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ユーザーレビュー 田中圭一の「ペンと箸」 田中圭一 / GMOクリエーターズネットワーク / 株式会社ぐるなび 有名なマンガ家さんのご子息と対談し、それぞれの家庭での 「食」にまつわるエピソードを披露していただく短編連作。 「食事」という要素を通して、各マンガ家さんの「親」としての姿、 またそんな「親」の姿を、ご子息方はどう見てきたのかが描かれます。 そこには、特殊なお仕事ながらの「家庭」「親子」の姿が…。 ...続きを読むエピソードの感慨はもちろんながら、毎回そのマンガ家さんのテイストを 見事にトレースする田中圭一さんの画力にも注目です(^^)。 Posted by ブクログ 田中圭一の「ペンと箸」 田中圭一 / GMOクリエーターズネットワーク / 株式会社ぐるなび こんなにいい本だったとは。「うつヌケ」に続き、「お下劣漫画家」田中圭一を見直してしまった。有名な漫画家の家族を取材して、どんな食べものが好きか語ってもらい、それをその漫画家の絵柄で描くという、何重にもハードルの高そうな企画。 とにかく絵がうまい!江口寿史とか矢口高雄、池上遼一といった画力の高い漫画...続きを読む家たちの絵を、本人そのままのタッチで再現していて、これにはまいった。単に絵柄をまねるだけではなく、背景や構図、色の具合に至るまで細かく考えた末の出来上がりのようで、いやまあ、こうした絵を眺めるだけでも値打ちがある。 加えて、食べものの話から見えてくる、それぞれのドラマにぐっとくる。ネット連載時に最も反響が大きかったという、吉沢やすみの回にはやはり泣けてしまった。好きだったなあ「ど根性ガエル」。大ヒットが出た後のギャグ漫画家の人生って本当に厳しいものだとあらためて思う。 23人の漫画家が登場するが、どの人も味わい深い。おそらく一番似ている度合いが低いのが、仲良しの西原理恵子だっていうのがおかしい。他の本の対談で言ってたとおり、田中圭一は線がきれいなんだよね。サイバラの線は天才だとも言える。 Posted by ブクログ 田中圭一の「ペンと箸」 田中圭一 / GMOクリエーターズネットワーク / 株式会社ぐるなび 登場する漫画家が大物ぞろい! 素晴らしいインタビューにくわえて その上 田中圭一先生の 画力がすごい!! ほろりとしたエピソードの数々に感激します Posted by ブクログ 田中圭一の「ペンと箸」 田中圭一 / GMOクリエーターズネットワーク / 株式会社ぐるなび 憑依漫画家・田中圭一が描く マンガ家さんの好物から描く家族の話。 もう~何よホントに…この本よすぎる! 田中圭一先生がその漫画家さんの絵のタッチで描いているのですが… もうね、どれもその漫画家先生が描いている感じの 特徴をよくつかんだ絵なんですよ~。 くぅ~!すごすぎる。 そんな絵で、家族しか...続きを読む知らないエピソードを語られたら… ホロリですよ!ホロリ! かわぐちかいじ先生の回は泣いた!! 他にも中島徳博先生とかの回も必見! あと個人的に好きなのは諸星大二郎先生が実物の人物だったってことがわかって(ってすみません!魑魅魍魎かと思ってたので)よかった~。 でもこんな本ができるのはやはり田中圭一先生の腕だわ~。 イヤ~ホントにすごいです。 永久保存版にしたいぐらいこの本、好き! Posted by ブクログ 田中圭一の「ペンと箸」 田中圭一 / GMOクリエーターズネットワーク / 株式会社ぐるなび イタコ漫画家田中圭一先生が、漫画家のご子息ご令嬢にお話を伺い、思い出の食と共に知られざるその人のエピソードを紹介して頂く食レポ漫画。 まず田中先生の正確な絵柄コピーが凄い。お馴染みの手塚先生タッチはもとい、西原理恵子先生から池上遼一先生まで漫画家のエピソードごとにすべてその人のタッチで描き上げてしま...続きを読むう見事さ。(その秘訣は巻末のあとがきで) そして、それぞれの漫画家さんと子どもさんたちの食事を通した親子の絆の深さが、その人の絵柄で綴られるからまた心に沁みる。仲の良い親子もあれば、紆余曲折を経てより深く心を通じ会わせた姿もあり、読んでいてとても心が暖まる一冊です。 私のお奨めエピソードは赤塚不二夫先生と上村一夫先生、畑中純先生のエピソードです。 Posted by ブクログ GMOクリエーターズネットワークのレビューをもっと見る