金子玲介のレビュー一覧

  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    読んだほうがいいですよ、この作品は。

    バンドに本気で、本気だからこその挫折。
    いや、挫折ではないのかもしれない。あの人の青春は続き、私の青春は終わった。ただそれだけかもしれない。

    光り続けるものに惹かれるかもしれないが、それは光り終わった自分を否定するものではないはずだ。

    自分の決断や人生は、かけがえのない今をつくっているし、これからもつくっていくのだ。感動した。

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    2026年04月26日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    ネタバレ

    バンド好きだから惹かれて買いました〜!
    笑えるところも感動する所もあって面白かった〜!

    瑞葉がめちゃくちゃ言いすぎてた場面、言い方は悪いけど、あんだけ熱くなれる物があるのが羨ましいと思ってしまった。

    努力は必ず報われるなんて、嘘だ。
    才能ってやっぱ、ある人にはあるし、ない人にはないんだよ。
    でも、私は努力したから、それに気付くことができた。
    だから、私の努力は決して、無駄じゃなかった。

    才能がないとか、上手くいかないを言い訳にしないで、死ぬほど努力した上での、この言葉めちゃくちゃかっこいいし、悔しさが伝わってきて苦しかった…

    インディーズバンド好きでよく聴くから、好きなバンド解散しちゃ

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    2026年04月25日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    最高だった。最後は瑞葉と同じ気持ちで「終わりたくない」って叫ぶほど引き込まれました。久しぶりに読書で泣いた…、瑞葉の心情を少し前の自分と重ねてしまったからなのかもしれない。終わりって突然来るんですよね。永遠に続くものなんてないって分かってはいるけれど、突然の終わりに受け入れられない自分がいる。そしてまだ今もそんな自分がいなくなってくれないからこそ厄介だ。ずっとずっと引きずってしまって新しい環境に行っても、ずっとあの頃の光を引きずってしまう。

    「なんで終わらないといけないんだよ」
    それは、そう。

    「びっかびかに光ってる今の私を私はずっと死ぬまでずっと握りしめて生きていくんだよ」
    一生忘れない

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    2026年04月23日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    のちに紅白に出場することになるバンドを脱退した元ベーシストを、脱退後の現在とバンド在籍時とを行き来しながら描く

    圧倒的な才能をもつバンドリーダーに誘われ、その才能についていくために必死で努力して、それでもなお自分の限界を感じてリーダーの足を引っ張りたくないからとバンドを辞める決意をした主人公は、とても真面目で優しい
    それが現在の描写からもよくわかる

    私はどうやら、頑張る人の物語が好きだし、頑張った末諦めた人のことはもっと好きなんだ

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    2026年04月22日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    胸が熱くなった青春小説でした。
    キラキラしていて、また読んでて楽しくて、ウキウキしたのは久しぶりでした。
    バンドが好きな読書家には読んで欲しいです。
    私自身はバンドが好きなので、こういうガールズバンドがもっと邦楽シーンに出て欲しいなと言う期待も込めて、久しぶりに音楽を漁ってみたくなりました。

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    2026年04月17日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    なんだか眩しすぎて、これは文字と紙でできた、「読む光」です。

    著者の作品は『山田と死んだ教室』がとっても良くて、最後ぼろぼろ泣いたんだけど、本書もとっっっても良かった。
    高校生のガールズバンド、さなぎいぬ。
    ベース担当の瑞葉の視点で、15歳から現時点の26歳、時たま未来の想像が語られたりするんだけれども。

    やっぱりバンドってかっこいい。私も好きなバンドがいくつかあるけれど、なんだろうな、「バンド」っていう形態(?)にしか出せないもの、グルーヴと呼ばれたりするものもそうだし、メンバーでしかわからないちょっとしたアイコンタクトとか、お互いの癖とか、積み重ねてきたものがあるよね。
    みんな本気だか

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    2026年04月16日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    『死んだ山田と教室』で、鮮烈なデビューを果たした金子玲介の最新小説。今回は、バンドを組む女子高生4人の物語。

    こんなに眩しくて、こんなに胸が痛い
    小説があるでしょうか…

    会話と会話、歌詞と歌詞の間に、まとまりのない感情が挟まる。それは1秒ごとに偏移する感情を漏らすことなくうったえかけてくるようで、効果的な文体。

    演奏中の疾走感や興奮がダイレクトに伝わってきて
    、主人公瑞葉と一緒に『楽しい!』と思う。感情が音にのまれていくよう。

    でもこれはサクセスストーリーではない。瑞葉は眩しい光の中で、その後で、一体何を考え何を思うのか…。眩しくて切なすぎる〜

    『光』『ボトルシップ』
    歌詞が本文に出

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    2026年04月13日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    甘酸っぱいなんてもんじゃない、
    青春の眩しすぎる強烈な光!
    学生時代を書かせたら、金子玲介さんの右に出る作家さんはいないんじゃないだろうか?
    ザ・青春時代を送った人も、そうでない人も、
    凄まじい熱狂の渦に連れて行ってくれる一冊!

