すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「社会学は自己責任論を批判する学問」という前書きから始まり、自分や世間の誤った「常識」や思い込みに気付かされる
例えば初っ端から
「結婚に関わる多様性やジェンダー平等といったテーマは、少子化問題とは離れて語られなければならない」
という著者の考えが述べられている。確かにこれらはセットで語られることが多い。しかし冷静に考えれば、
少子化問題のために、婚姻制度はこうあるべき、とか
少子化対策のために、ジェンダー平等は我慢すべき
といった主張を許してはならないのは、当然だ
その他にも、例えば、
仲人結婚は作られた伝統
神前結婚式が急速に普及したのは高度成長期
処女規範は近代以降に登場した -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作で立ち直った貴子の視点で描かれる今作。
前半は貴子と和田さん、トモちゃんと高野君のほっこりする日常が続くが、後半はサトル叔父さんと桃子さんの切ない物語へと引き込まれていく。それでも最終的に立ち直っていく叔父さんの姿には救われた。
作中にある「人は忘れていくことで生きていくけれど、人の想いは砂に尾を引く波のようにいつまでも残る」という言葉が、本当に心に響いた。自分自身もこれまでの人生で多くの人と関わり、その人たちの思いに支えられて今があると感じているからこそ、深く共感できた。
人の思いの尊さを改めて実感させてくれる、心にじんわり残る素晴らしい作品。 -
ネタバレ 購入済み
リーチェが近衛騎士のみんなから好かれているようで良かった
舌打ちした彼とも打ち解けていて何よりw
身請けしたのはイヴァンかと思ったけど違うっぽいなぁ...ミシェルでも無さそう
婚約破棄が取り消されるとリーチェはあのニコラスと結婚しないといけなくなるから、婚約破棄だけはそのままでいいなぁw -
Posted by ブクログ
もっと太田愛さんの作品が読みたい( ; ; )
言論統制とは、あまり縁がないように感じてしまうが、現代にも通じる問題だと思う、太田愛さんが感じているように。今日の米大統領は、放送局の報道の自由を奪っているし、日本も例外ではなく、東日本大震災の際、原発事故の現状を問題なく見せようとしていた素振りがあった。チェルノブイリの報道が遅れ、たくさんの命が亡くなった反省があるのにも関わらず。
こうした現状を見ると、この作品が伝えたいことは、遠くのフィクションではなく、過去の話でもなく、snsが発達した今日の世界にもなお残る現実なのだろう。
本当に素晴らしい三部作でした。
今まで読んだ作品の中で間違 -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
短編集。最後のふたつはデビュー作とデビュー作近辺のものらしい。面白かった。町田その子はデビュー当時からうまいんだな。
第1話 省吾と付き合っている。彼の父母はすごく育ちのいい感じで、清陽は家族を紹介できないでいるところに祖母が死んだ。
第2話 香子は夜の18時から朝の3時までお菓子工場で働いている。恋人の浩明には早く転職しろと言われている。
第3話 恋人とリセットするように別れる。母から電話があり、藤江さんが死んだから葬式手伝って欲しいと。しかし帰宅してみたら、なんと藤江さんはどこの誰だかわからず、祖父の愛人だという。妹と藤江さんのおうちを探検に行く。このあたりの一人暮らしの老人は朝起き -
ネタバレ 購入済み
軽い気持ちで読み始めたけど面白かった
悪役令嬢が追放されるのにはこちらも慣れっこだけど、初手娼館送りはひどすぎるのでは...?
もっと色々あったやん...
婚約者横入りしておいてそんな...
イヴァンが超優しい理由が気になる! -
Posted by ブクログ
純文学の様な読み心地の小説。
今までに読んだことのある作品で似てると思ったのはサドの『美徳の不幸』だろうか。
ただし、ここに描き出される女性はジャスティーヌとも違う。
ジャスティーヌは見た目も心も清らかで美しいが幸福に恵まれない。
この作品の女性は果てしなく凡庸に描かれている。
忘れられやすい目立たない子。
そんな人物を淡々と描く。
ただ、それでも人生にあるものはある。
現代的な幸せの要点に欠けていても、あるものはあり、そして彼女は仏教の諦念の様なものが自然と機能していたのか本人的には不幸せではなさそうだった。
この女性の人生をどう思うかは読み手次第だと思うけど、悪くないのかもなと思った。
本 -
Posted by ブクログ
この本を読むと、「感情を揺さぶられている時は本来の自分ではない」ことを思い出します。
感情を揺さぶられてコントロールできなくなっている時は、そこに「他人」や「人の目」があるんですよね。
自分から見たら、周囲のみんなは楽しそうにキラキラ輝いて生きている。
何の疑いもなく自然とそう思っていたせいなのか、いつも気がついたら私は誰かの「脇役」の人生を送っていました。
「私はおかしいのかな?」と思うことこそが他人に振り回されている証拠であること。
なぜなら、常識が何であるかを考えれば考えるほど、自分の本音を置き去りにしてしまって、感情を振り回されてしまうから。
そして、相手や状況に合わせるのではな -
Posted by ブクログ
山上被告の供述
安倍元総理が亡くならなければならなかったのは、殺害されなければならなかったのは、間違いだったと思っています。
彼にとって安倍元総理は、亡くならなければならなかった、殺害されなければならなかったのであり、安倍元総理が統一教会と関係を持ったことを、間違いだった、と彼は法廷で述べたのではないか。
安倍氏に対しての愛憎、その思いに愛反するものがあり、そのアンビバレントな愛反する感情こそ、事件を起こした同期に直結するものだ。
第一審の無期懲役の判決を受け、上告審の判決がどうなるのか、興味を持っている。
基本的には、山上被告が真犯人ではなく、その背後に蠢く、様々な国家権力、目に見えない力