金子玲介のレビュー一覧
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25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。 -
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Posted by ブクログ
人生の中で一番光ってた時期はありますか
『死んだ山田と教室』以来の1年ぶり。
高校生の4人、朝顔、葵、緋由、そして瑞葉。
彼女らがバンド『さなぎいぬ』が紅白歌合戦まで歩む、真っ直ぐな物語。
いいなぁ、瑞々しい。青春だ〜!このままバンド活動やっててほしいなぁ…なんて甘い考えでもあり、この物語はそういった青春を語る以上のものが詰まってると思った。
瑞葉は途中で脱退してしまう。
出会ってしまった才能のある「夢乃」という存在。
「自分の居場所がなくなる」恐怖。
朝顔の「足を引っ張ってしまう」気持ち。
瑞葉の葛藤はきっと自分でも気づいてた。コツコツ努力をしても報われなかったもの。
瑞葉はまだその境 -
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ーほんとうの心の叫びを声に出せ!!
事故死したはずの山田が、2-E組のスピーカーに声だけ憑依した!!みんなが話せる存在の山田となり、そして進級・卒業……。
舐めてました、、、。
というのも、最初の1、2話はもう、確実に男子校のノリなんですよね。そして内輪ノリ。
そしてほとんど会話文で進む話。
面白くないわけじゃないし、クスリと笑えるけど、正直興味ない。
すっかり自分は高校生の頃の気持ちなんて忘れちゃったのかな、なんて思ってましたが、そうじゃなかったですね。
友達って難しいけど、本当に素晴らしいですね。
昔、親に自分のことを本当に分かってくれる人が1人でもいたらいい。って言ってくれたことを思 -
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ネタバレ「いつ光ってもいいし、なんなら光らなくてもいいし、でもじんせいで一度でも光ったなら、それはもう、それだけで、良い人生だと思う」
心の灯火は消えてしまったけど、あのひがむしゃらに向かって何かやってきた、心がワクワクしてキラキラしていた日々はほんとうにほんとうに消えない。消えさせない。裏切らない。
今たとえ、どんなにぐちゃぐちゃな人生を送っていても、あの日光を浴びていた事実は消えないよ___。そう言ってもらった気がしました。
私は「バンド演奏は生物」だと表現をしたくなるのは、演奏しているその瞬間がいちばん輝いていて、その瞬間が目を離してはいけない。その瞬間が演者のいちばんのパフォーマンスだか -
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終わった恋愛をいつまでも引きずる人々の姿を生々しく描いた、痛くてドロドロとした連作小説です。
まず目を引くのが、キラキラとした美しい表紙と帯。でも、描かれているのは、綺麗な星空とは程遠い、執着と未練が渦巻くリアルな「嫌愛」の世界でした。
登場人物たちの拗らせ具合や、元恋人に対するべたべたとした執着には思わず鳥肌が立つし、痛くて見ていられないと思うのに、なぜかページをめくる手が止まらなくなる不思議な引力がありました。
それが怖いもの見たさなのか、自分にも思い当たる節があるからなのか……願わくば、前者でありたいと思います。
個人的には、「リビングデッドの呼び声」の千瀬が、特に痛くてキツかった -
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ネタバレ確か2025年の9月に予約して、来たのが2026年8月なので、11ヶ月ぐらい待って読んだ本です…
いやー、未だかつてないような読み心地だった(^^;
第65回メフィスト賞だそうで、メフィスト賞って私はよく知らんのだけど、既存の枠からはみ出た尖ったやつが選ばれるそうで。
最初の方は、アホな男子高校生たちのアホでおもしろい話なんだけど、
みんな卒業して、自分の人生を生きていく。
山田だけを残して…
最後、山田は成仏できたのかな。できてるといいな。和久津くんも、弁護士を目指せるといいな。
と思うんだけど、和久津くんは学校に不法侵入して、教室を壊しまくってしまったので、多分刑事事件になっちゃ -
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ネタバレ男子校男子高校生ならではの会話はとてもおもしろかった。特に山田の誕生日を祝うシーンでは終始笑いしかなかった。レベルの低い下ネタや恋人の有無、勉強や部活と学生時代の青春を色濃く感じた。
⋯⋯だからこそ残酷な場面が映える。どうやっても死んだ山田はクラスメイトにとって「過去の人間」でしかない。もうこの世にはいないし、声だけが遺っても姿はない。半年間は同じ教室にいたから実感がなかっただろうが、三年生になって違う教室で過ごすようになってから今までの異常さに気づく。ほとんどの元クラスメイトが山田の教室に寄りつかなくなっていく。何よりも辛いのが、誰も山田を嫌いになったわけではないこと。ただ教室に遺り続ける山 -