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Posted by ブクログ
ネタバレもうすっかり一穂ミチさんのBL小説の虜になってしまった。
本作はケンカップル具合と軽快な心理描写がとても心地よく、何より二人の出会いから距離の近づき方、些細なすれ違いや嫉妬や喧嘩…などなど好きが随所に散りばめられていて、終始萌えまくりでした。恋愛だけでなくお仕事ものとして読んでも最高。
「ふったらどしゃぶり」は泣ける要素多めで切なくエモい雰囲気だったのに対し、こちらはラブコメみが強く思わず声に出して笑ってしまう描写も多々あり。一穂さんのギャグセンス高いなあ、と感心させられます。タイトルもおしゃれで大好きです。
心の中で人の粗探しして毒ばかり吐いている計のことを、冒頭はあんまり好きじゃないかな、とまで思っていたのに、気づけば愛おしくて仕方なくて、めっっちゃ大好きなタイプの受けだった!!
そういえば私こういう口の悪いツンデレ受け大好きなんだ…そこへよしよし甘やかしてくれる包容力高めのちょいSクリエーター職攻め様ときたらもう!好きにならないわけがないんですよ…
このカップル、二人とも男としての魅力が高すぎる。
「ザ・ニュース」初OA日の本番直前、トイレに駆け込んで潮と通話するシーンは胸がぎゅんぎゅんした。アクセント辞書にパラパラ漫画みたいに似顔絵が描いてあって、……知ってたのかよ。のところでうわあああああっと天を仰いで悶えてしまった。展開が神。
後半に出てくる皆川も、当て馬ではあるんだけど良いキャラしてて、程よいスパイスになってくれているのが最高でした。
続編もたくさん出ているみたいなので近いうちに読みたい。 -
Posted by ブクログ
哲学って何?が全くわからないので、たまに手を出したくなる哲学本。
科学視点からだとこう見えてるけど、実際どうなの?
という、理系ニンゲンが気になる所のど真ん中に豪速球を投げ込んでくれる一冊。
哲学というと「知を愛する」と訳されるように、世界についての新たな知識を得ようとする営みだと思っていた。
その点では科学とも同じ方向を向いているんだと思ってたけど、その前提からして違うらしい。
新たな知識を得てそれを積み上げる、という事から興味が無くなっている様子。
世界に対する知識というより、ヒトが世界を認識する事で生まれた「ヒトの中にある世界」を対象に「何か言う」という事をしたい、知識より議論の為の軸(ネタ)を並べる事に価値を見出している、と見えた。
※すでに世界の根源を探る営みでは無いんですね
価値観とか言葉の定義で如何様にも結論が変わる(そもそも結論なんて出ない)グラデーションの世界に、(言葉や概念を定義しないままに)俺の基準の解釈ならこう、いやいや私の基準ではこう、みたいなのを言い合うのが哲学だ、と言ってるように思える。
役に立たない物が価値がないとは考え無いけど、
これは(少なくとも説明されていた範囲の科学哲学は)学門ですらないよね。
というのが須藤先生のホンネではなかろうか。
そういった議論が大切な領域(倫理とか)もあり、今後一層重要な世界になっていくと思うが、
反実在論の話題については科学がすでに内蔵している物を見ずに、ただの俺様解釈ごっこをしてるだけに見える。(ようなご説明に終始してただけかもだが)
この本は須藤先生側から投げかける構成なので、どうしても科学哲学側が防戦というか相手のペースで答えていくスタイルになるので、
科学哲学のペースで語られるであろう本にも手を出してみたい。
そして親切な事に、本作中で良書が紹介されているので、次はソレですね。
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