金子玲介のレビュー一覧

  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    ネタバレ

    『私たちはたしかに光ってたんだ』は、女子高生4人組バンドの青春と、その後の人生を描いた作品で、特に「才能のある人のそばで、自分の限界を知ってしまう苦しさ」が強く残った。

    主人公はバンドのリーダーを心から尊敬していて、大好きで、その才能を信じている。だからこそ、自分が足を引っ張らないように必死に努力する。練習量だけは誰にも負けないくらい頑張るけれど、その努力ゆえに、自分には越えられない才能の壁があることにも気づいてしまう。

    印象的だったのは、後輩の天才的なベーシストを見た場面。主人公はその子の演奏そのものだけでなく、リーダーの目が輝いているのを見て、「このバンドは自分ではなく、あの子がいれば

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    2026年05月17日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    とにかく読んでて楽しかった!
    4人の会話の掛け合いもクスって笑えてすごく好きだったなぁ〜

    私も高校の時にバントをやった経験があったから、読んでて曲を演奏してる時の主人公(瑞葉)の心情にとても共感した。あの時の最高な瞬間をもう1回感じれる1冊だった!出会えてほんとによかった。

    カバー曲を4人が演奏してる場面では、私も同じ曲を流して聴きながら読んでみました。
    曲の歌詞・楽器の音の描写と心情が交互に書かれてるから、より入り込めて私もその場にいる気持ちになれて楽しかったな^^

    あっという間に読み終わってしまったけど、本当に素敵な小説に出会えてよかったです

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    2026年05月15日
  • 死んだ木村を上演(1)

    購入済み

    まだ序章

    木村を上演…するわけだけどまだわからないかな。
    みんな疑わしいといえば疑わしいし結末を想像しながら読んでみたけど今の段階ではまだわかんない。
    結果から始まって紐解いていく感じだから先がどうなるのか楽しみではあるんだけどね!

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    2026年05月15日
  • 死んだ山田と教室

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    くだらない、なんの意味もない男子高校生のテンポ良い会話が面白い。そして少しずつ真相に近づいていくのも面白かった。終わりまでテンポ良くて、一気読みにも向いていると思う。

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    2026年05月14日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    もはや死語かもしれないが、「エモい」、そう思った。
    こんなにガチじゃないにせよ、自分も高校からベースを触り始めた人間で、初演奏の際の緊張や昂りを思い起こさせてくれたし、同じくガチじゃないにせよ、自分の才能に見切りをつけて離れていった寂しさも。
    文体として、演奏と同期して主人公の感情や演奏に関する挙動が走っていく、その臨場感がたまらない。特にラスト、狂おしいほどにバンドへの愛、今ここの輝きを失いたくない(けれども失わなければならない)未練がこれでもかと生々しくも描かれる。

    ここまでは主人公側に感情移入した立場での感動だけれども、一方で、私は残されたバンドメンバー、特に朝顔側も、ある種で空虚なも

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    2026年05月13日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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     バンドの名前を決めるシーン、瑞葉がお父さんにベースを弾いて見せるシーン、眩しすぎて羨ましくなった。
     500円ドブ捨て選手権めちゃめちゃ楽しそう。サーティーワンの溶けたアイス買ってくる緋由ちゃんに僕も一票。
     グループで活動しているなかで誰か1人の才能が大きすぎると、劣等感を感じてしまう、そしてメンバーのことが大好きだからこそ、自分がいない方がメンバーのためと思ってしまう。辛い…。瑞葉みたいな思いをしてバンドを辞めていった人が現実でもたくさんいると思う。
     この4人の普段のやりとり、ボケ合いがすごく好きだった。

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    2026年05月12日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    バンド好きな自分は、読み進めるのがとても苦しい作品でした。

    リーダーへの尊敬、畏怖、敬愛etc…とあるバンドを人生の全てだって言えるくらいに支えられてる自分は瑞葉の気持ちが痛い位届いてきました。
    けれど、そのポジティブな気持ちとは裏腹に才能が無い事への僻み、劣等感を持ち合わせるのは至極当然で、必死に喰らいつく様は心に残ります。

