講談社 - 深い作品一覧

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  • МYS(1)
    続巻入荷
    5.0
    大学4年生の前阪七三は”建築家”を志している。彼女の目下の目標は、学生No.1を決める建築コンペ「せんだいデザインリーグ」で優勝すること。七三は、信頼できる後輩たちと渾身の作品を作り上げ、建築家としての大きな一歩を刻めるかーー!? 薄給、激務、容赦なき実力主義…されど、夢だけは無限大! 気鋭の”アトリエ系建築事務所”を舞台に、建築で未来を切り拓こうとする若者たちの熱き青春が紡がれる!
  • 〈小市民〉 春期限定いちごタルト事件(1)
    続巻入荷
    5.0
    直木賞作家・米澤穂信による大人気青春学園ミステリがコミカライズ!! 小鳩くんは、名探偵になどならず小市民として生きたいと思っている高校1年生。 同じ志の小佐内さんと2人で静かで慎ましい学園生活を送ろうとするも、彼のもとには次々と「謎」が舞い込んでくる。 ぜったい目立ちたくないはずなのに、謎を解かざるをえない小鳩くんに安寧の日々は来るだろうか。 スイートでちょっとビターな大人気青春学園ミステリ コミカライズ待望の第1巻!!
  • ないない堂 ~タヌキ和尚の禍事帖~(1)
    完結
    5.0
    『Q.E.D.』『C.M.B.』など、ミステリー漫画の名手・加藤元浩が描く、新感覚“妖怪”ミステリー帖! 七狸山の森の中にある、謎の失せ物探し屋「ないない堂」。 その女店主・銀花は事件に関する重要な物が見える「見通し」の特殊能力を持っていた。 七狸山の寂れた山寺に勤めることになったド素人住職・タヌキ和尚と共に、 怪事件を解決していく新感覚“妖怪”ミステリー帖、開幕!
  • 異世界グルメで成り上がり無双~山に追放されたので、のんびりキャンプを楽しんでいたらいつの間にか強くなっていて、王侯貴族や実力者たちが俺を放っておいてくれません。一方、俺を追放した貴族たちは破滅が始まる~(1)
    5.0
    山の中に捨てられたので、自由気ままにキャンプを楽しんでいたら、意図せずとんでもない活躍を連発! 聖獣に懐かれたり無双しまくってたら、追放した奴らは勝手に崩壊していき…俺は何故かモテモテに!? 痛快ざまぁ系、ハーレム&グルメファンタジー!! 異世界に転生した少年エノアはSSランクスキル『キャンプ』を手に入れる!! 追放された山奥で、のんびり気ままなキャンプ生活をするはずが、巨大火柱に超特大バケツが出現!! このスキル…思った以上にヤバそう!? 痛快・無双なキャンプライフが開幕!!!!
  • 喪女が一肌脱いだなら(1)
    完結
    5.0
    同僚たちに仕事を押し付けられながらも我慢して、死んだように生きる弥恵。自分に期待することもなく利用される日々を送る中、高校時代の親友・麻里奈から連絡が。病で死の淵に立たされている彼女に「セフレを探してほしい」と頼まれた! 喪女だった弥恵は麻里奈のために、まずは自分が男性にモテる人間になろうと動き出す…!
  • ちはやふる plus きみがため 分冊版(1)
    5.0
    1~19巻209円 (税込)
    競技かるた漫画の金字塔・待望の続編がスタート! 舞台は千早たちが卒業してすぐあとの瑞沢かるた部。 競技かるたで全国制覇を目指す一年生の長良凛月(ながら りつ)は 全国制覇をめざし部活に取り組んでいるが、なかなかうまくいかない。 それでも真摯に真剣に向き合う彼の姿勢は、周囲をそして自分自身の"心"を突き動かしていく…。 その強き意志は、誰がために――。 あらたな『ちはやふる』始動! 【『ちはやふる plus きみがため』1巻収録 第1首】
  • 鉄血キュッヒェ(1)
    5.0
    本格ミリタリー漫画『軍靴のバルツァー』の中島三千恒、最新作! 第一次世界大戦下のヨーロッパで、ドイツ軍に「鉄血の台所〈キュッヒェ〉」と呼ばれたチームがいた。パリで修業した若きコック(生意気)と、ひたすら栄養重視の中佐(変人)のコンビが、兵士の「食」の改善のため西部戦線を駈ける!!
