すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
かつてNHKのドラマを観て感動した大地の子。読みたいと思っていた作品。戦争孤児となった勝男は学校教師陸徳志とその妻淑琴に慈しまれ育つ。敗戦直後に人買いによって奴隷のように扱われる日々、徳志に息子一心として育てられながらも小日本人鬼子といじめられる少年時代、大学は優秀な成績を収めるも研究室には残れない理不尽さ。鋼鉄公司で技術者として誠実に務めるも文化大革命の折、日本人というだけでスパイの冤罪で囚人としての辛い日々を送る。とにかく救いがないくらい悲惨なのである。養父陸徳志がとにかく素晴らしい人、名前のとおり徳の塊。
そして、内蒙古の労働改造所で破傷風にかかり生死をさまよう一心を看護してくれた江月梅 -
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Posted by ブクログ
アメリカ、ロシア、中国の動向を失地回復(レコンキスタ)の観点から解読する。
アメリカはグローバル化によって貧困に陥った白人男性たちの復権(MAGA)を、ロシアと中国は本来偉大なはずの祖国の復興を目的としている。
ロシアは偉大な国であるのにソ連崩壊によって不当に貶められた、というプーチンの意識についてはラックマン『聖なるロシアの復興』の記述と重なる。
習近平の場合、統治と国土拡大は四書五経に基づいた伝統的価値観に則っているという。
ロシアと中国は反アメリカの点で利益が一致している。
ロシアの西側への攻撃が恐ろしい。インターネットを利用した情報工作、極右政党への支援、難民の武器化。ヨーロッパを混乱 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「うるせえ黙れ、と。」
「多様性、という言葉が生んだものの一つに、おめでたさ、があると感じています。」
初手からパンチをくらって最高でした。
不登校児、フェチズム、フェミニストなどといった現代におけるありふれた多様性という便利な言葉への追求かと思いきや、タイトル通り人間の本質的な『欲』や『欲が生み出す傲慢さ』が描かれていたように思います。
読み終わった感想としては、正しさや秩序に対する人間の傲慢さがあとからボディーブローのように効いています。浅はかで傲慢な人間だな、と感じた自分もまた傲慢なんだなと思い知らされています。
わたしは自分にとっての正義を他者に押し付ける人や、自分の意 -
購入済み
初めの方だけ試し読みで読んだことがあり、そこだけでもテンポ良く楽しく読めたので全部読んでみました。
サクサクと気持ちよく進み、あっという間に読み終わり。
キレキレのまま進んでいくのかと思ったら急に可愛い一面が出てきて、幸せになって本当に良かった! -
購入済み
カルルクがどんどん素敵な男の人になっていく。
きっとアミルと結婚しなかったら、経験しようとも思わなかったことをしているんだろうな。
お嫁さんのためにっていろいろ頑張ってる姿がとても素敵。
すれ違わないように、アミルがしっかり会話を大事にするのも素敵。 -
購入済み
シーリーンたち、穏やかにまとまって良かった〜
幸せの中にも寂しさってあるんだな。
パリヤは本当にとっても可愛い。乙嫁の刺繍の話、とっても好き。
パリヤの今後がどうなってくのか、なかなか進まないながらも楽しみ! -
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