金子玲介のレビュー一覧

  • 死んだ木村を上演

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    ネタバレ

    8年前に死んだ同じ演劇部の木村くんの死の原因を探すためにその時の状況を演じてなぞっていく。面白い設定で人間関係がどんどん露わになっていくのと同時に、死んだ木村くんの良いところが改めて見えてくる。本当に素敵な人だったんだ、うっかり死なないでよね。と思ってしまった。

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    2026年05月05日
  • 死んだ石井の大群

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    日本版イカゲームは、イシイゲームだった件

    青春バカミステリーの快作『死んだ山田と教室』のシリーズ第2弾。……ですが、前作との繋がりは一切ナシ。いきなりの「デスゲームもの」への転換に、「紛らわしいからタイトル変えろ!(笑)」とツッコミを入れずにはいられません。

    舞台は体育館ほどの白い部屋。集められたのは、「石井さん」ばかり333人。
    「生き残れるのは1人だけ。最初のゲームはドッジボールです!」
    そんな軽すぎるノリで幕を開ける惨劇。人の首がポンポン吹き飛びますが、不思議とリアリティはなく、どこかゲームの画面を眺めているような感覚でサクサク読み進められます。

    相変わらず心情描写を削ぎ落とした「

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    2026年05月05日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」から始まるショートショートです。この決まった一文から、こんなにも多様な世界が描けるのだと驚きます。作家さんが大喜利しているような感覚です。
    私のお気に入りは『こんにちは、チャッテー』真下みこと、『復讐者は振り向かない』多崎礼、『忘却加害』霜月流、『ネーミング』潮谷験でした!

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    2026年05月04日
  • 死んだ山田と教室

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    山田が死んだニ年E組の教室で繰り広げられる男子高校生の日常系会話。
    「最強」かどうかはわからないけど、山田のおかげで2Eは確かに居心地が良さそうだ。あまりスポットがあたりそうにないタイプの学生まで丁寧に掬い上げている。
    だけど、楽しい時間は続かない。高校生活の1年間なんてあっという間に過ぎ去ってしまう。やるせないなぁ。

    王様のブランチBOOK大賞をはじめ、多くのメディアで高評価だった作品だけど、そこまでではなかったかな。後半は失速した感が否めない。展開は面白いんだけどね。

    登場人物が多いので確認用に「山田の考えた最強の二年E組」のページにしおりを挟んでおくことをお勧めします。

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    2026年05月02日
  • クイーンと殺人とアリス

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    謎解きアイドルを目指す少女たちが、オーディションのために帽子島に行き……、というお話。
    ちょくちょく挟み込まれる本編とは関係のないクイズも面白かった。
    競技クイズのノウハウ知ってたら面白いだろうな~。

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    2026年04月26日
  • 死んだ山田と教室

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    ネタバレ

    なんか……最初ラノベ的な読み口だなと思ってたけど……これどちらかと言うと文学の方の本だな!?!?

    私も人生における学生生活のうち半分くらいは女子校に通っており、性別で閉ざされたコミュニティ特有の心地よさみたいなものがすげー分かるので(さすがにこんな下品じゃなかったですけど)、どこか懐かしい気持ちで読んだ。時代の潮流が変わったとはいえ、特に女性は家族の都合で生活環境が全く変わってしまうケースも多いので、卒業以来ほとんどの同級生と疎遠になる感じもリアルだった。まあ単に私の交友関係が終わっていてハブられている可能性も大なのですが。同窓会とかやってんのかな。

    死ぬのってめっちゃ簡単だし、自分から走

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    2026年04月23日
  • 死んだ山田と教室

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    死んだ山田が学校に取り憑いて、かつてのクラスメイトと交流する物語。

    幾つかに小分けされており、人間というものの冷淡さをうまく表していた

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    2026年04月23日
  • クイーンと殺人とアリス

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    設定めちゃめちゃ刺さるけど、七色の性格が痛すぎたなー。ちょっと読んでてイライラした笑
    最初のうちは登場人物把握するのにだいぶ大変でした。
    競技クイズのところは結構面白かったので、謎解きも全部問題見たかった…

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    2026年04月18日
  • 死んだ山田と教室

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    構想はすごいなと思うけど、大部分が淡々と男子校生の日常が綴られている感じでした。最後どうなるのかはずっと気になったから、よくできたお話ではあるけど。
    死んでからは人は歳を取らないから、という言葉をこんな形で体験できるのは面白かった。周りがどんどん新しい世界に飛び立っているのにずっと同じ場所から動けていない恐怖、は生きていてもあるから、そんな感じのMAXなのかなぁと想像した。受け身しかとれない人生ってきついね。

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    2026年04月14日
  • 流星と吐き気

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    すべての恋愛舞台はヨリで見ればメンヘラしか登場しないのかもしれない。表題が1番くらった、将来の自分が透けて見えそうで、こういうキモいムーブをかましてしまいそうで。

