ブックライブの高評価レビュー

すべての高評価レビュー

  • 存在と思惟 中世哲学論集

    Posted by ブクログ

     この論文を読むためにだけこの本を買わなければならないというものがある。リーゼンフーバー氏の『中世における知と超越』所収のトマス・アクィナスの存在論をめぐる論文、『命題コレクション哲学』所収の神認識論はそのようなものに数えられるであろう。それらはのちに著者の大著『中世哲学の源流』に収録されることとなり、日本における中世哲学研究の結晶として今なお輝きを放つものである。相次いで刊行された『中世哲学の射程』と本書『存在と思惟』はその主著『中世哲学の源流』のハイライトともいうべきものである。本書『存在と思惟』に先んじて刊行された村井則夫編『中世哲学の射程』は中世文化を闡明し、中世哲学研究の前庭を読者に

    0
    2025年12月08日
  • 王妃様は離婚したい(4) ~異世界から聖女様が来たので、もうお役御免ですわね?~

    購入済み

    めちゃくちゃ良かった〜
    色々あったけど素直になれてよかったよぉ
    まだ先の展開があるみたいで楽しみです!!
    次巻もしっかり読みます(〃>▽<〃)/*

    0
    2025年12月08日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

    Posted by ブクログ

     大学生の時、留学も視野に入れて、というより日本語の哲学研究書があまりにも難しくて、よくPodcastを聞いていた。それはナイジェル・ウォーバートンのPhilosophy Bites(哲学の齧り)であった。ひとつ15分ほどの番組で、ある主題についてウォーバートンのインタビューで第一人者が最前線の研究を語りながら聞き手を案内する充実した内容で、いまも続いている。本書は編者あとがきで言及されているように、その日本語版といった趣のある哲学史入門である。
     本書のインタビュー形式であるからこその臨場感は、全ての読者を哲学史のいわば「急所」へと招くものである。従来の哲学入門や哲学史入門で、わかるようなわ

    0
    2025年12月08日
  • ティマイオス

    Posted by ブクログ

     中世哲学研究でよく語られるデミウルゴスによる創造神話を、あるいは納富信留氏の『プラトン 理想国の現在』を読んでポリテイアに匹敵する壮大な哲学論を期待してティマイオスを読もうとする読者は、ひょっとしたら肩透かしを食らってしまうかもしれない。むしろそこで語られるのはポリテイアで語られたような壮大な哲学理論ではなく、プラトンやアリストテレスが共通して持っていたであろう目的論的世界観に基づく人間論であるからである。それもいま私たちが人間論という言葉で受け留めるものではなく、人間という存在が如何なる特色を持っているのかという探求を通した、いわば生理学に近いそれであるからである。
     とはいえ本書の解説で

    0
    2025年12月08日
  • 悪役令嬢に転生したはずが、主人公よりも溺愛されてるみたいです(ラワーレコミックス)7

    購入済み

    きゃーー急展開にドキドキした!
    どうなるの?!早く続きが読みたい!!
    この先の展開がすごい楽しみです!
    今から次巻楽しみです(〃>▽<〃)/*

    0
    2025年12月08日
  • ゆる古代ギリシア哲学入門 クセつよ逸話で学ぶ31人

    Posted by ブクログ

     本書は読んだらすぐに面白さが伝わる本である。哲学書って難しそう、哲学者って気難しい人たちなんだろうな、そんなことを思う人にこそ手に取ってほしい一冊である。確かに、哲学者たちは気難しい。けれども本書の哲学者たちの考え(教説)をその生きざま(逸話)から読み解くというスタイルは、実に生き生きとどんな人たちがどんなことを考えたのかを、手短にかつ面白く伝えてくれるものである。ひょっとすると無味乾燥に思われてしまう断片集が、哲学者の生きざまを集めた人類の宝であるとさえ思わせてくれる本である。
     ディオゲネス・ラエルティオスの『ギリシア哲学者列伝』には噂話のような逸話がたくさん描かれている。ともすれば哲学

    0
    2025年12月08日
  • 暮田マキネ画業10周年特別企画drapコミックス特典冊子

    ネタバレ 購入済み

    はぁ〜幸せ〜

    4作品のその後とか番外編とかがまとまって読めるなんて〜!!まぁ、そうだよね〜っていう事や、え?そうなの!?ってことまで本編に補完されてるみたいで、お得感でいっぱい。

    0
    2025年12月08日
  • 王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思います 4巻

    購入済み

    王太子がかっこよかった!
    まだまだ波乱が起きそうでどうなるんだろう?
    続きが楽しみです!!
    次巻早く読みたい(〃>▽<〃)/*

    0
    2025年12月08日
  • 人間ぎらい

    Posted by ブクログ

    この人間ぎらいの主人公、卑屈な性格から想像するに絶対にイケメンではないのだと思う。が、仮に超絶イケメンで内面がこんなにダメダメだとしたらもう少しだけ物語は変わっていたのだろうか、と想像すると少し面白い。

    0
    2025年12月08日
  • 拝啓見知らぬ旦那様、離婚していただきます V

    購入済み

    もうすごくドキドキする💓
    クーデターも起きていてどんな展開になるのか
    ハラハラだけど、2人なら大丈夫だと信じてる!
    早く次巻が読みたいです!!

