金子玲介のレビュー一覧

  • クイーンと殺人とアリス

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    ネタバレ

    登場人物たちのキャラがはっきりしていて良き。あと、探偵&助手が二組いるのも珍しくて、どちらのバディもいい味出している。七色が若干エキセントリックだけれど、想空がうまく抑えていってくれるのかな。シリーズ化希望。謎解きがけっこう遅めでどうなるのって思ったけれど、杞憂に過ぎず、ラストの展開はワクワクしました。表紙イラストはちょっと怖い感じだけど、目つきが鋭い方が七色なのかな?

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    2026年02月07日
  • 死んだ山田と教室

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    死んだ山田と教室
    金子玲介

    全10話からなる、死んだ山田が教室のスピーカーに憑依した物語。男子校ならではのノリや会話がいちいち笑える(たくろうのアルファベット三文字大喜利の先駆けも!?)

    ファンタジーなイチ設定を取り巻く日常物語は、漫画でもアニメでもドラマでもいい作品になりそうと感じた。と同時に、テンポや間の取り方が読み手に委ねられる活字の良さを再認識させられた。

    「バカやってる男子校生を楽しむ」だけには当然留まらない。思春期や生死、成長。人生って、あの合言葉を呟くだけの日常では居られないんだなっていう心苦しさ。。楽しかったあの日々からこんなに考えさせられるとは。

    巻末の付録に&quo

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    2026年01月29日
  • 最後の一行 white

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    ネタバレ

    4名の著者による短編集

    【ゼリーに満たされて】
    宇宙人(ゼリ郎)と小学生の少年の心温まる物語。
    最後のウソは切ない。
    【人魚の骨を拾い往く】
    友人達のせいで、好きな女性が死に全員に復讐していくクライムホラー作品。人魚はいた!!

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    2026年01月26日
  • 死んだ木村を上演

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    特に物語上にそういう仕掛けがあるわけではないのだけれど、読んでる自分も"上演"されている舞台の演出の一部になるような感覚に陥った。オチもそうきたか…と

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    2026年01月19日
  • クイーンと殺人とアリス

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    ネタバレ

    『七色が探偵で、私が助手。』

    ここに、新感覚のクイズ×アイドル×孤島ミステリが誕生!

    本作は、第一章は、謎解きアイドル”Queen & Alice”の最終オーディションがメイン。

    そして、第二章は、実際オーディション内で起きた殺人事件の捜査&解決がメインの2段階構成になっている。

    七色と想空の2人の関係がよかった!
    まるで、ホームズとワトソンだった!

    第一章では、実際のクイズや謎解きも、自分もプレイヤーになったかのように楽しめた!

    事件の犯人は誰?
    デビューできるのは誰?

    最後の最後まで、結論が分からず、見逃せない本作!
    (前半と後半のストーリーが繋がっているのが

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    2026年01月15日
  • 流星と吐き気

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    徹底的に独りよがりな短編5編。全員キッチリ気持ち悪い。会話文のテンポが、声が聞こえてきそうなほど口語としてリアルなとこがこの作者の特に好きな部分。

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    2026年01月13日
  • 死んだ木村を上演

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    本屋大賞ノミネートに死んだ山田が入った時に、山田も面白そうだけど、読むなら木村だ!とずっと思っていてやっと読めた。

    いやーめっちゃ面白かった。
    設定が最高だし、上演シーンが熱い。なにより後半になるにつれて話の展開がどんどん動いて行って続きが気になりすぎる。
    最後の方の言い争うシーンは完全に映画のワンシーンでした。映像化見たいなー。
    ラストは東野圭吾のあの作品を彷彿とさせた。


    基本会話で進んでいくのに、書き方が特徴的で誰が話しているのかが分かりやすかった。最初は違和感あったけど慣れると読みやすい。
    伏線回収もばっちり決まってるし、みんなの人間味がすごい。
    やっぱり舞台俳優は尖ってるイメージ

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    2026年01月12日
  • 死んだ山田と教室

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    ネタバレ

    「死んだ山田の声がスピーカーから聞こえる」
    そんな異常事態すら、日常の延長線上の馬鹿騒ぎに変えてしまう男子高校生たちのエネルギー。序盤はそのノリに笑わされた。

    クラスメイトたちが大人になり、それぞれの道を歩んでいる景色が見える。
    ある意味、あの教室に取り残された形の教師になった和久津と高校生のままの山田。
    …そして。
    最後にすべてが繋がり、タイトルの本当の意味が明かされたとき、散りばめられたピースが一つに収束していく。
    和久津が行った「本当のお葬式」
    形式張った葬儀などではない、あの大騒動の果てに行き着いた「本当の意味での告別」。
    最後に放たれたあの絶叫。
    あれは友に贈る最高の「引導」だった

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    2026年01月11日
  • クイーンと殺人とアリス

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    最初は主人公のはしゃぎっぷりが、受け入れがたかったが、最後、犯人にナイフ向けたのはとても良かった。
    トリックは大掛かりではないが、納得感がある。
    動機と物的証拠を別々の探偵が解くのも新しい。

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    2026年01月09日
  • 流星と吐き気

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    みんな自己中心的で、自分が求めてる相手じゃない人から求められると、こんなにも迷惑だったり歪んだりするんだなぁ…。
    装丁が綺麗でブックカバーせずに読みました!

