すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ちょっと覗いただけで、まだ読んでいない。
本書よりも先に、浅羽通明氏の『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』(ちくま新書、2016)と小熊英二氏の『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』(講談社現代新書、2019)を読んでおくほうがよいと感じる。特に浅羽氏の『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』を先に読んでおきたい。
余談だが、最近、倉持麟太郎氏の『リベラルの敵はリベラルにあり』(ちくま新書、2020)という本があるのを知った。その本の宣伝コピーに<「フェイク」リベラルの語る「ハリボテ」立憲民主主義ではもう闘えない。保守をも包摂するリベラルの再生こそが、現実政治の突 -
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Posted by ブクログ
いい年をした男の引きこもりの気持ちなんてまったくわからないな、と思っていた。結局甘えてるだけなんじゃないの?とも思っていた。ところがこの本に登場する草鹿秀郎の気持ちは、そうそう分かるよ、と思ってしまったし、自分との共通点だっていくつも見つかってしまった。もしかしたらたったひとつのきっかけで、僕だってこうなっているのかもしれないと考えたら、この物語もまったくの他人事とはとても思えなかった。
自らの過去に負い目を持つ刑事の奥貫綾乃。フラワーさんの事件を追う過程で、事件に纏わる登場人物たちの境遇に共感を深めていく描写が本当に素晴らしい。中年の引きこもりの心情描写も本当に素晴らしい。クライマックスは、 -
Posted by ブクログ
長い、長い25年の物語だった。
次々にわかる新事実や前に進む事柄に驚き、喜び、傷付き、涙した。
被害者、被害者の遺族や家族、加害者家族、みんなが傷付きながらもきちんと誰かを思いやれる人たちで胸が痛むけれど、そういう人たちで良かった。
読んでいる間ずっと彼らを好きでいられたから。
久我のやったことや考えがあまりに気持ち悪くて嫌悪感だらけだけど、何よりも生きている時も亡くなった後も構われず顧みられず忘れたいと願われる晋也くんがあまりに不憫でたまらなかった。
読み終えた今、みんなに降り注ぐのが火の粉ではなく、光の粒で良かったと心から思う。
きっとこれから先もずっと心に残る小説になった。 -
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