ビッグコミック作品一覧
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5.0陸軍の隠し金塊に翻弄された女性の運命!! 第二次世界大戦が終わってから8年が経ったある日、大衆演劇で女優として活躍する春子の前に、突然見知らぬ男たちが現れた。彼らは春子が、彼らが探している物の手がかりを握っているはずだと迫るが、春子は身に覚えがない。 さらに、男達は彼女の想像を遥かに超える話を語り出す… それによると、軍人だった父は戦死ではなく、旧陸軍の隠し金塊を巡る争いに巻き込まれ、拷問され死んだというのだ。衝撃的な話に動揺する春子だったが、それは彼女が戦後日本の裏で暗躍する、金塊を狙う人々との戦いの始まりだった…! 春子に狙いを定めて襲い来る男達の攻撃から、彼女は生き延びることができるのか!? そして、旧陸軍の隠し金塊は本当にあるのか!? 美しきヒロインが己の運命に葛藤し、戦う、大人気ヒストリカルサスペンス待望の第1集!!
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5.0▼第1話/ある一夜▼第2話/蟻地獄▼第3話/女忍▼第4話/なぜ殺らなかった▼第5話/ねずみ▼第6話/庶民御宿▼第7話/ヨシボーの犯罪▼第8話/魚石▼第9話/窓の手▼第10話/少年▼第11話/近所の景色▼第12話/ある無名作家 ●登場人物/私(語り手。くぼ地の集落に散歩に行く/近所の景色)。李さん(くぼ地にすむ朝鮮人。大きな雷魚を飼っている/近所の景色) ●あらすじ/うまそうな女か、まずそうな女か…、ピンセットで一センチほどさしてみるとほぼわかる。ピンセットの血を洗う。水の中でピンセットを小さく折り曲げ、手中にかくす。五十歳まで拘禁されたら、青春は、とりもどせない。なんとしてもかくし通さなければ…。いつか夢でみたような、どこかなつかしく残酷な超現実の世界(第7話)。▼私の家のそばに、くぼ地にバラック建ての家が並んだ一角があった。今にも朽ち果ててしまいそうだが自然のぬくもりが感じられる、そんな一角に散歩に出向いてぼんやりと過ごすことが好きだった。そうすることで気持ちが安まるのだった。しかし今、集落は立ちのき問題でゆれていた。そこに住む顔見知りの李さんは、一メートルはある大きな雷魚を飼っていて…(第11話)。 ●本巻の特徴/深層心理に光をあて展開される、印象的な風景を描いた表題作のほか、人間の欲望が関係性をゆがめていく皮肉な結末の作品群や、日常の中の生活の手ざわりを切り取ってみせる一連の作品など、独自の世界観が表現されている。 ●その他の登場キャラクター/女忍(第3話)、犬丸入道重勝(第3話)、助佐(第3話)、行商人Kさん(第6話)、私(第8話)、T君(第8話)、グロリア(第9話)、義坊(第10話)、カズ子(第10話)、安井(第12話)、奥田伸一(第12話)、木山君(第12話)●その他のデータ/発表された年・月~ある一夜(1958年12月)、蟻地獄(1960年 4月)女忍(1960年5月)、なぜ殺らなかった(1961年4月)、ねずみ(1965年2 月)、庶民御宿(1975年4月)、ヨシボーの犯罪(1979年9月)、魚石(1979年 10月)、窓の手(1980年3月)、少年(1981年7月)、近所の景色(1981年10月)、ある無名作家(1984年9月) 解説 ~川本三郎(評論家)
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5.0京都が舞台のわたせせいぞう新作ストーリー わたせせいぞう最新作は少し不思議なハートフルストーリー! ●あらすじ 「彼女は持っていた。我々に届かない音楽が聴こえる耳を--」 バイオリン職人を目指したなつのが亡き母が営む祇園のお茶屋を継いで、3年の月日が経った。そんな彼女がある日、「父の音楽」を耳にしたとき--この物語が始まった。 ●著者から 『なつのの京』は、僕が京都のお茶屋さんを描きたいなと思って始めた作品です。僕が通っていた頃の祇園はまだ平成の初め、夜の花見小路は本当に真っ暗だったのです。お茶屋さんに入っても、玄関はまだ薄暗くて・・・ でも階段を上がって襖を開けると、舞妓さんや芸妓さんがいてパアッと一気に華やかになる。京都はそういう暗転・明転がすごいんです。
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5.0ギャラリーフェイク外伝少年フジタ編を収録 大好評の『細野不二彦短編集』1~3集の続編として、ファン待望の、珠玉の初期短編集が2冊同時に登場です! 本書の「B面」では、人気作『ギャラリーフェイク』の外伝「少年フジタの鎌倉事件」を冒頭に収録、主人公・藤田玲司の中学生時代に起きたエピソードを描く番外編は、『ギャラリーフェイク』ファンなら必見です! そのほか単行本未収録作として、仲良き若夫婦を描く『夫婦ぞんざい』、宇宙人と不良少年の交流譚『星に願いを』、謎の美青年怪奇譚『HOLY NIGHT —聖夜—』、そしてエッチで大胆なJK二人組が登場する『エリー&エミリー』などなど、お宝満載です! あのヤングサンデー集中連載作された『プライズハンターGON』も3話分、収録しています! ストーリーテラー・細野不二彦の短編集はまだまだ続く、そう感じさせる1冊です!