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    2025年12月27日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    かなり面白かった
    「新しい法律ができた」と言う話を軸に
    ・AIに絡んだ近未来
    ・全く関係ない未来
    ・過去から法律ができたことにより、現代になる
    ・新しくできた法律の内容が分からない
    といった様々な進め方を楽しめた

    舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた

    〜特にお気に入り〜
    矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
    潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
    大沼

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    2025年12月26日
  • 流星と吐き気

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    まず表題がすごい。何故そのふたつを繋げようと思ったのか。凡人の自分には一生思い付かない。
    そして表題以外の短編も気持ち悪いものばかりで面白かった

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    2025年10月02日
  • 死んだ石井の大群

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    韓国のあるドラマに似てるな?と思いながら読んでいたら、本の中でそのドラマの名前が出てきました。最後には謎が全部解け、スッキリと読み終わることができました。この手のどんでん返しは大好きです!

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    2025年10月01日
  • 流星と吐き気

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    作者の本はメフィスト賞の時から4作全部読んでて、これが私は1番好き!
    中でも『種』がよかった
    醜い感情が美しい文と構成で綴られてて、これはもはや芸術作品!!!

    恋愛って自分の中ではきれいな物語に脳内編集しがちだけど、一歩引いたら見たらきもくて滑稽でほんと痛々しい

    私が通り過ぎた男たちの顔と、自分の黒歴史が思い出されて嫌〜な気持ちになった笑

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    2025年08月16日
  • 流星と吐き気

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    一度でも心がつながれば、いくら忘れようとしても、いくら上書きしても、「そうしたつもり」で、結局心に残り続ける。

    足りないのは対話で、どうしようもなく怖くてできないのも対話。別れた後は機会もない。文字通り、心残り。

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    2025年08月07日
  • 流星と吐き気

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    とても面白かったです!
    5つの作品が短編集となっています✨

    どの作品も恋愛がテーマとなっており、登場人物たちの過去をなぞりながら進んでいきます。

    元カレが人気マンガ家となり作品のモデルが自分…??
    元カノからの毎日送られてくる何件ものLINE etc…

    恨み、依存、執着、どれも背筋がゾクゾクとする物語でした:( ;˙꒳˙;):

    最初から物語の世界に引き込まれて一気に読んでしまいました!

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    2025年08月01日
  • 死んだ石井の大群

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    ネタバレ

    デスゲーム大好きなのでワクワク♬からの……
    いやぁーーーーーーーッッ後半まさかの急展開!!!
    記憶喪失も記憶障害も全て1つの原因があって、
    なるほどなぁそうきたか!!!!と唸った。

    有一さんは序盤わりとミステリアスで魅力的なキャラだったけれど、最後辺りはめちゃくちゃうじうじしててキャラ崩壊感ハンパなかった!笑
    最終的に、修治さんが一番頭のキレる格好良いキャラだったな…
    出てくる皆結構好きだったが、
    あくまでもデスゲームなので
    確実に減っちゃうの悲しかった…
    あと蜂須賀さんちょいちょい雑音かと思ったけど、
    真相に至る活躍あっぱれッッ!!!
    伊達に探偵助手やってないよね☆

    目を覚ました後、

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    2025年06月29日
  • 死んだ木村を上演

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    3作目にして1番好き。木村が死んだ合宿を演劇部で再現して死因を探るお話。実力がバラバラな役者のエチュードってのも面白い。

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    2025年05月04日
  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日
  • 死んだ木村を上演

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    羽鳥「うーん。自分の想定通りの舞台を作り上げるのが、演出家の仕事じゃない?」
    木村「それはそうなんだけど、だったら小説を書いたり、漫画を描いたりで事足りるじゃない。演劇は、他者理解の芸術だから。戯曲を理解して、演出を理解して、俳優を理解して、お互いがお互いを理解することで、ようやく完成する芸術だから。たくさんの人生が交差して上演されるところが、僕は演劇という表現の、唯一無二の素晴らしさだと思ってる。だから、僕ももちろん演出は付けるけど、俳優には自分の哲学に則って、のびのび演技して欲しい」

    「才能、ないのに、無理矢理やってきたんだよ。ない才能でっち上げて、自分もみんなも騙して、何が何だかわから

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    2025年04月24日