  • スノウ(1)
    5.0
    19世紀ヴィクトリア朝ロンドン。急拡大する人口にインフラが追いつかず、街路や川は糞尿であふれ、人々は狭い区域に密集して暮らしていた。そんな街を感染症コレラが襲う。当時の常識では感染原因は悪臭(=瘴気)であったが、その常識に異を唱え、独自の方法論で病の謎に迫った一人の医師がいた。彼の名はジョン・スノウ。
  • ザ・キンクス(1)
    5.0
    演劇部OBで舞台劇をやる 義父をデイケアに送り出す 娘の中学校の三者懇談 孫が祖父母宅で夕飯を食べる 父が息子の小学校で特別授業 お祭りに行って歩いて帰宅 以上がこれまでの『ザ・キンクス』の主たるあらすじです。 卒倒するほどフツーと言われる所以がおわかりいただけましたでしょうか。(作者X〈twitter〉より) 2023年、「コミックDAYS」で月イチ連載を開始するや、SNSが大沸騰。 更新のたびに爆発的な反響を呼び、読者を多幸感と不可思議感のるつぼに叩き込んだ噂の野心作『ザ・キンクス』がついに単行本化されました。 紙の単行本は、渾身の作画がたっぷり堪能できるワイド判でお届けします。 人間の根源を揺さぶり肯定する「家族」コメディ、たっぷりとお楽しみください!
  • 戦中派 死の淵に立たされた青春とその後
    5.0
    アイツが死んで、オレが生きた。誰にでもアイツがいた――。 戦没者が最も多かった1920~1923年生まれの若者たち。 青春を戦争に翻弄され、戦場で死の淵を覗いた彼らは、戦後、「なぜ死ぬのか」から「なぜ生きるか」への転換を強いられることとなる。死者という他者を内に抱えながら、高度経済成長の原動力となった数奇の世代の昭和史! 「一番割を食った世代」――安岡章太郎 「いかに生きるか、よりもいかに死ぬべきか、に心を砕いてきた」――中村稔 「私たち戦中派は、死の匂いの中で、死をめざして育った」――山田宗睦 「死者の身代りの世代」――吉田満 吉田満、古山高麗雄、山田風太郎、水木しげる、司馬遼太郎、山口瞳、安岡章太郎、遠藤周作、阿川弘之、三島由紀夫、山本七平、志垣民郎、杉本苑子、吉村昭、城山三郎、中村稔、吉本隆明、鶴田浩二、池部良、田村隆一、鮎川信夫、橋川文三、鶴見俊輔、矢内原伊作、中内功、塚本幸一、岡本喜八、安田武、渡辺清、千玄室、岡野弘彦、平井啓之、島尾敏雄、庄野潤三、向坊壽、辻邦生、北杜夫、山田宗睦……、彼ら戦中派が見た戦争、そして戦後とは? 【本書の内容】 ・戦中派とは世代規定であり、自己主張である ・戦中派「コペル君」たちの豊かな生活 ・吉田満たちの青春を伝える日記 ・「いよいよ戦争がはじまりますかな」――開戦の日、そのとき彼らは ・生死を分けた徴兵猶予の停止 ・「ああ、もう生きて帰れへんのや」――千玄室 ・学生のズボンについた泥――出陣学徒壮行会 ・そして新宿から誰もいなくなった ・あだ名は「お荷物」、医務室では「お得意さん」、戦場に出れば「敗残兵」――古山高麗雄 ・中内功が体験した「人間の限界を問う飢餓」 ・戦艦大和沈没後、吉田満はなぜ特攻を志願したか ・「日本は決して『自由』も『平和』も獲得していない」――山田風太郎 ・遠藤周作が感じた1964年東京五輪後の「空虚感の苦しさ」とは ・古山高麗雄、安岡章太郎、安田武らの忘れがたい友人 ・学徒兵のやり直しだった三島事件 ・戦中派が作った勤勉システム ・戦中派の「サバイバーズ・ギルト」 ・死んでなお続く物語 ・「戦友会」という曲
  • シャドウ・アサシンズ・ワールド ~影は薄いけど、最強忍者やってます~ 【電子特典付き】
    5.0
    如月小夜という少女がいる。 ごく一般的で、ごくごく普通で、全ての要素が平均的で――そして、異常なほど影が薄い。そんな少女だ。 夏休みの暇潰しにMMORPG《シャドウ・アサシンズ・ワールド》を始めた小夜は、その影の薄さゆえのステルス能力を《忍者》クラスで活かし、超一流プレイヤー【クロ】へと一気に成長していく。 ある日、初心者プレイヤーのヒカリと出会ったクロは、弟子入りさせて欲しいと懇願され、紆余曲折の末パーティーを組むことになる。 だが、しばらくしてクロは、ヒカリの正体がクラスメイトのギャル・朝川明美であることを知る。 リアルの自分を知られればきっと幻滅される――そう思ったクロは、自らの正体を隠すことにするが……!? ※電子版には特典として、空山トキ先生書き下ろしSSと、伍長先生描き下ろしイラストが収録されています。
  • ワンオペ育児モヤモヤ脱出ガイド 「つかれない家族」になるための31のヒント
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 《「不本意なワンオペ」のつかれとモヤモヤをどうする!?》 ―――国内外のいろいろな家族への取材から、「実用的なヒント」をギュギュッと詰めた、ワンオペ育児本の決定版! 【「ワンオペ育児」といっても、人によって状況はさまざま。あなたの家庭の状況は?】 ・パートナーが忙しすぎて育児の時間を取れない・・・「やむなしワンオペ」 ・未婚、離婚、死別などでパートナーがいない・・・「シングルワンオペ」 ・パートナーがいて、時間もあるのに育児をしない・・・「いるのにワンオペ」 ・交代制など、お互いに合意のうえ・・・「ポジティブワンオペ」 また、家族や親戚、友人やご近所さん、シッターさんや家事代行など、「ワンオペ・ヘルパー」が いるかいないかでも、モヤモヤとつかれはガラリと変わります! 