すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ショッピングモール「まーる」におかれたストリートピアノがすべての物語に登場する連作短編集。どのお話も前を向くタイプで、読んでいて心地良いです。一話毎に主人公が変わり、それが立場も年齢も違うので、様々な年代で寄り添える内容です。
ルビがあり、それほど長くない(252ページ)ので、6年くらいから読めますが不倫も詐欺もあるので中学校以上向け。第一章の子育て妻の心境を理解することに忌避感あるとこの本は楽しく読み始められないかもしれません。でも、9割以上の夫婦は第一子の子育てから心がすれ違い始めてると思うんだよね。第三章の高校生のエピソードは全体的に高評価の人が多くなりそう。
プロローグ
第一章「星に願 -
Posted by ブクログ
小説を読んでいて、こんなにも涙が溢れるものかと思うほどでした。
主人公の国岡鐵造は出光佐三氏、主要舞台「国岡商店」は出光興産。主人公は言わずもがな、戦前、戦中、戦後と日本の復興ために命をかけて闘った男たちの生き様を見せつけられました。
本当に私は、日本の石油業界について無知でした。本書でその歴史が良く分かりました。“太平洋戦争は石油のための戦争であり、石油のために敗れた”という表現、言い得ているなと思います。日本の復興を支えたのも石油であること、合点がいきました。
国岡商店は、鐵造が一代で築き上げた石油販売会社。自社の利益追求のみならず、日本の石油業界の将来を考える視点、社員を第一に思い -
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ネタバレインターナショナル・ジャズ・コンペティションで、ついにナンバー1の栄冠を手にした大の名前は、一躍ジャズ界に知れ渡り、大たちのバンドへのプロモーションが爆発的に加速する。
様々なレーベルの会社からオファーがあるものの、各社はやり営業重視で、手堅いプロモーションを提案してくるし、そうでなければ契約にこぎつけることが難しい。はやり新人は、手堅く一歩一歩も地道に著名度を高めていくしかない。
それは常道でもあるだろう。
最後のインパルス・レコードは、大のあこがれのジョン・コルトレーンも在籍していたともあって、期待の交渉に臨んだが、この交渉担当のパトリック・コナーズが最初に口にしたのは、ファーストアル -
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mysnaviさんのレビューを読んで、読みたくてたまらなくなって電子書籍を購入。
最初から最後まで「あれ、これ私のことだ」と、「なるほど〜」の連続だった。
ただ全く違うのは、東大出身の小川哲さんは「頭が良すぎる捻くれ者」。
私は思考停止ボタンが壊れている「ポンコツ捻くれ者」。
常に頭の中でぐるぐるぐるぐると考えが止まらず、考えなくていいことまでずっと考えてしまうので、ヘッドホンで音楽を聴いたり、Audibleを流したりして、強制的に脳内をシャットアウトしている。
「フェイクブロッコリー」
「月見バーガー」
「誕生日・お正月」
これらも全く同じことを考えていた。
自分の中では当たり前すぎ -
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これはおもしろかった。論理は明確で非常にわかりやすい。世界がつながり、名前がついていく感覚。あれこれと発想が繋がって、自分の脳みそがてつがくのうみそにグニグニと変化していくような感覚。ほんとうはもう少し注や原典にあたったり批判的に読まないといけないんだろうけど。
人間は本来的に遊動する生き物だから片付けとトイレが苦手だ、とか面白いよね。ハイデガーの環世界批判を痛烈に批判してるけど、著者もちょっと都合よく使ってない?とは思った。環世界はソフトウェアの話でなくて、ハードウェアの話なんじゃないかな。ノミのハードは単純だから3つくらいしかアプリが入らないけど、人間のハードはもう少し上等だからいろんなア -
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ネタバレインターナショナル・ジャズ・コンペティションのファイナル。予選を通過した、ノア・デュベール、ジーン・ヘイデン、そしてわれらがダイ・ミヤモトの壮絶なバトルが繰り広げられる。
あの猛者の集まりを勝ち抜いた、3人はもはや世界の若手プレイヤーのトップ3といっても過言ではないだろう。
前予想では、予選満場一致で通過した、ジーン・ヘイデンが本命か。しかしながら、予選で12名の最高レベルの演奏に先行されながらも、最後の最後でどんでん返しの超テクニカルプレイを演じたノア・デュベールも同様に本命といっても差し支えないだろう。
むしろ大は、ダークホース的存在だったかも。
大は、最強のプレイヤーと対峙するこ -
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ネタバレバーナード・リーチ
(Bernard Howell Leach、1887年1月5日-1979年5月6日)は、イギリス人の陶芸家であり、画家、デザイナーとしても知られる。日本をたびたび訪問し、白樺派や民芸運動にも関わりが深い。日本民藝館の設立に当たり、柳宗悦に協力した。
(Wikipediaより)
沖亀之助
実在しないマハさんが生み出した架空の人物。
無知故に本作が実在したリーチ先生と実在しないカメちゃんの物語であることに気づくこともなく、読み終えました。
過日読み終えた最新作「リボルバー」の感想でも記しましたが、本作も史実とフィクションの境目がわからず、バーナード・リーチの伝記だと疑いも -
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ネタバレ良かった。
読後の印象としては、終わり方がやや唐突かなとは思ったものの、シリーズ化されると人気作品でも、どうしても中だるみが出てしまうことを考えれば、最適な終わり処ではないかと感じる。まだ読者がもう少し、この作品世界に浸っていたいと思う頃合いが終わり時なのだろう。
ストーリーとしては、特に左大臣家の三女松葉姫の幼い恋が何とも微笑ましく、それでいて哀しかった。自分の予想では、権力者で野心を持つ、ついでに策謀家の左大臣だから、姫を幼なじみの異形の恋人と別れさせ、予定通り、東宮に入内させるのかとばかり思っていたのだが、良い意味で外れた。
「異形の者にさらわれた姫」とは、まさに昔語りに出てきそうな
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