆栽について 7 意識を拡大する 8 4年に一度の内緒話 10 瞑想で行く宇宙 11 奥義の話
  • 行動を起こし、持続する力 モチベーションの心理学
    -
    人生をいきいきと生き抜くためのヒント 「褒美をもらうとモチベーションが高まる」「子どもはたくさん褒めて伸ばせ」「レベルの高い学校に行ったほうが学習意欲が高まる」「悲観的に考えると失敗する」「要は意識の持ち方次第だ」・・・ どれも、一般的に信じられている常識です。でも、心理学の世界では、このようなモチベーションの考え方を覆す知見が、次々と発見されています。その発見とは? モチベーションを高めるとうたう自己啓発本はたくさんありますが、心理学の知見をきちんと踏まえた一般書は、意外にもほとんどありません。新しい心理学の成果をわかりやすく理解できる待望の一冊です。 【目次】 行動を起こし、持続する力――目次 第1章 モチベーションとは 第2章 アメとムチの隠された代償 第3章 ほめることは効果的? 第4章 自律性とモチベーション ─ 自己決定理論 第5章 小さな池の大きな魚効果 第6章 人との比較の中で形成されるモチベーション ─ カギとなるのは有能感 第7章 悲観的に考えると成功する? ─ ネガティブ思考のポジティブなパワー 第8章 無気力への分かれ道 ─ 原因帰属 第9章 モチベーションも目標次第 第10章 無意識とモチベーション 【著者】 外山 美樹 筑波大学人間学群心理学類教授
  • 犯罪捜査の心理学 凶悪犯の心理と行動に迫るプロファイリングの最先端
    -
    危ない状況を察知し、犯罪から自分の身を守るうえで必須の知識 世間を震撼させる凶悪犯罪は、いつの時代も後を絶ちません。なぜそのような犯罪が起こるのでしょうか。理解しがたい犯罪を犯す人間は、どんな人柄で、いったい何を考えているのでしょうか。本書の前半では、犯人像や行動を推定して検挙するための最新の科学的知見に基づくプロファイリング手法と考え方とを網羅し、後半では犯罪の実例を取り上げながら、注意すべき凶悪犯の心理と行動を罪種別にわかりやすく解説しました。彼らの心理を知るのみならず、危ない状況を察知し、犯罪から自分の身を守るうえでも必須の知識が満載です。 【目次】 第Ⅰ部 犯罪捜査の心理学 犯罪心理学 犯罪者の心理はどのように研究されているか 捜査心理学 心理学を使って犯罪捜査を支援する プロファイリングの誕生 どのようにして誕生したのか FBI方式のプロファイリング 連続殺人犯の犯人像を推定する リヴァプール方式のプロファイリング 最先端の統計学で犯罪捜査を支援する 犯行テーマ分析 なぜ犯人はその手口を使用するのか プロファイリングのための統計解析 統計学を駆使して犯人像を推定する手法 リンク分析 どの犯罪が同一犯によって行われたのかを推定する 地理的プロファイリング 犯人の居住地と次の犯行地点を推測する 動作・行動からのウソの見破り ノンバーバルコミュニケーションでウソは見破れるか ポリグラフ検査 生理反応で犯人を選別するテクノロジー 中枢神経系の指標を用いた虚偽検出 脳から犯人を識別するテクノロジー 目撃者の証言 目撃者の記憶はじつは脆弱である 子ども・高齢者の目撃証言 子どもと高齢者から正確な目撃証言を聴取するために 他 【著者】 越智 啓太 法政大学 文学部心理学科教授
  • おさなごころを科学する 進化する乳幼児観
    -
    心理学は乳幼児理解をどのように進化させてきたか? 乳幼児とは、どのような存在でしょうか。子どもの豊穣な世界や大人との違いについて、教育者だけでなく文学者から哲学者まで、さまざまに述べてきました。しかし、それらは、子どもの心の世界を客観的に検証したものというより、自分の経験や信条の上に立つ見方であったと言えるでしょう。本書は、人間の心を科学的に検討する発達心理学の視点から、乳幼児の心(おさなごころ)が大人の心とどう異なるのかを、研究の歴史的展開を追いながら、見てゆきます。乳幼児研究の基本をわかりやすく解説しながら、最先端の知見も紹介する、乳幼児心理学を学ぶ入門書としても最適です。しかし入門に止まりません。本書は、乳幼児への見方を一変する読書体験となるかもしれません。 