金子玲介のレビュー一覧

  • だから捨ててと言ったのに

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    25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
    全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
    知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
    このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
    今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。

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    2025年04月13日
  • これが最後の仕事になる

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    全員同じ言葉で始まる短編て面白い企画!
    と思ったらシリーズなんだそうで考えた人粋!

    わたしが特に面白いと思ったのは、いっぱいあったーー!
    どれも素晴らしくて心から楽しめました!!

    呉さんの話はびっくりした!よくあんなの書けるなーと。作家さんてすごい。

    あと岸田奈美さんは、わたしは作家さんとは知らなくて(エッセイの人かと思っていた)びっくりしたんだけど、奈美さんらしいユーモアもある素敵な物語でとっても良かったです。

    他のシリーズもどこかで読めたら読んでみたいなと思いました。

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    2026年07月15日
  • これが最後の仕事になる

    匿名

    購入済み

    一穂ミチ先生のファンで

    一穂ミチ先生のファンで購入しました。買ってよかったです。初めて読む作家さんもあり、色々な作品が読めてよかったです。個人的には後半の作品が好きでした。

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    2024年08月30日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    人生の中で一番光ってた時期はありますか

    『死んだ山田と教室』以来の1年ぶり。

    高校生の4人、朝顔、葵、緋由、そして瑞葉。
    彼女らがバンド『さなぎいぬ』が紅白歌合戦まで歩む、真っ直ぐな物語。
    いいなぁ、瑞々しい。青春だ〜!このままバンド活動やっててほしいなぁ…なんて甘い考えでもあり、この物語はそういった青春を語る以上のものが詰まってると思った。

    瑞葉は途中で脱退してしまう。
    出会ってしまった才能のある「夢乃」という存在。
    「自分の居場所がなくなる」恐怖。
    朝顔の「足を引っ張ってしまう」気持ち。
    瑞葉の葛藤はきっと自分でも気づいてた。コツコツ努力をしても報われなかったもの。
    瑞葉はまだその境

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    2026年08月29日
  • 最後の一行 white

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    最後の一行で本当に世界がひっくりかえったのかと考えると、全ての作品がそうであったかは考えさせられました。個人的に、人魚の骨を拾い往く、がとても気に入りました。

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    2026年08月27日
  • 死んだ山田と教室

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    すごい青春バカなお話かと思ったら、しっかり内容の深いお話だった。確かに、人間関係ってちょっとした工夫で良くも悪くもなる。思春期真っ只中のアイデンティティーが不安定な山田の気持ちも、よく分かる。

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    2026年08月26日
  • 死んだ山田と教室

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    ーほんとうの心の叫びを声に出せ!!

    事故死したはずの山田が、2-E組のスピーカーに声だけ憑依した!!みんなが話せる存在の山田となり、そして進級・卒業……。

    舐めてました、、、。
    というのも、最初の1、2話はもう、確実に男子校のノリなんですよね。そして内輪ノリ。
    そしてほとんど会話文で進む話。
    面白くないわけじゃないし、クスリと笑えるけど、正直興味ない。
    すっかり自分は高校生の頃の気持ちなんて忘れちゃったのかな、なんて思ってましたが、そうじゃなかったですね。
    友達って難しいけど、本当に素晴らしいですね。
    昔、親に自分のことを本当に分かってくれる人が1人でもいたらいい。って言ってくれたことを思

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    2026年08月29日
  • 死んだ山田と教室

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    青春小説でありながら青春小説に対するアンチテーゼを描いた1冊。
    普通の高校生たちの身に起きた不可思議な出来事を中心に物語が展開していく。高校生の友情にフォーカスした物語として読んでいると、突然「まだそこにいるのか」と冷や水を掛けられたような気分となった。
    また、作中で死についての謎が提示されており、ミステリー要素も含まれている。

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    2026年08月22日
  • 死んだ木村を上演

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    この作者の本は『死んだ石井の大群』以来だけど、
    間違えなくて、飽きずに面白い。
    今までもあった設定のようで、でも新しさもあって。
    どんでん返しがっていうより
    文字で本を読む楽しさが詰まってると思う。
    映像では表せない面白さだよね。
    木村の妹の璃佳の存在とか、当時を再現するエチュードとか、台詞食いまくりの掛け合いとか……。
    繰り返し読みたい、というよりは、
    こういう面白さに出会うために映像のエンタメばかりじゃなくて、本が好きなんだよな〜!と思える内容だった。

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    2026年08月20日
  • クイーンと殺人とアリス

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    アリスモチーフの島でアイドルオーディション合宿という好みな舞台設定で、キャラクターも立ってて面白かった!女の子いっぱい出てくるの好き!
    クイズシーンがけっこう長くてこれいつ事件起こるねんって途中不安になったけど、クイズシーンも上手く伏線になっていたし、想空&七色と真昼&瑠璃コンビそれぞれの視点で真相に迫っていくのがよかった。
    これは真昼の成長物語と言っても過言ではない。
    瑠璃もいいとこ持っていくキャラしてて好き。
    出てくる謎解き全然わからなくて自分クイズ向いてないなと痛感。笑

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    2026年08月20日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    「才能」。時々これは残酷な言葉になる。
    全力の青春小説家。
    瑞葉がさなぎいぬからの引退を決めたのが、トゲが刺さってシクシクするみたいに心に残る。
    寝る間も惜しんでひたすら練習に集中出来ることも才能じゃんと思うけど、それは理想論なのかな。

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    2026年08月20日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    ネタバレ

    「いつ光ってもいいし、なんなら光らなくてもいいし、でもじんせいで一度でも光ったなら、それはもう、それだけで、良い人生だと思う」

    心の灯火は消えてしまったけど、あのひがむしゃらに向かって何かやってきた、心がワクワクしてキラキラしていた日々はほんとうにほんとうに消えない。消えさせない。裏切らない。

