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友達もいない、恋人もいない、将来の希望なんてもっとない。 貧困にあえぐ苦学生の真央が出会ったのは、かつて栄華を誇った山戸家の生き残り・四葉。 「ちゃんとした人にはたった一回の失敗も許されないなんて、そんなのおかしい」 彼女に託された一つの宝石箱が、真央の人生を変えていく。 今度の柚木麻子は何か違う。 これがシスターフッドの新しい現在地!
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Posted by ブクログ
は〜〜〜〜、、、、ほんっとうにすきだった 筆者と表紙に惹かれて購入したけど、ストーリーのおもしろさ+今までになかった視点をくれた+表現のすばらしさ+人間の深層心理のひもとき+自然に問題提起してくるところ、などパーフェクト。 わたしはシスターフッドのテーマが好きなのはまちがいないのだけど、これはい...続きを読むやらしくなく、1人の人間として確立した女性同士の支え合いといったかんじがして、すごくよかった(たぶん、カフネをよんだときこれと比較しちゃったんだろうな、そりゃ魅力的におもえないわ) 柚木麻子さんの本をもっと読もう(;_;)
個人的にすごく面白かったので、評価が割れていてびっくりしました。四葉さんという魅力的で謎の多い女性が登場し、彼女の過去が少しずつ明かされていくストーリーにページをめくる手が止まりませんでした。読み終わりすっきりです。
最高。柚木麻子の大河ドラマ風物語、って感じ? この手の女性を描かせたら、右に出るものはいない! 私はやっぱり柚木麻子、好き。これからも読んでいきたい。
分厚くもない一冊の小説に、すごい濃度でいろんな人の人生が詰まっていて、単純にすごい文才だ……と思った。 butterの時も思ったけど、本当に食事をうっとり素敵に描写するのがお得意な方です。 小説は、気持ちの良い正義感でした。 親ガチャ、国ガチャ、産まれもった容姿だったり色んな運不運があるけれど、若...続きを読む者を救う優しさを忘れない社会の一員でありたいです。 最後まで真央と四葉さんが再会しないのが良かったです。オールノットは解けないからね
一回失敗したらアウト、親ガチャで人生が決まる――そんなふうに思われがちな日本社会で、「いや違う」とこの作品は語りかけてくる。まだ遅くない、選べる。失敗してもいい、傷ついてもいい。それでも、自分の人生を他人任せにはしない。これは、そんなふうに生きようとする女性たちの物語だった。 人生は理不尽で、心に...続きを読む傷を負ったり、後悔や諦めを抱えながら生きている人もいる。「もう無理」と思っていた登場人物たちは、人との出会いやふとした衝動をきっかけに、少しずつ変わっていく。 ここでのテーマは、失ったものがあっても別の何かを手にしながら生きていけるという事だと思う。それはさまざまな人間関係の結び目(knot)がつながって、人から人へと受け継がれていくことで生まれるもの。登場人物たちは自分一人の力で人生を変えたわけではない。人との出会いが人生を動かし、その人がまた別の誰かに手を差し伸べていく。読み終えて、人との出会いはやはり大切なのだと改めて感じた。 自分で変わりたいという衝動はもちろん必要だけれど、そっと手を差し伸べてくれる人がいないとなかなか踏み出せないもの。私も頑張って生きている人たちにそっと手作りのビーフティーを差し出せる人になりたいと思った。 ただ、第二章は正直かなり散らかっていて読みにくい。登場人物も多く、全体の焦点がつかみにくい。これは意図的だと思うので、挫折しないで頑張って読み続けてほしい。ここではミャーコさんのくだらない話にいつまでも付き合わされるが、真央も「自分が最短で見つけた情報よりも、彼女の無駄ばかりの人生の方が悔しいが、面白い。」と後で語っている。くだらない、時間の無駄と思った事が、実はいい経験だったなと思える事があるかもしれない。 最後まで読むと全体がつながってくる。ラストは地味だが、静かに心が温まる余韻を残してくれた。
かなり現実的なようでいて、ちょっとファンタジーで、ハッピーエンドで軽く読めた。 最後は、ちょっと未来の話だったし。 なんか、もう一度読み返したいなと思える本だったな。 そしてなんかちょっと、ほっとする。
サクセス成長物語?シスターフッド?読みながらどこに向かうのだろうと途中ダレました。 が、最後の合流地点で安堵し、幸せな気持ちになりました。
自分の価値観を変えてくれる人、育ててくれる人 そういう人に出会える事は本当に素晴らしい事だと思う。 そう思わせてくれる本でした。
体重を掛け合っていると少しバランスが崩れただけで居心地が悪く、時には共倒れになるけど、 この女性たちは自分で立とうとしていて、自分の事を考えて生きているから、自己犠牲とか生やさしい感じとは違って、良かった。 引っ付いてるわけじゃなく、個々で硬く繋がっているということなのかな。 私もこの先の世界のイ...続きを読むメージがキラキラには感じられなくて、どうしても暗い方を想像してしまう事がある。でもそういう不安な気持ちを話すと、すごくネガティブな空気になるから心の中で漠然と思うだけにしていて、これが結構地味に気持ちの負担になってたりする。 だけど多分、みんなもそういうふうに思っちゃうよなと、この本を読んで、自分だけじゃないよなぁって、なんか軽くなった。
理不尽な生い立ちや言われ物ない出来事、抗うしかないのか?一つの光は、でも糧になるきっかけは、その先にも繋がってほしい、歯痒い思いから光明を!
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柚木麻子
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