すべての高評価レビュー
-
ネタバレ 購入済み
「あせとせっけん」の中で1番辛いエピソードの入った巻です。過去のトラウマ、その場所、その人、そのシチュエーションに出会うと鮮明に思い出しますよね。子供の頃は主観で物事を見ることが多く、思わず他人を傷つけることもあるかもしれない、でも後から振り返って反省する。でもこの元同級生はなんの反省もない、傷つけた意識もない。こういう人はいつまでも自分が正しくて相手を顧みることなく一生無意識に人を傷つけ続けるのでしょう。麻子さんの気持ちを考えると本当に辛いです。
そしてこちらの特装版、番外編はとても楽しいです。特に立岩さんのお話。彼が幸せになれますように! -
Posted by ブクログ
ある村に越してきた名探偵ポワロが、その村の名士の殺人事件に挑むという、いわば典型的探偵小説。
この作品の肝とも言える構成については、ポーの前例があったものの、それを長編として完全構築したクリスティーの中でも有名な作品。
果たしてこの作品はフェアかアンフェアか、当時は物議を醸したらしいが、それだけ沸騰するのもこの作品の衝撃度のせいではないだろうか。
僕も中学生の時、海外の人の名前が覚えられないから紙に書き出したのを見ながら読み終えた時、してやられてしまった。
フェアかアンフェアか。
正直、そんなことどうでもいいくらい面白い。
あれから幾年もたった今読み直してみると、当時の衝撃は当然ない -
-
Posted by ブクログ
【過去を清算して前を向ける透き通った本】
ーあらすじー
仕事をなくし、半ば引きこもりの生活をしていた若宮一香。スーパーに貼ってあった従業員募集の紙になんとなく惹かれ、調香師である小川朔と出会う。
自称未亡人の藤崎という女性が、亡くなった夫の香りを作成してほしいと朔のもとを訪れる。しかし、朔は藤崎の嘘の匂いを嗅ぎとった。興信所で働いている朔の相方である新城とともに、藤崎の不倫相手である男を、その匂いを根拠に探し当てる。嘘の申告があったため不倫相手の香水を渡すことを躊躇う朔であったが、何としてでも手に入れたいという藤崎の懇願に応じる。その後、藤崎は元不倫相手の男性に殺害未遂の事件を起こした。 -
匿名
購入済み最初はモラハラ男!と思ってしまいましたが、少しずつ変わっていく様子が良かったです。
思わぬところで素直さがあり、己の非を認めつつ新たに挑戦していて良かったです。 -
購入済み
普通の高校生感がいいです。普通の日常なのにドキドキさせてくれる。ふわっと幸せな心地になる古矢先生マジック。瀬戸口のワンコが印象的だけど、瀬戸口も名取もチラリと見せるちょっと男前なところに、こちらはなぎ倒されるわけです。登場人物の良識にも細かく心打たれてます。名取卒業後の瀬戸口の奮闘ぶりを見てみたい。
-
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。