金子玲介のレビュー一覧
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誰かの日記を見ている?誰かのLINEのスクリーンショットを読んでいる?みたいな感覚の、ラノベっぽい文章で、全く頭を使わずに読める。
それぞれの登場人物の忘れられない人との再会を描いた物語。
思い出はあの頃のキラキラした思い出のままにとどめておくのが正解なのか、現実を見て知って、自分の心を確かめるのが正解なのか分からないな~と思うお話だった。
振り返ったときに昔の人をやっぱり一番!って思ってしまうのはノスタルジー補正なのか、愛なのか、なんなんでしょう。
同じ時間を過ごしていてもその時の感じ方や今抱いている感情がまるで異なってしまうのはとても悲しいことだなーーー。
恋愛(友情もだけど)の一方通 -
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『アイドル×クイズ×クローズドサークル=奇想天外ミステリ』
謎解きアイドル“Queen & Alice”の最終オーディションに集まった、8人の候補者と7人のスタッフが孤島で繰り広げる素人探偵ミステリ。会話劇を中心に個性的な登場人物たちがてんやわんやする、金子先生らしい奇抜な作品である。
前半はオーディションパート。歌やダンスのレッスンから、競技クイズやひらめき系の謎解きを通して登場人物たちの人柄が描かれる。後半からは事件が発生し、満を持して探偵パート。終盤から一気に物語が動き出す構成だ。このクイズからの探偵の流れは、小川哲さんの「君のクイズ」を彷彿とさせるような非常にワクワクさせる -
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「孤島に変な館とか、殺人起きるの確定っしょ!やべぇ上がる!クソる!こういうのまじれてた!誰か殺されたらさ、あたし探偵やっていい?想空が助手ね」
「不謹慎だから」
「いやいや、この状況で殺人起きないほうが不謹慎っしょ」
「話はぜんぶ聞こえてた。要は、重海くんが仕掛ける謎とは別に、予期せぬ殺人が起こったんでしょ。せっかくだから、犯人、みんなで推理しようよ。九時からボイトレだっけ?あれ、なしにしよう。今日の予定は、ぜんぶ変更。犯人を言い当てた人は、確実にアイドルとしてデビューさせてあげる。ぴったりじゃない?謎解きアイドルのオーディションに。こういうの、ずっと僅れてたんだよ。ボクが用意した孤島の館で -
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視点と主人公が交代していく連作小説。どれも過去の関わりから思い込みの強い身勝手な相手を持て余すような流れのお話で、中には何これ?かなりクソみたいなやりとりだな、というようなものもある。
一途?とも言えるのかなぁ。でも、相手がどんだけ迷惑してても構わず突き進むって、ある意味すごい。片方だけ運命!とか言って盛り上がって、気持ち悪い方向にいってるのに、自分の主張曲げられないって、困ったもんだ。アニメとか、Twitterとか、馴染みのアイテムが効果的に散りばめられてて、若者らしいの小説だなぁと感じた。
「消えない」の章、LINEのやりとりは面倒くさいけど、このお話は結末がちょっとよかったかな。 -
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Posted by ブクログ
「新しい法律ができた」
の一文から始まる25個のショート・ショート。
25人の作家たちが各々の世界を作り出していく。ほっこりするものやかなり作り込まれたトリックを忍ばせているもの、思わず肝が冷えるものなど、"新しい法律"というテーマをどう使うかが如実に表される。新しい読書体験だった。
「Touch law if you can」 名倉編
途中まですごく楽しい話だと思っていた。
「ある死刑囚の回顧録」 真梨幸子
最後の最後にタイトルを読むと本当に肝が冷える。あまり他人事とは言えないのだ。
「もう、ディストピア」大沼紀子
何故人を殺してはいけないか。その問いに、殺人が許容されて -
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コミカルな会話が楽しすぎ! 変態さとキュートさが交ざるアイドルミステリー #クイーンと殺人とアリス
■あらすじ
競技クイズが特技の女子高生、麻木想空と佐藤七色。クイズ大会で夢破れた二人は、謎解きアイドルのオーディションに応募する。そこには長年アイドルになれない石崎真昼、元バンドマンの志村聖来など、若い女性たちが参加していた。最終審査の孤島、帽子島に訪れる彼女たちだったが…
■きっと読みたくなるレビュー
金子先生がまたやってくれましたね~。独特の発想、コミカルな会話が楽しいミステリー。本作はクローズドサークルの孤島本格もので、さらに競技クイズや謎解きのエンタメも入ってる豪華版です。装画のイラ