【感想・ネタバレ】八本目の槍(新潮文庫)のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月25日

賤ヶ岳の七本槍と呼ばれた男たちが
佐吉こと石田三成に語りかけ、問いかけていく話。

順番に1人ずつ出自や、心の中を語りながら
関ヶ原の戦いを向かえ、終えていくので
読者は7人分の関ヶ原の戦いにふれて
8人目の石田三成の関ヶ原の戦いを想像することとなる。何を考え何を伝えたかったのか。

太閤秀吉のもと...続きを読む、様々な出自を持った若者たちが
切磋琢磨し、青春を共に過ごしてから
大人になって疎遠になり袂を分かちながらもどこかで繋がっている…。
結局はここに戻ってくる原風景のようなもの。
ふとしたきっかけで溢れて出てくる思い出や
若い頃は気が付かなかった優しさや友情。
何度も、佐吉、佐吉、と語りかける男たちに
歴史小説の浪漫を感じた。

いやぁ、面白かった。
去年の大河ドラマの役者さんたちが時折
頭をかすめたけど、読みごたえがある作品だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月26日

今村翔吾の描く石田三成と豊臣の七本槍の物語。

影武者徳川家康等、数多の歴史小説で徹底的に悪者嫌われ者クソ官僚に描かれた石田三成。そんな三成を徹底的にエエ者に描いた快作である。

七本槍それぞれの個性に託し、豊富治世の日ノ本をいかに良い国にするかを考え設計した三成という姿は新鮮でカッコ良くて清々しい...続きを読む。勿論フィクションであろう、そこまで達観した人物などいないと思うが、他の諸作に描かれた三成ほど悪い人物でもなかったと思うんで、差し引きトントンなんだと思う。

三成の設計した対徳川戦略は経済戦も含めてよー考えたな(元ネタがあるんかな?)と思うし、加藤清正から初めて福島正則で締める展開もミステリー要素含めてお見事。

三成がここまでカッコよく書けるなら、今回徹底的に悪役を引き受けた淀君と大野治長、一度彼らがエエもんやった世界の小説も読んでみたいものである。

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購入済み

歴史好きには読んでほしい

ice
2024年02月02日

七本槍それぞれの視点で書かれる幼少からの話がみんな面白く、読むにつれて三成に対する印象が変わっていき、読み終わったあと「もう一回読み直したい」って思う小説でした。
歴史は好きですが、基本漫画ばかりです。小説はハマらないとなかなか読まないのですが、今村先生のストーリーはのめり込んでまるでその人物になり...続きを読むきっているような面白さを感じます。次の作品も楽しみにしています!

#感動する #タメになる

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Posted by ブクログ 2024年01月27日

好きすぎる作品。再読。
人に歴史小説を薦めるとすれば、自信を持ってこの作品を進める。
市松が最後に淀殿に放った一言には心底痺れる。

7本ある短編のうち個人的に一番好きなのは二本槍の腰抜け助右衛門。まぁ僅差であるが。

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Posted by ブクログ 2023年11月13日

日本史初心者の私にとっては、戦国時代の大まかな流れを掴むのにはうってつけの小説でした。
若い頃からの仲間が、成長していく姿を描きながら、石田三成の人物像を浮き彫りにしていきます。
7人それぞれのストーリーが連作短編集のように繋がっていき、最後には三成が考えていた秘策が明かされます。
時代小説ですが、...続きを読む読みやすかったです。

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Posted by ブクログ 2023年09月21日

好きな武将は石田三成です。秀吉を支えた武将たちのさわやかな群像劇でありながら、物語が進むに連れて大きな謎が明らかになる構成。彼らの生き様が胸を打つ。

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Posted by ブクログ 2023年07月04日

文学書評
読書レベル 中級
ボリューム 527頁
ストーリー ★★★★★★!
読みやすさ ★★★
ハマリ度  ★★★★
世界観   ★★★★★
知識・教養 ★★★★★
読後の余韻 ★★★★

一言感想:石田三成が好きな人、豊臣秀吉が好きな人、歴史小説が好きな人にオススメの作品です。

めちゃ面白い!...続きを読む7部で構成された長編小説ですが、同時期に生きた7人(賤ヶ岳の七本槍)が、1部ごとに主人公が入れ替わって描かれており、その各部の場面がそれぞれ繋がっているという、非常に奥深い構成の作品です。

この作品の魅力は『人情、友情、智略』の描かれ方にあります。表面描写と心理描写が絶妙で、その言葉のやり取りだけ心が揺さぶられます。また、主人公全員、それぞれ個性が強く、それぞれ違った魅力で描かれているところも秀逸でした。