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5.0偉人の言葉を新解釈!?超爆笑格言四コマ! 人生に迷った時、心に刺ささる古今東西の偉人の言葉… ウィットに富んだもの、読めばよむほど「深いわ~」っとなるものなど様々ですが、 このたび世界の格言を一気に集め、さらに、今までになかった超斬新、斜め上からの解釈で四コマに!! 食品会社の営業部に勤める千春、杉ちゃん(部長です)、加藤、安沢を軸にお贈りする、ビジネス、恋愛、結婚、離婚などなど、人生のあらゆる局面に役立つかも、いや、役立たないかもしれない(笑)爆笑四コマ。 ビッグコミック増刊誌上で、とにかくハマるとの声続出の大人気連載がついに単行本化!!
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5.01匹のAIと地球の命が、相沢家に託された! AI(ヤツ)の名はバド!! 2019年、米国国防省から逃亡中の人工“超”知能が、かつて量産されたペットロボットのバディドッグ、通称「バド」に乗り移り、日本に現れた!! バドはなぜか平凡な男・相沢に管理されるコトを望む。最強のAIを搭載するバドを預かった相沢一家は、その“変犬”ぶりに右往左往させられるが・・・ 人工知能は人類の相棒(バディ)か? 医療や金融、将棋など様々のジャンルをAIキャラクターの視点で斬る、細野不二彦流「少し不思議」な日常系SF始動!! 単行本巻末には連載誌で好評を博した、庵野秀明×細野不二彦「空想科学対談」も収録!!!
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5.0▼第1話/茶箱広重▼第2話/縦走路▼第3話/黒まんとの死▼第4話/俺が愛した女▼第5話/陽炎街▼第6話/ほっぺたの時間▼第7話/水茎 ●あらすじ/安政5年、「東海道五十三次」で有名な浮世絵師・一立斎広重(安藤広重)が亡くなった。後を継ぎ、二代目広重となったのは、弟子の重宣(しげのぶ。本名・鎮平)。広重の名を汚さないよう懸命に努力する重宣だが、先代の妻だったお崑、わずか13歳で政略結婚させられたおかや、弟弟子・寅吉らとの間に生じる複雑な人間関係に翻弄される。やがて寅吉は独立し、実際は三代目であるにもかかわらず「二代目広重」を名乗り、生涯それを通した。一方重宣は世人から「茶箱広重」と呼ばれるようになる…(第1話)。 ●本巻の特徴/残された資料も極めて少ない、「茶箱広重」と呼ばれた幻の浮世絵師・二代目広重。不遇な晩年を送ったが、西欧の印象派の画家たちにも大きな影響を与えた彼の人生を丹念に描いた表題作の他、遭難死した山岳部員の死因を推理する「縦走路」、炭鉱夫と芸者の賭けと愛を描いた「俺が愛した女」、5歳と2歳の男の子兄弟と母親の母子家庭の物語「ほっぺたの時間」、「南総里美八犬伝」で有名な江戸時代の戯作者・滝沢馬琴と、彼を支えた周囲の人々を描いた「水茎」など、力作7編を収録した、寡作で知られる一ノ関圭の中・短編集。▼初出「茶箱広重」81年/「縦走路」77年/「黒まんとの死」76年/「俺が愛した女」76年/「陽炎街」79年/「ほっぺたの時間」86年/「水茎」82年 ●その他のデータ/巻末に浮世絵研究家としても知られる作家・高橋克彦氏によるエッセイ「一読驚嘆」を収録。
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5.0▼第1話/母▼第2話/思い描く▼第3話/日本語▼第4話/飛行機▼第5話/鉛筆▼第6話/相川先生▼第7話/荒城の月●主な登場人物/陳 昌鉉(後の名バイオリン職人。幼少の頃はひ弱だったが、何でも器用に作り出す少年)、大善(昌鉉の母。息子を何よりも愛する人)●あらすじ/「東洋のストラディヴァリウス」と称されるバイオリンを、たった一人で作り上げた男・陳 昌鉉。1929年、彼は当時日本の支配下にあった朝鮮半島で産声をあげた。母・大善にとっては、十年待ち望んでやっと生まれた子供だったが、母乳が出ないため、昌鉉は栄養失調でやせ細っていった。思い悩んだ母は、山を越えて隣村へ“もらい乳”に行くが…(第1話)。●本巻の特徴/日本統治下の朝鮮半島で、母の愛に守られて伸びやかに育つ昌鉉少年。やがて、人生を左右することになる相川先生との出会いが…。●その他の登場人物/相川先生(昌鉉の家に下宿している日本人教師。昌鉉の担任)、成哲(何かと昌鉉につっかかる近所の悪ガキ)
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5.0▼第1章/戦うさらりーまん▼第2章/悩めるさらりーまん▼第3章/怒りのさらり-まん▼第4章/さらりーまん二階堂▼第5章/愛するさらりーまん▼第6章/さらりーまん有情▼第7章/さらりーまん イン パラダイス ●登場人物/矢吹四郎(ドンクサク無能なサラリーマンだが、会社が終わると超二枚目に変身)、丸山(童顔の42歳。営業二課長)、平沢(サラリ-マン生活80年、今だに現役のヒラ社員)、秋田(すぐパニクってしまう、ちょっと内気な社員)、二階堂(趣味は名刺集め、肩書きはおじぎ研究家、握手研究家等々…不可解な男)、深町(ちょっとカゲのあるシブイ男。しかし飯をこぼす癖あり) ●本巻の特徴/第4章では、本書の中でも一際メーワクなキャラの一人、二階堂にスポットをあてる。彼は世界一小さな名刺や、暗闇でしか読めない夜光塗料で印刷した名刺を集めることに執念を燃やしたり、おじぎ研究家、握手研究家など、不可解な肩書きを持つサラリーマン。凡人には理解不能の彼の特異な性格と生活を描く。
