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Posted by ブクログ
でもこの漫画はスケールのデカさが何と言ってもすごい!
富士山の爆発で、日本各地で大地震が発生する。
そして日本列島が京都あたりで分断され、違う国家になってしまう。
そして片方は中国に、もう片方はアメリカに統治されるという恐ろしい話だ。
かわぐちかいじの漫画は「沈黙の艦隊」「ジパング」をはじめとして、とにかくスケールがデカイ。
しかし、現代から未来にかけて起こっても不思議ではない設定なのだ。
それと興味深い内容としては、登場人物がどことなく「三国志」を意識しているということだ。
例えば主人公の名前は、柳舷一郎(りゅうげんいちろう)という。
そして柳をサポートする2人が、台湾人の張(チャン)、そして元刑事の羽(ユイ)だ。
この3人・・三国志の劉備玄徳、張飛、関羽の3人の名前の文字を使っている・・。
また、途中から登場する柳のライバルになる男が宗方操(むなかたそう)と言って、曹操の「操」の字を使っているのだ。
これだけでも、「現代版三国志」と言ってもいいかもしれない。
早くも続きが読みたい!!
Posted by ブクログ
最初の震災のシーンが、「迫力がある」というのを超えて寒気がするほどだ。実際には多くを語っていないけれど、東関東大震災を経てきた日本人には、具体的な痛みとして感じられる物語である。富士山、東京、さらには京都と大阪を失ない、国土が二分されたとき、日本人がどのように感じるものか、正直言って僕には想像することが難しい。
そういう大きなうねりの中で、やっぱり筆者が描き出しているのは個人である。まさに堂々たる主役として紹介されるのは、まだ10代半ばの少年である。幼さの残るこの少年が、一種の理想的な人格として提示され、この先の長芋の語りを暗示する。さまざまな人の痛みや、数え切れない対立を、この少年のまっすぐな理想主義が癒していくのだろう。
一種の壮大な思考実験のように思える。楽しみだ。
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少年・青年マンガ
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