すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
この小説はおたくの夢物語じゃないかと言われてしまうとそうですねと答えなくてはいけない。そういうところを差し引いても面白くて一気に読み終わってしまった。いわゆる推し活についての小説(推し、燃ゆやイン・ザ・メガチャーチなど)が色々あるけど私としてはかなり好きな作品でした。推し活だけではなく色んな側面から女性の生き方が描かれていて共感できるところがおおった。
話中に出てくるアイドルの子が所属するグループのメンバーとファンを大事にしている描写があったのもアイドルおたくの私としては嬉しかった。
私はこの主人公なら推しと付き合っていても許せると思った。むしろこういう人と付き合っていてほしい。 -
Posted by ブクログ
ここまで臭いを感じる小説読んだことないです。
煽る描写もなく、ただ淡々と、しかし深々と刺さる血の呪いのような鬱々とした情感を確かな生活感の中で描写される。圧巻でした。
他著者を引き合いに出すのも違うとは思いますが、強いて言うのであれば村上龍が好きな人は読んだ方がいいです。
感想というのも陳腐になる気がします。
各々が感じる獣性と人間性の狭間を楽しんでほしいです。これは各々が自己と向き合う瞬間にあったなにかしらの葛藤に合致する部分が必ずあると思います。
胸糞といえばそうなんですけど、それで片付けられないパワーが本作にはあります。
なんかこう本能的に煽られる感じがします。
本能と理性の間の善も悪もない混ぜこぜを主観視点のはずなのに観測者のように俯瞰してる感覚がありました。
物語という丁寧なものではなく、理性と本能の狭間でもがく人間を煽り立てるドラマ仕立てでなく、淡々と感じさせる。下手なホラー小説より怖い。
そう感じました。
傑作だと思います。
同時に狂気を感じます。
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