すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ何とも形容しがたい物語だ。
登場人物の世界があまりにも私の世界とかけ離れていて、想像の埒外にある。出来事や感情に対して共感が全くできない。それでもリズミカルに繰り出される展開に心がざわざわさせられて読者を離さない。
それでもある場面には思考が掻き立てられた。本作の主要人物であるモモとキースがしたある行いに対して、モモの父親がキースを糾弾するところである。どうもこの父親表層的には理解のある良い父親であるようだ。しかし、彼の発言から人間の生々しさがなく無機質な印象がどんどん募っていく。子を育て守ることは「義務」であり、国の定める基準から外れるよう唆すことは「暴力」と定義づける。その発言や態度に -
Posted by ブクログ
ネタバレサッカー一筋だった俊介がとあるきっかけから中学受験を目指す小説。
俊介の母、俊介、俊介が通う塾講師の加地
それぞれの視点から構成されている1年間
家庭の事情から自分が夢を抱くことを諦めていた俊介の母が、俊介の夢を応援しようと父や義母に真っ向から立ち向かうところ、そして自分の夢を見つけ俊介と共に夢に向かって進み始めるところがよかった。
俊介が受験をしたいと思ったきっかけ、妹に対して長年抱えてきた思い…そしてそれを解放してくれる加地先生の言葉もよかった。
そして、第3章は涙なくして読めなかった
加地先生の過去、そして生徒たちに対する思い…
受験直前に俊介を送り出す際にかける言葉もよかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「プロポーズされた翌日、恋人が盗撮で捕まった」
なんという掴み!圧倒されて、最後まで一気読みしてしまった。
出来心で女子高生のスカートの中を盗撮ってのが、俺には全く理解できない価値観と性癖。しかも酔っぱらってるとか疲れすぎてて正常な判断ができない状況とかでもない。こういうヤツほんまにおるんやろな。
前半は彼氏が盗撮したことで、人生が一変する彼女側のカメラマンの新夏が主人公。そりゃもうとんでもなく可哀そうなまでに葛藤する。本人は何も悪いことをしておらず完全に振り回されてる側なのに、罪悪感とか裏切りの気持ちを抱いてしまったり、可哀そうすぎて読んでて吐きそうになった。
とっとと別れてやれば良い -
Posted by ブクログ
上巻がイギリス国制についてダイレクトに触れていた一方、下巻では外国の国制(主にアメリカの大統領制やフランスの自由帝政)を引き合いに出しながらイギリス国制が論じられていた
更に、上巻では制度全体について触れられていた一方、下巻では制度の中身(内閣を構成する大臣や階級ごとの違い)が詳しく論じられていた
付された「第2版の序文」と「補論 選挙法改正について」は、後者が第二次選挙法改正で労働者階級全体に選挙権が付与される以前、前者はその以後に書かれたという違いはあるものの、論じられているのは一貫している。つまり、労働者階級全体に選挙権を与えること、ひいては民主制などは愚かなことであり控えるべきだ、と -
購入済み
かなり難解。だけど、キャラクターがよくて読み解きたい。
オムニバス的に話が進むのかと思ったら、大きな流れもあるようで。国政の背負うもの、というのが何なのか。マクベアー家と同等なのか、それともまた異質なものなのか。何だか神話めいてきて、実はそんなところも楽しみにしています。
ノリオが好き。頭にきちゃうな。何かわかんないけどやっちまえ! -
ネタバレ 購入済み
夏休み!
一ノ瀬さん、中学の頃は黒髪でしたが見た目は今と一緒だったようです。試験は18位らしいので、意外がられています。3人娘でお勉強する話は夏休みの図書館等々にもありました。
姫宮さん、家族旅行先で何をしているのかと思ったらドッグランとかでモフモフを撫でたりしていたようです。
練習中、タライに水を張って足をつけたり、楽しそうにしています。
3人で海に行ったら野球部の面々も来ていて、一ノ瀬さんの弟・蓮君もいます。好青年っぽいんですが、ナンパと勘違いして烏丸君が出てきたりも。
カラーページ、一ノ瀬さんの水着姿を出して欲しかったような^ ^;
渚さんが試着していた一ノ瀬さんを見てえっち過ぎる、といっていた -
Posted by ブクログ
昨日、帰りの電車にて読み終わった。ちょうど今任されている手紙入力の仕事と重なる、夏子さんからの手紙を題材にした作品集だったので、もしかしたらと思ったが、入力した手紙が作中に出てきたので嬉しく驚いた。「誕生日の祝い」「足柄山の春」あたり、何通か思い当たるものがあった。気づいていないだけで、あと何通もそういったものがあったように思う。夏子さんの歯槽膿漏の話(113頁)、猫を捕まえるための「すごい仕かけ」(130〜132頁)や、宝塚に行った日の思い出(142頁)など、読んでいて嬉しい気持ちになった。特に宝塚に行った日の思い出は、庄野潤三が脳出血で倒れ、リハビリを重ねて、大外出できるようになったこと
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