金子玲介のレビュー一覧

  • だから捨ててと言ったのに

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    書き出しがすべて「だから捨ててと言ったのに」から始まるところで、もうなんか悪い予感しかないアンソロジー25編。
    同じお題でも作家さんによって毛色が違って、それが25人分も集まっているのがめちゃお得!
    とても短いのでサクサク読めるし、それぞれのオチにそれぞれ「あーあー」となりながら楽しみました。
    このシリーズは他もぜひ読みたい!

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    2026年10月09日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    努力したからこそ分かる才能の有無。

    ずっと光続ける人もいれば、一瞬だけ光る人もいる。

    何かに夢中になっている人は、年齢に関係なく輝いて見えるよね。
    40代になった今からでも、私も何かに夢中になって、光ることはできるのかな。

    金子玲介さん、初読み。
    とても読みやすく、他の作品も読んでみたい。

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    2026年10月03日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    金子玲介さんの『私たちはたしかに光ってたんだ』を読んだ。
    やっぱり思い出すのは人と音を合わせた時のビリビリゾワゾワする何とも言えない感覚やステージで光を浴びた時の浮遊感、そして一瞬の静寂。
    途中から娘たちが楽器を持って演奏している姿を想像してしまった。
    とにかくバンドは最高だってこと!

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    2026年10月03日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    音楽に限らず芸術全般、真面目に正しく一生懸命練習するだけではどうにもならないこともある。
    瑞葉の葛藤、決断が切なくて、それでもそうするしかないということも理解できて…。
    バンドを辞めてもメンバーと繋がっていることを素直に喜びたいと思った。
    素敵な物語だった。

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    2026年10月02日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    ギュッとなる。甘酸っぱすぎる青春だ

    天才の重圧は凡人の私には計り知れないけど
    隣に大好きな天才がいる凡人の気持ちは
    想像できてしまってほんと、、、ギュッとなる

    大好きだから辞める
    みずはが辞めたから売れたのか
    辞めなくても売れたのかそんなことは分かんないけど
    その選択が納得できる将来があればいいなと思う

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    2026年09月28日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    本気で好きだからこそ違う道を選ぶ潔さ、1つのことに命をかける熱い思い、胸が熱くなった。
    夢中なことがある人生が幸せの形だと感じ、羨ましくも思った。

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    2026年09月27日
  • これが最後の仕事になる

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    書き出しの一文が同じで、これほど沢山の作家さんの話が読めるのは嬉しい!
    良かったな!と思った作品は小川さん、方丈さん、多崎さん、金子さん、米澤さんの5作品です。特に金子さんのは終わり方が良かった。

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    2026年09月24日
  • 流星と吐き気

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    人の心が「グシャッ」と潰れた音が聞こえてくるほどの衝撃がある一冊。サラッと読めるけど、込められた感情が濃ゆくて、目を逸らしたくなるし、いたたまれないけど、結局続きが気になって全部読んだ。身勝手な登場人物達の強い感情は、それこそ星のように光って見える。ただ燃えているゴミが空を流れてるだけかもしれないが、強烈な感情だから、一瞬であっても惹きつけられるのかもしれないと思った。

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    2026年09月24日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    ​圧倒的な才能と、選択した青春の光

    高校生の瑞葉が、同級生の朝顔に誘われて結成したバンド「さなぎいぬ」。それから10年後、「さなぎいぬ」は紅白への出場を果たす。しかし、そこに瑞葉の姿はなかった――。

    すごく良かった。お得意の会話劇が小気味良く、青春の光と才能の闇を感じた。闇を乗り越えるために朝顔という光にかける決断をした瑞葉の心意気がぐっとくるものがあります。

    「「「「おメよつリいかーおれクとさリしまスをマスー!!!」」」」っていう4人が一斉に乾杯する書き方は最高すぎる!

    旬な若手女優を集めて映画化してください。
    ・當真あみさん
    ・池端杏慈さん
    ・南琴奈さん
    ・稲垣来泉さん
    がいいですかね。みんな美人すぎですか。

    ■引用
    人生って、ずっと光ってる人もいれば、どこかで一瞬だけ光る人もいるのね。そりゃみんななるべく多く光りたいはずなんだけど。最初のほうに光ってあとはあんまり光らなかった人と、最初のほうは光らなくてあとのほうに光った人で、あとのほうに光った人が良い人生みたいな印象になるのは、印象だけの話であって、本質は変わらない。別にいつ光ってもいいし、なんなら光らなくてもいい。でも、人生で一度でも光ったなら、それだけで良い人生だと思う。

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    2026年09月23日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    一緒に青春を過ごしたような気持ちになりました。眩しすぎて、思わず涙が出るほど。

    どの業界にも「天才」と呼ばれる人がいて、無駄だと分かっていても比べて落ち込んでしまう。努力だけではどうしても追いつけない何かがある、という感覚には共感する部分がありました。

    高校生の彼らが、いつか訪れる「楽しいだけではいられない時」に向き合い、何を選ぶのか。その姿を通して、世の中のアーティストを見る目も少し変わったように思います。

    正直なところ、歌詞の中に登場人物の心情や行動が書かれている部分は、少し読みづらく感じました。それでも、読み終えてみると、作中に登場するさなぎいぬの曲を実際に聴いてみたくなりました。

    最近、趣味でバンドを始めたことが、この本を手に取ったきっかけです。私も練習をもっともっと頑張ろうと思います!

