すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ52ヘルツのクジラたちを読んですぐこれ読んだからめっちゃごっちゃになって頭こんがらがりそうだった。
子供は親を選べない、変わった親のもとで苦痛な青春時代を過ごした2人が苦しみを共有して一緒になるが、櫂は漫画の道、暁海はオートクチュールの道へ。櫂の漫画は大成功する一方で暁海はオートクチュールで生計が立てられず、バイトをする毎日。全然違う生活を歩み始めることでふたりはすれ違っていく。
櫂の関西弁のせいか、最初からなんとなく櫂と暁海には全然違う雰囲気が漂っている感じがしたが、やっぱりうまくいかないんだと思った。仕事を経てすれ違うふたりが「花束のような恋をした」に似てた。瞳子さんの凛とした不思議な魅力もなんかよかった。終わり方が、切ないながらも何かスッキリした感じでよかった。 -
ネタバレ 購入済み
一瞬で読み終わる
遂にシミュレーションじゃない戦闘で一瞬で終わってしまった
ワートリはここから読み直して細かい所を確認する作業も楽しいんだよなぁ
相変わらず神漫画
面白すぎる -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回は身近に読んでいる人がいたら、一層語り合いたくなる内容だった。
中表紙に「ん? こんなキャラいたっけ?」な女子がいたんだけど、新登場のブンヤ(記者)なんだね。
虎三郎に八つ当たりの嫉妬している鳩成(本来ならば彼がぶつけるべき相手は、芸者の母から自分を生ませた日比谷氏)は葭町で隠れ状態。新ブンヤ女子・猿見が代わりに三つ星を揺るがす存在になるのか? それともメンタルつよつよ三つ星ズに懐柔されるのか? 気になるところです。
また、今回心の琴線に触れた史実の出来事を箇条書きで。
・セルフリージの元ネタ、セルフリッジ:
昔放送されていた英国ドラマ「セルフリッジ」を観ておけばよかった……。
・時代背景が「いだてん」初期と同じ:
当巻の時点では、金栗四三さんが夏の五輪に向けて準備に奔走していたと思われる。
・あの事故!!:
あの映画は観てないんだけど、「ダウントン・アビー」は好んで観ているので、冒頭場面を思い出した。日本人の生き残りだった人物のことも、トリビアの泉で知っていたので、改めて検索したところ、あの時生還していなければあの方は生まれていなかった……。
・松井須磨子と島村抱月:
彼らのことは昔「春の波濤」で知った程度なのだが、間接的とはいえこの作品に関わってくるので、気になる存在のふたりではある。
本作のキャラクターについては、平瀬男爵家の面々と三つ星の面々が(特に本多さん)固唾を呑んで見守っているところが大好き。
未和嬢、デレておられる。好もしい。
一方、鷹頭に振られた聡子嬢が不穏で……。 -
ネタバレ 購入済み
泣きました
こういうお話は初めて読みました。大好きな作品になりましたし、一気に作者さんのファンになりました。
いい意味で、試し読みの展開からどんどん次々展開され、翻弄されます。笑
BLなんだけど、恋と人間が形成されていく中での思い悩む思春期的な濃厚な感情が、とてもよく描かれていて、どの人物にも入り込めるほど描写されました。
私はBLをのぞみ読み始めたので、やはり大谷くんのいじらしさに心打たれました。大谷くんの方が背が高いけど、受けなことすぐわかるこのメンタリティの描かれ方、、、ほんと健気というか、すれ違いのところも愛おしすぎて、癖が刺激されました。
最後までガッツリなエロはありませんが、それでも途中の独占欲を示すシーンは、エロスを感じました。本当に素晴らしかった。 -
Posted by ブクログ
山崎豊子さんへのラブを勝手に感じるくらい、見事なまでに壮大な人生編だった。
第二次世界大戦をはさんだ動乱期の中で、素朴で内気だった少年が人との出会いを通じてさらに純粋さ、ひたむきさを増し青年に成長していく様を描ききっている。
ただ少年は時に計算高く、保身に虚い、人を庇う勇気を振り絞れないことに強く苛まされながら、しかし周りから見たら真っ直ぐ気高く生きていく。
この周囲との微妙なズレというか、とにかく主人公が感じている「勇気のなさ」その一点を凝視しながら読んでいった。そして思ったことは、勇気がある人への憧れや、勇気が出ない悔しさや落胆が、もしかしたら一からげに考える必要のないことなんじゃないか?という、問いかけである。
まぁ、書いてて今思っただけなんだけど。
強い思いがあれば勇気が出るぞ、それはとても幻想的だし、だからと言って2つはそれほど繋がっていない気もする。例えて考えるとバカになれば勇気っぽいものは出るし、思いが強ければバカっぽくもなる。
バカを挟んだ三角関係ができた。
無駄に因数を増やしても仕方ないので、私の勇気論の現在地は、勇気はひと肌脱いでくれる仲間の存在だと思うし、仲間は自分でつくるものだし、それは他人に与えるということで、そのために自分を抑える勇気が時にはいるという円環構造。つまり勇気は内向き。自分を殺すための刃という考え。