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Posted by ブクログ 2023年06月05日

三成の情の熱さと知の深さが見事に表現されていた。

大きな時間差て杉の木を訪れる七本槍に
解っていると
だけ残すところがこの作品の極まるところだ
孤独な七本槍が一番言って欲しい時に言って一番欲しかった事が伝わる、、、
それは同時に七本槍自身が最も佐吉に言いたかったことでもある

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Posted by ブクログ 2023年06月03日

凄いな。読み進めるほどに惹きつけられる。
もう一回、読まなきゃ。

元々は、秀吉の小姓組。
本能寺の変の翌年(1583)、秀吉が柴田勝家と賤ヶ岳て対峙し勝った。小姓組のなかで、その時功を上げた7人が「賤ヶ岳七本槍」。(秀吉はぽっと出で家臣が少なかったので家臣をブランド化した感じ)。この、同じ釜の飯を...続きを読む食った小姓組の一人にはには、石田三成という「八本目の槍」がいた。
七本槍のそれぞれの人生を通して、石田三成の理と友情、自分の死後にまで及ぶ家康に対する経済戦の仕掛け、その目的、遠大な国家感をうかびあがらせる。

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Posted by ブクログ 2023年04月20日

賤ヶ岳7本槍それぞれの生き様を描いた一冊。
今村将吾さんは塞王の盾が有名なのですが、
個人的にはこちらの方が好きでした。

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Posted by ブクログ 2023年03月12日

石田三成を七本槍それぞれの目線で書いた話。
当たり前ですが、人は仲良い時もあれば悪い時もあるということを改めて思いました。
何となく最初から最後まで武断派と文治派は対立しているイメージあったけどそんなことないよなぁ。

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Posted by ブクログ 2023年01月20日

石田三成という人物を7人の小姓仲間たちの物語の中で描かれる。
賤ヶ岳の七本槍のそれぞれの物語もまた熱くて悲しいというのに、石田三成の人物像がまた読み進めるごとに心に染みる。
史実を辿りながら上手くエピソードを織り交ぜていくのはさすが。
それぞれの考え方や行動が他の人の物語を読むことで繋がっていく。
...続きを読む最後には石田三成がどれほどの傑物か、その優しさとともに思い知ることになる。

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Posted by ブクログ 2023年01月20日

賤ヶ岳の戦いで活躍した七人の若武将たちを称え「賤ヶ岳の七本槍」と呼ばれていた。
七人の目線から石田三成を描いていて、七つの話がパズルのように組み合わさっていく文体は、さすが今村先生です!!

八本目の槍になりたかった三成。敵になろうが疎遠になろうが、八人の心は古い大杉でずっと繋がっていたんだな......続きを読むと思うと胸が熱くなりました。

諸説ある歴史だからどれが正しいなどないけれど、この作品に描かれている三成は、頭脳明晰、生真面目故の不器用さ、真の友に見せる優しさや笑顔...とても魅力的な武将でした。
福島正則は気性が荒いイメージしかなかったので、意外な一面を魅せてくれました。
これだから歴史は面白い(*´-`)

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Posted by ブクログ 2022年12月29日

石田三成を賤ヶ岳7本槍の7人の目線から順に描いていく。後半になるにつれ謎解きのように三成の夢が明らかになっていく展開は流石。こんなに魅力的な三成は初めて。彼が現代社会の政治システムを夢見ていたというのは少し出来すぎだが三成なら…と思わせる筆力はすごいとも思う。

小姓組時代のエピソードはまるで学園物...続きを読むのように、夢を語り合い馬鹿をやり合い、徐々に出世にも差が出ていき、疎遠となりながらも心で繋がっている。そんな関係性が非常に心地よい。助右衛門や権平などは小姓組の中でも出世も乏しくエピソードも少ないだろうが(だからこそ)彼らなりの役割を持たせて、重要なピースとなっている。そして最後の市松の章。その章まではただの筋肉バカとしか描かれず佐吉と最も対立していると見えた市松が佐吉の夢を解明し引き継いでいく展開は感動の一声。豊家の滅亡を止められない絶望の中、佐吉を「八本目の槍」と凜然と言い切る最後の場面はこれ以上にない終わり方だと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月18日

融通の効かない、ただただ生真面目なだけの人物として描かれることの多い石田三成を、不器用ではあるものの、とにかく自分の守りたいと思うもののために動いている人物として描かれており、これまであまりない人物像だった。また、反目していたように描かれることの多い賤ヶ岳七本槍のそれぞれの人物に対して、互い意見はぶ...続きを読むつかりつつも、内心ではしっかりと三成のことを認めている様子が描かれており、そこもまた新鮮だった。そして、それぞれの話が少しずつつながっており、そこにもまた話に引き込まれた。

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Posted by ブクログ 2022年09月08日

 加藤清正(虎之助)、福島政則(市松)ら賤ヶ岳の七本槍の視点から描かれる石田三成(佐吉)は、情に厚い、悲運の天才である。史実を曲げずに、このような解釈を導き出せることが凄い。
 運が絡む「結果」は選ぶことが出来ずとも「生き様」は選べる。史実では敗者にあたる男たちがいちいち格好いいのは、きっとそういう...続きを読むことなのだろう。

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ネタバレ購入済み

新しい視点からの戦国絵巻!!