【目次】 はじめに 発達心理学からみた乳幼児観/乳幼児研究の過去と現在、未来をつなぐ 第1部 無能な乳幼児 第1章 無能な乳幼児 遺伝と環境/デカルトの生得観念/白紙としての乳幼児/植物としての乳幼児/進化論と発達心理学/ダーウィンの乳幼児観/遺伝も環境も大事/わが国における乳幼児観/本章のまとめ 第2章 活動的な乳幼児 科学的に観察する/ピアジェ以前の発達心理学/偉大な心理学者ボールドウィン /ピアジェの乳幼児観/ピアジェ理論の肝/段階発達/身体で考える/対象の永続性/A.ノット.Bエラーをめぐる議論/幼児期の自己中心性/中心化/アニミズム、実念論、人工論/批判されるピアジェ/本章のまとめ 第3章 かわいい乳幼児 アタッチメント/乳幼児は積極的に親を求める/アタッチメントの個人差/ベビースキーマ/かわいい乳幼児と不思議な大人の行動/乳幼児は「なぜ」かわいいのか/本章のまとめ 他 【著者】 森口 佑介 京都大学文学研究科 行動文化学専攻行動文化学講座准教授
  • それは私がしたことなのか 行為の哲学入門
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    倫理的思考の故郷へ 正しい行為とは何かを問う哲学書では以下のような極限的事例が議論されます。「列車が暴走し線路上に立つ5人を轢かんとしている。ただし、眼前のレバーを引けば列車は1人しか轢かない別の線路へと入る。引くべきか否か、その選択はどんな理論で正当化されるのか……」。しかし、ジレンマに陥った中での苦渋の選択というものから、倫理について多くを学べるのでしょうか。我々の目指すものは、こうした状況で躊躇せず正しい行為を選び取れる、ということではないのではないでしょうか。筆者は、我々の理解から乖離しない倫理の解明に向けて、自由意志の有無、意図と行為の関係、さらには義務や責任と運との関係といった「行為」の深い謎へと切りこみます。ままならぬ世界で不完全な道徳行為者として生きる人間の核心に迫る哲学入門書。 【目次】 はじめに 第1章 行為の意図をめぐる謎 1―1 「手をあげる」―「手があがる」=? 1―2 出来事を引き起こす心の働きとは何か 1―3 意図をめぐる問題―そもそも意図とは何か 1―4 機械の中の幽霊―ライルによる物心二元論批判 1―5 機械の―「心→脳」と巻 1―6 決定論を支持するかに見えたる一科学的な知見の検討 コラム・ 心身問題の行方 第2章 意図的行為の解明 2―1 意図と信念の諸特徴 2―2 心をめぐる「一人称権威」は何を意味するのか 2―3 心の「隠蔽説」を超えて 2―4 行為の理由と原因 2―5 心は身体の中には存在しない 2―6 意図せざる行為の存在 コラム・ 現代の英語圏の行為論の流れ 第3章 行為の全体像の解明 3―1 意図性の薄い行為―やむをえない行為、他人からの強制に従う行為 3―2 意図せざる行為・―「悪質な過失」について 3―3 意図せざる行為・―「純然たる過失」について 3―4 意図せざる行為・―悲劇と行為者性 3―5 意図せざる行為の全体像 3―6 行為の全体像 コラム・ 共同行為について エピローグ 非体系的な倫理学へ 【著者】 古田 徹也 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部 倫理学研究室 准教授、放送大学 客員准教授。
  • ディープラーニング、ビッグデータ、機械学習 あるいはその心理学
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    機械学習を心理学の見地から展望 インターネットが著しく発展し、膨大なデータを如何にして処理すべきかが問われるようになって、ビッグデータサイエンスに注目が集まるようになりました。大量の画像から「ネコ」を認識するニューラルネットワークがニューヨークタイムスのトップ記事になって話題を集めたのも記憶に新しいところです。ディープラーニングは大量のデータから情報を取捨選択して行動を決定している人間の情報処理過程に学びながら、性能を向上させてきました。機械学習に対して、心理学からどのような展望が描けるのでしょうか。機械学習から心理学へは、どのようなフィードバックが期待できるのでしょうか。