すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
中山七里さん、すごい人だ!
作家としてのプロ意識が、ハンパない!
ミステリーの書き方というより、作品を作る時の、自分の心構え、やっていること、などなど。
多作なのは、自分を律しているから。全ては小説を書くために生きている、と言う。
遊びたいとも思わない、サボりたいとも思わない、ひたすら書く。そして、ひたすらインプット。インプットは、良いものでも、駄作でも、何でもかんでも、インプット。選ばない。悪いものを読んだり見たりしたときに、なぜダメなのかが、わかるようになるとのこと。
作家として生きる彼の、ストイックな生き方を学んだと思う。ありがとう。
中山七里さんの本をあまり読んだことないけれど、読 -
Posted by ブクログ
第二次世界大戦での上海・満州での様子と、シベリア抑留の過酷な状況を描いた作品。
振付家・久我一臣と、戦時中看護婦だった翠の語る戦争は、言葉では言い表せないほどの苦しみを感じるものでした。
過酷な状況下で、死んだ方が楽になれると思いながらも、歯を食いしばり生き抜くことを決めた覚悟。
とても悲惨な状況に目を逸らしたくなるのに、読ませられてしまう物語の吸引力に凄まじいものを感じました。内容はとても重たいのに、村山さんの言葉選びや表現が心地良く、とても読みやすかったです。
久我氏から語られる戦争から、バレエへの想いと思いがけない縁への結びつきにつながるストーリーはさすがでした。戦争について、忘れてはな -
Posted by ブクログ
ネタバレガリレオシリーズ3作目
もう傑作よ。
ラスト80p分で涙ポロポロ。
トリックの内容もさることながら、とくに描かれる人間模様が美しすぎる作品。
お互いを認め合えるような天才二人の対立構造、そしてなにより石神が全身全霊をもって親愛なる隣人を守ろうとする構成が素晴らしい。
靖子が工藤に好感をもってしまう事や娘の美里が男性と親しくしている母に不信感や哀愁を覚え、罪の意識に苛まれる事のリアリティが作中の悲しさを強め、石神の尋常でない献身をより濃く見せていた。
自分は最初の方から指紋のついた自転車がわざと置いてあることからその死体が別人の可能性を感じていたが、富樫の死体の処理や身元の割れ方からその説では矛 -
Posted by ブクログ
2013年の発売から10年以上。もはや「古典」の風格すら漂い始めた『嫌われる勇気』ですが、30代になり、親となった今(2026年)読むのとでは、刺さる一節や感想が違いました。
20代の頃は「いかに成功するか」「どう周囲に認められるか」という上昇志向の中で本書を読みましたが、仕事経験(成功も挫折も)、転職、結婚・育児を経験した今、本書が説く「劇薬」は、自分の人生設計を自由に、そして自分を幸せにしてくれる手応えがあります。
1. 自由とは「嫌われるリスク」を支払うこと
今年、育休取得の上、妻と生後半年の娘を連れて北海道に1ヶ月滞在する計画を立てています。かつての私なら、周囲の反応を恐れ、「申