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古代最大の内乱“壬申の乱”は、
大海人皇子(天武天皇)の勝利に終わった。
しかし藤原鎌足の末裔が、天武帝崩御後、
力を伸ばす。
藤原四兄弟は妹・光明子を皇后の座に着け、
天下を牛耳ったも同然だったが、突然、
四人とも病死する。
これは蘇我入鹿の祟りだ!!
恐れおののく光明皇后にこう宣言したのが
怪僧・行信だった。
行信は入鹿の祟りを封じ込めるべく、様々な
手を打っていく。“聖徳太子”という名を贈り、
生前の名誉を回復させるが、祟りは治まらない。
とうとう命を懸けて、行信は最後の手段を!?
運命の兄弟喧嘩、驚天動地のラスト!!
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
BLぽい展開から一転して、聖徳太子の謎にまで来たのに驚いています。藤原氏と長屋王の戦いもこの系譜に関連していることを知りました。大仏を建てた日本の当時の経済力にも感心しています。
聖徳太子は蘇我入鹿ですか。蘇我入鹿の怨霊の祟りを恐れて与えた諡号が聖徳太子か。山背大兄王の一族を皆殺しに下のも同姓同名の蘇我入鹿か。聖武天皇や光明皇后は何でもいいから入鹿の祟りを抑えたかったということですね。いいんじゃないですか?何せ7世紀の出来事ですからね。
Posted by ブクログ 2019年03月21日
行信による入鹿怨霊鎮魂、封印から第一回につながるところまで。
最終回が良い。
中大兄と大海人を描いているところは好き。
話全体のベースは、梅原猛、井沢元彦の流れの怨霊とその鎮魂、徳の諡。
勝者の歴史で敗者を鎮魂する。
法隆寺や聖徳太子の不思議な部分をうまく絡めて、扶桑略記などの話も盛り込んだ形。...続きを読む
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