本書は、ディープラーニングの基礎知識を懇切に解説したうえで、機械学習を心理学の見地から展望します。 【目次】 ディープラーニング、ビッグデータ、機械学習――目次 第1章 プロローグ 1・1 ディープラーニング,ビッグデータ,および機械学習 1・2 本書の想定する読者 1・3 本書の構成と特徴 第2章 第三次ニューロブーム前 2・1 形式ニューロンのモデル 2・2 ホップフィールドモデル 2・3 多層パーセプトロン 2・4 サポートベクターマシン 2・5 多層化へ 2・6 たかがネコでなぜそんなに騒ぐのか? 第3章 巨人の肩 3・1 直系尊属ネオコグニトロン 3・2 3層パーセプトロンの近似定理 第4章 心理学の来し方 4・1 伏魔殿 4・2 視覚情報処理 4・3 ピアジェの認知発達 4・4 言語獲得 第5章 ディープラーニング 5・1 制限ボルツマンマシン 5・2 コントラスティブダイバージェンス 5・3 自動符号化(オートエンコーダ) 5・4 畳み込みネットワーク 5・5 ドロップアウト 5・6 中間層の意味 5・7 カリキュラム学習 5・8 黒魔法 他 【著者】 浅川 伸一 東京女子大学情報処理センター
  • 「集団主義」という錯覚 日本人論の思い違いとその由来
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    みんなが信じている虚構 日本人は集団主義的で、アメリカ人は個人主義的。多くの人が無条件にこう信じています。日本人ばかりでなく欧米人も日本人は集団主義的だとして、貿易摩擦のとき非難の口実にしました。しかし、本当でしょうか? 近年、集団主義・個人主義についての実証的な国際比較研究がさかんにおこなわれるようになり、そういう研究の結果をしらべてみると、「日本人は集団主義的、アメリカ人は個人主義的」という通説はまったく支持されないのです。ではなぜ、事実に反する説が「通説」として流布するようになったのでしょうか。学問的研究ばかりでなく、数々のエピソードや社会‐経済的な事実まで幅広く検討し、人びとが陥りやすい心理的錯覚について考えます。 【目次】 ◆目次 第一部 「日本人=集団主義」説 第1章 日本人論 第2章 日本人論批判 第二部 事実の検証 第3章 実証的な研究 第4章 論争 第5章 「集団主義的な文化」再考 第6章 エピソード 第7章 昔の日本人 第三部 通説はなぜ成立したのか? 第8章 戦時下の集団主義 第9章 思考のバイアス 第10章 オリエンタリズムとしての「集団主義」 第四部 「文化」の再検討 第11章 「国民性」 第12章 文化ステレオタイプ 【著者】 髙野 陽太郎 東京大学名誉教授、明治大学研究・知財戦略機構サービス創新研究所 客員研究員
  • 奇跡の寺の住職が教える 神様に好かれて運気好転する方法【電子特典付】
    -
    奇跡の寺に足繁く通う成功者、お金持ちが実践している氣を上げ続ける極意 「宝くじの高額当選者が続出!」 「大きな仕事が急にいくつも舞い込んできた!」 「転職で前よりもずっと良い待遇の会社に決まった!」 「病院通い続きだったのに、すっかり健康になった!」 非常にエネルギー値の高いパワースポットとしてたびたびメディアに取り上げられ、 パワーチャージのために熱心な参拝者が後を絶たない「奇跡の寺」円明院 その波動の高さは日本一とも世界一とも言われ、行くと氣が上がる! 本書には「運気アップ法」「上がった氣を高く持ち続ける方法」 「お金・成功を手に入れる人たちがやっている習慣」など日々実践できる方法を掲載 あなたも氣を上げて、願いを叶えましょう! 【電子特別特典付き】 電子書籍版には、本書未収録のここでしか手に入らない 「運気好転の強力パワー入り! 見るだけ・持っているだけで良い知らせが続々と舞込む光の写真」付き
  • 人生が一変する「遊ぶっきょう」の教え
    3.0