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5.0▼第1話/海から来た娘▼第2話/難破船▼第3話/警固料▼第4話/黒鷹▼第5話/船大工▼第6話/異変▼第7話/鼠(ねずみ)▼第8話/やけっぱち▼第9話/京の都●登場人物/鶴姫(陸の武将たちに恐れられ三島水軍の領袖・大祝家の娘。破天荒な性格で、兄たちを困らせている)、爺(鶴姫の守り役。三島水軍の古株)、安房(大祝家の次男。妹鶴にはいつもふりまわされっぱなし)、黒鷹(大祝家の郎党。鶴姫に惚れている)●あらすじ/室町末期。播磨のある村に異形のお面をかぶった異人が現れた。村人たちが大騒ぎし、異人は兵に囲まれてしまう。その異形の面の下からはまだあどけなさの残った女性の顔が現れた。言葉が通じないためその娘の処遇に困る領主の元に三島水軍が来たという知らせが入る。じつは、その娘は三島水軍の領袖である大祝(おおほうり)家の娘・鶴だったのだ。三島水軍を敵に回したくないが、体面も繕いたい領主は大弱り。そこで、鶴は領主にある申し出をする(第1話)。
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5.0▼第1話/フルカウント▼第2話/ウィニングボール▼第3話/ホームスティール▼第4話/ヒーロー▼第5話/ ワイルドピッチ▼第6話/ルーキー▼第7話/ゲームメイカー▼第8話/ファウルボール▼第9話/バッテリー▼第10話/ストライクゾーン▼第11話/メジャーリーガー▼第12話/ワインドアップ▼第13話/ビール&メガホン ●あらすじ/仕事上の失敗のために急きょ取引先へ向かわなければならなくなったある会社員。飛び乗ったタクシーの運転手は、ごひいきの巨人が連敗中でご機嫌ななめ。今日もラジオ中継を聞きながら運転しているが、試合の方は敗色濃厚だ。中継を聞いている会社員は、ふと窮地に立たされている巨人の投手と自分を重ね合わせてみた。そこへ運転手がその投手にゲキを飛ばしはじめ……(第1話)。 付きあい始めてから今日で5周年を迎えるカップル。シャンパンを冷やし、料理を作って待つ彼女の家に、彼氏が帰ってきた。しかし彼氏は帰ってくるなり缶ビールを開けてプロ野球ニュースに没頭。ちっとも女ゴコロを理解してくれない彼氏に、彼女はついにキレてしまう……。(第2話)
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5.0東京の空の玄関、“ビッグウイング(新東京空港)”。そこで、働く新人受付の吉川久美子を通して様々な人間模様を描く!! ▼第1話/翼をください▼第2話/サイドウォーク▼第3話/休憩▼第4話/チケット▼第5話/社員旅行▼第6話/人生の価値▼第7話/ステージ▼第8話/携帯電話 ●登場人物/吉川久美子(“ビッグウイング”の受付=ツアーデスクの新人。困っている人を見るとほっておけない性格)、江頭主任(久美子の上司。久美子のことを厳しく、かつ優しく見守っている) ●あらすじ/吉川久美子は新東京空港、通称ビッグウイングの受付=ツアーデスクで働く新人。その久美子が担当する受付にひとりのお婆ちゃんがやって来た。搭乗手続の時間が過ぎていたためにカウンターで断られてしまったらしい。孫の結婚式に出席したいというお婆ちゃんをどうしても飛行機に乗せてあげたいと考えた久美子は、搭乗手続きを無理やり済ませ、お婆ちゃんを連れて搭乗口へ急ぐ。なんとか搭乗には間に合ったものの、出発を遅らせてしまう(第1話)。
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5.0▼第1話/“タコ”な奴!?▼第2話/秘策アリ▼第3話/“安易”な手法▼第4話/老ジャズメン▼第5話/裏切りの真意▼第6話/失踪▼第7話/父と子▼第8話/憎しみ▼第9話/帝都広告●登場人物/工藤駿介(イベント屋、タコプランニング社長。元大手広告代理店「帝都広告」のバリバリのイベントプロデューサー)西園寺静香(帝都広告の社員。工藤と結婚するはずだったが、式の当日に裏切られたという過去を持つ)●あらすじ/内容に妥協するくらいなら、大きな仕事でも断ってしまう“タコ”な奴!?、工藤。そんな彼がゲットした大きな仕事はハツダの新車発表会。彼の考えた企画とは…(第1話)。▼「ハッピーハート博」に行った工藤は「トウジョウハウス」のパビリオンに全く客が入っていないのを不信に思う。帝都のプロデュースする「ハツダ」の建物がはみ出し、「トウジョウ…」への道をふさいでいたからだ(第2話)。▼「ハツダ」のイベントに出ているアイドル、名美野陽子が帝都とぶつかり、ステージに出ないと言い出す。工藤は、「トウジョウ…」の奥に陽子のグッズを売る店を出していいならステージをすると帝都と取引すれば、と彼女に提案。陽子の店に群がる大勢の客の足は、自然に「トウジョウ…」へも向かっていった…(第3話)。●その他の登場キャラクター/寺坂義明(第1、8、9話)、名美野陽子(第2、3話)、エディ窪田(第4、5、6、7、話)
