金子玲介のレビュー一覧

  • 死んだ山田と教室

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    めちゃくちゃ意味の分からない展開に、男子高校生のノリが初めはまぁ面白いなぁ〜て読んでたけど。。ところどころ、グッと来るところがあって。気付いたらポロリと涙が。山田ぁ。。声だけなのあなたに感情移入してしまったよ。青春時代って短いよね。みんな大人になるね。生きるのも死ぬのも、どっちも難しいなぁ。

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    2026年06月28日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    瑞葉がクラスメイトの朝顔に誘われて結成したバンド〈さなぎいぬ〉で、4人は時に喧嘩しながらも紅白に出ることを夢みながら熱い青春を過ごしていた。

    瑞葉が16から20までの5年間、キラキラして人生を楽しんでいた。

    だけど、知った。

    どんなに頑張っても自分には才能がないことを…。

    朝顔の才能をより輝かせるためには、自分が居てはいけないことを悟る。

    ずっと〈さなぎいぬ〉を続けて欲しいから。
    ずっと〈さなぎいぬ〉を愛していたいから。

    だけど一緒に光っていた5年は確かにあったんだ。

    メンバーからひとり抜けて、その後に活躍して紅白にまで出場した〈さなぎいぬ〉を観て、どんな気持ちになったのだろうか

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    2026年06月24日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    良かった!ラノベっぽい軽さの青春もの。何かを頑張っている人たちにめっぽう弱いので、ずっとうっすら泣きながら読んだ笑
    好きなのに、やめた。ではなくて、好きだから、やめた。というのがすごくつらい。自分がやっていたスポーツではこういうことを感じたことはなかったけど、きっとこういう思いをしてる人ってたくさんいるんだろうなぁ。

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    2026年06月20日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    女子高の軽音部に入った4人の女子達が、天才の朝顔を中心に結成するガールズバンドの物語。いかにも今時の会話と乗りで面白く、テンポが良くて勢いが止まらずその日に読み終わってしまった。

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    2026年06月20日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    ネタバレ

    天才のいる女子バンドにいる凡才。

     面白かったです。ストーリーとしては、正直何一つひねりのない王道の「天才に憧れ、追いつきたいあまりついに我が身を焼いてしまう」という流れで、それ以上でも以下でもないという感じです。

     が、そのようなテンプレ展開で良かったのだと思います。この作者の持ち味であろう、高校生たちのはじけるようなやりとり、青春や情熱の匂いをむせるほど感じさせる筆致が素晴らしく、陳腐どころかとても心地よく感じました。主人公のこれは、挫折というより、全力でバンドのために捨て石になることを選択した青春だったのかな、など。

     「死んだ山田と教室」では、正直そんな展開見たくなかったよという

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    2026年06月21日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    青春をぎゅっとしたような作品。
    大好きなバンドをみんなで真剣に、紅白に出るという夢を叶えるためにひたすら走った。
    でも才能という壁は努力では補えなくて…
    バンドが大好きな分、すごく悔しいし悲しい選択を瑞葉はしたと思う。
    でもその気持ち分かるなぁー。私も同じ立場だったらそうしてたと思う。

    わたしじゃダメなんだ、わたしが居たらこれ以上上にはのぼれない。
    そうハッキリと自覚した時、彼女はどんな気持ちだっただろう。
    それを考えると切なくて泣けてくる。

    作品中に出てくるオリジナルの曲の歌詞とかすごく良くて、実際音が乗ったその曲を聞いてみたくなった。

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    2026年06月17日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    ネタバレ

    「青天」とは違う青春のかたち。

    バンドでプロを目指す、女の子たちの話
    輝き続ける仲間と、自分とのギャップに苦しむ話


    ざっくりいうとこんな感じだけど。
    青春中の学生にも
    青春を終えて眩しかった過去を振り返る大人にも
    置いてけぼりにされてしまって苦しむ人にも