【抱えているモヤモヤによって、解消に役立つヒントは変わります。 「ワンオペのモヤモヤとつかれ」を要素分解してみよう】 ★物理的ワンオペでつかれている ・・・山ほどある家事、悩み尽きない育児、地味にたいへんな雑務など、「やることが多すぎて」イライラ・モヤモヤ ★心のワンオペにモヤモヤ ・・・パートナーが家事育児をする気がない、または指示待ちでリサーチや判断はお任せなど、「当事者意識がない」 ★社会がワンオペを求めることにモヤモヤ ・・・家事育児の毎日に、努力だけではどうにもならない壁が立ちはだかったとき、「母親ががんばるしかない」の? ★ワンオペ体質から抜けられずにモヤモヤ ・・・「もっとがんばらなきゃ」と自分を責めて苦しんだり、パートナーに「もっとがんばってほしい」とイライラしたりする この本で、あなたに必要なヒントを見つけてください! ◎東洋経済オンライン・大人気連載のエッセンスを凝縮した、勇気が出るコミックエッセイ◎ ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 〈国防〉の日本近現代史 幕末から「台湾有事」まで
    5.0
    この国は何から何を守ろうとしてきたのか? 不平士族の反乱、日清・日露戦争、太平洋戦争、朝鮮戦争、60年安保、東日本大震災――。 ロングセラー『日本軍と日本兵』の著者が、150年におよぶ軍事と日本社会の関係をわかりやすく解説! ●明治政府の「徴兵制」と民衆たち ●士族や農民たちを抑え込んだ内なる〈国防〉 ●明治の指導者たちは朝鮮半島をどのように見ていたのか ●海軍と陸軍、それぞれの思惑 ●帝国国防方針の想定敵国 ●米騒動に対する武力行使 ●銃後国民の「口封じ」と国防婦人会 ●なぜ早く降伏できなかったのか ●本土決戦が実現していたら、国民の生命は… ●日本政府が「戦争放棄」を受け入れた理由 ●朝鮮戦争と「基地国家」日本 ●60年安保と自衛隊の「歴史」研究 ●非核三原則と日米密約 ●冷戦終結後の海外「派兵」 ●大規模災害や無差別テロも国防の課題に
  • 絶滅世界で食パンを(1)
    5.0
    1~3巻792~869円 (税込)
    世界は滅びてしまったが、運よく(?)生き残ったイカルとアトリの姉妹。二人が生活していた「ソゴシエの里」には訳あって戻れない。退路を断った二人はサバイバル生活に転じるが、生きることは食べること。食べ物がないと未来はない。そんな時に出くわした食パンの大量備蓄。喜びも束の間、二人にとって食パンは未知の食べ物。食べ方すらわからない姉妹の、食パンと格闘する日々が始まる!
  • Dear Saints
    5.0
    ViVi専属モデルとして、そしてYoutube クリエイターとして、 同世代から人気を集め、絶対的おしゃれリーダーとして大きな影響力を持つせいら。 その唯一無二のセンスや自己プロデュース力の高さが憧れの的の彼女が、 満を持して初の書籍を出版します。 内容は彼女のセンスが詰まったファッションスタイルBOOK。 せいら本人が撮影のアイデア出しやコンセプト作りに積極的に関わり、 一冊を丸ごとプロデュースしました。 3ヵ月をかけて体づくりをし、今までにない攻めた衣装での撮影に挑戦したり、 たくさんの私物を使ったコーディネートをいくつも考えたり、 制作過程は「未知なる自分との出会いの連続」だそう。 撮影テーマごとに、イノセント、モード、クール、ガーリーとくるくる表情を変えた、 せいらの魅力あふれる写真が詰まった一冊です。 私服スナップや私物紹介、インタビュー、 初公開のプライベート写真など、読み込める内容もぎっしり。 オリジナルなファッションで目一杯力強く自己表現する彼女の姿を通して、 自分らしさに迷う多くの人たちがが勇気づけられるような ハッピーなフォトブックができました。 【せいらコメント】 これは私にとって初めてとなる、とても大切な本。 今の私を最高のビジュアルで表現したくて、 200%の全力で取り組んでいます。 初めてのことばかりの書籍の制作は大変なことの連続ですが、 毎日が刺激的でワクワクが不安を超えてくるような日々がとても楽しく、 みなさんに読んでいただきたい気持ちでいっぱいです! これまで、自分の好きなものやスタイル、感覚を大切にして生きてきました。 この本のタイトル『Dear Saints(ディア セインツ)』には、 私と同じように自分のこだわりや守りたい神聖な領域を持つ全ての方にパワーを与えられるような、 お守りのような一冊を作りたい、そんな想いをこめました。 パワフルでキュートな本なのでお楽しみに! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • タイマド ~タイムスリッパーおもてなし窓口~(1)
    5.0
    代表作『サムライせんせい』(全8巻/リブロ)の黒江S介が描く、超現実的タイムスリッパー物語!タイムスリップしたらお近くの役所にある【タイムスリッパーおもてなし窓口】ーー通称:タイマドにご相談ください。厳密な調査の上、あなたの住民票をご用意いたします!タイマドの新任職員・谷中りん子はある日、不審な青年がいるとの報告を受ける。自らを明治生まれだと語る彼は妙にひねくれていて、とても厄介なタイムスリッパーだった。超現実的でちょっと不思議な御役所どたばたコメディー!
