あらすじ
余命わずかな母・御影に安らかな死を迎えさせようと、真秀は真澄と共に母を連れて、ついに佐保を訪れる。それは次期首長の佐保彦が認めたことだが、予言された「滅びの子」が現われたことに、佐保の人々は畏れおののく。そんななか、佐保彦の妹・佐保姫だけは、真秀たち母子が滞在する地へ幾たびも訪れていた。瓜二つの佐保姫と真秀。真秀は、佐保彦が己を助けてくれたのは、妹に似ていたからだろうと、佐保彦を怒らせる言葉を放つ。こみあげてくる思いがなんなのか、真秀自身にもわからないままに。そんな時、伊久米の大王が、妻問い先の山背・荏名津で中毒(どくあたり)する事件が起こり、佐保彦は、若首長として難しい決断を迫られることになってしまうのだが・・・・・・!? さらには混乱のなか佐保姫が何者かに攫われ、佐保から忽然と姿を消した。次々と襲う禍事は、佐保を陥れようとする何者かの企みなのか? 佐保の命運は、若首長となる佐保彦に託されて・・・・・・。
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Posted by ブクログ
より政治的駆け引きというかマキャベリズム的展開に不穏に翻弄されていく話が中心で不穏な気持ちになりながら読んでいたけれども波美王のゴルゴ13的なツンデレぶりにやられました。
Posted by ブクログ
余命わずかな母・御影に安らかな死を迎えさせようと、真秀は真澄と共に母を連れて、ついに佐保を訪れる。それは次期首長である佐保彦が認めたことではあったが、予言された「滅びの子」が現われたことに、佐保の人々は畏れおののいて……?
そんななか、佐保彦の妹・佐保姫だけは、真秀たち母子にいたわりの心を寄せ、真秀たちが滞在する春日の狩屋を望む地へ、兄に願い幾たびも訪れていた。
瓜二つの容姿を持つ、佐保姫と真秀。
真秀は、佐保彦が己を助けてくれたのは、自分を助けたかったのではなく、妹に似ていたからだろうと、あえて佐保彦を怒らせる激しい言葉を放ってしまう。こみあげてくる思いがなんなのか、真秀自身にもわからないままに。
そんな時、伊久米の大王が、妻問い先の山背・荏名津で中毒(どくあたり)するという事件が起こり、佐保彦は、若首長として難しい決断を迫られることになってしまうのだが……!?
さらには混乱のなか佐保姫が何者かに攫われ、佐保から忽然と姿を消した。
次々と襲う禍事は、佐保を陥れようとする何者かの企みなのか?
佐保の命運は、若首長となる佐保彦に託されて……。
オレンジ文庫の長すぎると思う紹介文ですが、このくらいの紹介では全く何の紹介にもならないくらい混線してきました。
毎巻最初のページに登場人物が6名ほど紹介されていて、少しづつ変わったりしているんですけれど、この巻は佐保へ各一族の長が集まったり
真秀と 佐保姫がそっくりなので間違われたりと、最終章に入り コバルト文庫とは思えない展開がますますと続きます。
これは 最後まで読まないと この大和の社会の落とし所が予測できません。
作者後書でも 作者といえども 関係性がわからなくなる時があると。
ここまでで 掲載3年のようです。ご自身の予定よりも かなりのスローペースの展開と人間関係の入り込み。
今、書かれているわけではないのに 頑張ってと応援したくなります。
新装版の後書は 三宅香帆さん。
三宅さんも 氷室作品の強くあろうとする少女達の魅力の強力な語り部なのです。