金子玲介のレビュー一覧

  • 最後の一行 white

    Posted by ブクログ

    いままで読んでいた物語が、最後の一行でガラリと景色を変える。
    古今東西人気作家さんたちの力作が並ぶ。
    最後の一行というよりは、最後の一段落、ぐらいの感じではあったけれども、でも、え、え?そうなの?と思わせてくれる。
    惜しむらくは、やや気持ちの悪い話が多かったのが…個人的に血液多めなのは苦手なので、ちょっとそこが超個人的マイナスポイントだった。

    0
    2026年05月07日
  • 最後の一行 white

    Posted by ブクログ

    四編の短編集。どれもモヤモヤする系で読み心地はよろしくないので、この作家陣のファンとか、新しい作家探したい人とか、イヤミス系嫌いじゃない人にお勧めです。とりあえずどれも面白かったです。
    「ゼリーに満たされて」金子玲介
    頭に声が鳴り響き、網で助けたウサギっぽい何かは超高度知的生命体。まわりとうちとけられない、ケーキ屋の息子、小5の森康太は徐々にそいつと仲良くなっていく。そいつはゼリーが好きらしくて毎日康太の作ったゼリーを食べていた。
    金子玲介さん、本当に会話文が面白いですね。最後の1行以外は結構明るい感じで楽しく読みました。
    「人魚の骨を拾いに往く」斜線堂有紀
    子どもも少ない離島に残る人魚の伝説

    0
    2026年05月05日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

    Posted by ブクログ

    成功していくガールズバンドと、そこに居たかもしれない私。瑞葉の胸の内を思うと、すごく苦しくなってしまった。光っていた青春時代なんだよなぁ。。

    「人生いつ光ったっていい、なんなら光らなくてもいい、でも人生で一度でも光ったなら、それはもう、それだけで、良い人生だと思うのね」その通りだ。「死んだ山田」の作者

    0
    2026年05月03日
  • 死んだ山田と教室

    Posted by ブクログ

    メフィスト賞受賞作とだけあって設定がぶっ飛んでいて、青春小説として笑いあり涙あり、隠されていた真実とそれを埋葬するかのようなラストと盛りだくさんの中身でとても楽しめた。人の生死についても考えさせられる一冊だった。

    0
    2026年05月03日
  • 流星と吐き気

    Posted by ブクログ

    各篇ごとで、消化不良な感じと仄暗い感情が残りつつも、妙にスッキリした気持ちになるこれは何に近いのかと考えた時、思いつくのは嘔吐した直後の感覚でした。
    まさに吐き気。

    自分にとっての流星は、誰かにとっての吐き気。
    みんな救えない恋愛をしていて、その負の感情はしっかり循環していて、相対的に心が軽くなる一冊でした。

    それぞれのエピソードの終盤の締めの文が、空間が広がってるようで全部好きです。
    以外、その文を抜粋。
    とか、そんなことを。
    走らなきゃいけない。
    腐っていた。
    でも今はさ。
    そのまま流した。

    0
    2026年05月02日
  • 最後の一行 white

    Posted by ブクログ

    どんでん返しに近いものもあれば、そのストーリーをより深いものに落とし込むような一行もあり、改めて一行の文章の力を強く感じた。

    0
    2026年04月21日
  • 死んだ山田と教室

    Posted by ブクログ

    メフィスト賞受賞、2025年本屋大賞9位。
    エンタメ作品の分類になっているけど、純文学との中間に入るのでは⁈

    超進学高校2年E組の人気者、山田が夏休みの終わりに交通事故で亡くなる。お通夜をそのまま再現しているような新学期の教室。そのスピーカーから山田の声が聴こえてきた! 

    荒唐無稽な設定だが違和感がない。
    男子校独自の会話とノリ…男性読者は懐かしさで一杯になるのでは⁈

    10〜20代前半は自分のことで精一杯。誰も責められない。山田の絶望的な孤独と、和久津の人生を賭けた友情と不器用さ。後悔しない青春はないよ。

    《コミュニティハウス本》

    0
    2026年04月20日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

    Posted by ブクログ

    『死んだ山田と教室』の作者が描くバンドを題材にした物語なんて間違いないに決まっているし、一気に読んだ。スタンディングライブのあの感じを浮かび上がらせるような演奏シーンの描写は金子節も相まってやっぱり圧巻だった。すべての選択に光あれ。
    あと、読みながら赤い公園のことを思い出さずにはいられなかったので、終盤のあの展開はめちゃくちゃグッときた。そうだ、生きなきゃ、だ。

    0
    2026年04月19日
  • 死んだ山田と教室

    Posted by ブクログ

    【メフィスト賞】【本の雑誌が選ぶ2024年度上半期ベスト10第1位】【未来屋小説大賞第 2位】【王様のブランチ BOOK大賞 2024受賞】など、かなり話題になっていた本。
    男子校のノリや空気感がおもしろく、章によってはニヤニヤしながら読んだ。でも、単行本の半分で最強の2年E組も解散して、それからどうなるのか…としんぱいとワクワクとで読み進めた。そうすると、笑いだけではなくて、成長していく周りと山田との距離感が生まれたり、山田の苦しさもあり…誰が主人公なのか分からなくなるほどに多くの人に共感した。
    最後、山田は「自分は空っぽだ」と言っていたけど、空洞になってるスピーカーや教室が正に山田だったの

    0
    2026年04月19日
  • 死んだ山田と教室

    Posted by ブクログ

    楽しかった!
    死んだ石井の大群同様に、その発想!どんでん返し!!ってなるんだけど、終わり方が少し急というかなんというか。。
    成仏の仕方が少しよくわからなかったかな、、