  • 日本のことばずかん みず
    5.0
    1巻2,475円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 和歌や文学作品に登場する「みず」にまつわる美しい日本語に名画や浮世絵、美しい写真などが添えられた、子どものことばの力を育てるシリーズの7作目を刊行します。 監修は国語辞典のレジェンド、37年間、辞書編集一筋の神永曉氏。 7作目のテーマは「みず」海や川や雨にまつわる言葉を厳選しました。。 日本人がみずと共に生きてきた中で見出した言葉の世界を その言葉のイメージをさらに広げる、絵画や写真など美しいビジュアルと合わせてご紹介することばのずかん。 言葉を獲得することは、表現する力を大きく広げることにもつながります。 「そら」「いろ」「かず」「はな」「あじ」「いきもの」につづくシリーズ7作目。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 生命の起源を問う 地球生命の始まり
    5.0
    地 本書は、科学に興味をもつ者にとって、永遠の問いの一つである、「生命とは何か」「生命の起源はどこにあるのか」の本質に迫る企画である。著者は、東京科学大学の教授であり、地球生命研究所の所長である、関根康人氏。土星の衛星タイタンの大気の起源、エンセラダスの地下海に生命が存在しうる環境があることを明らかにするなど、アストロバイオロジーの世界的な第一人者である。  46億年前の地球で何が起きたのか? 生命の本質的な定義とは何か? 生命が誕生する二つの可能性などを検証していきながら、著者の考える、生命誕生のシナリオを一つの「解」として提示する。  我々とは何か、生命とは何か、を考えさせられる一冊。 主な内容 ◆世界最古の生命化石 ◆生命の定義と細胞の基本図 ◆生命を育む惑星の循環 ◆スノーボールアース ◆大量絶滅 ◆ミラーの実験 生命の起源をさぐる ◆原始の地球はどのような環境だったのか ◆オパーリンの化学進化説 ◆月の探査が原始の地球を教えてくれる ◆ジャイアント・インパクトの二つの可能性 ◆原始の生命とはどのようなものか ◆共通祖先LUCA ◆LUCA以前の原始生命たち ◆RNAワールド ◆さまざまな条件が交わる場所で生命は生まれた
  • 日本列島 空襲の記録
    5.0
    80年前、空からの爆撃で、日本の都市は焼き尽くされた。この無差別空襲は、全国都道府県のすべてにおよび、終戦の日まで続けられ、その死傷者数はいまだ確定されていない。 本書は、戦史研究家・平塚柾緒氏が主宰する太平洋戦争研究会による全国各地への取材・調査と、アメリカ国防総省などから入手した膨大な写真をもとに、北海道から沖縄まで、日本本土への米軍の空襲の実態を解き明かす。 日本への米軍機の空爆は、昭和17年4月の「ドゥーリットル空襲」に始まる。その後、「超空の要塞」B29の投入によって昭和19年から本格化する日本本土への空襲は、おもに軍需工場を標的にした「精密攻撃」、昭和20年3月の東京大空襲を皮切りに5月まで続いた大都市への焼夷弾による無差別爆撃、さらに5月以降の全国中小都市への焼夷弾爆撃へとエスカレートし、広島・長崎への原子爆弾の投下にいたった。 その間に日本本土へ出撃したB29機はのべ3万3041機。連合国軍機が投下した爆弾は約16万トン。この「爆撃の嵐」にさらされた日本国民の体験とはいかなるものだったのか。日本列島をカバーするデータと、250点あまりの貴重写真から、あらためて考えていきたい。〔原本:2015年、洋泉社刊『日本空襲の全貌』〕 目次 はじめに――八〇年前、米軍の無差別攻撃で日本の都市は焼かれた 第一章 B29の開発と本土攻撃の開始 第二章 狙われた日本の軍事産業 第三章 東京大空襲への道:ルメイの無差別攻撃 第四章 炎につつまれた五大都市:名古屋・大阪・神戸・横浜・川崎 第五章 地方都市への拡大 第六章 アメリカの原爆投下作戦 〔特別ルポ〕原爆誕生の地・トリニティサイトをゆく
  • 蜘蛛 なぜ神で賢者で女なのか