    色々な人に読んでほしい作品。
    そして、どの視点からでもなんか「わかるな」「刺さるな」ってのがある気がする。

    そして、シャングリラとか天体観測とか
    平成を生きた私たちにぐっとくる選曲ばかりで
    30代の私は感情移入してしまった。笑


    瑞葉の気持ち、めちゃくちゃ切ない。
    大好きなバンド、、、自分がいたらここで止まってしまう。
    そうゆう感

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    2026年06月15日
  • 死んだ石井の大群

    ネタバレ 購入済み

    死んだ石井の大群

    漫画版とは話が違っていて面白かった
    作者の他の話も読みたい

    ネタバレには気をつけて絶対検索とかしないで読んで頂きたい

    #切ない #泣ける #エモい

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    2026年06月07日
  • 最後の一行 white

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    4人の作者による短編集。

    なかでも。
    金子玲介「ゼリーに満たされて」

    メチャクチャ面白かった!!
    星新一のショート作品を彷彿とさせる!
    超高度知的生命体の異星人と何をやってもダメな主人公の康太。2人の出会いと日々の生活が織りなすストーリー。

    異星人のゼリ郎は自信をなくす康太対し、「康太は努力する事ができる。感謝する事ができる。それは何より素晴らしい!」
    このセリフ単純だが、凄く好き。
    作者の作品をみたら、「死んだ山田と教室」作者だったのね。作風好きかも!!

    斜線堂有紀「人魚の骨を拾い往く」

    ホラーとミステリーがバランスよくて良かった!
    デビットフィンチャーの映画のような感じ!
    人魚は

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    2026年05月18日
  • 死んだ木村を上演

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    カギ括弧が重なり、真実が剥き出しになる

    『死んだ山田と教室』のバカミス、『死んだ石井の大群』のデスゲームを経て、三度目の正直(?)で挑むのは、演劇サークルの面々による「再現」ミステリー。8年前の合宿で起きた木村の死の真相を、同じ場所で、同じ配役で演じながら炙り出していく構成は、シリーズ随一の本格派と言えます。

    特筆すべきは、その圧倒的な「会話のテンポ」。
    特に、

    >「来たんだろ?脅迫状。」
    >「まぁ」
    >羽鳥が息を漏らす。「まぁ脅迫状ってい「脅迫状だろ、あれは」井波が語気を強め、羽鳥の声に被さる。

    のように、カギ括弧を食い気味に被せてセリフの重なりを表現する手法には驚

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    2026年05月12日
  • 最後の一行 white

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    いままで読んでいた物語が、最後の一行でガラリと景色を変える。
    古今東西人気作家さんたちの力作が並ぶ。
    最後の一行というよりは、最後の一段落、ぐらいの感じではあったけれども、でも、え、え?そうなの?と思わせてくれる。
    惜しむらくは、やや気持ちの悪い話が多かったのが…個人的に血液多めなのは苦手なので、ちょっとそこが超個人的マイナスポイントだった。

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    2026年05月07日
  • 最後の一行 white

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    四編の短編集。どれもモヤモヤする系で読み心地はよろしくないので、この作家陣のファンとか、新しい作家探したい人とか、イヤミス系嫌いじゃない人にお勧めです。とりあえずどれも面白かったです。
    「ゼリーに満たされて」金子玲介
    頭に声が鳴り響き、網で助けたウサギっぽい何かは超高度知的生命体。まわりとうちとけられない、ケーキ屋の息子、小5の森康太は徐々にそいつと仲良くなっていく。そいつはゼリーが好きらしくて毎日康太の作ったゼリーを食べていた。
    金子玲介さん、本当に会話文が面白いですね。最後の1行以外は結構明るい感じで楽しく読みました。
    「人魚の骨を拾いに往く」斜線堂有紀
    子どもも少ない離島に残る人魚の伝説

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    2026年05月05日
  • 流星と吐き気

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    各篇ごとで、消化不良な感じと仄暗い感情が残りつつも、妙にスッキリした気持ちになるこれは何に近いのかと考えた時、思いつくのは嘔吐した直後の感覚でした。
    まさに吐き気。