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5.0多摩丘市に住む亜紀ちゃん(8歳)は、一見どこにでもいるようなフツーの小学生。しかし、実はなんとネコ語が話せてしまうのだ!理由は定かではないが、彼女が子供の頃、母親に隠れて飼い猫ミミのおっぱいを飲んで育ったため…と思われる。そんな亜紀ちゃんが、今モーレツに怒っている。多摩丘市が、増えすぎた野良ネコを一掃しようと様々な作戦を打ち出してきたからだ。ミミはもちろんのこと、野良も含めた町中のネコと仲良しの亜紀ちゃんは、作戦を中止してもらおうと市役所へ抗議しにいくが、ちっとも取り合ってくれない。そこで、何かいい方法はないかとネコたちと作戦を練るが…
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4.8▼「決定版 カムイ伝全集」刊行にあたって▼第1章/誕生(怪声、ダンズリ、犬追物、山狩り、地擦り、緑の目、誕生)▼第2章/カガリ(根ビラキ、カガリ、フッカケ、犬、草場、カムイ)▼第3章/剣(雪割、見分、血、剣、一本杉、流星)▼第4章/マス取り(蔵方役、遊猟、検見、マスどり、刺客)●主な登場人物/カムイ(差別の壁を力で乗り越えようとする夙谷の少年)、正助(才覚あふれる貧しい農民の子)、草加竜之進(次席家老のひとり息子)●あらすじ/幕府による厳しい身分制度がしかれていた江戸時代。その寛永年間(1624~34年)末の日置藩領内。厳しい差別を受けていた人々の集落は、夙谷(しゅくだに)という地域にあった。そこで生まれたカムイは“生きる誇りと自由”を得るためには、強くなる以外に方法はないという信念を持つ。そんなカムイがふとしたことで知り合った少年の正助。貧しい下人(自分の田を持たない小作農民)の子として生まれた彼も、いつかは自分の家や田が持てる立場になりたいと願っていた。ある日、カムイの母親が重い病にかかるが、夙谷の病人ということで町の医者から診察を拒否される。自分の母親が、ろくな手当ても受けずに死んでしまったことで、言いようのない怒りを感じたカムイは、その怒りを森で出会ったイノシシと戦うことで晴らそうとする。しかし、逆にカムイは傷ついて意識を失ってしまう。そこに偶然、あの正助が通りかかる…(第1章)。●その他の登場人物/日置藩主、弥助(カムイの父)、ダンズリ(正助の父)、花巻村の庄屋、草加勘兵衛(日置藩の次席家老)、橘軍太夫(草加勘兵衛に敵意を抱いている日置藩の目付)、橘一馬(軍太夫の息子)、横目(目付けの手先となって働く夙谷の頭)、笹一角(日置藩の剣法指南役)、水無月右近(笹一角を打ち負かした浪人)、笹兵庫(水無月右近に敗れて脱藩した兄の代わりに剣法指南役となる)
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4.7角界きっての暴れ者、坂口松太郎が大暴れする痛快・大相撲コミック! ▼第1話/鞭声粛々(べんせいしゅくしゅく)▼第2話/暴走トラック▼第3話/酒乱色乱馬鹿二人▼第4話/円満中退▼第5話/就職行脚▼第6話/オランウータン復讐鬼▼第7話/のたり奮戦す▼第8話/“松”獲得大作戦▼第9話/のたりのたりと東京へ▼第10話/“可愛がられる”タイプの新弟子 ●登場人物/坂口松太郎(現在19歳の中学3年生。近所の鼻つまみ者で、石炭運びで鍛えた怪力が唯一の取り柄)、南令子(松太郎が通う中学校の教師。松太郎のマドンナ)、島田先生(松太郎の担任)、西尾留次(廃坑の石炭掘りで生計を立てる変わり者) ●あらすじ/落第を繰り返し、19歳ながら中学校に通う松太郎。担任・島田の小言もまさに馬耳東風で、職員室に呼び出されても、マドンナの南先生に目を奪われる始末。今日も学校を早退しては、のたりのたりと家路をたどる(第1話)。▼早退した松太郎は、いつものとおり廃坑へ行き、小遣い稼ぎに西尾の石炭運びを手伝うことに。ところが、松太郎のリヤカーが道をふさいでいたため、うしろから来た運送会社のトラックとさっそく一悶着。荒くれ運転手相手に、松太郎は怪力ぶりを発揮し……(第2話)。 ●本巻のハイライト/結局、学校を中退することになった松太郎。だが、長崎で巡業中の関取を相手に大暴れしたことから、その怪力ぶりが親方衆の目にとまり、ついには東京・両国の雷神部屋へ入門することになる(第8話)。
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4.7▼第1話/神南火(前編)▼第2話/神南火(後編)▼第3話/太陽の馬(サン・ホース)▼第4話/沈黙の羊▼第5話/サルメの舞い▼第6話/花と磐●主な登場人物/忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。神話、伝承に造詣が深い)●あらすじ/「火中出産」を取材していた忌部神奈は、宮崎県西都市の遺跡発掘現場で、古代の妊婦の白骨を目にする。その遺体の周囲には灰のようなものが遺っており、気になった神奈は、調査関係者に分析結果を教えて欲しいと頼む。天孫降臨の地・高千穂とも近い西都には、コノハナサクヤヒメを祀る都万神社など、火中出産のイメージがつきまとっている。その都万神社で、ある男に祖先の出雲忌部氏と“カムナビ山”の繋がりを示唆された神奈は…(第1話)。●本巻の特徴/女性史研究家・忌部神奈が、神話・伝承の裏側に潜む謎に迫る。巨匠・星野之宣氏が描く、話題の伝奇ロマンシリーズ!!
