銀の海 金の大地 1

銀の海 金の大地 1

770円 (税込)

3pt

『なんて素敵にジャパネスク』などで一世を風靡し、多くの読者たちを魅了した氷室冴子。その90年代初頭にヒットした伝説の大河シリーズ『銀の海 金の大地』(「真秀の章」全11巻)を復刊! 2025年、月に1冊ずつオレンジ文庫より発刊していく。カバーイラストは、初版で装画を担当した飯田晴子による描きおろし。巻末には氷室冴子ゆかりの作家・文筆家たちによる解説が収録される。

舞台は大和王権が成立してまもない古代日本、湖(ウミ)の国・淡海(おうみ)。14歳少女・真秀(まほ)は、複雑な生い立ちゆえ疎外されていたが、病で寝たきりの母と目も耳も不自由な兄を支えながら気丈に生きていた。やがて彼女は自身に流れる巫王の一族「佐保」の血のため、時代の争乱に巻き込まれていくのだが――!?

「古事記」を愛した氷室冴子が全力をかけて綴った、息もつかせぬ怒濤の物語を再び――!!

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銀の海 金の大地 のシリーズ作品

1~11巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~11件目 / 11件
  • 銀の海 金の大地 1
    770円 (税込)
    『なんて素敵にジャパネスク』などで一世を風靡し、多くの読者たちを魅了した氷室冴子。その90年代初頭にヒットした伝説の大河シリーズ『銀の海 金の大地』(「真秀の章」全11巻)を復刊! 2025年、月に1冊ずつオレンジ文庫より発刊していく。カバーイラストは、初版で装画を担当した飯田晴子による描きおろし。巻末には氷室冴子ゆかりの作家・文筆家たちによる解説が収録される。 舞台は大和王権が成立してまもない古代日本、湖(ウミ)の国・淡海(おうみ)。14歳少女・真秀(まほ)は、複雑な生い立ちゆえ疎外されていたが、病で寝たきりの母と目も耳も不自由な兄を支えながら気丈に生きていた。やがて彼女は自身に流れる巫王の一族「佐保」の血のため、時代の争乱に巻き込まれていくのだが――!? 「古事記」を愛した氷室冴子が全力をかけて綴った、息もつかせぬ怒濤の物語を再び――!!
  • 銀の海 金の大地 2
    770円 (税込)
    「好きな人のためなら死ぬわ――」 「おねがいだから、あたしたちをそっとしておいて!」 真秀の願いむなしく、運命の輪は残酷にも回りはじめて―― 氷室冴子が全身全霊をこめて綴った、伝説の古代転生ファンタジー、怒濤の第2巻! 初潮を迎えた真秀は「月の忌屋」に籠められた。十日後、ようやく外界へ戻った真秀は、真若王や息長の男たちの邪な視線に晒されることになる。絶体絶命の真秀の危機を救おうとする真澄に、おそるべき霊力が目覚め――。必死に逃れようとする真秀の前に現れたのは、ずっと焦がれていた同族「佐保」の若き王子・佐保彦だった。しかし佐保彦は真秀が御影の子と知るや「滅びの子」と罵り鞭打って…。次々と襲う、苛酷すぎる運命に真秀はどう立ち向かうのか?
  • 銀の海 金の大地 3
    770円 (税込)
    真秀がみた神夢――。 それは血塗られた過去であり、母・御影の優しく悲しい初夏の記憶・・・・・・ 愛と憎しみ渦巻く古代ファンタジー、ますます加速する第3巻! 大王の使者として息長を訪れた佐保彦から「滅びの子」と詰られ昏倒した真秀は、若き日の日子坐がなした恐るべき陰謀、そして日子坐と母・御影の出会いを神夢に見る。目覚めた真秀の前に現れたのは、佐保彦の伴人・速穂児だった。速穂児によって佐保の人々が自分のことも御影のことも、兄・真澄のことも疎んじていると思い知らされた真秀は、衝動的に佐保彦のもとへ走るが、かえって激しい憎悪をぶつけられる。打ちひしがれ、我を失った真秀を抱き上げたのは、美知主の弟であり、息長の首長である真若王だった。だがそれは、真秀を救うためではなく・・・・・・!? 果てしない憎しみの連鎖に囚われ、互いを憎まざるを得ない真秀と佐保彦。 なのにどうして、あたしは彼を憎みきれない!? 真秀の心は千々に乱れて――? 第五章 銀の鈴 第六章 禍つ恋 あとがき 氷室冴子 解説 町田そのこ