    5.0
    蜘蛛が網を作ると、「恋しい人がやってくる」と喜んだ平安貴族。弥生人はその姿を銅鐸に刻み、ペルーの古代人はナスカ台地の砂漠に描き、ギリシアから北米まで、蜘蛛は世界の神話に数多く登場する。 時に畏れ、嫌い、崇め、慈しむなど、評価は極端。なのに、なぜか惹かれずにはいられない……。 人と蜘蛛のそんな不思議な関係を、日本中世史研究家が貴重な図版・史料とともに丁寧に考察。 蜘蛛愛好家の筆者だからこそ見えてくる、新しい歴史研究! 「内容紹介」 清少納言は、現代人よりもはるかに虫好きだったのだ。いささか厄介な虫たち、蠅、蟻、蚊、蚤について、「憎し」と言いながら、面白がってその生態を見つめ、魅力的に描写した女性がいた。清少納言である。(中略) 蜘蛛についても、網にかかった白露を、「をかし」「あはれ」の両方を使って絶賛している。 こうした眼差しは、どこへ行ってしまったのだろうか。いま、人間が虫に対して抱いてきた感情、心性、文化を見直し、つき合い方を考えることは、急務であると思われる。 ―――本書 はじめに より 目次 はじめに 第一章 遺跡の蜘蛛・神話の蜘蛛  1 蜘蛛とはどんな生きものか 2 蜘蛛の考古学 3 世界の神話の蜘蛛たち 第二章 敵の名は土蜘蛛 1 征服神話の中の土蜘蛛たち 2 土蜘蛛は蔑称か 第三章 蜘蛛に寄せる恋の歌 1 蜘蛛に寄せる恋の歌 2 東アジアのめでたいしるし 3 蜘蛛と七夕 第四章 空を飛ぶ蜘蛛 1 雪迎え――空飛ぶ蜘蛛の発見 2 漢詩と和歌に詠まれた遊糸 3 「かげろふ」をめぐる混乱 4 『かげろふ日記』の「かげろふ」とは何か 5 十二単を飾る糸ゆふ 第五章 蜘蛛は神仏のお使い 1 蜘蛛は知る者、賢い者 2 あの人も蜘蛛に助けられた 第六章 妖怪土蜘蛛登場 1 蜘蛛嫌いの萌芽 2 寺蜘蛛の登場 3 よみがえった土蜘蛛 第七章 民俗と遠い記憶 1 相撲を取る蜘蛛 2 蜘蛛の昔話 3 夜の蜘蛛・朝の蜘蛛 おわりに ――蜘蛛はともに生きる仲間 参考文献
  • ポッドキャストで伝えて(上)
    5.0
    1~2巻1,595円 (税込)
    中学生のアイが、夕方6時15分に配信するポッドキャスト『アイとユー』。 リスナーの悩みにこたえるアイのコメントや、アイが詠む短歌が大人気! 憧れの先輩と付き合うようになったけれど、なにかモヤモヤする杏南。 がっしりした体型がコンプレックスの莉瑠香。 部活内での「いじり」が気になる悠太。 友情と恋愛、気持ちのズレに戸惑う涼香。 それぞれが悩みを抱えるなかで、 『アイとユー』に背中をおされ、一歩踏み出す4人の中学生の物語。
  • 文学を探せ
    5.0
    尾崎一雄や川崎長太郎の私小説、江藤淳の鋭い文芸評論、大江健三郎の力作長篇、加能作次郎など現代ではあまり顧みられなくなった作家を熱心に取り上げるリトルマガジン、フランスのヌーヴォー・ロマン……坪内祐三は「文学」を愛するが、その目利きは確かで厳しい。 定点観測的に、そして広い視野をもって「文学」の言葉をフィールドワークし、自らの存在をかけてギリギリまで向き合い、咀嚼し、論ずるうち、自身のリアルタイムの状況までもが否応なしに滲み出すような比類なき表現、すなわち「文学」となって結実する――一九九九年半ばから二〇〇〇年末までに至る「暴走」の記録。
  • いかにして解法を思いつくのか「高校数学」上
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数学は“13種類”の考え方にまとめられる! シリーズ累計18万部突破「新体系・〇〇数学の教科書」シリーズに、新たなラインナップが登場 数学の問題を解く中でも重要なことが、なぜその解法を思いつくのか?という疑問です。 そこに注目し『新体系・高校数学の教科書』の構成をもとに、高校数学の全分野を網羅しながら、実践問題形式で解法への発想法を解説します。上下巻・同時刊行! 論理・直感・試行錯誤「体験的数学思考」をもとに、解法の発見に至るプロセスに必要な思考法や発想がみにつく! “思いつくセンス”を育てる、現代人必読の数学読本。
