ブックライブの高評価レビュー

すべての高評価レビュー

  • 汝、星のごとく

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    なんて綺麗な本なのだろう。

    この感想に多くの人に疑問を持たれるかもしれないけど、でもそれが私の率直な感想。
    登場人物たちの心は本当に綺麗だった。ヤングケアラーのことや、愛への向き合い方、取り扱っているテーマは決して綺麗ではなく、重苦しいものたちばかりだった。でもそこに乗っかっている感情はとっても綺麗だった。
    そして、個人的にはみんなへ共感をしてしまっていた。世間体とは大きくずれた彼らに共感をしているということは、きっと私も世の中のいわゆる”普通”とは違った感覚なのかもしれない。でもその自覚はあるし、この本の登場人物に誰よりも純粋な敬意を払えているのは私なんじゃないかとまで思う。
    この物語は、

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    2025年12月25日
  • 生殖記

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    ネタバレ

    尚成が「どうでもいい」と受け流して生きていることに、「そんな人がいるんだ〜」と衝撃だった。でも、読み進めるうちに「確かにそう考えるようになるかも」と納得できた。今まで、自分自身が何も考えず、これが当たり前で疑いなく生きてきた事に気付かされた。

    共同体の拡大、発展、成長の中にいる。
    そして、私も「自分自身を良きタイミングで新商品化させよう」と思ってきたし、何なら「毎日でも自分自身を新商品化させたい」と思ってきた。
    こういうことだったのかと、なんだかとってもしっくりきた。

    ストーリー内に描かれた思考や感情の動きは「確かに」と納得できる、けれど私の思考の範疇にはなく新鮮なものばかりだった。ただ1

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    2025年12月25日
  • 夜は短し歩けよ乙女

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    ようやく手に入れました。
    全体的に何言ってるかは分からないけど、世界観が好き。
    先輩の気持ちが伝わったのか、伝わってないかはよくわからないが、楽しかった。

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    2025年12月25日
  • クジラの彼

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    まだまだ自分には知らない世界がたくさんあると思った。
    全部の短編も、へーそうなんだぁ。と思いつつも恋愛が絡みキュンキュンして。
    私は待てるかな?
    待てないだろうな。

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    2025年12月25日
  • 崖の上のヒバリたち

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    アイルランドの移動生活者(パヴィー)の青年ジムは、新しい学校に通うことになった。別に行きたくて行くわけじゃない。役人が行けと言うから行くだけだ。でも、母さんはジムに、文字の読み方を覚えてほしいと期待している。ジムの家族はみんな文字が読めないのだ。登校すると早速生徒たちからお馴染みの差別的な反応が返ってきた。ただ一人、キットという子だけは違った。

    移動生活をしている人たちがアイルランドに今もいることを初めて知りました。家族全員文字が読めないということから、移動生活をしている人々が抱える困難が垣間見えるように思いました。この本は、差別などの問題について書かれた本であると同時に、美しい恋愛小説でも

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    2025年12月25日
  • 【特装版】その天才様は偽装彼女に執着する(2)

    匿名

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    わろたw

    クソ女すぎてウケるw
    ここまで執着するのやばすぎwやばすぎて逆に阿呆に見えるw
    めちゃくちゃ展開が面白くて神

    #ハッピー #癒やされる #胸キュン

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    2025年12月25日
  • メンタル強め美女白川さん

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    メンタル強めの美女、白川さん。
    見た目だけじゃなくて、内面の強さと明るさが誰かを救うこともあるし、傷つけてしまうこともあるけれど、自分の信じるものを貫いて、傷つけてしまったことも素直に認められるそんな優しさと強さにとても憧れる。
    わたしも白川さんみたいになりたいな。

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    2025年12月25日
  • 恋より青く 1

    無料版購入済み

    青春物

    暑苦しくない青春物。
    一冊の文庫本を起点に、出会った少女二人の物語が良いですね。
    好きなことや夢中になれるものが分からない高峰さんと
    本に夢中なんだけど語り合う友達がいない咲倉さんが、
    手探りしながら関係を深めていく過程が丁寧で好きです。
    高峰さんの友人たちも良い味を出してます。
    学校が違う設定も、帰りの電車で偶然に合うところも「縁」を感じますね。
    作中に登場する架空の作家さんも、自分の好きなあの人じゃないかという点も好感度アップです。
    読む本を選ぶ視点も共感できました。

    #深い #癒やされる #共感する

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    2025年12月25日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    4つの短編から構成されている小説ですが、3話目くらいから涙腺が緩み始め、最後は喫茶店の角でひとり涙していました。
    阪神淡路大震災と南の楽園トンガとそこに出てくる登場人物の人生がギュッと詰まった一冊です。

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    2025年12月25日
  • かわいすぎる人よ! 3

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    メイちゃんとおじさんの平凡で幸せな日常にほっこりさせてもらって、3巻ではサブキャラ同士の関係が少し変化したのがとても良かったです!さやかちゃんとハルヒちゃん、伊藤くんと葉山くん、流星くんと青木さん。藤波家を中心にもっとキャラクター同士が交わる話が読めたら嬉しいです!