    自分にとっての流星は、誰かにとっての吐き気。
    みんな救えない恋愛をしていて、その負の感情はしっかり循環していて、相対的に心が軽くなる一冊でした。

    それぞれのエピソードの終盤の締めの文が、空間が広がってるようで全部好きです。
    以外、その文を抜粋。
    とか、そんなことを。
    走らなきゃいけない。
    腐っていた。
    でも今はさ。
    そのまま流した。

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    2026年05月02日
  • 最後の一行 white

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    どんでん返しに近いものもあれば、そのストーリーをより深いものに落とし込むような一行もあり、改めて一行の文章の力を強く感じた。

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    2026年04月21日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    おなじみの一行目一緒ショートショートのシリーズ。今回は初読みの作家さんが多かった気がする。特に最初の方、ロボットとかAIとかが続いて、大丈夫かいな、と思ったけど、真梨幸子さんや東川篤哉さんはちゃんと違うテイストで来ててさすがと思った。殺人が罪ではないという世界から、死刑等の罪になるという法律ができた、という大沼紀子「もう、ディストピアじゃん」は皮肉が効いてて特に印象的。面白かった。五十嵐律人「革命夜話」も違う切り口でとても良かった。敗戦後の混乱の中、食うにも困っている頃に、理想を夢見て日本国憲法を作った人がいたんだ、ということに改めて気付かされたわ。ありがたいことだ。

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    2026年04月06日
  • 流星と吐き気

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    忘れられない恋愛を(気持ち悪さを中心に)描いているように思えた。
    次の恋に!と思ってしまう気持ちがある一方で、引きずってしまう気持ちも理解できる。ただ、好きゆえに聞いちゃうってどうなのかな~??
    装丁の美しさもさることながら、会話がリズミカルで小気味良い。

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    2026年03月20日
  • だから捨ててと言ったのに

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    数ページで読み終わる短編を集めたアンソロジー小説。作者が全て異なるため、話が複雑になればその分読みづらさとして認識されてしまう作者が出てしまうのは、仕方ないかもしれない。

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    2026年03月14日
  • クイーンと殺人とアリス

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    前半は謎解きアイドル”Queen & Alice”のオーディションの様子が綴られ、クイズネタが読んでいて楽しい。最終審査はアイドルのプロデュースで当ててアイドルと結婚した鯨井の所有する孤島&館で開催されて、その設定も面白い。最終審査に集まったのは、高校生クイズで思わぬ予選敗退し、このオーディションにリベンジをかける想空と七色、9年間オーディションを受け続け今回がラストチャンスと考える24歳の真昼、元バンドマンの聖来ら、個性豊かな8人の候補者たち。想空と真昼が交互に語るスタイルで話は進みます。やがて、本当に事件が起こり、七色と真昼は真犯人の捜査を始めるのだが…。
    会話がとてもはず

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    2026年03月13日
  • クイーンと殺人とアリス

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    ネタバレ

    アリスとアイドルとクイズと殺人?!
    とにかくいろいろなものを盛り込んだ感じが否めないけど、クイズができるアイドルをデビューさせるというオーディションに参加したアイドル候補生たちとプロデューサーたちによる孤島でのオーディション。そこで行われるのはアイドルになるためのクイズ、歌唱、ダンスレッスンだったが…。

    登場人物が個性的な子が多かった。基本的にはアイドル候補生の想空と真昼の2人の視点から描かれていて、それぞれの想いがわかってよかった。想空は同級生で同じくクイズ研究会に所蔵している七色とクイズへの興味からオーディションに参加する。一方真昼はずっとアイドルになりたくてたくさんのオーディションを受

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    2026年03月10日
  • だから捨ててと言ったのに

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    文体の合う合わないで小説を選びがちなので、
    こういうオムニバスではいろいろな著者の文体を少しずつ味見できるのが有難い。

    同じ書き出しでも、ミステリーになったりホラーになったり青春小説になったりとジャンルも色々楽しめた。

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    2026年03月04日