すべての高評価レビュー
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購入済み
総力戦
色々あり戦ってもろもろあり少しリード
クリアマジかにオカルンの一言
この先にまた何かある、もちろんここで読むのをやめるわけには行かない -
Posted by ブクログ
ネタバレこんなに魅力的な主人公と相棒の出てくる作品は久々に読んだなぁ。
読み始めの最初の時点で読者は主人公ピップのことを好きになるに違いない。17歳ということで本来であれば子どもの大人の間でせめぎ合っている年頃の女性なのだが、本人はそういった部分を感じさせず快活で芯のある姿が描かれていてこちらもなんだか元気をもらえた気がする。それと普通に知識も豊富で年齢に見合わない知性を感じる。……羨ましい。
続いて登場する相棒ラヴィも事件で兄を失い、当初非協力的ながらピップの人柄や事件を追う真剣さに触れ、徐々に心を開きユーモアに富んだ受け答えをして楽しませてくれる非常にいいキャラクターだった。意外に漢気にも溢れて -
Posted by ブクログ
中山七里『逃亡刑事』PHP文芸文庫。
先に続編の『越境刑事』を読んでしまったので、遅ればせながら、本作『逃亡刑事』を読むことにした。
『越境刑事』より遥かに面白い。県警のアマゾネスの名を欲しいままに高頭冴子が暴れまくるのだからたまらない。
完成度が非常に高く、続編の『越境刑事』など書く必要などなかったのではないかと思うくらいだ。何しろ、本作でこれ以上無い程の最大の悪である警察組織の腐敗を描き、それに県警のアマゾネスが立ち向かい、徹底的にぶっ壊してしまうのだから、続編の必要など無いのだ。
単独で麻薬密売ルートを探っていた生田刑事が、カーディーラーのショールームで射殺される。その犯人を目 -
Posted by ブクログ
読み出してすぐに不安定さを感じる。それは別に冒頭でママンが亡くなったことから話が始まるからではなく、その周辺を淡々と描写していくムルソーの一人称がそう思わせたんだと思う。判決まではどこか他人事のような一人称だけれど、判決後はある種の興奮状態のように思考が鋭くなっていく。判決がでるまで、愛するママンが亡くなったことを受け入れられず、ずっと彷徨っていたのかもしれない。
ムルソーの人間性は、証人尋問が終わったあとに彼が捉えた街の様子にあるんじゃないかなと思って思わず涙が出てしまった。
ママンのこともマリイのことも絶対大好きだったよね。言葉で表現されなくても伝わってきたよ。愛する表現が一般的な人と違 -
Posted by ブクログ
鎌倉幕府滅亡~南北朝時代の歴史+ファンタジー物語!
高師冬との一騎打ちでの決着は、吹雪との今生の別れ。
そして京へ。尊氏軍を退けた直義派と共に打出浜での決戦へ。
宿敵・高一族との因縁の決戦が始まる。
第197話~第205話収録。
・「太平記」について・・・作者の見解。
・解説上手の若君・・・本郷和人による解説。
今回は、高一族についての様々な事、師直VS直義、
富士山、神社仏閣の焼き払い、打出浜の戦い、
日本庭園の見立てと借景、小姓のことなど。
・SPECIAL THANKs・・・制作に関わる人々のエピソードもあり。
師であり友でもあった吹雪との今生の別れにしんみり。
だが戦 -
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