  • 銀の海 金の大地 4
    770円 (税込)
    真澄と御影のため薬草を採りに出た草原で、真秀は刺青をした謎の男に捕えられた。彼の名は波美王。暗殺を生業とする闇の狩人だった。彼は、真秀の佐保彦への思いを「禍つ恋」だと忠告して姿を消す。一方、佐保彦の参謀・燿目は、佐保彦の命に従い、「滅びの子」である真秀たち三人を殺そうとしていた。突然燃え上がる炎に襲われた真秀と真澄。それを見た佐保彦は・・・!? 氷室冴子セレクション、古代転生ファンタジー復刊第4巻! イラスト、飯田晴子。巻末解説、佐原ひかり。
  • 銀の海 金の大地 5
    737円 (税込)
    佐保彦の腹心・燿目が、真澄の霊力をその身に受け、無惨に焼け死んだ。真秀は燿目を死なせたのは自分だと我が身を責めて苦しんでいた。そんな彼女に近づいてきたのは、新たな佐保彦の伴人・月眉児。彼女のたおやかな容姿と優しい言葉に真秀は慰められ、その幻影を生む力が燿目と再会させてくれたことで、月眉児に心を許そうとする。だが、それは月眉児の企みだった。策謀を見破った波美王の手で、真秀はその場から助け出される。だが、波美王は突然真秀を息長から連れ去ってしまう・・・。何者かが、波美の一族に真秀の誘拐を依頼していたのだ。真秀が誘拐されたことを知った美知主らは、水面下で新たな駆け引きを始める。一方、淡海に留まる佐保彦のもとには、真秀を誘拐した犯人からある伝言が届けられ・・・。あとがきイラスト&メッセージ、飯田晴子。解説、青山美智子。古代転生ファンタジー第5巻!
  • 銀の海 金の大地 6
    759円 (税込)
    何者かの「請負」によって波美王の手で攫われ、拘束された真秀。誰が、何のために自分を攫わせたのか。依頼主の目的がわからず混乱する真秀の前に、依頼主の妹・小由流が現われ真秀をかばいつつ、佐保彦が早急に息長を去れば真秀の命は守られること、そして佐保彦は真秀を救ってくれるに違いない――と慰めの言葉をかける。だが、佐保彦は自分を愛してなどいない。それどころか憎んでいる。誰にも頼らず己の力で事態を切り抜けようとする真秀は、囚われの館から必死に逃げ出そうとするが、小由流とともにある墳墓の中に閉じこめられてしまう。閉じられた空間の中で互いを励まし合いながら、真秀と小由流は少しずつ友情を育んでいくのだが・・・・・・。一方、息長では、美知主の数ある娘の中でもっとも美しいとされ、佐保彦と妻合わせるために呼ばれたといわれる歌凝姫が須久泥王と再会していた。かつて恋人同士だった二人の胸に去来するものは・・・・・・? 命とは、恋とは。いくつもの思いが交錯するなか、佐保一族を利用しようとする大和豪族たちの駆け引きが、さらに激化し――。加速する物語はついに後半戦へ――! 真秀の生きる力が爆発する――!
  • 銀の海 金の大地 7
    759円 (税込)
    「滅びの子」である真秀を憎んでいたはずの佐保彦。だが彼は、真秀の命を救うため、淡海を後にしようと決断していた。同じ頃、美知主の捜索により、真秀をさらわせた人物が判明。真秀は無事に救出され、美しい歌凝姫への妄執から、真秀の誘拐を企てた穴太の邑長・忍人は惨殺された。その頃、佐保から野洲へ、早馬が訪れていた。現われたのは、佐保の長老・穂波。霊力を失っていたはずの大闇見戸売が未来を予言し、その事実を確かめるために淡海へ来たという。さらに、佐保彦の未来について、本人にも伏せられていたある「占」があったという事実を穂波から告げられ、兄夏や速穂児らは色めき立つが・・・・・・。佐保彦が間もなく淡海を後にすると知り、自分を救うため決断してくれた彼に、真秀は初めて自分の想いを告げる。しかしそのとき、ともに苦境を乗り越えた小由流が、愛する兄・忍人をそそのかした歌凝姫に復讐しようとする姿を目にしてしまう。真秀は必死に小由流を止めようとするが――!? 衝撃の展開に息つく間もない・・・・・・! 古代転生ファンタジーはさらなる高みへ――!
  • 銀の海 金の大地 8
    792円 (税込)