  • 比喩表現事典
    5.0
    世界の見方が変わる文章術! 「ねっとりとした春」「唇は美しい蛭(ひる)の輪のように滑らか」「現実から立ち登る朦朧(もうろう)たる可能性の煙」……作家たちが発見し、創作した選りすぐりの比喩表現を、「感覚」「自然」「文化・社会」「顔」「体」「心」の項目別に整理。イメージ豊かな日本語を味読しつつ、ワンランク上の文章を書くための必携事典。――すぐれた比喩は、新しいものの見方の開拓である! 【目次】 比喩に関する二、三の覚書ーー序に代えて 第一章 感覚の表現ーー視覚/聴覚/嗅覚/味覚/触覚 第二章 自然の表現 第三章 文化・社会の表現 第四章 顔の表現 第五章 体の表現 第六章 心の表現 あとがき 学術文庫版へのあとがき 出典作家索引 主要イメージ索引 【本書の主な内容】 ■感覚 [光と影]夜そのものに蒔絵をしたような綾 [痛痒]自分の頭が三角になる ■自然 [風景]富士山はどてら姿の大親分 [草木]夢のしたたりのように咲き迸(ほとばし)る花 ■文化・社会 [言語]言葉は瞬間の虹 [社会]賑やかな街区は飴の中の砂糖のよう ■顔 [目]プルーンの種のような我が子の眼 [頬]片頬に刃のような冷笑 ■体 [尻]西瓜が破れたような創口(きずぐち) [肌]膚(はだえ)は春の曙の雪 ■心 [恋情]一筋の暗渠のような愛 [厭悪]未練が線香の煙のように糸を曳く [*本書の原本は『比喩表現の世界ーー日本語のイメージを読む』(筑摩選書、2013年)です。]
  • これさえ読めば7巻までの内容がわかる! これまでの『戦車椅子-TANK CHAIR-』
    無料あり
    5.0
    妹を銃弾から守ったことで意識戻らぬ身となってしまった最強の殺し屋・平良凪(タイラナギ)。 彼は”殺意”を向けられると、わずかな時間だけ意識が戻る特殊体質の持ち主だった。 完全覚醒を果たすため、今日も凪(ナギ)は改造車椅子で強敵達との”リハビリ”を始める――!
  • ムーンヒルズ魔法宝石店1 魔女パールと幸運の8つの宝石
    5.0
    見習い魔女のパールは"運命の仕事"をみつけるため、ほうきにのってムーンヒルズ魔法宝石店にむかっています。かわいい子パンダちゃんと、天才ジュエラー魔女にであい、パールの「どんな夢や願いごと」もかなえるジュエリーづくりがはじまります!パールは宝石の"声"をきいてブレスレットに秘められた謎がとけるでしょうか・・? だれにでも、じぶんが"かがやける"場所がある!オリジナル・ブレスレット特製レシピつき!
  • 時間治療 病気になりやすい時間、病気を治しやすい時間
    5.0
    【朝に多い】 → 心筋梗塞・脳梗塞・くも膜下出血・不整脈 【月曜日に増える】 → 狭心症 【冬に3割増】 → 心臓死 病気が生じやすい“魔”の時間帯はなぜ存在するのか? 〈体内で時を刻む精巧なメカニズムが、健康と病気をコントロールしていた!〉 脈拍や呼吸、睡眠はもちろん、細胞分裂やたんぱく質の製造まで、人体はさまざまなリズムにしたがって「いつ」「何を」おこなうかを精密に決めている。そのリズムの乱れが、健康を害する引き金になっていた。 「朝」「月曜日」「冬」など、病気が生じやすいタイミングがあるのはなぜか? 脳出血や心臓性急死にみられる約1.3年のリズムの正体とは? 薬が効く時間、効かない時間はどう決まるのか? それらを治療に活かす方法は? 時計遺伝子やカレンダー遺伝子の機能としくみから、体内時計を整える食品まで、生体リズムに基づく新しい標準医療=「時間治療」をわかりやすく紹介する。
  • 坂井三郎空戦記録(上巻)
    5.0
    零式戦闘機(零戦)を駆り、世界で最も速く強かった撃墜王が戦闘機戦の全てを描いた鎮魂の名著。16歳で海軍の一兵士となり、霞ケ浦海軍航空隊を首席で卒業。九六艦戦、零戦で200回以上の空戦を闘い、敵機64機を撃墜した不世出のエース。著者が撮影・所有の貴重写真も多数収録!
  • おはなし日本文化 茶道 茶の湯、やってみた!
