すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
読書好きなら思わず「わかる……」とうめいてしまうマンガだ。主人公の町田さわ子は、図書室の端で本を読んでいる、一見かなりの読書家。しかし実際には「読書家と思われたい」だけで、読んでいる本が『使ってみたい世界の名言集』だったりする。その見栄っ張りぶりはかなりひどいのに、なぜか妙に共感してしまう。さらに、面倒くさいシャーロッキアンの長谷川スミカ、生粋のSFマニア神林しおりらが加わることで、閉じた図書室は一気に豊かな読書空間へ変わっていく。名作への言及やうんちくも楽しく、ギャグマンガの軽やかさの中に、読書家の見栄、偏愛、積読、そして本への愛情がぎっしり詰まっている。読んだことのある本が出てくると妙にう
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フジテレビの伝説の10時間記者会見を生放送で見ていた。湊社長はじめ、言っていることに嘘はなさそうだ。しかし、一人の社員を自死寸前まで追い込んだのは事実であり、なぜこのようなことになったのか、強い関心を持った。すぐにマスコミはこのニュースを報じなくなり、中居氏と女子アナのスキャンダル」という形で終わった印象を受けたため、もやもやしたまま時が過ぎた。そんな折、この本に出会い、とても感銘を受けた。個人的には、人権の意識を高く持つよう心がけていたつもりであったが、まだまだであることがよくわかった。人を変えることはできない、自分を変えることから始めよう。
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古典新訳コレクション23
宇治拾遺物語
訳:町田 康
出版社:河出書房新社
河出文庫 ま 17-5
散逸している宇治大納言物語に含めることができなかった話をまとめたものという意味なのか、拾遺=侍従という意味で名づけられたものなのかはわからないと冒頭にある
本書は口語訳なので、古典本来の趣はないが、サクサク手軽に読める
全体を通貫して読んだわけではないが、下ネタが多い。宇治大納言物語に収めるをためらった話を、拾遺として集めたのではないかと思ってしまう
高僧や、大将軍といえども、人の子なわけであり、恥じらいもあれば、見栄もある。高位の人間の失敗を説話として笑い飛ばすのがおもしろいので、当代 -
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下巻も一気読みだった。
お金、お金、お金。
お金に依存しすぎてしまった。
人に、依存してしまった。
お金を簡単に稼ぐことを知ってしまった。
でもそうでもしないと生きていけなかった。
主人公である花は、必死で生きていた。
花がやっていたことは犯罪であり、決して許されることではないけれど、どうしてこうなってしまったのか。
花にはこれしかなかった。
これしかないと思ってしまった。
みんなはどうやって普通に稼ぐことを教えてくれるのだろう?知ることが出来るのだろう?
普通とは、なんなのだろう。
お金を稼ぐことの大変さを仲間に共有したくて、でもわかってもらえないイライラが爆発し、どんどん花がどん底へ落ちて -
購入済み
蒼真の話が読めて嬉しいです。番になる人はどういう人だろうと思い期待して読みました。蒼真とユーリお似合いだと思いました。まだまだ2人の番生活が読みたいです。
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購入済み
若いディーンの頓珍漢振りが最高
お酒をおいしいと思って飲んだ事がないというなら、ああいう反応になるのもしようがないところはある。一々キョトンとした顔してるのが可愛い。
殺し屋が正体不明になるまで他人と酒飲むとか、ディーンはどれだけパオロに気を許してるの、とびっくりしたけど、なんか納得した。「諦め」の意味もなんとなく分かった。
しかし、このパオロがいると分かった上で、ディーンは温室にロケット・ランチャー撃ったんだよね? 例の狙撃手を誘き出したいだけなら、庭でも良かったろうに。もしかしてケイトに電話して、トニージョンに「逃げろ」と言ったのは、パオロを助けるためだった? -
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借りたもの。
一杯の紅茶を頂くひと時に、その奥深さを堪能する事が出来る知識を得られる本。
アフタヌーンティーとは、紅茶やお菓子、陶磁器や銀器、カトラリーやリネン、インテリアや家具、建築様式、絵画、庭園、音楽に至るすべてを堪能する「五感で愉しむ生活芸術」であること。
この本では日本国内でも楽しめる、紅茶と3段スタンドの軽食(サンドイッチ、スコーン、スイーツ)を優雅に楽しむ、ホテルラウンジや専門店などを紹介。
また、テーブルマナーやスコーン、ケーキのレシピが掲載されている。
更にはイギリスでアフタヌーンティーが普及したころの家具様式――クィーン・アン、ジョージアン、ヴィクトリアン――の違い(私はこ -
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ネタバレ久しぶりにここまで読み終わって寂しくなる作品に出会った
メチャクチャ面白かった
3人の幼馴染が、大人になってから、それぞれの家族の事情に振り回されながらも心で繋がり続けているところが、胸が痛くなるくらい素敵だと感じた
舞台は小さな離島だ
子供は1学年に数人しかいない
3人の幼馴染もまさに同級生全員だった
そこに男同士の友情や、恋愛も絡む
小さな島では、風通しもよくみんなが見守ってくれるという良い面もあるが、悪い噂もあっという間に広まるという悪い面もある
この幼馴染たちの葛藤が自分の子供時代に重なる
私も離島の出身だからだ
島に帰ったら近隣の人で自分のことを知らない人はほとんどいない
そんな環境 -
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ネタバレしゃばけシリーズ第2弾。「ぬしさまへ」「栄吉の菓子」「空のビードロ」「四布の布団」「仁吉の思い人」「虹を見し事」6作収録の短編集。
雰囲気の妙。
2作目にして、しゃばけの雰囲気が確立されている。前作同様、小粋な江戸の町並みを背景に、事件解決に乗り出す一太郎と妖たちというスタイル。その繰り返しだとちょっと飽きてくるかもなあ、という時を見計らったように続く新技の連撃。「空のビードロ」で腹違いの兄・松之助の視点を織り交ぜたり、「仁吉の思い人」で仁吉の過去話をぶっ込んでくる。「虹を見し事」は、一太郎が妖絡みの事件に巻き込まれるのだが、スパイスがぴりりと効いていて、風味が違う。飽きさせない創意工夫に脱
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