金子玲介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
夏休みの終わりに交通事故で死んでしまった、クラスの人気者・山田。
なぜか教室のスピーカーに憑依した彼はクラスメイトと会話できるようになります。
男子高校生のわちゃわちゃな会話が、ずっと聞いていたいくらい楽しい。このテンポ感はさすが進学校、頭の回転の速さを感じます。
そして楽しい分、このままでいいのかな・山田どうなるんだろうなと思わずにいられない。まんまと引き込まれてしまいました。
クラスメイトは進級卒業、進学していきますが、山田は…
終盤は、和久津の頑張りにただならぬものを感じつつ、そこからの畳み掛けのラスト。ずっとコントのように楽しかった分、すごい余韻が残りました。 -
Posted by ブクログ
大人になると、学生時代の記憶って、不思議と××祭や部活みたいな“イベント”だけが残っていませんか。
でも本当は、くだらない話で笑い転げた放課後とか、誰かの一言に妙に傷ついたこととか、そういう名前のつかない時間こそが「青春」だったのかもしれません。
金子玲介さんの『死んだ山田と教室』は、そんな感覚を一気に思い出させてくれる小説でした。
物語は、事故で死んだクラスメイト・山田が、なぜか教室のスピーカーから喋り続けるところから始まります。かなり奇抜な設定なのに、読み始めると違和感より先に、教室の空気のリアルさに引き込まれるんです。
男子高校生たちのやり取りが、本当にくだらなくて愛おしい。意味 -
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Posted by ブクログ
2026.05.14
表紙の箔が目に入り、帯文と4人の作家さんの名前で買いだ!と思った。
どの作品も比較的短いとはいえ物語にがっつりハマりこめるし、するすると読める。そして最後の一行で「え」「は?」となる。おもしろかった。
金子さんはいきなり異星人モノでびっくり。ほんわか友情話だと思ったのに。思ったのに!
斜線堂さんは「人魚伝説」。登場人物たちの心のひりひりととげとげが伝わってきて一気に読んだ。で、最後。え?いや、怖いって。
法月さんはもう、ひたすら人物相関と時系列を追った。それほど複雑ではないのに「は?」と思えて、満足。法月さんははじめましてだったけどがっつり長編を読んでみたくなっ