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4.7『茶箱広重』『裸のお百』『らんぷの下』などの名作で知られる伝説の漫画家・一ノ関圭、待望の単行本です。歌舞伎と浮世絵を題材にした『鼻紙写楽』は、2003年~2009年にビッグコミック増刊で不定期連載されました。その全8話を大幅に加筆・再構成し、三部作としてついに単行本化。多くの漫画家から、また漫画好きの読者から絶賛されるも、あまりに寡作なために幻の漫画家といわれる一ノ関圭の、代表作『茶箱広重』をこえる24年ぶりの傑作最新作です。 物語は、江戸期・田沼の時代。町方役人の次男坊・勝十郎は長じて、座頭・五代目市川団十郎らの下で芝居小屋・中村座の囃子方「笛吹き勝」となって下働きをしていた。しかし、同心の兄・一馬が殺され、勝十郎は再び武士に戻り見習い同心に。時を同じくして江戸市中に連続幼女殺しが起き… (収録:「勝十郎」「卯之吉」「仲蔵」、巻末描き下ろし「初鰹」)
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4.5▼第1話/砂の剣▼第2話/砂の落日▼第3話/母について▼第4話/砂の呼声▼第5話/砂の兵士▼第6話/学舎▼第7話/御願さびら●あらすじ/太平洋戦争末期、沖縄の離島、前島に日本国軍の小隊がやってきた。名目は防衛。が、日本兵達は、水源である森の木を切り倒したり、爆弾を使って海の魚を獲ったりして、島を破壊していく。それだけでなく、軍隊がいるということは、敵軍の攻撃目標になるということも意味していた……(第1話)。▼日本の敗戦で幕を閉じた太平洋戦争。沖縄の山を守る日本軍“山の部隊”は降伏を拒否し、敵前逃亡をした日本兵を殺したりと、身内である日本人に当たっていた。「生き残るために戦う」を信条にしていた湧川村長が、山の部隊の説得に行くが……(第2話)。▼乳飲み子と、子供3人をかかえ、防空壕から墓の穴まで、戦火から逃げ続けた一人の母親の物語。命懸けで子供達を守ったこの母こそ、作者比嘉慂の実の母親である(第3話)。●その他の登場キャラクター/海里分校長
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4.5▼第1話/万福丸▼第2話/隠し子▼第3話/磔(はりつけ)▼第4話/武士の子▼第5話/沢瀉(おもだか)▼第6話/出発▼第7話/つり橋▼第8話/二人の日吉●登場人物/日吉(木下藤吉郎の幼名と同じ名を背負い、野心も人一倍)、双六(農村から雑兵たちの群れに加わった小心者)、トンボ(一雑兵として幾多の戦に参加しながら生き延び、伝説となった男)、木下藤吉郎(主君・織田信長の命により浅井長政の嫡男を処刑するため探索中)●あらすじ/天正元年(1573)、織田信長に攻められた小谷城主・浅井長政は自刀し、その妻お市の方は三人の娘とともに兄・信長の元へ連れ戻された。しかし、浅井の嫡男・万福丸は秘かに城から連れ出されていた! それを知った信長は木下藤吉郎に命じ、万福丸を探させる。黄金一枚という破格の恩賞に目がくらんだ雑兵たちは血眼になって万福丸を追う。そんな雑兵の中に、日吉、双六、トンボという三人の男がいた。日吉は木下藤吉郎と同じ名を持ちながら出世できずに雑兵でいることに我慢がならない男。雑兵の群れに加わったばかりの双六は、出世への夢を膨らませる。そして、五十年もの間雑兵として生き延び、雑兵たちから“生き神様”と呼ばれるトンボ。まさに、三者三様、個性も全く異なる、彼らも万福丸探索に乗り出したのだが……(第1話)。●その他の登場人物/竹中半兵衛(織田信長の軍師)、万福丸(浅井長政の嫡男)、万菊丸(浅井長政の生まれたばかりの子)
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4.5▼第1話/革離、易水を渡る▼第2話/革離、宣言する▼第3話/革離、城壁をなおす▼第4話/革離、敵兵を斬る▼第5話/革離、強者をのぞむ▼第6話/革離、武器を作る▼第7話/使者、来たる▼第8話/模擬戦▼第9話/開戦▼第10話/蔡丘、立つ ●登場人物/革離(城邑防衛を専らとする墨子教団から、梁城を守るために唯一人でやってきた墨者) ●あらすじ/約2300年前韓・魏・趙・齊・燕・秦・楚の七国が争う戦国時代の中国。超の大軍が、燕の小城、梁城を落とそうと、国境の易水川岸に軍を構えていた。梁城では、城を守るため城邑防衛のエキスパート集団、墨家から墨者を呼んだ。しかし、やって来たのは唯一人、革離のみだった(第1話)。▼一万五千の趙軍がやって来るまで後一か月。革離はその短い間に城壁を修理し、武器をととのえ、農民を兵に鍛え上げるために、城内の全権を自分に与えろと城主、梁渓に迫り、将軍たちの不快を買う。夜になって、死ぬのがいやで逃げ出した農民の蔡丘の妻が産気付いき、取り押さえられる。夜が開けると城壁の外に狼の頭が刺された竹槍が立てられていた。革離はそれが城内に潜り込んだ趙兵の仕業と見破る(第2話)。 ●本巻の特徴/戦国時代の中国で、殺人行為を否定し、城邑を守ることで戦争を終わらせようとした墨家教団のひとり、革離の登場シーンから初戦の勝利までが描かれる。また、敵方の巷淹中将軍に、墨家の内情を見破られる(第8話)。 ●その他の登場キャラクター/梁城城主・梁渓(第1話)、梁渓の息子・梁適(第2話)、農夫・蔡丘(第2話)、梁適の兄・梁魁(第5話)、巷淹中将軍(第7話) ●その他のデータ/孫子の兵法(墨子と反対に、敵を攻めるための法)