    今たとえ、どんなにぐちゃぐちゃな人生を送っていても、あの日光を浴びていた事実は消えないよ___。そう言ってもらった気がしました。

    私は「バンド演奏は生物」だと表現をしたくなるのは、演奏しているその瞬間がいちばん輝いていて、その瞬間が目を離してはいけない。その瞬間が演者のいちばんのパフォーマンスだか

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    2026年08月15日
  • 死んだ山田と教室

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    死んだクラスメイト、山田の霊が教室のスピーカーに憑依する…というホラー風の始まりだけど、中身は拍子抜けするほどくだらなくも愛おしい男子高校生の青春劇。たわいない会話や日々をエンジョイする姿にクスリとさせられる。 だからこそ、死んで時が止まっても終われない山田の青春と、大人になり自分の生活を立てていく同級生たちの物語後半での対比が、切なかった。

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    2026年08月15日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    同じ冒頭一行から24人が物語を立ち上げるという試みは、短編という形式の中で作家の個性が極端に浮き上がる面白さがあった。特に米澤穂信「時効」は、わずか6ページで伏線と反転を成立させる職人芸で、静かな論理の美しさが際立っていた。一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」は、可愛い設定を使いながら、人生の節目と喪失を静かに描く大人の物語で、最後の任務の“ささやかさ”が逆に胸に残る。ミステリー、SF、ホラー、ユーモア、社会派…ジャンルが毎話変わる短編なのに長編級の余韻を残す、豊かなアンソロジーだった。④

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    2026年08月14日
  • 死んだ山田と教室

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    ネタバレ

    余韻がすごい…。最初、「不運にも事故で亡くなった男子高校生が、成仏できるまでの数日間、クラスメイトと声だけの交流をするハートフル学園物語」かと思っていたら全然違った。いや前半は確かにそれなんだけど、第6話から様子が変わってくる。クラスメイトの山田への関心が一人またひとりと薄れていく描写がリアル。ラスト、和久津が教室を壊しながら山田に「生きたい」と叫ばせるシーンは鬼気迫って、最後には山田の声は聞こえなくなったけど…果たして山田は死ねたのか…。そしてただひとり山田に全てを懸けた和久津の今後が心配。

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    2026年08月12日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    主人公は公認会計士として多忙な日々を送っている。
    彼女がかつてベースとして所属していたバンドは紅白出場が決定していて…

    少女たちがバンドを組み、デビューを目指す青春小説です。
    作者さん、山田の人だったんだな、と読んだあと気が付きました。
    青春の臨場感が伝わる感じは、確かに、と思いました。

    生きていく世界が変われば、生活やスピード感も変わり、色んな人が繋がってきて付き合いも変わっていくと思う。
    その辺ちょっと甘いかなーという所が良さでもあると思いました。

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    2026年08月11日
  • 流星と吐き気

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    終わった恋愛をいつまでも引きずる人々の姿を生々しく描いた、痛くてドロドロとした連作小説です。

    まず目を引くのが、キラキラとした美しい表紙と帯。でも、描かれているのは、綺麗な星空とは程遠い、執着と未練が渦巻くリアルな「嫌愛」の世界でした。

    登場人物たちの拗らせ具合や、元恋人に対するべたべたとした執着には思わず鳥肌が立つし、痛くて見ていられないと思うのに、なぜかページをめくる手が止まらなくなる不思議な引力がありました。
    それが怖いもの見たさなのか、自分にも思い当たる節があるからなのか……願わくば、前者でありたいと思います。

    個人的には、「リビングデッドの呼び声」の千瀬が、特に痛くてキツかった

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    2026年08月09日
  • 死んだ山田と教室

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    ネタバレ

    確か2025年の9月に予約して、来たのが2026年8月なので、11ヶ月ぐらい待って読んだ本です…

    いやー、未だかつてないような読み心地だった(^^;
    第65回メフィスト賞だそうで、メフィスト賞って私はよく知らんのだけど、既存の枠からはみ出た尖ったやつが選ばれるそうで。

    最初の方は、アホな男子高校生たちのアホでおもしろい話なんだけど、

    みんな卒業して、自分の人生を生きていく。
    山田だけを残して…

    最後、山田は成仏できたのかな。できてるといいな。和久津くんも、弁護士を目指せるといいな。

    と思うんだけど、和久津くんは学校に不法侵入して、教室を壊しまくってしまったので、多分刑事事件になっちゃ

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    2026年08月09日
  • 死んだ山田と教室

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    ネタバレ

    男子校男子高校生ならではの会話はとてもおもしろかった。特に山田の誕生日を祝うシーンでは終始笑いしかなかった。レベルの低い下ネタや恋人の有無、勉強や部活と学生時代の青春を色濃く感じた。
    ⋯⋯だからこそ残酷な場面が映える。どうやっても死んだ山田はクラスメイトにとって「過去の人間」でしかない。もうこの世にはいないし、声だけが遺っても姿はない。半年間は同じ教室にいたから実感がなかっただろうが、三年生になって違う教室で過ごすようになってから今までの異常さに気づく。ほとんどの元クラスメイトが山田の教室に寄りつかなくなっていく。何よりも辛いのが、誰も山田を嫌いになったわけではないこと。ただ教室に遺り続ける山

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    2026年08月02日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    「これが最後の仕事になる」で始まる24編のショートショート。
    特におもしろかったのは、
    「二重螺旋の虚夢」
    「教壇にて」
    「アイドル卒業」
    「声」
    「時効」

    自分の知らない作家さんの作品も読めて、たまにはこういうのもいいなと思った。

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    2026年08月01日