すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
第26回 大藪春彦賞 受賞作。トヨタ自動車がモデルなのか?
大手自動車メーカーユシマでは、過酷な労働環境で、非正規の労働者は、使い捨ての安価な部品のように取り扱われてきた。
4人の非正規労働者は、夏休みのある日、工事の班長に誘われて、千葉県の笛ヶ浜にて、自分たちの置かれている労働環境、理不尽な扱いについて理解し、大きな衝撃をうける。
一方、ユシマ側では、労働組合を組織しようとしている非正規労働者達4人を、メーカー社長、政治家、キャリア官僚らで、共謀罪で標的にし、彼らの行動をなかったものとしようと画策する。
社会派の見事な作品。実際にはここまでとは思わないが、非正規労働者の日本の実態には、確か -
Posted by ブクログ
誰がどうすれば良かったのかわからない、正解のない問題のような物語でした。
他人のことを信じることが難しいのはもちろんのこと、時として自分すら信じられないこともあると。
とはいえ人は、知らないこと、わからないことを恐れて排除しようとし、分かりやすく納得しやすい手頃な理由があればそれを真実のように思ってしまうことも存分にあります。
気を付けて避けられるものでもないですが、加害者にも被害者にもなりたくないものです。
理不尽や不条理は当たり前のように転がっていて、それに見舞われたとき、自分ならどうするか。
どんな結末になろうとも自分だけは己のことを誇らしく思えるように生きたいです。 -
ネタバレ
TSマンガの元祖だと思う
今でこそ性別が変わるマンガのシャルは沢山ありますが
自分はこのシャルが有名になったのらんま1/2からだと思う
しかもお湯や水で簡単に変身出来てしまうのも分かりやすくて
ラブコメ+カンフーバトルなのものもスゴい!
老若男女を問わず読めるマンガ久しぶりに読めて良かった -
Posted by ブクログ
単行本は1983年刊。ぐいぐい読ませる。
著者は明治大教授(当時)。専門は英米文学。1年間のサバティカルを利用して、心霊研究の本場イギリスに乗り込んでゆく。副題も「心霊体験紀行」。
冒頭は、歴史的にも由緒ある心霊研究協会(SPR)、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで3日間にわたって開催されたSPRの国際大会に参加する。そこでなにを見、なにを聞いたのか。そしてどのような人たちと知り合うことになったのか。驚くのは、初めから本丸に斬り込んでゆくその姿勢。単刀直入なスタンスが本書を貫いている。
ポルターガイスト(騒霊)、交霊、透視、超心理学の講座の聴講、心霊治療……冒頭では心霊現象に懐疑的であった -
Posted by ブクログ
ただの言語哲学入門ではなく、源流であるフレーゲ、ラッセル、前期ウィトゲンシュタインの三人に絞って成り立ちを徹底して考えます、というユニークな構成。これは面白い。平易な文章で比較的固めなこの三者の言語思想をきちんと辿れるようになっている。確かに初期言語哲学の問題意識は現代のAIの学習と近い発想があるように思う。あと論考はこの本でやっと大まかな輪郭が理解できた気がする。初期からすでに使用としての言語という発想があったのか。
後期ウィトゲンシュタインとかクワインとかここからが現代言語哲学が本格的に展開するのに、という直前で止まっているのはやや残念だがそれも含めてタイトルの「はじまる」ということなの -
Posted by ブクログ
ネタバレ青山さんの著書の中で一番好き。悩み事や元気のないときにそっと寄り添ってくれるような作品。
司書の小町さんが銭天堂の紅子さんそっくりだな。姿形はもちろん、お客様にぴったりの駄菓子を見つけてくれるところと似ている。小町さんの方が付かず離れずの距離感でさりげなく伝えてくれているのだけれど。私にはどんな本を選んでもらえるのかな?
心に残った文章を抜粋
P194〜
「百人につきひとり、と考えると、百分の一で、一パーセントだな」
「でも、自分のやりたいことをやるのは自分なんだから、自分につきひとり。となれば、
1分の1で、百パーセント」
「ん?」
「百パーセントの可能性がある」
P293
人と人が -
ネタバレ 購入済み
アイクが苦手で読むのに躊躇してなかなか読み始められませんでしたが、前半はイザベルに救われつつ読み、半ばからはようやくシリルやラウル、レイたちも出てきてわくわく読み進められました!
新キャラも出てきて、レイやシリルに縁談…となかなか衝撃?なエピソードもあって楽しかったです!
最後のおまけエピソードのラナもとてもよかったです!
モニカとシリルの今後に期待しています♡ -
ネタバレ 購入済み
今回もあっという間に読んでしまった
縦読みもいいけど、こうやって単行本で読むとより面白い!
ラースの敵には最大限の冷たさと厳しさ、味方には情け深いところが良いよねε-(o´ω`o)
自分の利のためとはいえ、領民を大事にするところに人の良さが出てる -
Posted by ブクログ
ネタバレ雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、刑事、霊能力者、小説家、料理人など、一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。この館で次々と惨劇が起こる。館の主人が毒殺され、ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。散りばめられた伏線、読者への挑戦状、圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。著者初の本格ミステリ長編、大本命!
先が気になって読み進めたいけれど、読み終わるのがもったいなくて結局はゆっくりゆっく噛みしめて読む。そう
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