    「遊び力」を身につけると 人生は一気に輝きはじめる! 「死ぬことさえも、遊びのうち」と言い放つ町田和尚の話は、いつも私たちに大きな気づきをもたらしてくれます。遊びというのも、けっして不真面目でもふざけているわけでもなく、「真剣」と紙一重のパワーをもった行為であり、“無邪気に勝るエネルギーはない”と言えるほど強大なものだったのです。遊ばない人、遊べない人は、人生という道のりを歩くうえで大きな損をしています。 本書では、日本の歴史上で遊びが果たした役割、文化・芸術方面で花開いた創造性などを検証しながら、あなたの「遊び力」を鍛え、人生に活かす方法を説きます。禅と密教を修めた唯一無二の僧侶がたどりついた究極の境地は、毎日の生活や仕事における迷いや悩みからあなたを解放してくれるでしょう。
  • 発達性トラウマ症の臨床
    -
    本書の大きなテーマは2つ。1つ目は重症トラウマへの治療。子ども虐待によって生じる発達性トラウマ症ならびに複雑性PTSD親子への家族併行治療の実践報告であり、TSプロトコールを用いた治療である。重症トラウマの臨床は、多重人格への治療が必要になるなど、通常の精神科臨床とは非常に異なった展開や独特の要素が多彩に認められる。様々な精神科疾患の診断基準を満たすため、まさに誤診の山であり、この領域への治療実践はわが国においては未開拓の部分が大きく、臨床の現場で苦闘されている方々に参考になるのではないかと思う。  2つ目は、精神科の診断をめぐる混乱である。DSMに代表されるカテゴリー診断全盛の中で様々な弊害が目につくようになった。そだちの臨床、とりわけ神経発達症をめぐる精神科臨床においてその弊害が特に著しい。精神科の診断が、あたかも実態があるもののように一人歩きしている現状があり、それが精神科臨床のみならず、教育にも大きな混乱を引き起こしている。もちろん診断をめぐる問題は、1つ目のテーマであるトラウマ臨床にも大きく関わってくる。DSM診断で神経発達症と診断されるのに、神経発達症への治療を行ってもまったく改善しない事例がしばしば認められるが、それらは言うまでもなく、トラウマを基盤とする発達性トラウマ症の子どもや、時として大人である。このような場合、ともかくトラウマ処理という特殊な心理治療の実践が最優先になる。II型トラウマによって引き起こされるフラッシュバックの治療をまず実施しないと、何が問題なのかまったく見えてこないからである。

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  • 元気なからだに導く、鍼とお灸の未知なる世界。10分で読めるシリーズ
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    さっと読めるミニ書籍です(文章量11,000文字以上 12,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 鍼(はり)とお灸(きゅう)の治療と聞いて、みなさんは何を思い浮かぶでしょうか? 「痛そう。熱そう。怖い。何をされるかわからない。」このように不安に思うかもしれません。 本書は、鍼とお灸に興味のある方や鍼とお灸の治療が未経験の方に、鍼灸(しんきゅう)の世界を身近に感じてもらえるように、簡単にわかりやすくお伝えします。 著者は、鍼灸専門学校で学び国家試験に合格、鍼灸師として20年以上経ちます。 「鍼灸師」ですが、正確には「はり師」「きゅう師」の二つの資格免許保持者です。 そんな著者の私が日頃から感じていることは、病気だけでなく元気が出ない時や不調がある時などにも、鍼灸治療を「手当てのひとつ」として、治療の選択肢や補助的な治療にしてほしいということです。 痛いところをあたたかい手でやさしく撫でられたり、触れられると不安感が落ち着いたという経験をされた方もいることでしょう。 鍼灸もその延長線上だと思っています。 不安や恐怖心があるのならまずそれらを取り除いて、数千年前から続いている鍼灸とは一体何か、未知なる世界や魅力をぜひ感じてほしいです。 本書をきっかけに鍼灸治療を受けてみようと思う方や実際に受けて効果を感じた方がいましたら、鍼灸がもっと日常に浸透するのではないかと、そんな未来に繋がることを願っています。 【目次】 鍼は痛い?お灸は熱い?どんなことをするの? 鍼とお灸にはどのような効果があるのか? 目に見えない気やツボとはなに?よく耳にする気血水とは? 経絡とは? 鍼灸の切診(脈診、腹診、切経)と治療法 鍼とお灸のこれから 【著者紹介】 スズキマコ(スズキマコ) 著者は、足裏のツボ療法を学びツボに魅せられ鍼灸師になりました。整骨院、鍼灸院での勤務を経て開業をしました。 20年以上の経験をもとに、現在は一人一人の治療時間を大切に往診治療をしています。リラックスできるように心と体にやさしい治療を目指しています。

