すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
肉体の老化を止める処置を受けることが一般的になった世界の法整備のお話。
HAVIと呼ばれる不老化処置が一般的になった日本。
同時に、処置を受けてから一定の設定期限を過ぎたものは人権を剥奪される「生存制限法=百年法」が制定された。
その最初の対象者が発生するまでまもなく。
法整備に追われる官僚。
遠かった死が近づいてきたパート。
うまく切り抜ける技を探す警察。
大きくは百年法の施行までの奮闘、予定とは違う形の施行後の2パート
見た目は老けることがなくなっても「老害」と言うものがどう言うふうに成り立つのかがよくわかる小説だと思いました。
前後編でそれなりの時間が流れるので、前編でかなり猶予のが -
Posted by ブクログ
ネタバレ全組訳アリの問題カップルたち、その新郎新婦たちの異質な結婚式を準オムニバス形式でテンポよく描かれ、どの組も先行きが気になり一気に読み切った。
男を奪った態度悪い女や、胸糞悪い浮気男がそれぞれ改心したものよ報われた形になったのは若干モヤつく点ではあったが、エピローグに描かれた「何事も
成功しないことがない大安吉日」という言葉を見て、
「本日は大安なり」という全体にかかるこのタイトルこそがこの結末に向けた伏線だったのかと納得させられた。
辻村作品ならではの他作品からの登場人物、狐塚らがナイスアシストする点も唸らせるポイントだった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編が幾つもある本で、違う物語の中で登場人物が登場してくるシーンも興奮した。物語の中でこのシーンは何のシーンだろうと思った箇所が最後まで読むとここに繋がるのか...!!となる事が多くてその度に鳥肌が立った。伏線回収される爽快感があってとても良かった。
「先入観」で最初からこうだと決め込んでしまったら、何も変わらない。先入観で悪く決めつけられた相手は萎縮してしまうし、可能性をなくしてしまう事に改めて気付けた。間違えた道を選んでも、軌道修正して真面目に続けていたら前を向いていけるいうのが物語の要になっていて好きな作品の1つになった。 -
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Posted by ブクログ
中山七里さん、すごい人だ!
作家としてのプロ意識が、ハンパない!
ミステリーの書き方というより、作品を作る時の、自分の心構え、やっていること、などなど。
多作なのは、自分を律しているから。全ては小説を書くために生きている、と言う。
遊びたいとも思わない、サボりたいとも思わない、ひたすら書く。そして、ひたすらインプット。インプットは、良いものでも、駄作でも、何でもかんでも、インプット。選ばない。悪いものを読んだり見たりしたときに、なぜダメなのかが、わかるようになるとのこと。
作家として生きる彼の、ストイックな生き方を学んだと思う。ありがとう。
中山七里さんの本をあまり読んだことないけれど、読
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