金子玲介のレビュー一覧

  • だから捨ててと言ったのに

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    ネタバレ

    前作より面白いのがなかったというか、意味が分からんのが多かった。真下みこと「お守り代わり」は前作に書いてたのの続きになってて、これは続けて読んだかいがあった。私なら絶対忘れちゃうもの。

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    2025年07月29日
  • 流星と吐き気

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    連続短編集で、最初の話を読んだ感想は「うわ、つらっ」そのあと登場人物の繋がりがあって面白く、こういう恋愛もあるんだなって思いながら読めたけど、最後もやっぱり「うわ、きつっ」って感じ。嫌愛ってことね。恋愛って所詮こんなものなのかもね。

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    2025年07月20日
  • 流星と吐き気

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    この方の作品は4作目だが、これまでの「死んだ~」シリーズとはちょっと違うチェーンストーリー。ちょっと変わってるが、話としてはまあ面白かった。ただ、ほとんど理解はできないわ・・・

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    2025年07月19日
  • 流星と吐き気

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    ネタバレ

    主役がが数珠繋ぎ的に変わる短編集。
    本心ではないが、運命的な再会やシチュエーションに感化されて告白してしまう…
    元彼が作ったアニメのキャラが自分に似ていて、モデルにしたと確認したいだけ、別に何か未練があるわけでもないと自分に言い聞かせているのに、確認するためにサイン会に参加する。
    等、一言で言い表せないような人の本能的な欲望を絶妙に表現しているところがすごい。
    金子怜介さんの作品は、何か微妙な、絶妙な心情の表現が素晴らしく、とても言葉で言い表せないふわふわした読後感に包まれる。

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    2025年07月17日
  • 流星と吐き気

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    短編集。忘れられない人との再会。。

    どの話も、一人は舞い上がり、もう一人は冷静。どちらの気持ちも(経験あるので ^⁠^⁠;⁠)よく分かった。

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    2025年07月17日
  • 流星と吐き気

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    恋愛は美しいもの、尊いもの、と思われているけど、一方通行の感情をぶつけられる相手にとっては恋愛感情なんて気持ち悪いものでしかない。
    恋愛の気持ち悪さ、暴力性をとことんまで突きつけてくる連作短編集だった。
    相変わらず、金子さんは会話劇がめちゃくちゃ面白くてセンスあるなぁ。
    『死んだ木村を上演』でもそうでしたが、興奮した登場人物のセリフが段落なしにページ全面を埋め尽くすように書かれているところが、まさに途切れなく喋ってる人ってこういう感じだよなぁ、と。
    好意の告白をする女子とそれをなんとか受け流そうとする男子側の応酬がこんなにしつこく書かれているのを初めて見ました。笑

    好きな人の前ではキョドって

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    2025年07月14日
  • 流星と吐き気

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    なるほど、こういう構成。恋愛における最高潮からの「冷め」までの過程(とその後)が緩急自在の押し寄せるような文体でこれでもかと露わになっていて、各編ごとに確実にみぞおち辺りに喰らわされる。そして、『流星と吐き気』というタイトルの見事さに痺れるしかなく。

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    2025年07月12日
  • 流星と吐き気

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    みんなちょっとずつメンヘラで。ちょっとずつクズで。ちょっとずつ自分勝手で。でも好きを止められなくて。恋愛のドロドロした部分を見せつけられたような。
    好きな人に好きって想ってもらえるのは奇跡なのね。

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    2025年07月06日
  • 新しい法律ができた

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    25人の作家による、
    『新しい法律ができた』
    から始まるショートショート集。
    多崎礼さん、東川篤哉さん、霜月流さん、五十嵐律人さんの作品が良いと思った。
    くどうれいんさん、赤川次郎さんも短いなかでしっかりまとまっていて、流石プロ作家さん。
    残りのうちの半分くらいは、まあ、言いたいことは分かるんだが、消化不良のまま本になっちゃったかな、という感想です。玉石混淆ですね。

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    2025年07月06日
  • 流星と吐き気

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    『死んだ…』シリーズの金子玲介さんの4作目。忘れられない恋愛を引きずっている男女の連作短編集。

    最初は、忘れられない恋愛ってあるよなーと思いながら読んでたけど、編を重ねるごとにみんな女々しくて、しつこくて、もうアウトだろって感じだった。

    『死んだ…』シリーズでもそうだったけど、金子さんは最後の最後に怒涛の会話文を持ってくる。あれ、好きな人は好きなんだろうけど、私はどうも苦手だな。さらりと終わりにして余韻を残して欲しい。そう思うのは私だけかな。

    ただ、『死んだ…』シリーズの2、3作目よりは好きかも。

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    2025年07月06日
  • 死んだ木村を上演

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    ネタバレ

    半分ほど脚本風に進んでいくので
    スラスラ読みやすい作品。
    途中まではただただ振り返るだけで
    少し物足りなさを感じていたけれど、
    終盤につれてそれぞれの秘密が暴露されていって
    「なぜ木村は死んだのか」が真に追求されていく…

    木村くんのキャラクターが魅力的すぎて、
    彼が世界で活躍しているところも
    見てみたかったなぁと思いつつ、
    最後はやっぱり木村くんいないのかーーーー
    生きてて欲しかったけれどしょうがないか…

    それにしても皆、あんなぶっちゃけちゃった後で
    一緒に演劇を続けるところが凄いなぁと
    ある意味でハッピーエンドで嬉しかった!