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4.4ED薬×愛×犯罪!?男のヤバすぎる挑戦! 小田原で薬局を営み、美人の妻と義理の娘と共に、平凡だが幸せな日常を送っていた曽根建男。だがある日妻から妊娠を打ち明けられ強いショックを受ける。 何故なら建男は今まで一度も下半身が機能したことがないという秘密を抱えていた。妻の子は、自分の子ではない…そう思い絶望する建男。 そんな時、須磨岡という男から偶然謎のED薬を手にした建男は衝動的にこの薬を飲むと、下半身の機能が奇跡的に回復し衝撃を受ける。 建男は須磨岡に、この薬を自分が再現し、作ると宣言した。 だがそれは、建男の人生を大きく変える、危険な日々の始まりだった--!! ED薬×愛×犯罪!!全く新しい、最高に刺激的なクライムストーリー、開幕!!
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4.4不動産業界の闇を曝け出す皮肉喜劇!! 営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしないーー そんな不動産業界に前代未聞の爆弾が、いま炸裂する!! 登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は 嘘を厭わぬ口八丁で売り上げNO.1を叩き出す凄腕だった。 だが、とある地鎮祭で石碑を壊して以来、 嘘が上手くつけなくなってしまった…!! 千三つと言われる海千山千の不動産業界で かつての成績が一気に低下する中、 永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で苦戦するが…!? 不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、誕生。
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4.4外務省と検察の謀略を揺るがす男あり! 言論界の雄・佐藤優が、天才ホラー漫画家・伊藤潤二と手を組んだ!! おまけに脚本をサポートするのは、浦沢直樹作品の共同制作者・長崎尚志。 この異色の組み合わせが、外務省と検察の秘められた謀略をあぶり出します。 “外務省のラスプーチン”と呼ばれた辣腕外交官が、北方領土返還に尽力しながらも“国策捜査”の名の下に逮捕されるところから物語が始まります。 ソ連、ロシア政権上層部に最も食い込んだ西側の“スパイ”としての活躍と、取調室で繰り広げられる東京地検特捜部エリート検事との壮絶な闘いを描きます。 連載当初から賛否両論の嵐だったのですが、厚労省・村木局長の無罪判決、大阪地検特捜部の前田検事逮捕など、世間の情勢も追い風となり、本作品への関心・支持が高まっています。社会問題に関心の強い読者から、もっと外務省や検察の本質に迫ってくれとの激励も多く、これまでの小学館コミックの中でも異彩を放つ作品となっています。
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4.4恋した女性のあまりにも哀しい最期。女が死の直前に叫んだ言葉「イアラ」の意味を知るため、男は悠久の時を生き続ける…。楳図かずお、伝説の名作が文庫版で登場! (イアラ)▼第1章/さなめ▼第2章/しるし▼第3章/わび▼第4章/かげろう▼第5章/うつろい▼第6章/望郷 (イアラ連作短編シリーズ)▼ねむり▼雪の夜の童話▼指●あらすじ/天平の世の昔、土麻呂(つちまろ)は奴婢の娘・小菜女(さなめ)と恋に落ちた。だが、大仏を建立するために土麻呂は都に狩り出されてしまう。男に逢いたい一心で、ぼろぼろになりながら都まで歩いてきた小菜女。力尽きて現場の前に倒れていた女を救ったのは、建立の指揮官・国中公麻呂だった(第1章)。 ●本巻の特徴/緊急出版決定! 恐怖マンガの巨匠・楳図かずおが描いた、あの伝説の名作が蘇る!! 世の平安のため、聖武天皇が行なった大事業“大仏建立”。だが、その陰には若い男女の尊くも哀しい悲劇の物語があった。“大仏のたましい”として、生きたまま胎内に溶かされる女。その記憶を胸に永遠の時を生きる運命を負った男。時空を超えたドラマの結末は…!
