【感想・ネタバレ】ふたりの読書会 無期受刑者との本をめぐる往復書簡のレビュー

あらすじ

「こんな私でも参加させていただけるような読書会というものはないでしょうか」.きっかけは,翻訳家の元に届いた一通の手紙.便箋の片隅には,検閲済みであることを示す小さな桜の印.端正な文字でびっしりと綴られた深い悔恨の思いと切実な願いから始まった稀有な‘魂の交流’の記録.『読書会という幸福』の思いがけない後日譚.

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Posted by ブクログ

この本を探して、本屋に行ったわけでもなく
ふらっと立ち寄った地元の個人書店で気になって購入。
興味深い内容で面白かった!!
向井さんの他の著書も読みたい。

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2026年06月30日

Posted by ブクログ

作家の向井和美さんと、懲役中の50代男性の大矢章一さん(仮名)の手紙のやりとり。

設定が目新しく面白そうだなと思い読みました。

率直に思ったことは三つあります。
刑務所での生活がどのような感じなのかがわかって勉強になったということ。
無期懲役の大矢さんの文章が、非常に巧みで感心したこと。
たくさんの本のことが引用されており、読みたい作品が新たにみつかって嬉しかったこと。

大矢さんご自身、本を読んでいるおかげで、償いについて考え、自分を省みる機会を存分に得ている。
「もっと本を読んでおけば、殺人なんてしなかったのかも」と述懐しているほど。

読書が持つ素晴らしさ、偉大さを感じさせる作品でした!

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

本を読むことで、これまで自分が意識していなかったことや、当たり前だと思っていたことが違うかもと気付かされる。

他者の気持ちを考えることができ、自分を客観視できる。

そんな本の良いところを改めて感じた。

私も読書会に参加してみたいけど、それほど感想を言えないし熱をもって語れないから、やっぱりそういう場には行けなさそうだなぁと。
もっと一つ一つの事柄を深く理解して言語化する力が必要だと思った。

今はこういうところで思ったこと書くだけでも良いのかもしれない。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

本書は副題にもあるように無期受刑者である50代前半の男性 大矢さん(仮名)と翻訳家の向井和美さんとの本をめぐる往復書簡である。
大矢さんは27歳の時 罪を犯し20年以上服役している。
はじまりは編集者経由で向井さんの元に届いた刑務所からの手紙だった─。


私は“読書会”というものに参加したことがないのでよくわからないけれど、本書を読んでいるとだんだん大矢さんと向井さんの濃密な会話を傍らで聞いているような感覚になっていった。


刑務所という様々な制約があるなかで 大矢さんは全身全霊で本を読み 感想を書いている。溢れ出る思いが止まらない。といった感じだった。


「本というものは善人にも極悪人にも、著者のそして編集者の方々のその本への想いや熱量はまったく同じ量で届きます。僕のところにも、この塀の外にいる方々にたいしてと、まったく同じ顔をして届いてくれます。そのことが僕はとても嬉しいのです。だからこそ、本を裏切ってはいけない、そんな気持ちになります。そしてその本を大切に読み、文章の中から何かを見出だそうとしています。」

大矢さんのこの文章はとても印象的だった。


本がもつ可能性は無限大だ。時には師となり、時には逃げ場になり、時には人と人とをつなぐ媒体になり、なにより一生の友になる。(ちょっと大袈裟か(^^;)

大矢さんや向井さんには遠く及ばなくともとりあえず 本を読むことに幸せを感じられる自分でよかったと思う。




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2026年06月02日

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