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    2026年09月23日
  • だから捨ててと言ったのに

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    ネタバレ

    ショート・ショートなので、一編が8ページくらい。その短い中で背景をぼかしつつも確信に迫る書き方してたりするものもあり、うまく咀嚼できないまま終わったものもあり、でも面白い短編集だった。

    始まりが不穏なので、大体不穏な話が多い中、最初から最後までハッピーに終わる「切れたミサンガ」が好き。
    人でも殺したんかと思いつつ、同じ格好ときたのでSFかと思ったら 笑

    安定のホラーの「こわくてキモくてかわいい、それ」も好き。
    それが不気味だけど、主人公が見下されてることに気付きながらも知らないふりして難を逃れてて、性格悪い私はざまみろと思ってしまった。

    「久闊を叙す」も良い。
    こんな形で、我が友李徴子を読むとは。新鮮な感覚だった。

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    2026年09月23日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    とても読みやすく、バンドいいなぁーと青春を感じられる小説。
    いい事ばかりじゃなくて、やっぱり天才の隣りに同じように光れない瑞葉の感情も分かり、切ないけど、朝顔の夢とバンドを守る為に、自分の決断が正解だったんだと生きていく人生を選ぶ瑞葉。
    人生光っていた瞬間を感じられた。

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    2026年09月19日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    青春だな…何かに一生懸命になれるだけでもすごいことだ。光ってた自分を手放すのは逃げるのとも違うような気がするし、それはそれで勇気が必要なんだろうな。

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    2026年09月12日
  • クイーンと殺人とアリス

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    ネタバレ

    謎解きアイドル“Queen & Alice”のオーディション。
    孤島で開催される最終審査に集まったのは、クイズ大会で敗れたリベンジを誓う高校生コンビの想空と七色、9年間オーディションを受け続ける真昼、元バンドマンの聖来ら、個性豊かな8人の候補者たち。
    しかし夢をかけた合宿は、常軌を逸した悪夢へと変わるーー。

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    2026年09月10日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    青春だ。
    人生で一度でも光ったならそれはいい人生だと。
    この作者の等身大の叫びのような表現が好きで、他の作品も読みたくなります。



    以下、お気に入りの一文抜粋 ー
    たとえばクリスマスの朝、新しいおもちゃを手に入れたときみたいに、星が瞬くのを生まれて初めて見たみたいに、まるで、恋をしたみたいに、きらきら光っていたのを、私は一生、ずっと、今も、忘れたいのに、忘れられない。

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    2026年09月09日
  • だから捨ててと言ったのに

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    ネタバレ

    河村拓哉さんの『ミックス』が好き。Youtuberさんだとは知らなかった。このシリーズは書き手との出会いがやっぱり楽しい。

    累犯家族
    重政の電池
    その。をよく見ろ
    海に還る
    猟妻
    擲たれた手紙

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    2026年09月05日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    よかった。
    金子玲介さんの作品は『死んだ山田と教室』以来2冊目。
    金子先生はLINE読んでるような感覚で読み進められる所が魅力的だな〜!
    (死んだ山田ではANNのくだりのとこで爆笑した)
    35歳(妄想)のとこで同じ35歳の私、まだ2歳だけど同じく娘が居る私、華のセリフで涙出る。音楽経験は授業でしか無いのに笑
    黒野さんとの部屋飲みもめちゃ良かったよね...

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    2026年09月01日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    人生の中で一番光ってた時期はありますか

    『死んだ山田と教室』以来の1年ぶり。

    高校生の4人、朝顔、葵、緋由、そして瑞葉。
    彼女らがバンド『さなぎいぬ』が紅白歌合戦まで歩む、真っ直ぐな物語。
    いいなぁ、瑞々しい。青春だ〜!このままバンド活動やっててほしいなぁ…なんて甘い考えでもあり、この物語はそういった青春を語る以上のものが詰まってると思った。

    瑞葉は途中で脱退してしまう。
    出会ってしまった才能のある「夢乃」という存在。
    「自分の居場所がなくなる」恐怖。
    朝顔の「足を引っ張ってしまう」気持ち。
    瑞葉の葛藤はきっと自分でも気づいてた。コツコツ努力をしても報われなかったもの。
    瑞葉はまだその境地まで走っている最中でも挫折してしまった。
    あぁ…自分もそういう『嫉妬心』『恐怖心』があった。挫折だってした。
    でもそれを乗り越え、また苦しみもがきながらも生きている。

    好きなメンバー、音楽があって、それが一番輝きを放ってた時代という。
    でも、その中でもどこかで才能がないと分かっていながらも、
    居場所を探すために走り回っていたこと。
    負けたくないというハングリー精神も含め、光っていた時代なんじゃないかなと。

    今はダサくたっていい。光り輝く時期はこれからも研鑽していけばいい。
    すべてはそこで終わりじゃない…と伝えたかったのかな、と。

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    2026年08月29日
  • 最後の一行 white

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    最後の一行で本当に世界がひっくりかえったのかと考えると、全ての作品がそうであったかは考えさせられました。個人的に、人魚の骨を拾い往く、がとても気に入りました。

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    2026年08月27日
  • 死んだ木村を上演

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    この作者の本は『死んだ石井の大群』以来だけど、
    間違えなくて、飽きずに面白い。
    今までもあった設定のようで、でも新しさもあって。
    どんでん返しがっていうより
    文字で本を読む楽しさが詰まってると思う。
    映像では表せない面白さだよね。
    木村の妹の璃佳の存在とか、当時を再現するエチュードとか、台詞食いまくりの掛け合いとか……。
    繰り返し読みたい、というよりは、
    こういう面白さに出会うために映像のエンタメばかりじゃなくて、本が好きなんだよな〜!と思える内容だった。

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    2026年08月20日