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4.4天才漫画家・田中圭一が、著名漫画家のご子息にインタビューをし、家族の生き方や、漫画の描き方などをその漫画家の筆致で描いた23名分をまとめた1冊です。ぐるなびサイトの中の人気連載を丸ごとオールカラーでまとめました。 登場するご子息様、お嬢様は、以下の23名です。 ちばてつや先生のご子息様 手塚治虫先生のお嬢様 赤塚不二夫先生のお嬢様 山本直樹先生のお嬢様 西原理恵子先生のご子息様/お嬢様 ジョージ秋山先生のご子息様 江口寿史先生のお嬢様 吉沢やすみ先生のご子息様 池上遼一先生のお嬢様 いがらしゆみこ先生のご子息様 魔夜峰央先生のお嬢様 ゆでたまご(中井義則)先生のご子息様 中島徳博先生のご子息様 上村一夫先生のお嬢様 かわぐちかいじ先生のお嬢様 矢口高雄先生のお嬢様 諸星大二郎先生のご子息様 石坂啓先生のご子息様 平松伸二先生のご子息様 相原コージ先生のご子息様 うえやまとち先生のご子息様 畑中純先生のお嬢様 永野のりこ先生のお嬢様 おもしろくて、ためになって、泣けて笑える漫画です。
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4.3湖底に沈んだ”過去”へ…時空を越える! 猛暑による異常渇水で、湖底に沈んでいたかつての集落、青旗村が姿を現した。その村の出身だった主人公・拓郎は、かつてダム建設による廃村直前に、同級生が行方不明になった事件を思い出し、湖へ向かう。 湖に到着した拓郎は懐かしさから干上がった湖へと降りていくのだが、 目前に広がるひまわり畑を抜けると… そこは、廃村直前の1995年だった!! 大人の心を持ったまま、1995年当時の子供として過ごすことになっ拓郎は、行方不明になった友達の運命を変えることができるのか…!? 過去と現在が交錯する、ノスタルジック・ファンタジー開幕!!
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4.3女子刑務所内の、一般人が通う美容室にて 女子刑務所の中に、 “受刑者が一般客の髪を切る”美容室がある。 美容師は、重い罪を犯した者。 だけどそこには、いつも青空があった―― 服役中に美容師となった小松原葉留は、 女子刑務所内の美容室で、一般客の髪を切っている。 天井から壁まで青空が描かれた その美容室を訪れる者は、 小松原がもたらす静かな時間に いつしか心を洗い流され…… 小松原はなぜ、美容師として鏡の前に立つのか。 客たちはなぜ、そこで髪を切るのか。 『アルティストは花を踏まない』の新鋭が贈る、 ひとりの受刑者と、社会を生きる女たちの あたたかな再生の物語。 空はどこまでも、青く、深く。 誰の上にも、きっと―― 描き下ろし美麗カラーイラストも収録!
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4.3大型ホテルを舞台に繰り広げられる人間模様を描いた人気作! ▼第1話/オープニングストーリー▼第2話/ネバーチェックアウト▼第3話/大安吉日▼第4話/須田の婆さん▼第5話/女優▼第6話/オーバーブッキング▼第7話/モンスターズ・クリスマス▼第8話/109(テンク)の鐘▼第9話/雪螢 ●登場人物/東堂克生(プラトン・マネージャー)、松田利春(プラトン・フロントマン)、山崎(プラトン・ベテラン・スタッフ) ●あらすじ/田舎から出てきた老夫婦、人気アイドルの斎東かおる、政界に打って出ようと意欲満々の横山たかし……、大型ホテル・プラトンには、今日も様々な人が訪れる。しかし、なかには怪しげな人もいて…(第1話)。▼プラトンには、何年も前から封印されたままの部屋・908号室がある。若いスタッフはその空き部屋をチェックしようとするのだが、先輩・水野は例外だからそのままにしておけという。実はその部屋には以前、老人が8年も暮らしていたいたのだが…(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/プラトン契約医師・神保(第3、6話)
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4.3日本には、自動車に命を懸けた人間がいっぱいいる! レーサーはもちろん、カーデザイナー、評論家、販売業者、修理工、 エンジニア、カーオーディオ製作者、プラモデル設計者…… 本書で取り上げたのは、クルマ稼業が順風満帆どころか、 失敗や挫折を経験した者ばかりである。 苦境に陥ったのは、不況や社会構造の変化のせいばかりでなく、 経済的成功に酔い痴れ、散財し、過信し自惚れてしまったという 本当にバカな場合も多い。 それでもクルマを愛するゆえ、どん底から這い上がってきた連中の タフな人生を、同じくクルマ馬鹿漫画家の田中むねよしが ドキュメンタリータッチで描ききる! 新しい視点の名物人間烈伝登場!!