2022年06月08日

2022年6月読了。

新しく見付かった一次史料等も織り込ませて、「もう書く事が無いだろう」と云うくらいに沢山の小説や映画で取り上げられてきた秀吉~家康の時代を、全く新しい発想・視点から描き出した、大変に優れた連作短編集である。

確かに「賤ケ岳七本槍」自体は有名だが、その一人一人に着目した...続きを読む小説は意外と少なかったかもしれない。
その七人の青春時代(出逢い)から人生や様々な想いに至るまでを緻密に描くことで、実はその七人と密接な関係に有った「八人目」の石田三成を、鮮烈なイメージで浮かび上がらせる、この着想が先ず素晴らしかった。

主題の七人も、それぞれ複雑な事情やコンプレックスを抱えて何とか生き延びてきたが、過去を振り返る時には必ず傍には佐吉(=三成)が居て、「今にして思えば…」と感慨を持つ者や、「あの時自分が賛同してあげたら…」と後悔する者も居て、最後には「佐吉が、この日本と云う国に本当に必要だと云うもの」とは…が浮かび上がってくる結末には、気宇壮大な理想が表され、感嘆せずには居られなかった。

勿論、現実に石田三成がそんな「日本の未来は〇〇〇〇が良い」とまで考えていたとは、全く思わないが(その時点の南蛮国にすら欠片も無い思想)、何かと評価を貶められがちな彼であっても、これだけの事を実行し、後世の事まで考えていたのかもしれないと云う歴史小説ならではの浪漫は、読者の心を掴んで離さないだろう。

歴史小説の世界を全く新しい視点で照らし、「まだまだ我が国も(歴史も)捨てたもんじゃない」と思わせてくれた作者には、最大級の賛辞を送りたい。
「幸村を討て」はかなりミステリーの要素が強かったので、本書は「これぞ新しい時代の歴史小説だ」と万人にお奨め出来る作品だと強く思った。

#切ない #感動する #アツい

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Posted by ブクログ 2024年03月18日

賤ヶ岳七本槍の7人を通して描かれる石田三成。

人間味あふれる七本槍と石田三成たちの姿に引き込まれる素晴らしいストーリーでした。
「八本目の槍でござる」で涙。

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Posted by ブクログ 2024年01月11日

今村さんの歴史ものは本当に面白い。石田三成と仲間たちって感じですね。賤ヶ岳の七本槍、加藤清正と福島正則、そして片桐且元しか名前分かってなかったし、清正と正則にはいいイメージ持ってなかったが、こう云う話にもできるんだ。いや、他の4人も含めていい話だった。大蔵卿も見直したわ

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月07日

今村翔吾は2作目だが、良い作家を見つけられて感謝です。
歴史モノと云うと一昔前は司馬遼太郎だったのが、近年色々な書き手さんが出てきて様々な深堀で楽しめる。
八本目の槍とは実に上手くつけたものだし発想も内容も斬新で一気に読んでしまった。

作品紹介・あらすじ
石田三成とは、何者だったのか。 加藤清正、...続きを読む片桐且元、福島正則ら 盟友「七本槍」だけが知る真の姿とは……。「戦を止める方策」や 「泰平の世の武士のあるべき姿」 を考え、「女も働く世」を予見し、 徳川家に途方もない〈経済戦〉を 仕掛けようとした男。誰よりも、 新しい世を望み、理と友情を信じ、 この国の形を思い続けた熱き武将を、感銘深く描き出す正統派歴史小説。吉川英治文学新人賞受賞。

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Posted by ブクログ 2023年10月09日

題名の『八本目の槍』である石田三成の生涯が、「賤ヶ岳七本槍」の面々それぞれから語られます。
特に四章の片桐且元の話から次第にサスペンスっぽくなっていき、最後には石田三成の智謀の凄まじさ、そして豊臣家の衰退などを交えながら、三成の本当の目的が明らかになっていきます。どこまでがフィクションなのか分かりま...続きを読むせんが、とても引き込まれる展開でした。
七本槍の中で知らなかった二人(粕谷武則・平野長泰)の話が特に好きでした。石田三成のどこまでもお人好しというか、真面目で実直な姿が、とても愛おしく感じられました。みんな石田三成という人物に影響され、敵同士になることがあっても、信じられる仲間たちだったんだなって思える作品でした。「解っている」が少し泣けてきます。誰も悪くない。