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  • 真木あかりの“使う”星占い 2024年下半期
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    1~13巻385~660円 (税込)
    ウェブや女性誌で大注目の占い師、真木あかり先生による「12星座別あなたの運勢」が、「真木あかりの“使う”星占い」としてリニューアル。 2024年下半期(7月~12月)の本作品では、ウェブマガジン「幻冬舎plus」で公開されている全体運に加えて、「仕事運」「恋愛運」「健康運」「金運」などカテゴリー別の占いをお楽しみいただけます。 購入者特典として、占いを役立てていただくための5枚の「書き込みシート」がついています(完全版のみの特典です)。 ◆「全体運」「仕事運」「恋愛運」「健康運」「金運」を解説した「Part1 運を良くする行動編」と、「試練と制限の星・土星」「破壊と再生の星・冥王星」について解説した「Paet2 星の力を使いこなす編」の2部構成 ◆各項目では、文章による解説だけでなく、「心がけるならこんなこと」として、行動のポイントをコンパクトに3つにまとめました。 ◆「書き込みシート」は、「2024下半期の目標」「今日よかったこと3つ」「おまもりの紙」「落ち込んだら見る紙」「書いたら破って捨てる紙」の5枚。 ◆12星座別「今がつらいあなたへ」メッセージを収録(「おわりに」より) スマホやPCに入れていつでも持ち歩ける、心のおまもり本です。
  • 混沌を生き抜く思想 21世紀を拓く対話
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    山本七平――天皇・この巨大なる謎。 高坂正堯――地球の生命を救う思想。 松井孝典――人類四百万年の大遺産。 伊丹十三――父親はどこへ行った。 杉本苑子――鎌倉仏教・日本思想の栄光の時代。 横尾忠則――芸術家は畸人たれ! 会田雄次――天下大乱を生き抜く思想。 西山松之助――スーパー歌舞伎のカタルシス。 日本を代表する「知性」たちが、次代思考の座標軸を語り合う。刺激的対談集。
  • もくれん茶屋日記
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    風光明媚な尼寺の主・春光尼が、時代の波にもまれながら尼寺の発展に尽力する姿を描いた物語。著者の雲輪瑞法尼の実体験をもとに綴られた筆致が深い感動を誘う。軽妙なタッチで描かれた人間味あふれるエピソードが随所に散りばめられ、笑いと涙が交錯する一冊。

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  • 仕事に使えるデカルト思考 「武器としての哲学」が身につく
    3.6
    「我思う、故に我あり」の言葉で有名なデカルトは、いわば思考の達人。その思考を身につけると、論理力・判断力・感情コントロール力が劇的に高まる。「哲学は役に立たない」は、大誤解。約400年前を生きた哲学者デカルトの哲学は、ビジネスパーソンにとって仕事に活かせる強力な武器になる。本書では、デカルトの代表作『方法序説』と『情念論』から、ビジネスパーソンが使える思考法を齋藤孝氏がピックアップして解説。「速断と偏見を避けて、明晰に判断する」「大きな問題は小さく分けて考える」「軌道修正しやすい、穏健な道を選ぶ」「失敗しても全否定しない」――デカルトの言葉をヒントに、物事を論理的に考え、正しく判断できるようになるための「思考の技法」を学ぶ。この一冊で、困難な仕事も混乱することなく解決し実行できるようになる。冷静な判断力が高速で求められるようになってきた時代、今こそ、デカルトに学ぼう!

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