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4.3▼第1話らんぷの下/▼第2話/だんぶりの家▼第3話/女傑往来▼第4話/すがの幸福▼第5話/ドライフラワー▼第6話/裸のお百▼第7話/寒雷▼第8話/女傑走る ●登場人物/青木繁(明治時代、日本西洋画の黎明期に実在した西洋画家)、柘植(青木繁と美術学校で同期だった若き西洋画家)、すなほ(柘植の恋人で、青木繁の元恋人)〈以上、第1話〉、私(結婚生活が上手くいかず、現実とのギャップに苦しみながらも、女としての自立を目指す女性)、かんな(私の姪で将来を期待される優等生)〈以上、第2話〉。 ●あらすじ/明治42年、日本の西洋画の黎明期。天才画家、青木繁は世間に打って出ようとしていた。一方、その彼に闘志を燃やす若き西洋画家の柘植は、青木の才能を超えたい一心で、激しく自らを駆り立てながら絵を描き続ける日々を送っていた。だが、青木に対して異常なまでのコンプレックスを持つ彼は、献身的に尽くしてくれる恋人すなほのことを、愛しながらも信じられない。というのも、彼女が青木の元恋人だったからだ。そんなある日、柘植はすなほが今も青木の絵を隠し持っていることを知る……(第1話)。▼一人の人間としての自立を目指し、「看護婦人」となった“私”だったが、しかし、職場結婚後、わずか3年でぼろぼろに疲れ果てて、父親の生家へ静養のため戻る。その家で共に暮らすことになった姪のかんなは、成績も良く女学校への進学が期待されていた。かんな自身も秘かに医者になることを夢見ていた。“私”は、彼女を応援したいと考えていたが、その家族は女の医者など必要ないと猛反対しており……(第2話)。
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4.3正義の味方コンビ・中大兄皇子と中臣鎌足が、大悪人の蘇我入鹿を成敗して成し遂げた政治改革を「大化の改新」と言う。日本古代史上、最大級の暗殺事件だ。明治17年、美術研究家アーネスト・フェノロサと岡倉天心は奈良の法隆寺・夢殿の中にある謎の仏像を見ようとした。その仏像は「救世観音」と呼ばれ、聖徳太子をモデルにしたとされる。ところが白布でぐるぐる巻きにされて1200年以上も封印され、誰も見ることができない。おまけに、その仏像を見ようとすると天変地異が起こるという伝承まで残されていたのだ。ふたりが夢殿の扉を開こうとすると、恐怖に駆られた僧達が逃げ出すほど。しかも仏像を調べると、後頭部に釘が打ち込んであった!!ありがたき聖徳太子の化身を、なぜ人目に触れぬよう封印し、釘を打ち込み、絶対秘仏とせねばならなかったのか?まるで、その祟りを恐れているかのようである。ここで日本古代史上、最大の暗殺事件の犠牲者が浮かび上がってくる。「大化の改新」の真相は、中大兄皇子(天智天皇)と、父親を殺された大海人皇子(天武天皇)との、壮絶な兄弟喧嘩の号砲だったのだ……!!
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4.3星野之宣氏の傑作短編が、雑誌掲載時のカラーページを完全再現し、甦る! 今回は、雑誌掲載後22年あまりも単行本化されていなかった幻の傑作SF短編『環礁にて』を単行本に初収録! 20年以上前のものとは思えない、洗練された画と物語をご堪能あれ。 ■収録作品紹介 冷戦下での凄絶な原子力潜水艦開発競争『レッドツェッペリン』 江戸時代にとある島に流れ着いた白人と、その島の鯨漁にまつわる悲劇『鯨鬼伝』 海洋調査船が流れ着いた島では、かつて恐ろしい実験が!?『罪の島』 軍艦が時代遅れの兵器となっていた第二次世界大戦下。世界最大の軍艦・ビスマルクと、共闘した最新鋭潜水艦・ベーオウルフの前に現れた恐るべき相手とは!?『滅びし獣たちの海』 黄金都市(エル・ドラド)と呼ばれた、未発掘の古代都市を守り続けてきたのは!?『アウト バースト』 はじめて地球以外で生命体が発見される!? これまで一度も単行本に収録されていない『環礁にて』 充実の280ページ、全6編!
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4.3▼第1話/一冊のノート▼第2話/ななふく苑▼第3話/一杯のお茶▼第4話/谷間の花▼第5話/小さな願い▼第6話/悲の淵より▼最終話/議会請願●主な登場人物/田崎圭子(聴覚障害者のための施設「ふれあいの里・どんぐり」に支えられて育った少女。聴覚障害に配慮した老人ホーム建設にむけて運動をする)、国武静子(聴覚障害者のための老人ホーム「ななふく苑」の施設長。ろうあ者相談員として、山村に住む老人たちをバックアップしてきた)、所長(障害を持つ人に働く場を与える共同作業所「TOMO」の所長。障害者自立支援法により、作業所の運営も困難に)、田原敏子(障害があり「TOMO」を利用していたが、障害者自立支援法によって利用料が払えなくなり退所)●あらすじ/圭子が「どんぐり」で仲良くなった郷田トキという老人が、持病のリウマチによって通所困難となり、地元の老人ホームへ入所することになった。だが、聴覚障害を持つ老人は、手話が通じないために十分な介護サービスが受けられないという現状を圭子は知る。“手話が通じる老人ホーム”を作るには多額の資金が必要な上、県の認可も下りていない。それでも圭子は、支援者とともに活動を続けるが…(第1話)。●本巻の特徴/ろうあ老人のために汗を流す、ろうあ者相談員や手話通訳たちがいる。障害者自立支援法という“美しい法律”に苦しめられる障害者たちがいる。そして、彼らを助けようと立ち上がった人たちがいる…社会のあり方を問いかける感動作!●その他の登場人物/谷口ひとみ(「ななふく苑」の新人職員)、風間(「TOMO」の新人職員)
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4.3田崎夫婦に圭子という女の子が誕生した。しかし発育が悪く、言葉らしい言葉を喋らない圭子に不安を抱いた母親は、2歳3か月になった圭子を医者に連れていくことにする。そこで圭子には知的障害と聴覚障害があると診断され……(第1話)。▼4歳になった圭子は、両親と共にろう学校の幼稚部に通い始める。同じクラスに清という少年がいたのだが、ある日ぱったりと登校しなくなってしまった。そして一週間後、再び幼稚部に現れた清と母親は……(第2話)。▼自分でスプーンを使って食事ができるようになった圭子。一方、清の家では、清を施設にいれようという話が持ち上がる。しかし夕焼けを見ようとしている清を見た母親は、もっと清と話をしてみたいという気持ちになる。その夜、家族で話し合い、清を施設には入れないと宣言する(第3話)。
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