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    2026年04月12日
  • 最後の一行 white

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    ネタバレ

    【収録作品】
    金子玲介「ゼリーに満たされて」
    斜線堂有紀「人魚の骨を拾い往く」
    法月綸太郎「次はあんたの番だよ」
    芦沢央「ひび割れ」

    最後の一行のインパクトが余韻を残す。
    「ゼリーに…」 宇宙人と男子小学生の交流。切ない。
    「人魚の骨を…」 島に人魚伝説の調査に来た女子大生と小学生たちの交流。いろいろな意味でエグく、ある意味エモい。
    「次は…」 探偵法月倫太郎もの。
    「ひび割れ」 ブラック会社の社員の末路。

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    2026年04月10日
  • 死んだ山田と教室

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    山田が死んだ。
    夏休み明けの沈んだ教室。そんな教室のスピーカーから山田の声が聞こえる。どうやら山田はスピーカーに憑依してしまったらしい。
    二年E 組のみんなはそれを内緒にし、クラスだけの秘密にして残りの二年生を楽しむ。
    果たしてどんな終わり方になるのだろうかと気になりながら読みました。
    山田はいつ成仏するのだろう。皆が進級しても出来ず、卒業しても出来ず。知り合いもいなくなり誰とも会話がない時に同級生が教師となって会いに来てくれる。
    もう最後はこの教師の幻聴だったのではと思う程の狂喜を感じた。

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    2026年04月08日
  • これが最後の仕事になる

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    色んな方の短編が読めるとの事で拝読。
    胸糞が多かったように思う。最初の2つが個人的に不快で、次も不快なものならやめようと思っていたが、3つ目、親友は良い話なので読み進めた。
    半分以上が不快なように思う。あくまで個人の感想である。
    そんな中面白いのが何作か合えたので良かった。

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    2026年04月08日
  • 死んだ山田と教室

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    なんか、思ったより不思議な終わり方でした。
    すらすら読めました。百瀬の気持ちも痛いほど分かるし、亡くなってしまった友達を忘れていくことも仕方がないのかもしれない。ずっと思っていたって、それはその人主役でなくて、自分のエゴなのかなとか思い始めたらもうおしまい。思い出せる子がいるし、話したこともなく仲良くもなかったけど、たまに、定期的に、思い出す。これは、自分のための言葉だけど、本当に自殺はやめてほしい。

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    2026年04月06日
  • 死んだ山田と教室

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    いや驚いた。何が起こっているのか理解できない。まさかそんな話だったとは。悲しい物語のはずが、何だか面白いことになって、やっぱり寂しい気分になっていく。この人の書いたお話をもっと読みたくなります。

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    2026年04月01日
  • 死んだ山田と教室

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    学生の頃を思い出す。人気者になる前の山田の気持ちが今では頗る分かる。中学、高校からの友達は今では一人もいない。何なら友達関係を続けようとも思わなかった。表面上の付き合い、裏では酷いことを言われているのを後から知ったから。なんて思い出し、和久津のような友達欲しかった〜と回顧してます。一番面白かったのは死んだ山田と誕生日です。断トツでしたよ。

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    2026年03月26日
  • 死んだ山田と教室

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    ネタバレ

    読みやすかった!
    和久津の努力がすごい、、
    まさかこんなに重要ポジだとは!

    卒業後のみんなの山田に対する気持ちは
    切ないものがあった
    ちゃんと成仏できたかな

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    2026年03月20日
  • 最後の一行 white

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    ラスト一行で世界が反転する短編、なんて読みたいに決まってる。
    執筆陣への期待もあって「どんな話かな」とワクワクしながら読んだ。
    想像していた『反転』とは少し違ったけれど、これはこれで良いな。
    驚くというよりもゾワっとさせるラストだった。タイトル見た感じ、場合によっては“black”版も出る可能性あるのか?
    もし出版されたら絶対読も。

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    2026年03月17日
  • 死んだ山田と教室

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    交通事故に遭って死んだ山田の声が、教室から聞こえるようになった。
    2年E組のメンバーと死んだ山田の不思議な学校生活が始まった。

    男子校らしいおバカな会話がずっと続いて、ちょっとウンザリしてしまった…。
    ただ、おバカなノリの合間に見えてくる現実、流れていく時間がコントラストのように心に重くのしかかった。
    そして、ずっと教室にいる山田の身になってみるとつらくてつらくて。
    不老不死ってどれだけつらいだろう。
    私は中身ぎちぎちに生きてるだろうか。
    自問してみる。

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    2026年03月15日
  • クイーンと殺人とアリス

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    孤島でのアイドルオーディション。

    面白かったしオチも良かったが、キャラがイラッと来るのでちょっとしんどい。

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    2026年03月14日