この主人公もこの円観を体現していたように思う。ひたすら謙虚に見えた。とすると究極ビビりの私は一体どこに障害を抱えているのかインナーユニバースを訪ね歩く。そもそも人嫌いだからじゃない?仲間づくりの段階から、でも人、怖いしな。謙虚って我慢だっけか、とかこうなると手がつけられない。
我慢といえば最近よく『〜と思ったが、◯◯はそれを口にはしなかった。』という表現が目に焼きつく。これが多く見られる作品は9:1でハッピーエンド、とか思ったり。そこでついつい言ってしまう所が我が家を見ていればなんとなく分かったつもりにもなる。
別に言葉一つ殺したところで勇気が出るわけではないけど、この円環の中で口から出る言葉の定位置だけがさまよい続けている。
はあー、勝手にスッキリしない感想書いたので勇気論争は放映時間終了。
あと本作にこれだけは辛いけど言わせて。出会いはガチャ。ギフテッド。いった瞬間に自分が途方もなくバカになれてないとお察しなんだけど。(言葉を殺す勇気はどこへ) -
Posted by ブクログ
ネタバレめっちゃ切ない。読み終わってから、チャッピーとアンさんについて語り合った。愛があまりにも大きすぎて、アンさんは自分の秘密を打ち明けることができなかった。アンさんにキナコ以外の居場所がなかったから、キナコに万が一拒絶されてしまえば、自分が崩壊するほどにキナコを愛していたから、次第に追い詰められていった。キナコへの愛と、キナコから拒絶される恐怖、キナコを手に入れたいという欲望がアンさんを追い詰めてしまう。自分がアンさんの立場だったらどうしただろうと思ってもたぶんどうもできなくて、アンさんと同じようになってしまうのかもしれない。アンさんについて考えると胸が痛くなる。
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Posted by ブクログ
ネタバレこんなん泣くて。読む前にどんな感じだろうとSNS検索したら映画にもなってて「ボロ泣きした」ってコメントが多くて。泣き物かぁ、、と少し億劫になってたけど。「キッチン常夜灯」面白かったしなと思ってペラリとページをめくり始めて。
最近は読書の進みが遅い気がして時間がかかる事が多かったけどこの作品は面白くて、読みやすくて数時間であっという間に読んでしまった。
こんな読み進める感覚が久々でびっくりして。
長月天音さんの本、自分の中で好きな著者になるだろうなと確信。
そして物語について。霊感がある美空、霊も見えて少しファンタジー感もあるなぁ面白いって印象。
話に出てきた人物、亡くなった人達は、妊婦、小さい女の子、駆け落ちして誰にも認められなかった女性と悲しい背景も多いけど。どれもうるっとしつつちゃんと故人が救われる展開でホッとした。
1番、ツンときたのはお姉ちゃん、美鳥との別れ。
美空が大好きすぎてずっと一緒なのかと思ったら(それもあるだろうけど)おばあちゃんをずっとずっと見守ってたんだね。そして旅立つその時までそばにいてきっと旅立つ時は一緒に寄り添えるようにずっとずっと傍にいてくれていた。
本当の別れの時、ツンってなって泣きそうになった。本でこれだから映画はボロ泣きなんだろうなと納得。
私は今まで2回、両祖父の葬儀をみてきたし、これからも出席する事が増えていくだろう。
この本を読んで葬儀の意味や自分の中の折り合い。
そして私に霊感はないけどきっと傍にいる故人の事を考えるだろう。
そして看護師として亡くなるその瞬間を立ち会う仕事。それがどれほど貴重なのかも感じないといけない。他人の死を見過ぎで麻痺していると思う。
死は避けられない、だからこそ生を大事にしたい。
とてもいい作品だった。続編も読みたいしきっと読む -
Posted by ブクログ
ネタバレもう、あっかい話すぎて、、
綺羅に葵君、そして美寿々おばあちゃん、ちぐさ百貨店。大好きすぎるしここの鯛焼きすごく食べたい、、、!!
あったかい話だなぁ、葵君も綺羅さんも成長していくんだなぁとか思ってたら最後に衝撃すぎる展開
綺羅さん、珠子さん(母)の実の娘じゃなかったんだね。雪崩で亡くなった友人の子供で子供ができなかった2人の子供としてそれでもかけがいのない愛情で育ててくれて。
美寿々おばあちゃんも絶対な愛で本当の孫として目をかけてくれていた。血の繋がりより過ごした時間と愛情かぁ、、深いし私にはまだ辿り着けない境地なんだろうな。マイキの事も思いだす。
それを知っても綺羅は最終章のお客さんを通じて前を向いてお店を頑張る。いいねぇ、、これは続編がとても楽しみ。
そして葵くん、サユミさんに気があるんかい
それも今後語られてくれい。きゅんとしたいなぁ。
綺羅ちゃんも葵君も、引退した美寿々おばあちゃんもそれぞれを胸に生きている、いい本だし長月天音さんの本、やっぱり好きだわああ。他の作品も読み尽くそう
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