【感想・ネタバレ】銀の海 金の大地 10のレビュー

あらすじ

中毒し佐保に留まっていた大王は回復に向かっていた。だが、大王とともに倒れた王子たちそして彼らを見舞う名目で訪れた豪族たちは佐保に留まったまま。何より、真秀と真澄――滅びの子の訪れに、佐保の人々は慄いて・・・・・・。その頃、佐保から姿を消した佐保姫は、真秀の力で素性を偽り、自らの意志で大王不在の王宮に残っていた。真秀と瓜二つの佐保姫に出会い、驚愕する歌凝姫、そして須久泥王。王宮で、これまで知ることのなかった人の悪意に触れた佐保姫は戸惑い、それでも真秀を慕う真心を失わないのだが・・・・・・。ついに佐保の長老・穂波は、佐保一族が生きのびるため、「滅びの子」たる真秀と真澄を殺そうと決意する。今や誰も叶わぬ強大な霊力を顕した真秀を倒すためには、佐保の霊威そのものである「那智」の力を使うしかない。そして、「那智」の憑依坐として選ばれたのは、誰よりも佐保彦を、そして佐保一族を愛する男・速穂児だった。真秀と速穂児の死闘の火蓋が切って落とされる。人の力を超越した凄まじい霊威がぶつかり合い、誰も二人を止めることはできない。だがその時、御影の口から思いがけない真実が明かされて――!?

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

大袈裟に言うとマクベスのFair is foul, and foul is fairということなのですかね。

須賀しのぶさんの解説もとてもいいです。

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

「滅びの子」の予言の真実が明かされる。
前巻のゆっくりぶりが前半にも続くが、後半は畳み掛けるような急展開。
今まで信じてきたものが崩れ落ちるのは、誰にとっても辛い出来事。登場人物達には心強く自分の幸せを諦めないで欲しいと思う。
次巻最終巻。

0
2025年10月18日

Posted by ブクログ

中毒し佐保に留まっていた大王は回復に向かっていた。だが、大王とともに倒れた王子たちそして彼らを見舞う名目で訪れた豪族たちは佐保に留まったまま。
何より、真秀と真澄――滅びの子の訪れに、佐保の人々は慄いて……。

その頃、佐保から姿を消した佐保姫は、真秀の力で素性を偽り、自らの意志で大王不在の王宮に残っていた。真秀と瓜二つの佐保姫に出会い、驚愕する歌凝姫、そして須久泥王。
王宮で、これまで知ることのなかった人の悪意に触れた佐保姫は戸惑い、それでも真秀を慕う真心を失わないのだが……。

ついに佐保の長老・穂波は、佐保一族が生きのびるため、「滅びの子」たる真秀と真澄を殺そうと決意する。
今や誰も叶わぬ強大な霊力を顕した真秀を倒すためには、佐保の霊威そのものである「那智」の力を使うしかない。そして、「那智」の憑依坐として選ばれたのは、誰よりも佐保彦を、そして佐保一族を愛する男・速穂児だった。

真秀と速穂児の死闘の火蓋が切って落とされる。人の力を超越した凄まじい霊威がぶつかり合い、誰も二人を止めることはできない。だがその時、御影の口から思いがけない真実が明かされて――!?
     オレンジ文庫紹介文随分長いわ

なるほど、佐保彦と佐保姫の存在そのものが揺らぎますね。
ラストへ向かっている感じがします。

ここまできて この古代社会に霊威が多大な影響を及ぼしていることが描かれる。
そして 著者あとがきで この巻の発売時期が阪神淡路大震災と重なっている事を知ります。古代 巫女 憑代 夢見 万葉呪術と 生活に密着していたように描かれていきます。震災の多い日本では 人智の及ばない出来事の多さは より霊的なものに傾倒していったのかもしれません。

新装版あとがきは 須賀しのぶさん。須賀さんもコバルト出身のようです。
さすれば、当然の氷室ファン。その中でも 過酷な運命の中戦う 真秀への思い入れは強そうでした。

とりあえず 最終巻を楽しみます

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2026年06月01日

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