    0
    2025年12月08日
  • 現場から考える 国語教育が危ない! 「実用重視」と「読解力」

    Posted by ブクログ

    私の友人はこう言う-「国語は好きだった。でも国語のテストは嫌いだった」と。
    なぜならテストでは、例えば文中での主人公の気持ちを表している答えを選択肢から選ばせたり、短文で書かせたりするが、自分がそうだと思っていた答えと正答とが必ずしも一致しない、あるいは疑問が残るということが多かったかららしい。

    私も国語教育のこの部分に前から疑問を感じていた。なぜ1つだけ正答を求めさせようとするのかと。私はこう考える-国語とは1つの正答を導き出すというより、そこに至る思考や論理を肉付けし、人間としての思考力を高めていく教科だと。よく使われる例えだが、授業で先生が「雪が溶けると何になりますか?」と子どもに質問

    0
    2025年12月08日
  • 公爵様、悪妻の私はもう放っておいてください: 1【電子限定描き下ろし付き】

    購入済み

    ストーリーも面白いけど
    作画も綺麗ですごく面白かったです!!
    この先どんな展開になるのかワクワクする〜
    次巻も楽しみです(((o(♡´▽`♡)o)))

    0
    2025年12月08日
  • ローマ教皇 伝統と革新のダイナミズム

    Posted by ブクログ

     教皇フランシスコが帰天されて、様々な憶測が飛び交う中、新たな教皇レオ14世が選出された。本書でも指摘されているように様々なメディアが「革新か保守か」といった対立軸の中で、その政治的動向がさも重要事項であるかのように報じてきた。しかし一人の信仰者としては、教皇フランシスコの喪失をうまく受け止められないままに、新たな教皇の選出を静かに見守っていたというのが自分にとっての素直な実感であった。2013年に教皇フランシスコが選出された時にある種の必然的な導きを感じさせられたのと同様に、本書は旅する教会が新たな教皇を選んだその必然性を改めて確認させてくれるものである。
     本書は数多くのトマス・アクィナス

    0
    2025年12月08日
  • 異世界クラフトぐらし~自由気ままな生産職のほのぼのスローライフ~(コミック) : 8

    ネタバレ 購入済み

    ふぷっ

    鋼の様な『アホ毛』。
    …パワーワード…(笑)
    メイド護衛さんは、何を憤慨しているのだろう…
    アレかな、「俺はこんな処に居る人間じゃ無いんだ、
    もっと相応しい場所が在るんだ」…5月病の新卒かと。

    #じれったい #ドロドロ #ドキドキハラハラ

    0
    2025年12月08日
  • 炭酸水と犬【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    同棲していて結婚秒読みの9年付き合っている彼氏が、
    「もうひとり、彼女ができたんだ」から始まるストーリー。
    は!?!?すぎて(笑)先が気になりすぎて一気に読んじゃいました(笑)
    今のところ、自分とは縁のない世界だったので面白かったです(平和な世界線で生きれていて良かった〜)

    タイトルの炭酸水と犬 も読む前は爽やかな感じですが、読み進めるともう…!!気持ちが変わるとおもいます。(笑)
    20代の付き合って9年はデカいよ〜〜〜〜〜
    新しくできた彼女さんもなかなか強くて、自分だったらどう対峙するかなとかも考えちゃいました(笑)
    職場の同僚もいろんな意見を言ってくれたり、サポートしてくれたり、、、

    0
    2025年12月08日
  • 曲亭の家

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    禍福は糾える縄の如し…
    読みながらお路とともに歩む人生は、人からみたら幸福とは言えないかもしれない。だか、それを自分で決めて覚悟して歩んだ。お路の幸せも辛さもそこにある。
    馬琴にとっての幸いはお路が嫁に来た事だろう。

    0
    2025年12月08日
  • 勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。(6)【電子限定特典ペーパー付き】

    購入済み

    裏話あれこれ

    息子の近況に以前やらかした騎士見習いくん達の近況。
    みんな大嫌いな悪徳神官にも事情があって、ドルチェを囲い込みたい貴族の思惑と、それに対抗したおまけSS。
    なくてもいいかもだけど知ったらより世界が楽しめる1冊だと思うので自分は☆5

    #エモい

    0
    2025年12月08日
  • 明日、私は誰かのカノジョ 1

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

     久しぶりに読み応えのある漫画を読んだ。主人公のことも気になるけど、リナの今後の方がもっと気になるなぁ。

    0
    2025年12月08日
  • 境界のメロディ2

    Posted by ブクログ

    前作の続編です!ただの続編ではなくたくさんの前作との繋がりがありました。最終章の「カイが生きていたら...?」というifの物語も最高でした!!アニメ化が本当に待ち遠しい作品です!

    0
    2025年12月08日
  • その手をにぎりたい

    Posted by ブクログ

    かなり好みの世界観!!!
    久々に、一文一文味わいたいと思えるくらい好きな物語に出会えて嬉しい、、。
    作り物で煌びやかだけどどこか寂しい、みたいな世界観が大好き。特に、それを象徴する東京にまつわる話が好きだなぁ。ロスト・イン・トランスレーションとか江國香織の「東京タワー」とか。
    バブル期に生まれて贅沢して、男女ともに肉食な雰囲気のなか気ままに恋してみたい人生だったな〜笑

    0
    2025年12月08日