    5.0
    1巻1,595円 (税込)
    ママと京都旅行中の美咲は、ママの親友・みっちゃん先生から茶道を教わることに。茶道の作法ってどんなかんじ 道具は何を使うの? 茶室の作りは? 「わび」ってなに? はじめて茶道にチャレンジした美咲が、そこに隠された日本文化の秘密を発見します! 日本文化について教えてください──。 海外の人に尋ねられたら、どう答えますか? 国際化の時代、世界中の人たちと交流する機会は今後さらに増えるはず。相手の文化や歴史を尊重するのはもちろんですが、生まれ育った日本の文化を正しく伝えることは、とても大切。そのためにも、日本文化の魅力や価値を正しく知っておくことが重要になります。 「おはなし日本文化」は、日本人が長い時間をかけてはぐくんできた日本文化について、物語を通して理解を深めるシリーズです! ●「おはなし日本文化」の特色 ・現代を代表する一流の児童文学作家の書き下ろし。 ・物語を味わいながら、日本文化を学べます。 ・物語の背景を、豊富な写真や図表で説明。 ・上質なイラストもたっぷり。楽しみながら日本文化を理解できます。 ・巻末の「おはなし日本文化ひとくちメモ」で、各巻のテーマに関連する内容をくわしく解説。 ●ラインナップ 落語    まいどばかばかしいお笑いを!  赤羽じゅんこ/作  フジタヒロミ/絵 短歌・俳句 月曜倶楽部へようこそ!  森埜こみち/作  くりたゆき/絵 茶道    茶の湯、やってみた!  石崎洋司/作  十々夜/絵 相撲    ドッシリ! どす恋  須藤靖貴/作  福島モンタ/絵 能・狂言  お能探偵ノーと謎の博物館  石川宏千花/作  かない/絵 書道    かっこいいキミと、一筆!  神戸遥真/作  藤本たみこ/絵 華道    咲かせよう! 世界のフェスティバル  結来月ひろは/作  miii/絵 雅楽    ひなまつりの夜の秘密  戸森しるこ/作  松成真理子/絵 刀剣    めざせ、刀剣マスター!  石崎洋司/作  かわいちひろ/絵 和食    ぼくらのお祝いごはん  落合由佳/作  井田千秋/絵
  • 秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?(1)
    完結
    5.0
    全3巻792~869円 (税込)
    秋葉原でビルの警備員として働く三橋鵤(みはし・いかる)は、オタク趣味への情熱も枯れ、漫然と日々を過ごしている。毎日の唯一の希望は、同じビルに入っているメイド喫茶のメイド・鶴子さん。彼女を見かけるたび、恍惚とした気持ちになる。そんな彼女をオカズにオナニーしていたことが、とあるきっかけで彼女本人にバレてしまった。しかし彼女はそれでも、不自然なほどに鵤にやさしく接し続けーー。トラウマと歪んだ愛が絡みあう、性倒錯サスペンス。
  • 心の哲学史
    5.0
    心についての問題意識はプラトン・アリストテレスなどの古代哲学から連綿と続いているが、一般向け書籍で述べられる心理学史では、近代に始まる「科学的心理学」から述べられることが多い。たとえば「19世紀後半に科学としての心理学が内観から始まり、20世紀になると、それを否定したワトソンの行動主義が隆盛をきわめ、やがて認知革命に至った」と。 しかしそれは心理学史の或る一面の流れであって、哲学と心理学が分岐する前の19世紀後半を凝視するならば、それとは異なり現代まで展開していくもう一つの心理学史が見えてくる。 本書では、1874年という年に刊行された二つの書物『経験的立場からの心理学』(ブレンターノ)と『生理学的心理学綱要』(ヴント)を起点とし、新しい心の科学と哲学の始まりと見なした。それに対して、ブレンターノから哲学を学んだフッサールは、心の哲学としての心理学として独自の現象学を展開し、志向性・身体性・世界内存在など、心のあり方を解明する上で重要な役割を果たす諸概念を開発した。実際現在では、それらの諸概念は、新たに展開し始めた、認知科学や神経科学の知見を理解するうえでも重要な役割を演じるようになっている。本書では、このような心理学と心の哲学のいわば隠れた歴史の流れを、内観、発達心理学、脳科学、方法論論争など多様な側面から明らかにすることによって、心の哲学の歴史を展望する。 [本書の内容] 第一章 心の哲学史の始まり――一九世紀、科学と哲学の交叉 第二章 心の科学・心の哲学・身体の現象学――内観・行動主義から心と身体への展開 第三章 認知システムと発達の理論展開――他者論から現代発達研究へ 第四章 心理学の哲学を基礎づけたもの――その認識論的背景と現象学的心理学 第五章 認知神経科学と現象学――身体と自己の起源を探る潮流 第六章 心理的なるものを超えた心理学――歩く・食べる・眠るの心理学へ コラムI エーレンフェルスからゲシュタルト心理学へ コラムII 意志と行為の構造化 コラムIII 心の理論パラダイムと発達研究 コラムIV 現象学的精神医学の興隆と衰退
