すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
フォークランド諸島の領有権は18世紀半ばまで遡り、列国にとって大西洋と太平洋の結節点として、また安全保障という観点から重要な拠点であった。アルゼンチンが植民地支配から独立して間もない頃、1833年イギリスによる占領支配を転機に、両国はフォークランド諸島をめぐって対立して、これが後のフォークランド戦争に繋がる。本書はフォークランド諸島の歴史背景や、実際に戦争が勃発してイギリスが勝利した要因を多面的に着目する。アルゼンチンとイギリス両国における陸海空軍の長所と短所を指摘するが、いずれにしても、戦争が動かす人間が重要である。国家が十分な人材を確保して、大切に育てなければ、組織として適切に機能しなくな
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Posted by ブクログ
ネタバレオーディブル読書。
2026年本屋大賞作品の前作ということで読んでみた。
表紙の通り、最後まで穏やかでやさしい物語だった。オーディブルの朗読も穏やかで聴きやすく、物語にもすんなり入り込めた。
一番印象に残ったのは、マチ先生の落ち着いた人柄。患者さんや家族にかける言葉によくこんな返しができるなと何度も感心したわ。
がんばってじゃなくて、急がないでって言えるってすごいよね。
登場人物もみんないい人たちばかりで、ずっと心地いい。
ただ、9歳の男児の手術のとこでいい子?と聞いて、悪ガキですと返されたときマチ先生なら何て返すんだろうと思った。それバージョンも見たかったな〜。 -
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「知らねぇんだろうが猫科ってのは、逃げられたら追いかけたくなるもんなんだぜ(凌牙)」
〝...I see. Is Mashiro a flower to me... I want to be kind. I want to protect you. Then someday I want to make flowers bloom beautifully with my hands〟
Eros度★★★★★★
おやおやおや……。強気な兎が快楽に溺れる姿はかわいいですね。
黒豹と白兎の運命的な出会いを、獣人学園の舞台で甘くも激しく描き出した、珠玉の作品。
努力と誇りを胸に生きる兎の真白と -
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三作目。今回は「シリウス」の製菓部が舞台。
三年前の不本意な異動から未だ製菓部に馴染めないかなめ。頭の固い職人気質の頑固部長。
道を見失いそうになった人が、また情熱を持って働けるようになるまでを、美味しそうな料理(今回はスイーツも)とともに描いていくこのシリーズ。
今回は頑固親父の再生もよかった。
結束の強いおばちゃんたちの中に若い子が入りづらいのは、わかるなぁ。でもパートさんたちもやりがいを求めて働いているというのがわかって、よかったな。職場の雰囲気はいいに越したことない。
たまに食べる素敵なパティスリーのケーキもいいけど、肩肘張らない手軽なスイーツって、気軽に食べられていいんだよね。 -
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なんてドラマチックな大人のラブストーリー!今までで1番の恋愛小説だった。イラク戦争、PTSD、金融市場、音楽業界、広げ過ぎというくらい複雑な設定を丁寧に点と点を結んでいく、深くて緻密なプロットが凄まじい。平野さんからは世界がこんな風に見えてるのか。本物の教養ってこれか、、、。文章は抽象的な形容詞をわかりやすく使って描写されていて、読みやすいのに圧倒された。
一階の奥の席に座る洋子に幸福の硬貨を贈る場面、大泣き。これは泣くなと言われても無理!!!
心がぴったり合う、運命的な出会い憧れるなぁ。現実は違うにしても、物語で追体験できるならこれ程幸せなことはない。平野さんありがとう。 そして洋子が終始素 -
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ネタバレ公開初日に映画をみてきたので、ふりかえりも兼ねて文庫で再読。
いつのまにか我が家の娘も当時の更紗とおなじ小学4年生の9歳。この年の少女は、たまにこちらがハッとするほど大人だ。
プロローグから始まって、ページをめくる手はすぐに止まらなくなる。やっぱり最高。
とにかく文と更紗の関係性がこれから先もずっと、穏やかに穏やかに守られることを願ってやまない。外野は黙ってすっこんどれぃ!と思う。
更紗が文と再会して、みるみるうちに自由の名の下に活力を取り戻していく様子には、とにかく心の底からの安堵が込み上げる。引っ越し先をめぐってストーカーうんぬんと軽口を交わし合う感じとか特にね。そっけなくも優しい文に、 -
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地理/気候からくる食物の違い、それに紐づく精神文化宗教の構造を、日本とヨーロッパ(とインド)を比較して考察する。非常に面白かった。
地理のゆっくり解説動画を見ていたら
おすすめに上がってきた本。
ヨーロッパ…
そこら辺の草(埼玉ではない)を食わせておけば育つ家畜→肉食。人間と動物とを断絶させるキリスト教。階級の断絶(僧侶>貴族>市民>農民>ユダヤ人>非ヨーロッパ人>動物)。から反動のマルクス主義。
麦の取れ高は難しいし連作障害→広い土地とお隣さんとの協力が必要。
日本…
手をかければ1粒の種籾から何百倍にもなる米で連作可能、耕作放棄すれば荒れる田→米が -
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Posted by ブクログ
ノーベル文学賞受賞後の第一作目の作品。
人工親友AFと呼ばれる太陽光エネルギーの人型ロボット、クララが販売店に陳列され、ジョジーという女の子に買い取られます。
物語はAFのクララ目線で回想されるところから始まります。
その語り口は優しく、常に敬語で、人間を敬っているのが読み取れます。そう開発されたのでしょう。それがいじらしく、切なく、親しみを抱きます。
ジョジーに愛され、ジョジーの困難を全力で救い、自分の身を犠牲にしていくクララ。きめ細かい気遣いを見せるクララ。ロボットでありながら感情も情緒もあるクララ。だからこそその姿勢は痛ましく、涙を誘います。
二人の関係は、あたかもドラえもんとの
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