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Posted by ブクログ
第1作目で狩った「走訃王」から作られた大剣「走る王」の力はアルスルを助けるだけでなく、その独りよがりとも言える強い愛情を向けることでアルスルへの呪いともなります。
最初は周囲から認めてもらいたい、愛情を注いでもらいたいと悩んでいた少女が、自分の力で人生を切り拓く経験を重ね、いろいろな人と出会い、「見返りをもとめずに愛情を注ぐこと」を覚えたことで、結果として周囲から愛されるようになってゆく姿は何度でも読み返したくなりますし、応援したくなります。
走訃王との関わり方を見てもアルスルの成長が感じられますし、伴侶であるルカや主君と仰ぐヴィクトリアとの関係性も素敵です。
三体目の六災の王・地動王とい -
匿名
ネタバレ 購入済み面白かった〜
続編を希望します!
全編書き下ろしです。結婚後に住まうことになった辺境領の領地経営を、次期領主夫妻としてお勉強していたら、気づいてしまった土壌改良の余地。
ヒーロークロちゃんが、ヒロインマリスさんの機転でサクッと解決しますが、ここでクロちゃんの力技が入ります。物理でボキッと… その犠牲者は神代の高位種族… 笑〜
この種族のその後も気になるし、二人の間に生まれた子ども(いにしえの英雄の名前持ち)とたのしい仲間たち(クロちゃんの部下)の破天荒さももっと拝読致したく。
もう一度申し上げます。
続編を希望します!
ただ、何故に1巻と表紙絵が同じなのでしょう… 2という数字と白い縁取りで区 -
Posted by ブクログ
どうしようもない恋心と、笑いへの探究心の物語。
言語学を学びながら一人の女性に恋をする大学生「耕助」と、大学のお笑いサークルで注目を集めるコンビのボケ担当「四郎」。似ているようで違う性格の、どこか同じ痛みを抱えた二人が、それぞれの場所でもがきながら「笑い」と向き合っていく。
現実に打ちのめされても足掻き続け、理不尽に揉まれても自分の「ことば」から逃げなかった姿が、真っ直ぐで純粋だった。不器用なのに、どうしようもなく格好良かった。
似たり寄ったりな不器用さを抱えた二人が、お笑いを通して惹かれ合っていく関係性もとても魅力的だった。立場が違っても、相方でなくても、どこかソウルメイトのように感じ
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