    作者さんの作品を3冊読んでみて、
    幽霊というか…一度いなくな

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    2025年07月05日
  • 死んだ木村を上演

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    おー、そういうこと!

    サークル内の事件ということで、なんとなく学生時代を思い出しながら読んだ。もし当時こんなことがあったら、私も同じ反応をしていたに違いない。。生きていくのって本当に大変なのよ!

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    2025年07月01日
  • だから捨ててと言ったのに

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    背筋さんが気になり借りました。
    同じタイトルで、短編でサクサク読めますが、もう少し読みたい作品も..ありました。

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    2025年06月29日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた。」という一文から始まる短編小説が25編載っています。
    25人の書き手が、もしこんな新しい法律ができたら、という視点でお話を綴ります。

     「新しい法律」ができた理由がそれぞれ興味深いです。
    例えば、
    ・金子玲介さん「ルパちゃん」では、「少子化対策」のために「子どもがわりに人口知能を搭載したぬいぐるみを所持することを禁止する法律」ができます。
    ・日野瑛太郎さん「推し活制限法」では、「推し活にハマり過ぎて身を持ち崩す人が出た」ために「推し活への課金上限を制定する法律」ができます。
    (わたしが、ぜひ読んでみたいと思っていた、くどうれいんさんの場合は、)
    ・くどうれいんさん「ショ

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    2025年06月28日
  • 死んだ木村を上演

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    期待以上でも以下でもなし
    おもろい展開になるまでが長すぎる
    140/200ページくらいにならないと展開が起こらない
    終盤の感情のバトルは面白い

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    2025年06月26日
  • 死んだ木村を上演

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    ネタバレ

    「死んだ」シリーズ三作目。ラストの仕掛けはなるほどと思うし、解説動画を見て、木村はどんな声でこれ喋ってる?って考えると、たしかに面白い趣向だったなとは思うのだけれど、いかんせん台本部分が読みづらくてちょっと難儀。翻って考えてみて、普段の小説は、誰が喋っているのかを、言葉遣いや地の文でうまく表現しているのだなということに気付かされた。好みとしては、山田>石井>木村の順かな。

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    2025年06月21日
  • 新しい法律ができた

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    新しい法律ができた、から始まる物語を色んな書き手が描く1冊。

    新しい法律ができているわけだから、世界設定がSFっぽかったりディストピア感を感じるものがあったりして、楽しく読めた。
    その他にも、ぞっとする物語、切なくなる物語、短い中でミステリーのような作りになっている物語…
    叙述トリックが含まれているものや、ばかばかしいと思ってしまうような内容の法律が大真面目に取り扱われる物語など、本当に色んな味がする1冊。

    なかでも殺人を罰する法律が"新しい"法律として制定される「もう、ディストピア」が特に良かった。
    有り得ないはずの世界に説得力があって冷たい汗をかく。


    「ルパちゃ

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    2025年06月19日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた。」で始まるショートショート集。全部で25作。一行目は全員一緒というシリーズの五作目です。作家によって同じ言葉から広がるイメージが様々で、おもしろかったです。

    金子玲介「ルパちゃん」、矢野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」、くどうれいん「ショートケーキの夜」、五十嵐律人「革命夜話」が私のお気に入りです。特に「革命夜話」の最後の一文には、重みを感じました。

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    2025年06月14日
  • 死んだ石井の大群

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    ある瞬間、年齢も性別も違う333名の人たちがある場所に現れた。
    彼らの共通点は『石井』という苗字のみ。
    突如始まるデスゲーム。ゲームに脱落すると容赦なく首が吹き飛ぶ。
    そして、同時進行で探偵事務所の伏見のもとへ『石井有一』という中年の役者の捜索依頼がやってくる。
    石井さんたちのデスゲームと行方不明の石井有一の捜索。
    終盤で、そうきたか!と納得。
    確かにそういう理由なら、全員が石井さんだったのも、この理不尽なデスゲームの意味も理解できる。
    探偵事務所の助手の蜂須賀。使えない男だと思っていたけれど、最後の最後でよい仕事をしたな。

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    2025年06月09日
  • 死んだ石井の大群

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    "死んだ○○"の二作目。
    集められた石井さんたちがデスゲームをさせられるというストーリー。
    実は、その石井さんたちは…。

    前作よりもリアリティーの無い設定でそれはそれで面白かった。

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    2025年06月04日