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Posted by ブクログ 2023年06月25日

やはりこの作者の話は面白い。
様々な視点からの石田三成、そして七本槍の面々。
個人の想いと大きな流れが交わり、最後の章はミステリーでもあり。
今回も本当に良い作品。

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Posted by ブクログ 2023年03月19日

世に名高い賤ヶ岳の七本槍だが、意外に知られていない人物も多い。その中にあってそれぞれの人物が個性豊かに、人間臭くも魅力的に描かれていた。特に佐吉(石田三成)と市松(福島正則)の関係性は史実でもこうだったらいいなと感じさせられた。

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Posted by ブクログ 2023年03月09日

序盤は登場人物が多く、上手く話を把握出来ませんでしたが、なんとか読み進めていくうちに、1つの物語になっていることに気づきました。主人公は佐吉こと、石田三成。その同期ともいえる小姓たちの繋がりが世を変えたのだと思います。佐吉の先見の明はすごいですね。

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Posted by ブクログ 2023年01月07日

賤ヶ岳七本槍の面々と石田三成との連作。一人一人の個性がヒロイックに表現され格好よい。
三成は嫌われ者のイメージが強かったけど、今でいうと空気が読めない、真面目過ぎで浮いてしまいがち、といった風に感じました。それだけではないんだけども。
それでも未来を見通した先見性はすごい。

そんな中でも、歳を取り...続きを読む出世した後に再び秀吉に全員集められ、小姓衆の頃に戻ったように笑いあうエピソードは爆笑したが、その後を考えると切なくもなりました。
豊臣恩顧の武将の哀しさ、生きにくさが伝わってきました。

「時とは厄介なものだな。生きるほどに絡みついて人の一生を翻弄する。」
甚内の言葉が、強く残りました。

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Posted by ブクログ 2022年12月24日

加藤清正、福島正則、片桐且元は有名だが、他の4人は名前ぐらいしか知らなかった。八本目の槍として石田三成が七人との繋がりで描かれる。最初の方の伏線がだんだんと回収されていき、歴史小説にはあまりない手法が新鮮。7人の小姓時代の様子が目に浮かぶようで面白かった。この作者の描く登場人物はいつもみんなかっこい...続きを読むい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月23日

最終七本槍、市松(福島正則)の章で佐吉(石田三成)の全てが詳らかにされ、小性組たちのかつての想いと志が収束して終わる様子に涙が〜
共に励んだ10代、反目し合い会うことも無く敵味方に別れた関ヶ原

そこまでに張り巡らされた八人それぞれの伏線が少しずつ明かされていく様はミステリーのよう
頑なに幼名で進む...続きを読む物語に、8人の絆がそこにはあったのだと植え付けられます

史実を改変することなく、全員の立ち位置を佐吉に絡めてその人物像を作り上げていく手法が凄い

佐吉の見た夢と未来の物語

石田三成と賤ヶ岳七本槍を好きにならずにいられない作品でした

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Posted by ブクログ 2022年09月04日

202205/最初は各人物達の把握に時間がかかり何度も読み返しながら進めた。各章のつながりやエピソードから、章によって登場人物達の印象や見方が変わったり、見事な物語だった。

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Posted by ブクログ 2024年01月22日

様々な武将の目から見た三成という男。

戦国の世で、豊臣家を何とか…というのは伝わる。

登場するのは名将なのだろうけど知識がなく、もう少し歴史を深く学んでおけば良かったと悔やむ。

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Posted by ブクログ 2023年05月16日

石田三成と『賤ヶ岳の七本槍』の人々との関係が本当にこの様なものであったのかは定かではないが、三成の豊臣忠義がこの様な未来を信じた上のものであったなら、天才と言うか、神と言うか‥‥
彼が天下をとっていたら、江戸時代と呼ばれた時代はどうなっていたのだろか

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Posted by ブクログ 2022年12月06日

賤ヶ岳七本槍がそれぞれの視点から石田三成を描いていく。
虎之助こと加藤清正は朝鮮出兵から戻ってくると佐吉こと石田三成に会う。それは遺恨を正す為であったが得られた回答は。
賤ヶ岳七本槍の面々は加藤清正、福島正則くらいの知識しかなかったので色々と調べながら読んだ。
石田三成の描き方はかなりスーパーマン的...続きを読むに描かれていて無理がある。
何故家康が関ヶ原の後でも豊臣家に手が出せなかったか?というミステリも用意されている。がオチには納得しにくい。

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Posted by ブクログ 2022年09月05日

また、本当に面白い本に出会った。
賤ヶ岳の七本槍が、賤ヶ岳の前から人によっては豊臣滅亡まで描かれる。
読み進めると伏線が回収され戻って読み直すことも多い。
これは本当に面白い作品。大満足。

※評価はすべて3にしています

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