    真澄に続き、真秀までもが強大な霊力に目覚めてしまった・・・! それを知った美知主は、真秀たちを淡海から出すまいと配下に命令するとともに、佐保の一族を息長の手中に取り込むべく、佐保彦にある「交渉」を持ち掛ける。脅しにも似たその言葉に佐保彦は何と答えるべきか逡巡し・・・。そして真秀は、真澄、御影を連れて、淡海を旅立つ覚悟を決めて・・・! 一方、大和国中では、伊久米の大王に嫁いだ美知主の大姫・氷葉洲姫が、大王の子を身籠もりつつ、悶々とした日々を過ごしていた。その煩悶のわけは、美しい異母妹・歌凝姫。淡海から突然やってきた妹が、あるいは他の美しい女たちが、夫である大王の心をとらえるのではないかと危惧した氷葉州姫は、あることを企む。己の言葉が、大和国内に嵐を呼ぶことを知らぬままに――。氷室冴子が全力で書いた伝説の古代転生ファンタジー、疾風怒濤の物語は次なる高みへ!!
  • 銀の海 金の大地 9
    770円 (税込)
    余命わずかな母・御影に安らかな死を迎えさせようと、真秀は真澄と共に母を連れて、ついに佐保を訪れる。それは次期首長の佐保彦が認めたことだが、予言された「滅びの子」が現われたことに、佐保の人々は畏れおののく。そんななか、佐保彦の妹・佐保姫だけは、真秀たち母子が滞在する地へ幾たびも訪れていた。瓜二つの佐保姫と真秀。真秀は、佐保彦が己を助けてくれたのは、妹に似ていたからだろうと、佐保彦を怒らせる言葉を放つ。こみあげてくる思いがなんなのか、真秀自身にもわからないままに。そんな時、伊久米の大王が、妻問い先の山背・荏名津で中毒(どくあたり)する事件が起こり、佐保彦は、若首長として難しい決断を迫られることになってしまうのだが・・・・・・!? さらには混乱のなか佐保姫が何者かに攫われ、佐保から忽然と姿を消した。次々と襲う禍事は、佐保を陥れようとする何者かの企みなのか? 佐保の命運は、若首長となる佐保彦に託されて・・・・・・。
  • 銀の海 金の大地 10
    792円 (税込)
    中毒し佐保に留まっていた大王は回復に向かっていた。だが、大王とともに倒れた王子たちそして彼らを見舞う名目で訪れた豪族たちは佐保に留まったまま。何より、真秀と真澄――滅びの子の訪れに、佐保の人々は慄いて・・・・・・。その頃、佐保から姿を消した佐保姫は、真秀の力で素性を偽り、自らの意志で大王不在の王宮に残っていた。真秀と瓜二つの佐保姫に出会い、驚愕する歌凝姫、そして須久泥王。王宮で、これまで知ることのなかった人の悪意に触れた佐保姫は戸惑い、それでも真秀を慕う真心を失わないのだが・・・・・・。ついに佐保の長老・穂波は、佐保一族が生きのびるため、「滅びの子」たる真秀と真澄を殺そうと決意する。今や誰も叶わぬ強大な霊力を顕した真秀を倒すためには、佐保の霊威そのものである「那智」の力を使うしかない。そして、「那智」の憑依坐として選ばれたのは、誰よりも佐保彦を、そして佐保一族を愛する男・速穂児だった。真秀と速穂児の死闘の火蓋が切って落とされる。人の力を超越した凄まじい霊威がぶつかり合い、誰も二人を止めることはできない。だがその時、御影の口から思いがけない真実が明かされて――!?
  • 銀の海 金の大地 11
    続巻入荷
    880円 (税込)
    佐保の女首長・大闇見戸売が死んだ。佐保の人々は激しい嘆きにうち沈み、大闇見戸売の亡骸は、安置した殯屋と、その殯屋が起つ佐保山ごと焼き払われる。一方、大闇見戸売の姉であり、真秀と真澄の母である御影の死は、人に知られることのほとんどない、あまりに淋しいものだった。真秀と真澄は、御影が死の間際まで命がけで守ろうとした大闇見戸売とともに、彼女を弔おうとし・・・・・・。真秀は決心していた。母を見送った後、自分たちは佐保を立ち去り、兄妹ふたりだけで生きていくのだと。だがその時、真澄が「最後に会って、話しておきたい人がいる」と言って、突然闇に翔り去ってしまい・・・・・・!? 「滅びの子」の予言に翻弄され続ける真秀と佐保彦。その運命の行く末は? 真秀が最後に選び取った自らの行く道とは? 氷室冴子『銀の海 金の大地』<真秀の章>堂々完結! 本編のその後を綴った番外編『月がみていた』、『銀の海 金の大地 イラスト集』にのみ掲載された短編『羽衣の姫』も収録。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

