すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレジウ・サーガや東刑事周辺に登場した過去のキャラクターが大集合のお祭り回。
クロスオーバーが大好きな自分にとっては、ジウ・サーガを全部読んできた『ご褒美』のような1冊。国境事変も読んでいたからこそ、あっ!となる部分もあったり…
改めて、東刑事も丸くなったなあ…と。やっぱり、身内に味方は少なくても、かつては毛嫌いしていたはずの公安に頼れるひとができたり、陣内さんが守ってくれるって気付いて、わかったからかな。
東刑事が生きている姿を見られるなら、何部作になっても追いかけられる。
東刑事、もうおじさんらしいけど、ずっと元気でいてほしい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレオーディブルで。すごく好き、ヨルゴス・ランティモスみたいな感じ。全身疱瘡のエマ・ストーンみたいな。シスターフッド時代小説。「かぐや姫の物語」の帝と鬼滅の童磨を合わせたような胸糞悪さ10000%みたいな男が出てきてはらわた煮えくりかえるけどきっちり復讐は遂げる。ふゆとけんぐゎいっ子たちで築いた理想の産院は妊産婦と赤ちゃんのためのコクーンであり、生と死のテーマパークともいえるような。下にはちゃんとインフェルノ=地獄が用意されていて垂れ流しの欲望のまま女を犯すうえ妊娠出産・赤子の生き死にまで支配しようとする男を私刑にしてバラバラにしてそこへ送り込む。そりゃそうだ、そこまでしなきゃ安心できないよな。心の中のウニコール(ユニコーン)という架空の生き物を自己肯定の根拠にしているのがとてもいい!自己肯定とはそういうものであってほしい。ここだけ陽気な極彩色なのもランティモス感ある。ふゆが傷つかないようにとウニコールの声が引き止めるけど振り切って飛び出しちゃうシーンはつらかった。それがヒーローの本質のはずなのに。暴行シーンなどは本だったら閉じてしばらく読めなかったかもしれない。スイスイいけたのはオーディブルだからこそっていうのもある。ナレーターさんがすごすぎた。おもしろかった!
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Posted by ブクログ
ネタバレ我々は140字に何を書こうかと夢中になり、どうすれば簡単に買い物ができるのかに囚われすぎている。
広告主はどのように消費者にクリックをさせようかに情熱を燃やしている。
もっとちゃんと大きな絵を描こう、そうすればまだまだ人類は進歩し、発展できて火星にも行ける。
それなのに、何故前者ばっかりになってしまっているのか。
言いたいことはかなりよくわかる気がした、ごもっとも。
「中身のない中立性」という言葉もかなり今の状況を表している言葉のように思う。
全ての価値基準がお金になり、文化に対するコミットも、善(悪)の表明もできないのは今の日本も同じかと。
浅はかな多様性や平等主義のせいで大きなものを見失っているのもその通りだと思う。
が、一方でまだまだ差別も根強く、ある種の多様性が実現できてないことも事実だと思うので、それが蔓延してるから、、というのは暴論な気がした。
「マイケル・サンデルは現代における道徳の空白の原因として、「善き生という概念を公的言説から締め出そうとする」傾向があることを挙げている。争いを避けるために「市民が公の場で話すときには道徳的・精神信条を棚上げする」ことが要求される...そこにできた空白の大部分を埋めるのが市場原理というわけだ。(市場勝利主義)」
というところは、もうまさに2026年そのもの。
そして『オデュッセイア』のセイレーンに触れた箇所も、クリストファーノーラン監獄の同映画を見てきてすぐだったので印象深く残った。 -
Posted by ブクログ
2番目に読み返してる本。小5か6のときに読んで、医師を志すきっかけになった本。草枕を読んでみたこともあったけど、最初の2ページぐらいで諦めた。
栗原一止、栗原榛名、東西直美、砂山次郎、進藤辰也、小幡奈美、安曇さん、、、登場人物みんなが本当に魅力的。それぞれいろんな考えを持っていて、考え方の違いからぶつかることはあっても、根はみんなとても優しい。それぞれがそれぞれの正義で生きているところがすごく好き。一止もそんな人たちに揉まれながら、良い医者とはなにかを考え、貫く芯のある人。
読む度に医師という仕事に惹かれる。なんでみんな医師を志さずにこれを読めるのか不思議。これ読んで医師になりたいと思わない人っているの??笑
東西がめちゃくちゃ好き。(医師じゃないんかい)
ハルも好き。みんな好き。
赤毛のアンもそうだけど、小学生の時に読んでた本だけど今読んでも感動するし、むしろ読めば読むほど好きになる。小学生のときにこの本に出会えていてよかった! -
