ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選―(新潮文庫)

ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選―(新潮文庫)

小説・文芸
572円 (税込)

2pt

開催中のキャンペーン

わずか29歳で夭逝した新美南吉は、美智子上皇后の胸に刻まれた「でんでんむしのかなしみ」や「手袋を買いに」など、多くの心優しい童話と詩を残した。不遇な幼年時代だったが18歳で「ごんぎつね」を発表。その後結核に苦しみながらも、創作の情熱は最期まで衰えなかった。生きることの淋しさを抱えつつ、それでも歩もうとする勇気を、繊細な感性で描いた傑作童話11編と数編の詩を収録した。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選―(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1551534
  • 電子版発売日
    :
    2024年04月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選―(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ごんぎつね/でんでんむしのかなしみ/花のき村と盗人たち/久助君の話/おじいさんのランプ/和太郎さんと牛/朝は/貝殻/梨/最後の胡弓弾き/手袋を買いに/花を埋める/小さい太郎の悲しみ/狐/春風/疲レタ少年ノ旅/窓

    どの作品もシンプルなのに、愛や優しさ、思いやりなどが詰まっていて心に響く名作集だった。日本人の人間らしい温かな心を思い起こしてくれる本。菊池寛に似て、一作ずつ何かしらのメッセージを持っているようだと思った。人生や人間の本質、生きる上で何が大切なのかなど、日々忙しい日常で見逃してしまいがちなもの、忘れてしまうものを思い出させてくれる。
    若くして亡くなったのに、なぜこれほど素朴で心に届く話を書けたのかと感嘆の思いを抱く。そして「文明開花」は、本当にいいことばかりなのか?など考えさせられる。
    一つ一つ感想を書いたら終わらないのでポイントだけ。

    【ごんぎつね】
    こんな生意気そうないじめっ子キャラだったんだと思った。が、子供らしい悪さがありつつも根はいいキツネで、でも子供っぽいヤンチャタイプを感じる。そんな可愛らしい感じで突如迎える悲しい結末に、急展開すぎてハッとし、目頭が熱くなった。。
    童話のような、シンプルなストーリー設定、純朴な話、雰囲気でこの流れに持っていけるのはすごいと思った。必要最低限で無駄のない、けれども研ぎ澄まされた冷たさや無機質を感じさせない心にじんわりくる作品。

    【でんでんむしのかなしみ】
    勝手にてんとう虫を想像しながら読んでいたが、私も頑張ろうと思わされた話だった。

    【花のき村と盗人たち】
    落語的なユーモア。
    ユーモアと温かい人の心が沁みた。

    【久助君の話】
    人付き合いを考えさせられるハッとした終わり方。

    【手袋を買いに】
    かわいい、ほっこりする話。
    最後の母キツネの言葉が意味深。

    0
    2026年08月27日

    Posted by ブクログ

    電車で読むか迷った。
    読んだら案の定目頭が熱くなって喉の奥がツーンとした。
    まぁ、涙が出たところで朝の通勤電車はみんな他人のことなんて見てないし。

    どのお話もとっても良かった!
    優しくて、淋しくて、辛くて、くやしくて、とっても温かい。
    目まぐるしく変わりつつある現代でついつい忘れてしまいがちな大切なことを思い出させてくれる作品だと思う。
    新美南吉さんのお人柄なのかな。

    「ほんとうに人間はいいものかしら。ほんとうに人間はいいものかしら」
    ……心の底からそうであって欲しいと思う。

    新美南吉さんの詩は初めて読みました。
    貝殻が好きです。
    「せめてじぶんを
    あたためん」

    疲レタ少年ノ旅
    どう捉えるのが正解なんだろう。
    悲しい旅立ちなのかな。
    一番気になった作品です。

    読むたびに感じ方が変わりそう。
    これからもふとした時に読みたい本。

    0
    2026年07月25日

    Posted by ブクログ

    黒船来航とか開国とかのレベルじゃなくても、文明開花は起こり続けているし、その流れについていけなくて新しい物事を「ダメに決まってる」「昔の方が良かった」で思考停止しない人間でありたいなと思った。ランプのお話が、立派な立身出世の幸せな話ですごく好き。

    0
    2026年07月23日

    Posted by ブクログ

    「ごんぎつね」と「でんでんむしのかなしみ」が有名な新美南吉さんの傑作選

    どれもよかった

    自然描写が繊細で美しく、一つひとつの葉や風や川の流れに惹き込まれる。

    そうしてはじまる、いろいろな物語の、ふとした隙に「お母さん」というものが出てくる。

    ちよっと気を抜いて読んでるときにふと、あーここでも出てきたなとなる

    胸がキュッとなるような苦しさ、せつなさ
    なにがしかの喪失を感じる


    新美南吉さんの年表史を読み、4歳でお母さんを亡くされたことを知る
    その後もいろんな悲しみを経験し、悲しみを受け入れ、死をも受け入れていく、そういう新美南吉さんだからこそ、こういった童話が生まれたんだろうなと思った