    「死んだ山田と教室」が好きな人は、
    絶対好きなはず!
    来年の本屋大賞ノミネートの有力候補です。

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    2026年04月10日
  • 死んだ山田と教室

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    ネタバレ

    死んでからもなお生前の明るさを保ち、みんなの人気者のまま、青春を謳歌する!と言った愉快なお話かと思いきや、無慈悲な時間の流れを嫌でも感じさせられ、いっそのこと完全に死を迎えた方が楽なのではないかと思えるような展開の末にハートフルな結末を迎える、喜怒哀楽を網羅した素晴らしい作品だった。

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    2026年04月06日
  • クイーンと殺人とアリス

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    アイドル候補生によるクイズ&謎解きバトル

    クイズ×アイドル×孤島ミステリ、という一風変わった一作。作中の謎解きの一部は、読者にも投げかけられます。物語は、クイズ大会のリベンジに燃える想空と、アイドルオーディション万年敗退の真昼の2つの視点で描かれます。
    本作の特徴的な点は、競技クイズに対する詳しい描写です。競技クイズの元プレイヤーである想空と七色は、この実力を作中でも発揮し、事件解決に向けて突き進みます。
    謎解きへの挑戦、個性的な登場人物、中盤以降の急展開など、読んでいて飽きさせません。

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    2026年04月03日
  • 最後の一行 white

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    ネタバレ

    総合的に、面白かった!!というか怖かった!
    個人的には金子さんの『ゼリーに満たされて』がダントツで好き。
    本当に最後の一行で「ゼリ郎ーーーーーーー!!!!!」って心の中で叫びました。

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    2026年03月20日
  • 死んだ石井の大群

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    解離性同一性障害である石井さんが333人の人格を統合するまでの物語です。上手いことできてるなーと感心してしまいました。

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    2026年03月15日
  • 最後の一行 white

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    はじめましての金子さんのゼリ郎が一番好き。
    こういう短編集は、未読の作家さんへの興味をもつきっかけになるから良い。

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    2026年03月07日
  • 死んだ山田と教室

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    ネタバレ

    ええええええーっ
    こんな小説 あっていいの?

    まず、思ったことは、
    文学って自由だ・・・。
    口あんぐり、だよ。設定の自由。

    荒唐無稽過ぎる設定で、読み始めのどん底気分からすぐに楽しくなってもくるけど、もちろんそれだけではない。
    高校生にも冷たく苦しい現実はある訳で。

    おバカなことばかり言ってる高校生男子。
    楽しい会話が続けばいいと、本当に願うのだけど
    やはり時は流れていく。

    魂の叫び。
    ラストシーンの凄まじさ。
    パツンと突き放されて、我に返る。

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    2026年02月15日
  • クイーンと殺人とアリス

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    ネタバレ

    登場人物たちのキャラがはっきりしていて良き。あと、探偵&助手が二組いるのも珍しくて、どちらのバディもいい味出している。七色が若干エキセントリックだけれど、想空がうまく抑えていってくれるのかな。シリーズ化希望。謎解きがけっこう遅めでどうなるのって思ったけれど、杞憂に過ぎず、ラストの展開はワクワクしました。表紙イラストはちょっと怖い感じだけど、目つきが鋭い方が七色なのかな?

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    2026年02月07日
  • 最後の一行 white

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    ネタバレ

    4名の著者による短編集

    【ゼリーに満たされて】
    宇宙人(ゼリ郎)と小学生の少年の心温まる物語。
    最後のウソは切ない。
    【人魚の骨を拾い往く】
    友人達のせいで、好きな女性が死に全員に復讐していくクライムホラー作品。人魚はいた!!

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    2026年01月26日
  • 死んだ木村を上演

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    特に物語上にそういう仕掛けがあるわけではないのだけれど、読んでる自分も"上演"されている舞台の演出の一部になるような感覚に陥った。オチもそうきたか…と

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    2026年01月19日
  • クイーンと殺人とアリス

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    ネタバレ

    『七色が探偵で、私が助手。』

    ここに、新感覚のクイズ×アイドル×孤島ミステリが誕生!

    本作は、第一章は、謎解きアイドル”Queen & Alice”の最終オーディションがメイン。

    そして、第二章は、実際オーディション内で起きた殺人事件の捜査&解決がメインの2段階構成になっている。

    七色と想空の2人の関係がよかった!
    まるで、ホームズとワトソンだった!

    第一章では、実際のクイズや謎解きも、自分もプレイヤーになったかのように楽しめた!

    事件の犯人は誰?
    デビューできるのは誰?

    最後の最後まで、結論が分からず、見逃せない本作!
    (前半と後半のストーリーが繋がっているのが

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    2026年01月15日
  • 流星と吐き気

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    徹底的に独りよがりな短編5編。全員キッチリ気持ち悪い。会話文のテンポが、声が聞こえてきそうなほど口語としてリアルなとこがこの作者の特に好きな部分。

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    2026年01月13日
  • 死んだ木村を上演

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    本屋大賞ノミネートに死んだ山田が入った時に、山田も面白そうだけど、読むなら木村だ!とずっと思っていてやっと読めた。

    いやーめっちゃ面白かった。
    設定が最高だし、上演シーンが熱い。なにより後半になるにつれて話の展開がどんどん動いて行って続きが気になりすぎる。
    最後の方の言い争うシーンは完全に映画のワンシーンでした。映像化見たいなー。
    ラストは東野圭吾のあの作品を彷彿とさせた。


    基本会話で進んでいくのに、書き方が特徴的で誰が話しているのかが分かりやすかった。最初は違和感あったけど慣れると読みやすい。
    伏線回収もばっちり決まってるし、みんなの人間味がすごい。
    やっぱり舞台俳優は尖ってるイメージ

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    2026年01月12日