すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ怖い。気味が悪い、、。特に「お勢登場」。肺病に苦しむ格太郎と不倫を繰り返す妻のお勢。格太郎はある日子どもとの無邪気な遊び、かくれんぼの最中にほんの出来心で長持に入ってしまう。運悪くロックがかかってしまい、閉じ込められる。ここからがもう、恐ろしくて恐ろしくて…。格太郎がもがき苦しむ場面は薄目で読んだ。空気の入る隙間がないため、酸素が薄くなり肺病の格太郎は弱っていく。遺体が発見されたあと、蓋の裏に残されたメッセージが見つかる。病人が見せる最期の生への執着ともがき。
想像したくないのに勝手に頭が映像で再生してしまう。グロテスクで痛々しい強烈なインパクト。江戸川乱歩の作品は読んだもの全て時間が経っても -
Posted by ブクログ
前に一度読もうと手に取ったが置いてあった、ユリゴコロの不思議な雰囲気に惹かれて読み直すことにした。
佐和子は離婚してから8年、一人息子と二人暮らしだった。夫からは時々気にかけているような電話が来る。失効していた運転免許を取り直すために教習所に行ったが、そこでであった教官は、夫が電話で話していた、娘の冬子が付き合っているという犀田だった。
そのうち彼とラブホテルに行く仲になる。
息子の文彦は高校三年生で、近所の同級生のナズナと親しくしていた。ナズナの家は父親だけで、喫茶店を開いていた。文彦と二人で時間があると手伝ったりしていた。
寒い夜、文彦がごみを捨てに行ったままふっといなくなった。寒い夜 -
Posted by ブクログ
ネタバレホラー大賞、とても怖いと聞いて読んでみたら面白かった。 和歌山カレー事件の前に書かれたと聞いたが。そんな事もあった。
物語に生保のしくみがベースに有れば、何かしら恐ろしく面白い。
確かに生保というものは、リスクの上に成り立っている。
それは、命と引き換えに受け取るのもので、ということは見えない命と言う物に現実的な金銭を支払っている訳で。
これを受け取るということは、見えない物を見える物に変えていくということ(怖かったのでしつこい)
その過程を人為的に行えば犯罪なのだ。その方法が小説になる。
旨く構成されている。
夜でも平気歩いてくる友人がいる。怖い本が好きと言うが勧めない。一緒に心底怖がっ -
購入済み
掴みどころのない霧島は、懐くけど甘えないですねえ。特に自分がきつい時には。うむ、それは他の男たちもなのか。いや、やたらかまってくる時は甘えてるのか。みんないい男だけど難しいよ。吉乃は大変だよ。でも吉乃の腹の座り具合がすごいよ。
吉乃の周囲が不穏。一方で、日常が普通にあるから妙にハラハラする。あっちもこっちも気になる。続きが読みたい。続きでなくても短編エピソードでも彼らの物語が読みたい。気長にお待ちしております。 -
Posted by ブクログ
心の変化やカウンセリングに興味がある人、人生に何かしらの理由があり行き詰まっている人にぜひ読んでほしい一冊。
人はいかにして行き詰まり、カウンセリングを受け、そしてカウンセリングではどんな問題にどのような手順・手法で対処するのかが実に分かりやすく書かれていた。
カウンセリングのリアルや人の心が変化してゆく難しさを垣間見ることができ、その仕事の壮絶さに絶句してしまった。個人の心というミクロなような社会への変化でもそういった支援の積み重ねが大きく社会を変えるのだと思う。ハードで繊細なカウンセリングと真摯に向き合っているカウンセラーさんに改めて敬意を表したい。
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