    悲しくて、胸がキュッとなるけれど、生きることへの強さも感じた


    新美南吉さんの言葉に「悲哀は愛に変わる」という言葉があった。

    そうか愛を感じるから、こんなにせつないんだなと、せつないけどあったかいような、そういう童話集だった


    愛という一語では到底あらわしきれない
    そういうものを、胸で感じられるように童話という物語があるんだなと感じた

    詩もとてもよかった
    とてもせつなく、とても苦しく とても悲しい

    でも底にある新美南吉さんの強さ

    『貝殻』という詩の

    「せめてじぶんを
          あたためん。」

    がよかった

    せめてじぶんをあたためん


    「ごんぎつね」も、「でんでんむしのかなしみ」ももちろんよいが、それをきっかけに是非、他の物語も読んでほしい

    これが、終戦直前のそんな時代にそんな若さで生まれた作品たちとは
    名作

    手元に置いておいて、ふとした時に読み返したくなる そんな文庫本だった。

    //////
    他の文庫の童話集も読み終えて、
    紙の色 ぬめり感 字のフォント
    詩があること 年譜があること
    これがいちばんよかった

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    「ごんぎつね」「手袋を買いに」は小学校の頃、教科書で読んだきりだったが、時を経て大人になって読むと、美しく情景が思い浮かぶ豊かな表現と、哀しみや切なさをしみじみと味わえる。手元に置いてまた読み返したい。
    「でんでんむしのかなしみ」皆かなしみを背負っていることがわかりあえたら、きっと自分にも人にも優しくなれるはず。

    0
    2024年09月24日

    Posted by ブクログ

    新実南吉傑作選として、今年新たに出ました。
    上皇后美智子さまが愛読なさっている「でんでんむしのかなしみ」初めて読みました。
    詩のようなとても短い話です。
    大変失礼ながら、若かりし美智子さまに重ね合わせて、胸がいっぱいになりました。
    こういう思いに共感されながらお過ごしになり、今の穏やかでお優しいお姿でいらっしゃるのだと、改めて感じ入っています。

    ごんぎつね、手袋を買いになど有名な物語のほかに、詩も交えて17編収められています。
    全編に漂う物悲しさは、やはり薄幸な生い立ち、若くして病に侵された境遇によるものでしょうか。
    長く読み継がれていってほしい一冊です。

    0
    2024年08月12日

    Posted by ブクログ

    読んでよかった。
    「ごんぎつね」と「手袋を買いに」しか知らなかったです。
    じんわりと暖かく心に沁みてきます。
    折に触れ読み返したいです。

    0
    2024年06月22日

    Posted by ブクログ

    小さい頃から知っているごんぎつねをまた読めてよかった。懐かしさと共に人生の教訓にしたいお話もありすぐに読み終わることができました。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    懐かしいな〜という感じ。特にごんぎつねは。
    新美南吉の作品は、小学校の時に習ったごんぎつねしか知らなかったが、著者の文章にはどこか心地よい温もりを感じる。

    0
    2024年07月01日

    Posted by ブクログ

    誰もが一度は目にしたことがある『ごんぎつね』の作者新美南吉が書いた作品集。
    物語のひとつひとつに彼の優しさが感じられる。
    母と子供のやり取りは特に心にくるものがあり、子供の頃に戻るような心境になった。
    巻末に年表があったので確認して驚いたが、『ごんぎつね』を執筆した時の新美南吉は18歳。
    新美南吉という人にも興味を持った。

    0
    2026年09月03日

ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選―(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選―(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1551534
  • 電子版発売日
    :
    2024年04月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

新美南吉 のこれもおすすめ

カゴカキ

小説・文芸

カゴカキ

無料あり
  • 試し読み

赤いろうそく

小説・文芸

赤いろうそく

赤い蝋燭

小説・文芸

赤い蝋燭

無料あり
  • 試し読み

あかいろうそく

小説・文芸

あかいろうそく

  • 試し読み

赤とんぼ

小説・文芸

赤とんぼ

赤とんぼ

小説・文芸

赤とんぼ

無料あり
  • 試し読み

あし

小説・文芸

あし

無料あり
  • 試し読み

明日

小説・文芸

明日

無料あり
  • 試し読み

同じジャンルの本を探す