金子玲介のレビュー一覧
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死んだ山田と教室
金子玲介
全10話からなる、死んだ山田が教室のスピーカーに憑依した物語。男子校ならではのノリや会話がいちいち笑える(たくろうのアルファベット三文字大喜利の先駆けも!?)
ファンタジーなイチ設定を取り巻く日常物語は、漫画でもアニメでもドラマでもいい作品になりそうと感じた。と同時に、テンポや間の取り方が読み手に委ねられる活字の良さを再認識させられた。
「バカやってる男子校生を楽しむ」だけには当然留まらない。思春期や生死、成長。人生って、あの合言葉を呟くだけの日常では居られないんだなっていう心苦しさ。。楽しかったあの日々からこんなに考えさせられるとは。
巻末の付録に&quo -
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ネタバレ『七色が探偵で、私が助手。』
ここに、新感覚のクイズ×アイドル×孤島ミステリが誕生!
本作は、第一章は、謎解きアイドル”Queen & Alice”の最終オーディションがメイン。
そして、第二章は、実際オーディション内で起きた殺人事件の捜査&解決がメインの2段階構成になっている。
七色と想空の2人の関係がよかった!
まるで、ホームズとワトソンだった!
第一章では、実際のクイズや謎解きも、自分もプレイヤーになったかのように楽しめた!
事件の犯人は誰?
デビューできるのは誰?
最後の最後まで、結論が分からず、見逃せない本作!
(前半と後半のストーリーが繋がっているのが -
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本屋大賞ノミネートに死んだ山田が入った時に、山田も面白そうだけど、読むなら木村だ!とずっと思っていてやっと読めた。
いやーめっちゃ面白かった。
設定が最高だし、上演シーンが熱い。なにより後半になるにつれて話の展開がどんどん動いて行って続きが気になりすぎる。
最後の方の言い争うシーンは完全に映画のワンシーンでした。映像化見たいなー。
ラストは東野圭吾のあの作品を彷彿とさせた。
基本会話で進んでいくのに、書き方が特徴的で誰が話しているのかが分かりやすかった。最初は違和感あったけど慣れると読みやすい。
伏線回収もばっちり決まってるし、みんなの人間味がすごい。
やっぱり舞台俳優は尖ってるイメージ -
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ネタバレ「死んだ山田の声がスピーカーから聞こえる」
そんな異常事態すら、日常の延長線上の馬鹿騒ぎに変えてしまう男子高校生たちのエネルギー。序盤はそのノリに笑わされた。
クラスメイトたちが大人になり、それぞれの道を歩んでいる景色が見える。
ある意味、あの教室に取り残された形の教師になった和久津と高校生のままの山田。
…そして。
最後にすべてが繋がり、タイトルの本当の意味が明かされたとき、散りばめられたピースが一つに収束していく。
和久津が行った「本当のお葬式」
形式張った葬儀などではない、あの大騒動の果てに行き着いた「本当の意味での告別」。
最後に放たれたあの絶叫。
あれは友に贈る最高の「引導」だった -
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ネタバレかなり面白かった
「新しい法律ができた」と言う話を軸に
・AIに絡んだ近未来
・全く関係ない未来
・過去から法律ができたことにより、現代になる
・新しくできた法律の内容が分からない
といった様々な進め方を楽しめた
舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた
〜特にお気に入り〜
矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
大沼 -
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ネタバレデスゲーム大好きなのでワクワク♬からの……
いやぁーーーーーーーッッ後半まさかの急展開!!!
記憶喪失も記憶障害も全て1つの原因があって、
なるほどなぁそうきたか!!!!と唸った。
有一さんは序盤わりとミステリアスで魅力的なキャラだったけれど、最後辺りはめちゃくちゃうじうじしててキャラ崩壊感ハンパなかった!笑
最終的に、修治さんが一番頭のキレる格好良いキャラだったな…
出てくる皆結構好きだったが、
あくまでもデスゲームなので
確実に減っちゃうの悲しかった…
あと蜂須賀さんちょいちょい雑音かと思ったけど、
真相に至る活躍あっぱれッッ!!!
伊達に探偵助手やってないよね☆
目を覚ました後、
こ -
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羽鳥「うーん。自分の想定通りの舞台を作り上げるのが、演出家の仕事じゃない?」
木村「それはそうなんだけど、だったら小説を書いたり、漫画を描いたりで事足りるじゃない。演劇は、他者理解の芸術だから。戯曲を理解して、演出を理解して、俳優を理解して、お互いがお互いを理解することで、ようやく完成する芸術だから。たくさんの人生が交差して上演されるところが、僕は演劇という表現の、唯一無二の素晴らしさだと思ってる。だから、僕ももちろん演出は付けるけど、俳優には自分の哲学に則って、のびのび演技して欲しい」
「才能、ないのに、無理矢理やってきたんだよ。ない才能でっち上げて、自分もみんなも騙して、何が何だかわから