無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
正義の味方コンビ・中大兄皇子と中臣鎌足が、大悪人の蘇我入鹿を成敗して成し遂げた政治改革を「大化の改新」と言う。日本古代史上、最大級の暗殺事件だ。明治17年、美術研究家アーネスト・フェノロサと岡倉天心は奈良の法隆寺・夢殿の中にある謎の仏像を見ようとした。その仏像は「救世観音」と呼ばれ、聖徳太子をモデルにしたとされる。ところが白布でぐるぐる巻きにされて1200年以上も封印され、誰も見ることができない。おまけに、その仏像を見ようとすると天変地異が起こるという伝承まで残されていたのだ。ふたりが夢殿の扉を開こうとすると、恐怖に駆られた僧達が逃げ出すほど。しかも仏像を調べると、後頭部に釘が打ち込んであった!!ありがたき聖徳太子の化身を、なぜ人目に触れぬよう封印し、釘を打ち込み、絶対秘仏とせねばならなかったのか?まるで、その祟りを恐れているかのようである。ここで日本古代史上、最大の暗殺事件の犠牲者が浮かび上がってくる。「大化の改新」の真相は、中大兄皇子(天智天皇)と、父親を殺された大海人皇子(天武天皇)との、壮絶な兄弟喧嘩の号砲だったのだ……!!
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
白鳳、奈良時代の人達が生き生きと描かれて素晴らしい始まりとなっています。当時の日本が何故お金持ちだったのかも気になります。あんな大仏や古墳を作るのは内需だけでない産物があったのだと思います。金、銅、水銀、何でしょうね?続きが楽しみです。
Posted by ブクログ 2014年04月22日
とてもよいです。
自分の中の漫画的な天智・天武兄弟のイメージって、火の鳥太陽編のそれで、天智は心配性の親バカ、天武はタフでドライな策士みたいな感じだったんだけど、この作品は割と違うねー。
天智が細目、髪アップのハイパーエリートクソメンヘライケメンサイコパス的な、天武が爽やかイケメン腹黒太郎的な...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月02日
本屋ぶらついてたら、おもしろそうだったので買ってみました。
「カンナ」もそうだったけど、聖徳太子の存在って、歴史のifに、すごくひっかかるんですね。
いや、今後の展開が楽しみです。
壬申の乱だっけ?このふたりの兄弟喧嘩。違うか、天智天皇死後だものな。
おそらく、クライマックスは、そこに行き着く...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。