    仲良しこよしだけでやってない、真剣に上を目指す。そんな仲間だからこそ、ぶつかり、反省し、また励んで…けど、大好きな自分のバンドがもっと行って欲しい。

    ラストの3ページは兎に角圧巻です。読み終えたくないのに、読むのを止められない。苦しくなるほどなのに、見届けたい。そ

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    2026年05月11日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    「夜のピクニック」「この夏の星を見る」を読んだときの、あの青春キラキラの感覚が蘇ってきた。あっという間に読破。バンド、特にガールズバンドに興味がある人は、間違いなくハマると思う。
    世の中は正解のない選択ばかりで、それを正解にするかどうかは自分次第だと改めて感じた。青春キラキラだけでなく、そんなことも学ばせてくれる。
    久しぶりに自信を持って他人に薦めたくなる作品と出会えた。

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    2026年05月09日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    この小説はたしかに青春小説だ

    文字にしてみたら大して上手くなかった
    あるよね

    専門家じゃないんでよく分からないんですが、今どきの女子高生ってこんな感じなんだろなと思わせる妙な説得力がありました
    すごいな金子さん

    一旦整理しよう

    なんだ女子高生の専門家って
    ちょっといやだいぶヤバいだろ!

    整理終了

    やっぱりね青春って光ってるんですよ
    キラキラとね
    理屈じゃないんですよ
    そんでなんかあっち行ったりこっち行ったりするんですよ
    傷ついたり傷つけたりするんですよ
    だけどたしかに光ってた
    それはもう間違いなく光ってた

    うちの女子高生も光った青春を送ってくれてるといいな〜(お父さんには情報公開

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    2026年05月07日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    これはめっちゃ刺さった〜
    涙が溢れてきて止まらない。

    「私はもう、頭打ちなんだよ」
    努力は必ず報われるなんて、嘘だ。
    「才能ってやっぱ、ある人にはあるし、ない人にはないんだよ」
    でも、私は努力したから、それに気付くことができた。
    だから、私の努力は決して、無駄じゃなかった。
    でも、もう、走れない。
    私はもう、これ以上、走れない。

    主人公瑞葉が、自分はバンドを辞めるから、
    代わりにバンドに入ってくれと才能ある後輩に頼むシーン。

    努力して努力して、けどどうにもならなかった経験を持つ人には、ものすごく刺さるし、また、その渦中にある人にも救いになるだろうなと思った。

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    2026年05月07日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    ネタバレ

    いい、すごくいい。

    この書き方の小説は不勉強であまり記憶がないが、ところどころに未来の自分があの時を思い出しているのが人間味を増させている。右から左の時間軸に振り返りを加えていて、そのボリュームが程よく、登場場面もタイミングよいと思う。あえて言えば、それは「たとえば」で始まっているので、「45(26)」とかのはずなのだが、そうすると単調な時間軸に戻されてしまうので、この書き方が良かったんだろう。

    私は、スポーツが分かりやすい(実際それに言及している場面もある)が、悔し涙はその人だけの贅沢だと思っている。届かない結果というものは日常的には味わえない。その現実を突きつけられることはこの世の中で

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    2026年05月06日
  • 死んだ木村を上演

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    卒業公演を控えた合宿で、美形で優しくて努力家で台本を書いていた木村が自殺した。
    脅迫状で8年ぶりに集まった合宿メンバーと木村の妹があの日を上演して真相を解明していく話が斬新だった。それぞれが抱えていた思いと木村の自殺の真相に納得できた作品

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    2026年05月05日
  • 死んだ山田と教室

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    思ってたんとちがーう!!
    交通事故で死んだ山田の声が、教室のスピーカーから聞こえてくる。突飛な設定と、テンポよく進む高校生達の会話に乗せられて、何だかポップな話かと思ったら…まんまと騙された〜!
    この書き方、すごいな〜!会話中心で物語が進んでいくから、気づいたら自分も2Eのクラスメイトの視点で山田を見てしまってる。アホだな〜って笑って見てたら、急に心臓がヒュッと冷たくなる。
    私が見ていた、山田って何だったんだろう??
    この先、どうなるんだろう?? 
    夢中になって、最後まで一気読みしてしまった。
    読後の余韻にずっと浸っていたくなる、めちゃくちゃ心動かされる作品だった。

