すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
お恥ずかしいが、経済学部出身でありながら、アダム・スミスを読んだことがない。流石に『国富論』という本があらることぐらいは知っている。このままでは一生読まないことになるとなぜか危機感を覚えていたところ、本書に遭遇。
読む。
非常に分かり易い。
もっと早く本書にであっていればよかった。
アダム・スミスが生きた18世紀という時代。経済が発展する一方で格差や貧困に喘ぐ。
ここから、『道徳感情論』『国富論』が生まれる。
筆者が「はじめに」で、
「本書を読み終えた読者が、スミスの思想や人間性に関心をもち、『道徳感情論』や『国富論』を独力で読んでみようと思っていただければ幸いである」と記している。
この文章 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私はラストの展開について、人間の意思を取り除くことによって生命主義システムの存続のためにを人類が行動するようになった世界、人間が何をすべきかというのはシステムが自ずと示してくれるため、人間が迷わなくなった、悩まなくなった世界になったという解釈をしています。
この本の中では大部分を実存主義的なものの見方で人間の自我というものを定義している気がしています。作中にもあった「このからだも、このおっぱいも、このおしりも、この子宮も、わたしのもの」というところにも現れていた気がします。
一方で、構造主義的な見方によると、人間の自我というのは、その人の中にあるのではなく、その人が発する言葉の中、人間関係 -
Posted by ブクログ
人が持つどうにもならない影や矛盾、割り切れないものを描いた作品。勝呂医師やガストンさんを中心としながら多くの登場人物が交差する中で、それぞれが持つ卑しさや罪の意識、割り切れない感情に、大なり小なり自分にもある部分だと共感しながら読み進めた。作者が表現する『自分がその時、その立場だったら同じことをしていたかもしれない』がまさにそれだと思う。
海と毒薬の続編ということで、海と毒薬を再読してこの本を手に取った。この2冊は必ず続けてまた読もう。『おらぁだめだ』と言ったあのシーンに勝呂のすべてが凝縮されていて、その勝呂の葛藤がまた続編でも描かれている。たとえ救えなくても寄り添おうと、彼は生きたと思う。 -
Posted by ブクログ
読んだぁー。3部合わせて2000ページ近い大河小説。日本の歴史の中で一番長かった昭和。戦争挟んで色々あった出来事が、昭和元年生まれのナイスガイ4人を縦軸に政治、経済、事件だけでなく日常の暮らしや風俗も織り込まれ温かで爽やかな読後感。ページ捲りながら一緒に昭和を空から眺めているような高揚感。奥田さんの力量、凄すぎ。田中伸尚さんの「ドキュメント昭和天皇」に匹敵。それにしても戦後は一貫して米の属国、その米はトランプ以前も「自由と民主主義」の国ではなかったんだ。知らなかったが東京大空襲指揮したカーチス・ルメイの「ベトナムを石器時代に戻してやる」発言、トランプはまねてるだけか。ノラの「人類は差別をやめら
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Posted by ブクログ
言語化するのが昨今トレンドのように言われています。以前よりも、何かに詳しく語ったり、上手い言葉で共感を得る話は、話題になり物凄い勢いで広まってると感じます。
そうした中で、好きについて語る事について、語る技術として書かれている本書は、好きを語る以外にも仕事にも使えそうなところがあり、メモをしながら読みました。
それに、ただ語る技術を書いてるのではなく、著者が他人の感想を読むのが好きという事がかなり伝わりました。
「多くの人の感想をたくさん読みたいから、好きを語る技術を教えます。そして、たくさん発信して下さい」
そのようなメッセージを感じました。 -
Posted by ブクログ
はぁ、美しいぃ。(ため息)美しいストーリーでした。
ストーリーが美しいのは出てくるキャラクターが美しいから。見た目の話ではなく、性質がね、美しい。勿論ずるい奴もいるけど、普通な人間らしい嫌らしさなんだよね。ちゃんと改心もするし。
でも私はなんといっても晏無師ですよ!!!
様々なBLを読んできましたがこんなに暴君で俺様なのにがっつかない穏やかな方いらっしゃいましたでしょうか??
最後の決闘の前の2人のひとときの優しさと穏やかさの中に滲ませる甘やかさが絶妙でした。
これまた清い、美しい。
こんなに心穏やかにでも甘やかさを堪能できる中華BLに出会えるなんて、本当に幸せでございます。
合掌
20 -
Posted by ブクログ
第2話のハローフレンズが良かった。
やりたいことが見付からないじゅえるに、かおりが「結局出会いしかないんだと思う」から始まってる、「自分でよりよい道を見つけられたり、自力で発見できれば、それはとてもいいことなんだと思う。私もそういうことができるひとに憧れるもん。でも、みんながみんな、そうじゃないよね。どれだけ焦っても、苦しんでも、それだけじゃどうしようもできない。自分にとって必要なひとと出会うべきタイミングっていうのがあって、そのタイミングがこないとはじまらない、そうゆうひともいるんだよ。だからね、会わないといけないひとがいて、でもまだ会えてないのかもしれない」
私はやりたいことがあった人だっ
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