    0
    2026年04月14日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おなじみの一行目一緒ショートショートのシリーズ。今回は初読みの作家さんが多かった気がする。特に最初の方、ロボットとかAIとかが続いて、大丈夫かいな、と思ったけど、真梨幸子さんや東川篤哉さんはちゃんと違うテイストで来ててさすがと思った。殺人が罪ではないという世界から、死刑等の罪になるという法律ができた、という大沼紀子「もう、ディストピアじゃん」は皮肉が効いてて特に印象的。面白かった。五十嵐律人「革命夜話」も違う切り口でとても良かった。敗戦後の混乱の中、食うにも困っている頃に、理想を夢見て日本国憲法を作った人がいたんだ、ということに改めて気付かされたわ。ありがたいことだ。

    0
    2026年04月06日
  • 死んだ山田と教室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    設定の面白さがまずは魅力的で読み始めたけど、“青春の思い出”としての出来事が、ある登場人物の人生を左右する出来事になっている、その展開に引き込まれた。
    周りとの温度差もリアル。誰に共感するとかそういう事じゃない。この温度差があるからグイグイ読めたような気がする。

    0
    2026年03月31日
  • 死んだ山田と教室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4.6☆
    泣きました。
    読みやすくて、面白くて、気軽に読めるなぁと思ったが、山田が消えなかった2年E組の修了式から一転、、え?どうなるの?
    誰の言霊で居るのかな、、また会おうっていう約束のせいで留まっているのか、、
    すごく切なくなった。
    こんなに、切なくなるとは思わなかった。
    山田の人気、面白さ、相槌、笑いました。
    声が出て、笑ったのは久しぶり 笑
    まさか、こんな展開になるなんて、、みんなから疎遠になるにつれて、悲しくなるし、和久津の頑張りさえ、辛くなった。
    和久津が、どうか捕まりませんようにと何度も思った。
    依存しすぎだ、、でも、すごく、好きなキャラクターだった。
    最後は消えたんだよね?

    0
    2026年03月22日
  • 流星と吐き気

    Posted by ブクログ

    忘れられない恋愛を(気持ち悪さを中心に)描いているように思えた。
    次の恋に!と思ってしまう気持ちがある一方で、引きずってしまう気持ちも理解できる。ただ、好きゆえに聞いちゃうってどうなのかな~??
    装丁の美しさもさることながら、会話がリズミカルで小気味良い。

    0
    2026年03月20日
  • 死んだ山田と教室

    Posted by ブクログ

    夏休みが明ける直前、二年E組の中心的存在である山田が死んだ。
    新学期が始まっても静まり返るクラスで、最初のロングホームルーム中にどこからか山田の声が聞こえる。
    「 2Eのみんなとずっと馬鹿やってたい」といつも思っていた山田の魂は、2Eの教室のスピーカーに取り憑いてしまったらしい。
    声だけの山田が戻ってきたことで、2Eは日常が戻ってきた──はずだったが、徐々にズレが生じ始める。

    亡くなったクラスメイトが教室のスピーカーに取り憑き、声だけ聞こえて普通に会話ができるという設定が興味深かった。
    また男子校のノリや話題も、実際の場面を見聞きしたことはないけれど、こんな感じなんだろうなというリアルさが感

    0
    2026年03月14日
  • だから捨ててと言ったのに

    Posted by ブクログ

    数ページで読み終わる短編を集めたアンソロジー小説。作者が全て異なるため、話が複雑になればその分読みづらさとして認識されてしまう作者が出てしまうのは、仕方ないかもしれない。

    0
    2026年03月14日
  • クイーンと殺人とアリス

    Posted by ブクログ

    前半は謎解きアイドル”Queen & Alice”のオーディションの様子が綴られ、クイズネタが読んでいて楽しい。最終審査はアイドルのプロデュースで当ててアイドルと結婚した鯨井の所有する孤島&館で開催されて、その設定も面白い。最終審査に集まったのは、高校生クイズで思わぬ予選敗退し、このオーディションにリベンジをかける想空と七色、9年間オーディションを受け続け今回がラストチャンスと考える24歳の真昼、元バンドマンの聖来ら、個性豊かな8人の候補者たち。想空と真昼が交互に語るスタイルで話は進みます。やがて、本当に事件が起こり、七色と真昼は真犯人の捜査を始めるのだが…。
    会話がとてもはず

    0
    2026年03月13日
  • クイーンと殺人とアリス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アリスとアイドルとクイズと殺人?!
    とにかくいろいろなものを盛り込んだ感じが否めないけど、クイズができるアイドルをデビューさせるというオーディションに参加したアイドル候補生たちとプロデューサーたちによる孤島でのオーディション。そこで行われるのはアイドルになるためのクイズ、歌唱、ダンスレッスンだったが…。

    登場人物が個性的な子が多かった。基本的にはアイドル候補生の想空と真昼の2人の視点から描かれていて、それぞれの想いがわかってよかった。想空は同級生で同じくクイズ研究会に所蔵している七色とクイズへの興味からオーディションに参加する。一方真昼はずっとアイドルになりたくてたくさんのオーディションを受

    0
    2026年03月10日
  • 死んだ山田と教室

    Posted by ブクログ

    男子校のおバカなノリで日常が楽しく描かれていくのかなと思いきや、人気者の山田の本心や本当の姿がだんだんと明らかになって最後切なかった。映像はあるみたいで山田役の菅田くん弟イメージピッタリだしアニメ化も向いてそう。

    1
    2026年03月06日
  • だから捨ててと言ったのに

    Posted by ブクログ

    文体の合う合わないで小説を選びがちなので、
    こういうオムニバスではいろいろな著者の文体を少しずつ味見できるのが有難い。

    同じ書き出しでも、ミステリーになったりホラーになったり青春小説になったりとジャンルも色々楽しめた。

    0
    2026年03月04日