すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
いやはや、興奮を隠しきれない。
まさに叙述トリックの最高峰な作品かもしれない。
美少女を殺害し、研ぎ上げたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯『ハサミ男』
三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、
自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。
自分以外の人間になぜ彼女を殺す必要があるのか。
ハサミ男は調査を始める。
所々に散りばめられている小さな違和感。
その違和感も読み終えた後、全て腑に落ちる。
伏線は細部にまで散りばめられていた。
予想の斜め上を行く展開に最初は思考が追いつかないのだが、
段々とその仕掛けを理解していくと共に驚愕していく。
こんな体験ができる小説に出会えたこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ愛情深いと思っていたママが束縛と感情の起伏の激しい女性であった、とか冷淡だと思っていたお母さんが宙のことを愛そうとしていたりとか、宙の同級生の子が、相手が思い通りの人でなかったらショックだと言っていたり、人にはいろんな面があるのにそのときの自分にとって都合のいいバイアスで相手を判断してしまうことに注意を促しているように感じた。
家族なのに(家族だから?)みんな不器用で言葉が足らなくて、でもそれぞれに愛情だったりはあって、すごくリアルだなと感じた。
ママとお母さんか登場するけどどちらの母親も何かがあって何かが足りない。普通のお母さんがよかった、というセリフが何度か登場する。母親になる人物も1 -
Posted by ブクログ
第22回このミステリーがすごい大賞受賞作。自然にエジプトの世界に入り込める力作。素晴らしかったです。
アメンホテップ4世は他のすべての神々を否定して、アメン神を崇め、アクエンアテンと改名したが、アクエンアテンは死んだ。
王墓は生前より作られていたが、上級神官書記だったセティは王墓の盗掘をしやすいようにと花崗岩からすり替えられた柔らかい砂岩の崩落に巻き込まれて死んだ。のみならずセティはナイフで胸を突かれていた。
心臓の一部と殺された時の記憶が欠損しているために、冥界から戻されて心臓の欠陥部を探してくるように命じられた。
現世に戻ると半年が経っていた。ミイラを作った親友と神官の言では、5日前 -
ネタバレ 購入済み
同級生の意外な姿を目にし、それがきっかけで友達として親しくなっていく2人。でも意外と早い段階で相手への恋愛としての好意に各々が気付く。ちょっとモダモダはありながらも恋愛に発展、幸せな2人を見続けることができるのかと思いきやまさかの、でした。でもそんな離れている期間があったことで、お互いにこれからを大切にできるのでしょうね。
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Posted by ブクログ
ネタバレ4分の1まで読み進めた時点で、「不倫話としてあるあるな話だな」と話の展開にどん詰まり感を感じながらも、この先物語はどう転じていくのだろうと気になってしまい読み進めてしまった。
富岡がクズすぎる。クズすぎると思えるくらい富岡の心情変化が丁寧に描かれていた。
富岡と関係を持った女は誰一人として幸せにならず死を迎える。ただ、ゆき子が富岡と心中しなくてよかった。なぜ男は自分の世界を終わらせる方法を、女を殺すことで果たそうとするのだろう。女を己の死の道具にするのだろう。
ぜひ富岡には、すべての女に死なれ置いていかれ、虚しさの中で生き長らえて老いていってもらいたいと思った。
このクズさは、敗戦直後の虚
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