銀の海 金の大地 1 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    コバルト文庫版は今も手元にありますが、もう30年以上も前の書籍ですからボロボロで、復刊されると聞き喜び勇んで購入しました。全11巻ある真秀の章の1巻は序章も序章で、真秀が「佐保」の存在を知り、郷愁の念に囚われる場面がメインです。今後の展開を知っているだけに、実はこの頃が一番幸せだったのではないかと思

    4
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

    発売当時雑誌コバルトでドキドキしながら挿絵やストーリーを楽しんだ古代(転生できなかった)ファンタジー。転生後まで行き着かなかったのは著者の氷室冴子さんががんで亡くなったため。続き…読みたかった…!
    古代ヤマト王権が始まって少し経ったころの奈良と滋賀(近江)と丹波あたりを舞台にしています。
    今で言う知

    2
    2025年03月23日

    Posted by ブクログ

    小中学生の頃、夢中になって読んだ本の待望の復刻。新鮮な気持ちで読むことができた。
    当時は真秀と同じ目線で物語を楽しんでいたが、今はどちらかというともっと大人からの目線や歴史的背景を考えながら、それでも同じようにワクワクしながら読めた。2巻以降も本当に楽しみ!

    2
    2025年01月20日

    Posted by ブクログ

    リアルタイムではもう読んでいなかったけれども面白かった。

    古墳時代(?)の生活や文化の描かれ方も面白かった。次巻以降も楽しみです。

    1
    2025年02月06日

    Posted by ブクログ

    名作復刊!
    雑誌cobaltの連載を読んでいて、おそらく2巻目位までは既読。
    時代は古代日本、14歳の少女が主人公。なかなか激しい性格だけど、自分の思ったことを正直に表現する生き方は、今の時代には眩しいのではないか。古代の暮らしや文化も描かれて興味深い。

    1
    2025年01月21日

    Posted by ブクログ

    タイトルは聞いたことがあったが読んだことはなかった作品。こんなに面白いなら早く読んでおけば良かった…!古代が舞台にしていることも、奴婢の階級の女の子を主人公にしているのも新鮮。当時の人々の生活や、古代日本の情景を身近に感じられて面白かった。

    1
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ


    復刊で話題になってて面白いのかな?と気になってとりあえず1巻読んでみたが氷室冴子作品はやっぱり間違いない面白さ。読みやすくイラスト入りでイメージしやすい。

    古代転生ファンタジーらしいし、最後の真澄の言葉も謎めいてて真秀がこの先どうなっていくのか続きが気になる。今月発売の続刊も楽しみ。

    1
    2025年02月10日

    Posted by ブクログ

    あなたは、”古事記”に興味があるでしょうか?

    “712年にまとめられた日本最古の歴史書”とされる「古事記」は、その8年後にまとめられた「日本書紀」と共に、日本の古代史を研究する上では必読書といえるものです。とは言え、それよりも後の時代の「源氏物語」でさえ現代語訳なしでは読めないのと同様に、「古事記

    0
    2025年09月24日

    Posted by ブクログ

    タイトルだけ知っていた作品だったので復刊と知り購入。

    時々人物などの読み方が分からなくなりますが、文章自体は読みやすかった。主人公の意思が強いなと思いつつ、14歳って知らないことも多いしこんな風になっちゃうかなとなった。

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    ずっと手を出すか迷っていた大作についに手を出してしまった…。
    未完の大作とはなかなか苦しいものだ。

    ドキドキするが、クララ白書で育った私には、氷室冴子=ほぼ神なので期待大である。
    ちょうど最近、福永の古事記を読んだところでタイムリーな内容でもあった。

    まだ1巻は序章も序章で、登場人物紹介にすぎな

    0
    2025年10月12日

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