すべての高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
ヴァイマル共和国 ←女性参政権を認めた最先端の民主制国家。ただしボロボロの敗戦国で周辺諸国に収奪されている。
首相 ← 議会嫌いのヒトラー
大統領←帝政万歳のヒンデンブルク
そりゃ全権委任法も通るわという感想。
それまでの積み上げもあって、国会議事堂炎上事件を契機とした共産党の弾圧や、そもそものヴァイマル共和国の混乱と強制的な軍縮も背景にある。
ヒトラーの独裁とは、「全権委任法」による三権分立の破壊であった。すなわち首相が国会の決議によらず法律を制定し、かつそれを自分(自党)で執行できるという、現代の民主主義から見れば仰天の法律である。これをありえないと思えるのは義務教育の賜物だろう。
-
Posted by ブクログ
あまりに主人公が痛切で、読む時期を悩んで5年くらい積んでしまった作品。宮本輝との対談「人生の道しるべ」で触れられており、時が来たので読んだ。
幼い時期にアメリカで共同生活をし、お互いの母を自死で亡くしたまこちゃんと嵯峨。日本に戻り、母の記憶を辿りながら自分を開示できる大人や友人を見つけ、ようやくいまの自分と出会いなおす物語。
最初から明るいテイストではなく、死の匂いがぷんぷん。大学での妬み嫉みはあるし、運命共同体である嵯峨との関係が噂立てられたり、悪夢も見る。嵯峨と教授はそんなまこちゃんをよく理解していて、男の優しさを男の言語で伝えようとする。嵯峨は距離が近すぎるからかなかなか伝わらないけ -
ネタバレ 購入済み
ランキングで見かけて、読み始めたのが最初でした。
何話か無料になっていて、読み進めるうちに夢中になっていき、当然のように購入していました。
今までなら、このような長編の作品は、金額もかかるので、あまり手を出さないのですが、絵柄の美しさ、表情の変化の描写の素晴らしさ、魅力的なキャラクター、ストーリーの素晴らしさに、みるみる引き込まれ、気長に読み続けようと思いました。
とうとう、ラストになってしまって、終わってしまうのは寂しいですが、とても納得のできる幸せな結末で、すっきり満足しています。
このような素晴らしい作品に、出会えて幸せな気持ちにさせて下さった作者様、素敵な作品を本当にありがとうご -
Posted by ブクログ
羽田空港に行く機会があり、改造社という初めて見る本屋さんに入ってみました。
そこで表紙と小口が特徴的な装丁のこちらの本が目に付きどんな内容の本なのかくるくる回しながら(遊んでる訳ではなく表紙を見たり、裏表紙を見たり)天、地にもイラストが描かれていて素敵だなぁと結局内容は分からないまま購入しました(๑≧з≦))プッw
魚が存在しない理由は、おそらくみなさん一度は疑問に思った事がヒントになっています。変なの〜とか不思議〜で片付けていた事が解決されて感動しました。この本をきっかけに種の起源を読んでみたくなりましたが、難しそうでなかなか手が出ないです。それよりも今、星界の報告というガリレオガリレオ -
Posted by ブクログ
スピノザの診察室から。
スピノザの思想をかじってみようかなくらいのテンションで読んでみたら、価値観がアップデートされるほどの衝撃を受けた。
特に「自由」についての考え方が心に残った。
「自由」とは、自分が何でもできるようになることではなく、自分のできる範囲で力をうまく発揮することだという。
これは自分が最近考えていた、教育観にもつながる。以前は、経験によって自分のレベルが上がれば今できないこともいずれできるようになり、最適な教育が可能になると思っていた。でも、それは違うのかもしれない。教師にも置かれた環境、人間関係などによってできることは制限されるし、公教育における限界もある。それを理解した上 -
購入済み
『出来る男の育て方』に出ていた時の畠山は、正直ちょっとウザい存在…と思ってたんだけど、こっちのシリーズ読んでたらめちゃ好きになった(笑)
いやぁ〜、本郷よりも笑わせてくれるよ。
山咲さん厳しいわー(汗)
でも、前はため息しかついてなかった畠山に対して、少しずつでも不器用なりに向き合っていく姿が愛しくもあり、ちょっと難し過ぎる気もしたり…。
いろ〜んな意味で、畠山を素直に受け入れる時はくるのかな///
まあ…努力家だし…うん……その内自分から…なんてこともあるかも?(萌)
これからも読み続けたい一冊になるくらい、この二人は大好きになったなぁ。 -
Posted by ブクログ
友人の自殺ほどショッキングな出来事は経験したことはないけれど、それでも心が折れそうなほど落ち込んだり悲しんだりした事は私の人生でも何度かあった。その度に悲しみから目を逸らして逃げ回った結果
モヤモヤした引きずった感情だけが残るという記憶があったので、作中の「私は私の人生を生きていく」というヒロの言葉が、悲しみとしっかり向き合い自分の人生を取り戻してこれからも生きていくんだというヒロの強い決意に逞しさ感じてとても感動した。また自分とのコミュニケーションの時間を作る大切さを改めて知ることが出来た作品だと思う。
本書では杉森くんを殺す理由をリスト化して自分の内面を整理していたが、日々の生活でもモヤモ
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。