金子玲介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
文庫版になって初めてこの本のことを知りました。
「これが最後の仕事になる」という一行の後は、各作家独自の世界が広がっています。
1編6ページなのでスキマ時間に読みやすく、飽きたらブックマークして、他のことをしながら読み進めることができます。飛ばし読み・つまみ食い読みもできます。
わたしは、病院の待合室で読んでいましたw
文章構成のお手本としてもオススメです。
オチがある作品は落ち着きます。オチだけにw
〔作品紹介・あらすじ〕
最初の1行は全員一緒。
1編6ページ、24種の「最後の仕事」。
早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
著者一覧(掲載順)
小川哲
五十嵐律人
秋吉理香子
呉勝浩
宮内悠介
河村拓哉
桃野雑派
須藤古都離
方丈貴恵
白井智之
潮谷験
多崎礼
真下みこと
献鹿狸太朗
岸田奈美
夕木春央
柿原朋哉
真梨幸子
一穂ミチ
三上幸四郎
高田崇史
金子玲介
麻見和史
米澤穂信
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。 -
Posted by ブクログ
ネタバレまごうことなき青春小説。
なんてきらきらと美しく、淡く、儚い光なのだろうか。未来を選べるひとだけが出せる光。
その光は、いつかどこかで変わってしまう。
完全なものへと変化していくのか、
どこかで儚く影へと消えていくのか。
そんな不安定な光。
本作では音楽がテーマですが、音楽だけではない。わたしたちはスポーツ、勉強、いろんなことで競い合って挫折を経験する。
なぜなら大半の人はどんなに頑張っても、自分より上でまぶしく光る人がいるということを自覚してしまうから。自覚してしまった時にどうするのか。瑞葉は自分が引くことを選んだ、それが最善だと信じた。 けれど腸が煮えくりかえるような思いをしたはずだ、自分自身に対して。挫折を味わったことのある人は、読んでいて苦しく逃げ出したくなるかもしれない。
けれど、あの時の自分は間違っていなかったと思わせてくれる作品でもあった。
金子さんはなぜこんなにも学生生活の描写がうまいのか……。読んでいて学生の頃の気持ちに戻ったようでした。
個人的にはバンドが好きなので、たくさんバンド名がでてきて面白かったです! -
Posted by ブクログ
アラサー男子×バンド好きにはたまらないもの
チャットモンチーで言う生命力
アジカンで言うとソルファ は名盤
さなぎいぬの方舟も聞きたい
ずっとワクワクして一気読み
テレビは入り口でライブハウスに引っ張りたい
文化祭で演る描がみえた。有志
4人がずっと仲良しで無我夢中な感じも青春さが増してた
ハンプとかSHISHAMOとかガールズバンド好きにも刺さる
けいおんが蘇りました、映像化して欲しい
固有名詞がわかるの連続だから
花束みたいな恋をしたみを感じた同世代向けかも
サイゼリアじゃなくてサイゼリヤ
どっちでも良くない
青春小説の1番になりました -
Posted by ブクログ
ネタバレあぁ、余韻がリフレイン。最後の講演だけみたら、主人公も次第に才能の芽が出始めていたように思う...。
もう少し主人公が、バンド練習に不真面目で、自己中で、将来に無頓着だったら、夢から醒めることなく、続けられたんじゃないか...。
それでも、多くの人にとって輝かしい思い出・熱中していたあの頃がある一方で、深い陰や燃え尽きた先の人生があることを残酷にも省くことなく、美しく描いている。青春劇を楽しむのではなく、青春から醒めた者への讃歌のように思える。読後感は人生のままならなさに悲痛を覚えるが、同時に安らぎも感じる。
願わくば、青春を生きることにした、バンドメンバーの心の内が知りたいものだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃ面白かった!!
登場人物が綺麗に一周するあたり、
そして、空に吐いた唾が自分に掛かってくるあたり、
秀逸で本当にグイグイ引き込まれて、
あっという間に読み終えた。
どの短編も主人公が憎めなくて、
いい奴ではないけど、
「あるよね、そう言う気持ち」って、
共感できる部分もあり。
表紙の綺麗さと、内容のギャップ。
「流星」と「吐き気」と言うタイトル内のギャップと、
納得のいくタイトルの回収。
個人的に、最後、指輪を投げずに飲み込むってのが良かった。
投げると、次の新しい出会いがあるのも違う気がするし、
環が完結する感じがよき。
-
Posted by ブクログ
前作の『山田』同様、感情の振り幅がとにかく大きい作品だった。333人の石井による凄惨なデスゲームと、石井有一の捜索という2つの軸で物語が展開される中、笑いあり、涙あり、切なくなったり、真相に驚いたりで、著者は相変わらずいろんな方向に感情を揺さぶってくるのがお上手な作家さんだなぁ、と思った。
息を呑むほど容赦なく血生臭いデスゲームと、石井有一を探す伏見・蜂須賀の軽妙なやり取りとの対比がとても印象的だった。
それにしてもなんだろう、金子先生の会話劇って、凄い自分的に刺さるんだよなぁ。今回は、伏見と蜂須賀のやり取りで、蜂須賀のチャラチャラしたキャッチーなノリと、伏見の冷静なツッコミに何度もフフって笑ったw
タイトルに『死んだ〜』とあるように、根底に流れているのは重厚な死生観だと思う。どんなに生きにくさを抱えていたとしても、とにかく生き抜いてくれ!!という著者からの熱いメッセージがひしひしと伝わってくる一冊だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ後半、面白かった。
しゃーないけど誰喋ってるかは少し頭使う必要あり。ハタチのこの前で浮気再現どないやねんと思ったけど安心しました。
また、組分けあるとき咲本サイド行くの不思議やったけど納得しました。
その辺踏まえて頭から読んだら、あーという部分ちょこちょこあるね。
とんでもないレベルの秘密かと思いきや、全部ありそうなレベル。あかんけど個人的にはどれも、ごめんねで済む内容。
読んだだけだと、カッパ見たかったんやろなー。って同じ結論になっちゃうな。
ラスト、この舞台は、リカちゃんはどうしてたんかな。名前載ってないしリカちゃん人形でいったのかな。
羽鳥には、新人公演のやつリメイクして一般にも理解できるもので上演してほしいな。
庭田は取り敢えず就職しな。400万位の正社目指しな。多分、彼女も働いてるやろし、二馬力で幸せになりな。 -
購入済み
まだ序章
木村を上演…するわけだけどまだわからないかな。
みんな疑わしいといえば疑わしいし結末を想像しながら読んでみたけど今の段階ではまだわかんない。
結果から始まって紐解いていく感じだから先がどうなるのか楽しみではあるんだけどね!