【感想・ネタバレ】星の時のレビュー

あらすじ

コーラとホットドッグが好きな天涯孤独のタイピストは、自らの不幸を知らなかった。ロシア内戦下ウクライナに生まれた「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」による傑作。日本翻訳大賞受賞。

映画公開決定!
2026年8月21日~
新宿武蔵野館、 Bunkamuraル・シネマ 渋⾕宮下ほか全国順次公開
▼映画「星の時 4K」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=vvjyJhCHJVU

地方からリオのスラム街にやってきた、天涯孤独のタイピスト。
彼女は、自分が不幸であることを、知らなかった。
「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」と呼ばれ、カフカやペソアと比肩する20世紀の巨匠が最後に遺した奇蹟の傑作。

本書で第8回日本翻訳大賞を受賞した訳者による全面的な見直しを行い、著者の息子であるパウロ・グルジェウ・ヴァレンチによるエッセイ「現実とフィクションの交錯」と、水上文による解説を収録した決定版。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

純文学の様な読み心地の小説。
今までに読んだことのある作品で似てると思ったのはサドの『美徳の不幸』だろうか。
ただし、ここに描き出される女性はジャスティーヌとも違う。
ジャスティーヌは見た目も心も清らかで美しいが幸福に恵まれない。
この作品の女性は果てしなく凡庸に描かれている。
忘れられやすい目立たない子。
そんな人物を淡々と描く。
ただ、それでも人生にあるものはある。
現代的な幸せの要点に欠けていても、あるものはあり、そして彼女は仏教の諦念の様なものが自然と機能していたのか本人的には不幸せではなさそうだった。
この女性の人生をどう思うかは読み手次第だと思うけど、悪くないのかもなと思った。
本人がそれでいいならね。

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2026年07月23日

Posted by ブクログ

はじめ、観察者視点の語りの文章に慣れなくて読みづら…って思っていたら、どんどん引き込まれていった。
嫌いじゃない。むしろ好き、

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2026年07月27日

Posted by ブクログ

「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」という帯の言葉に惹かれて購入。

変な読み心地の小説だった。嫌いじゃない。
マカベーアという名のタイピストで無垢な女の子を主人公とした物語をロドリーゴという男性作家が書いているという入れ子構造になっている。ロドリーゴはなかなか物語を描き始めないし、物語の途中途中なのに彼の思考が本編と違う方向に飛んだ文章を差し込んでくる。ロドリーゴはおそらく著者の写し身であろうが、女性作家であるクラリッセの分身とは思えないほど率直でうるさくてデリカシーがなく、ロドリーゴのことはあまり好きになれなかった。

巻末の訳者あとがき・解説やクラリッセの息子の文章を読むとこの小説の受け取り方についてこんな視点も取れるんだなぁと感心した。
 

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2026年09月07日

Posted by ブクログ

映画の補完を期待して読んだが、何一つ補完されず映画と同じに終始ムズムズするお話。結局無知が最強なんだろか。とにかく多分マカのことは一生忘れられない気がする…

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2026年08月30日

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