Posted by ブクログ
ネタバレ最高すぎる、そして刺さる文章が沢山
読み終わると飽和するように記憶が飛ぶ自分が憎い
気づいたら時間を忘れて、読み進めたいけど読み終わるの嫌だな、、と思える本だった。そして読み返したいなってパラパラっとページを捲る本だった。
甘くて、結婚、とは言わない、言えない。でも覚悟を持った言葉、永遠子は嬉しかっただろうな。
叔父と姪、世間的には気持ち悪いという意見が大半で、でも物語というのもあるのか島本さんの文章がそうさせるのかすごくすんなり入ってくる物語で。
遼一さんが読めば読むほどやっぱり18歳上って言うのもあるのか永遠子の事を理解してて、大人できゅんってしてしまう事が度々あった。
はっきり好きと断言しなくとも、腰にしがみついたり髪に顔を寄せるしぐさはらもうずっと前から好きだったんだなって。でもやっぱりお互いに叔父と姪という超えてはいけない世間の目に翻弄されながらも、それでも抗えない想いが、2人を最後はハッピーエンドにしたんだな。
親とは絶縁した、でもそれを美談にせずその事実をもってしても一緒にいれた喜びを分かち合う。
心をお互いが素直にさらせて話し合える。
今後は老後とか不安は見えないけどそれを覚悟した上で一緒になって、そして遼一さんは永遠子に指輪を渡して、、。
ああ、、素敵、、きゅんって、、する。
強がりな永遠子を唯一、本音を出せる存在。
心の弱さを素直に打ち明けられる人。
内面を見せ合える人、私も、、みせれるの、かな、、なんだか自分にも永遠子の性格がグサグサささって、、笑
また読み直したいって思えるほどに好きな本だった。
ほんタメのあかりん、ありがとう、、いい本を紹介してくれて。
最高にきゅん、です。大好きだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ52ヘルツのクジラたちを読んですぐこれ読んだからめっちゃごっちゃになって頭こんがらがりそうだった。
子供は親を選べない、変わった親のもとで苦痛な青春時代を過ごした2人が苦しみを共有して一緒になるが、櫂は漫画の道、暁海はオートクチュールの道へ。櫂の漫画は大成功する一方で暁海はオートクチュールで生計が立てられず、バイトをする毎日。全然違う生活を歩み始めることでふたりはすれ違っていく。
櫂の関西弁のせいか、最初からなんとなく櫂と暁海には全然違う雰囲気が漂っている感じがしたが、やっぱりうまくいかないんだと思った。仕事を経てすれ違うふたりが「花束のような恋をした」に似てた。瞳子さんの凛とした不思議な魅力もなんかよかった。終わり方が、切ないながらも何かスッキリした感じでよかった。 -
ネタバレ 購入済み
一瞬で読み終わる
遂にシミュレーションじゃない戦闘で一瞬で終わってしまった
ワートリはここから読み直して細かい所を確認する作業も楽しいんだよなぁ
相変わらず神漫画
面白すぎる -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回は身近に読んでいる人がいたら、一層語り合いたくなる内容だった。
中表紙に「ん? こんなキャラいたっけ?」な女子がいたんだけど、新登場のブンヤ(記者)なんだね。
虎三郎に八つ当たりの嫉妬している鳩成(本来ならば彼がぶつけるべき相手は、芸者の母から自分を生ませた日比谷氏)は葭町で隠れ状態。新ブンヤ女子・猿見が代わりに三つ星を揺るがす存在になるのか? それともメンタルつよつよ三つ星ズに懐柔されるのか? 気になるところです。
また、今回心の琴線に触れた史実の出来事を箇条書きで。
・セルフリージの元ネタ、セルフリッジ:
昔放送されていた英国ドラマ「セルフリッジ」を観ておけばよかった……。
・時代背景が「いだてん」初期と同じ:
当巻の時点では、金栗四三さんが夏の五輪に向けて準備に奔走していたと思われる。
・あの事故!!:
あの映画は観てないんだけど、「ダウントン・アビー」は好んで観ているので、冒頭場面を思い出した。日本人の生き残りだった人物のことも、トリビアの泉で知っていたので、改めて検索したところ、あの時生還していなければあの方は生まれていなかった……。
・松井須磨子と島村抱月:
彼らのことは昔「春の波濤」で知った程度なのだが、間接的とはいえこの作品に関わってくるので、気になる存在のふたりではある。
本作のキャラクターについては、平瀬男爵家の面々と三つ星の面々が(特に本多さん)固唾を呑んで見守っているところが大好き。
未和嬢、デレておられる。好もしい。
一方、鷹頭に振られた聡子嬢が不穏で……。
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