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    2026年05月02日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    何に対しても、夢を追い続けることは大変なことだと思う。
    気持ちを保つのも大変、体力面も衰えてくる、周りと自分を比較して悩みまくる、そんなことが常に起きてくる。
    だからこの本の主人公の選択に納得。一方で夢を追い続けることが自分と重なってしまい、そこにとても共感しました。

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    2026年05月02日
  • 死んだ石井の大群

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    ネタバレ

    まず本を登録した時にチラ見した感想の場所でガッツリネタバレをくらい最悪でした。ネタバレボタンをちゃんと活用してくれ。。

    死んだ木村が最高に面白く、他の作品も読みたかったのですが、山田よりも石井のほうがストーリー的に気になったので読みました。
    読み味は木村よりは控えめですが疾走感があり、テンポが良い。この書きっぷりは本当に好きです。
    デスゲーム自体はよくあるルールではあるけど、しりとりの追加ルールは結構面白かった。
    ジャンケンもそう来たかーという感じで、しかもこのデスゲームの意味を考えると、このルールである意味も見えてくる。
    年代が別であることに気づくシーンは結構好きだった。実写映像化も期待し

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    2026年05月01日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    最高でした。
    自分なりに本気で打ち込んだ高校時代の部活仲間の尊さに、引退してから10年近く経った今、この作品を読んではじめて気づけた気がしました。
    チームメイトには苦手な部分があるヤツもいて、引退してから会うことはほぼなくなってるし、もう会わないヤツもいるんだろうけど、今思うと、誰1人欠けずに同じ経験をして、共に引退できたことがよかったし、
    あの苦楽を共にした時間が何よりも「光って」いたんだなぁ、これからもずっと握りしめて生きていきたいなと、思いました。

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    2026年04月29日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    ネタバレ

    大好きなバンドを辞めた。
    大好きだから、辞めた。

    元々、back numberさんや、official髭男dismさんなど。
    バンドが大好きなので。
    本作を読むのをずっと楽しみにしていました!

    青春は密。
    青春はもう戻れない。
    そんな特別な瞬間__それが青春だ__
    本作は、最高のガールズバンド小説だ。
    無理だと決めつけず、紅白出場が夢じゃない。それを証明してくれる。
    頑張ってる人の背中を押してくれるそんな1冊でした。

    才能とか、センスってやっぱりあるかもしれない。
    でも、練習量は誰にも負けないように、真摯に努力をし続ける。
    そんな瑞葉を応援しながら読み進めた。

    私も、書道をやってるが、

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    2026年04月29日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    好きなバンドやアイドルのwikipediaを見ていて、そこに旧メンバーを発見したら、脱退の理由とか今何してるんだろうとか、根掘り葉掘り調べたくなる。今はこのバンドにいるんだ!とか、音楽で食べれてそうだな!とか、辞めちゃったんだ、とかなぜか確認してしまう。悪趣味なのかもしれない。けれど、そのたった1行には本人の人生を賭けた決断や、切実さが凝縮されているんだなと、この本を読むと理解できる。

    圧倒的才能を目の当たりにして、自分はどうするか迫られたとき、くだす決断、選ぶ未来は、残酷で儚いかもしれない。努力をし続けたからこそ見えた差、それを理解してしまい、たとえ身を引く決断をしてしまってたとしても、自

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    2026年04月28日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    バンドの話、ピンと来ないかなーとか思ってたけど、懐かしくなるワードもたくさん出てきて読みやすかった!
    さなぎいぬが実在する気がしてきちゃう。

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    2026年04月27日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    読んだほうがいいですよ、この作品は。

    バンドに本気で、本気だからこその挫折。
    いや、挫折ではないのかもしれない。あの人の青春は続き、私の青春は終わった。ただそれだけかもしれない。

    光り続けるものに惹かれるかもしれないが、それは光り終わった自分を否定するものではないはずだ。

    自分の決断や人生は、かけがえのない今をつくっているし、これからもつくっていくのだ。感動した。

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    2026年04月26日