    #ほのぼの #癒やされる

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    2025年12月25日
  • やわらかい砂のうえ

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    タイトルの「やわらかい砂のうえ」とは、主人公・万智子の言葉で、「心もとない」ことの例えだ。正しいこと・正しくないことで白黒はっきりつけたがる性格の万智子が、年代の異なる友人たちとの交流を通じて変わっていく。
    「自信」とは、「自分が自分のまま世界と対峙する力」を持つこと。他人に授けられるものではなく、自分で決めて持つものであること。
    「好きな服を着て、好きな靴を履いて、好きな場所を目指す」。
    「自分の好きな自分」でいることの大切さを教えてくれる作品。

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    2025年12月25日
  • かわいすぎる人よ! 2

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    メイちゃんの学校生活にたくさんスポットが当たっていて、読んでいてふわふわする気持ちになりました。みんなメイちゃんの内面に惹かれてて、一番近くにいるさやかちゃんも嫉妬だったりメイちゃんの事が大好きだからモヤモヤしちゃう気持ち分かる〜!中学2年生編も楽しみです!

    #ほのぼの #癒やされる

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    2025年12月25日
  • スピノザの診察室

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    終末期の患者を看取りながら、悲観的にはならずかといって楽観的すぎないマチ先生にとても惹かれました。映画化もあるということで見に行きたいと思います。、

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    2025年12月25日
  • ソクラテスの弁明 クリトン

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     長年、積読状態であったが、ようやく読んだ。古い版なので、文字が小さく、難しい漢字も多く、多少読みづらかったが、薄い本なので扱いやすい。倫理や正義を語るには目を通しておかなければいけない必読の書。

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    2025年12月25日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    ついに小市民シリーズ最終章。
    冒頭でいきなり小鳩くんが轢き逃げに…大学受験もふいになり、文字通り動けない入院生活を強いられることに。
    もて余す時間を埋めるかのように、小鳩くんの意識は3年前へと向かう。
    小山内さんとの“馴れ初め”であり、また自身の封印したい過去でもある事件と向き合う。
    過去の追想と現在を行き来する形で、物理的には動けない小鳩くんが躍動する。

    全4作のうち、一番本格的なミステリーの印象。
    過去のトラウマと向き合ったことで、小鳩くんの内面的な成長が感じられるラストも感慨深い。
    過去の出来事が語られたことで、ここから1作目の「春期限定〜」を再読するのもまた味わい深そう。

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    2025年12月25日
  • チョコレート・ピース

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    ネタバレ

    青山美智子さんの本は、読むたびに
    『今までで一番好き』
    って思わせてくれます。

    今回のは、いろんな世代の人達の
    苦しかったり切なかったり…
    その時々の気持ちを『物語』というよりは
    『詩』のような軽い感じで読み進めることができました。

    いろんな世代の人達の話し…
    だと思っていたのに実は一人の女性のお話し。
    これには、びっくり!笑

    そして、後の章(BOX2)では、アナザーストーリーが
    控えていました。
    この構成は私の大好物!

    途中に入る写真も抒情的でとても素敵。
    また大事にしたい本に出会えました。

    ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…
    『転ばない人なんていない。そんな人生なんてな

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    2025年12月25日
  • 陽だまりの彼女(新潮文庫)

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    自分の青春時代を思い返してなんだか共感してしまいすごい切なくなった。
    最後の終わりかたもよかったですが、また人間に生まれ変わったら、小学生からなのかと思うと今度は娘みたいな存在なのかなと。
    それにしてもよかったな。

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    2025年12月25日
  • 図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1)

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    有川浩先生の作品が大好きになるきっかけの本。
    もしかして堂上教官…と期待して読んだ。
    今もジャイアンがのび太をいじめてるからいじめが起きるとか主張する人もいるが、こんな未来にならないよう大人も言葉という凶器について深く考えないといけないと思った。
    それにしても甘い!

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    2025年12月25日
  • いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才

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    いらないことを減らして2時間を積み上げる。
    年末に読んで来年の生活を変えるための素晴らしい指導書になりました。

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    2025年12月25日
  • 骨灰

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    ネタバレ

    松永光弘は、自社の高層ビル建設現場に関する不審なツイートの真偽を確認する為に、地下へ向かった。異常な乾燥と嫌な臭気の中調査を進めると、図面には無い巨大な穴のある祭祀場に辿り着く。そこで一人の男性を発見してからというもの、怪異が日常を侵食し始める。

    終始からっからで、臭い(笑)
    いや、これは褒め言葉である。今まで触れたことのない独特の温度。言ってしまえば、臭い小説は結構ある。でも、こんなに乾燥を感じた小説は今までなかったかも。今が冬であることを差し引いても、読み進めるほどに喉が渇いていく。水を浴びるほど飲みたくなった。それだけ作品の雰囲気が確立されているということだろう。私が本作に高評価をつけ

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    2025年12月25日