  • 黒人理性批判
    5.0
    「黒人」の歴史は奴隷制や植民地の過去と切り離すことができない。1957年にカメルーンに生まれ、フランスやアメリカで学んだアシル・ムベンベ(Achille Mbembe)は、主著となる本書(2013年)を「世界が黒人になること」と題された「序」から始めた。それは、奴隷制や植民地が特定の人種に限られたものではないこと、そしてすでに過去のものとなった事態ではないことを冒頭で宣言することを意味している。新たな奴隷制や植民地、そして人種差別は形を変えて席捲しうるし、現にしている。それを可能にする構造が今の世界にはある、ということにほかならない。 だからこそ、不幸や苦痛、弾圧や収奪の歴史だった「黒人」の歴史を知り、共有しなければならない。そのとき「黒人」には新たな意味が与えられる。著者は言う。「途上にある者、旅に出ようとしている者、断絶と異質性を経験する者の形象として、「黒人」を新たに想像しなければならない。しかし、この行路と大移動の経験が意味をもつためには、アフリカに本質的な役割を与えなければならない。この経験は私たちをアフリカに回帰させ、または少なくともアフリカというこの世界の分身を通じて方向転換しなければならない」。 アフリカから到来する何か、「黒人」から到来する何かにこそ、悲惨にあふれ、いや増すことを予感するしかない現在の世界を普遍的に、そして原理的に転換する可能性はある。歴史的事実を踏まえつつその意味を明らかにした本書は、エドゥアール・グリッサンの言葉を借りるなら〈全-世界〉に向けられる希望の書である。 [本書の内容] 序 世界が黒人になること 眩暈するような組み立て/未来の人種 1 人種主体 仮構作用と精神の閉域/新たな等級化/「黒人」という実詞/外観、真実、幻影/囲い地の論理 2 幻想の井戸 猶予中の人類/所属決定、内面化、そして反転/白人の黒人と黒人の白人/名前のパラドックス/世界の巨像/世界の分割/国家‐植民地主義/軽薄さとエキゾティズム/みずから理性を失うこと/友愛の限界 3 差異と自己決定 自由主義と急進的悲観主義/誰もと同じ人間/普遍的なものと特殊なもの/伝統、記憶、そして創造/諸々の世界の交通 4 小さな秘密 支配層の諸々の歴史/謎の鏡/商品のエロティシズム/黒人の時間/身体、彫像、肖像 5 奴隷のためのレクイエム 多様性と超過/ぼろぼろの人間/奴隷と亡霊について/生と労働について 6 主体の臨床医学 主人とその黒人/人種の闘争と自己決定/人間への上昇/大いなる喧噪/被植民者の解放的暴力/栄光の影/民主主義と人種の詩学 エピローグ たった一つの世界しかない
  • その果てを知らず
    5.0
    日本SF第一世代として活躍した眉村卓が晩年の病床で書き継いでいた遺作。SF黎明期に起こったこと、そして未来はどうなるのか―― 今から60年以上前、大学を卒業して会社員となった浦上映生は文芸の道を志し、SF同人誌「原始惑星」や創刊されたばかりの「月刊SF」に作品を投稿し始めた。サラリーマン生活を続け、大阪と東京を行き来しての執筆生活はどのように続いていったのか。 晩年の彼が闘病しつつ創作に向き合う日常や、病床で見る幻想や作中作を縦横無尽に交えながら、最期に至った“この世界の真実”とは。 これぞ最後の「眉村ワールド」!
  • 言葉の道具箱
    5.0
    「言葉とコミュニケーション」は、哲学の問いであり、「私」の問いである。 美味しさを伝えるには、「言葉が奪われる」とき、言い換えの力、ジェンダーを表す単数のthey…。日常の問いを哲学につなげ、柔らかな言葉で新たな可能性を探る。「紀伊國屋じんぶん大賞2023」第2位に輝いた『言葉の展望台』、『言葉の風景、哲学のレンズ』に続くエッセイ集。 「コミュニケーションについて考えるなかで徐々にわかってきたのは、目の前の相手としっかりと向き合うためには、ときに自分自身で物事を決めるのを中断し、相手に身を委ねる必要があるということだ。私の言っていること、私が発話を通じてしていること、そして会話のなかで現れる私とあなたの関係、そのいずれも、私単独で決めることではなく、私とあなたのあいだで相互的に調整されることであって、だからこそときには自分の意志を引っ込めてあなたのやりかたに合わせることもできる。」(本書より) 【目次】 レンコン団子の美味しさ 言葉が奪われる 「卒煙支援ブース」へようこそ 「生き延びましょう」とあなたに向けて 自分自身を語るために  いま、ここから、私が投げかける言葉 会話の事故 哲学者に語れること 突如、迫りくる 理想的な言語、不完全な言語 あれ、そうだっけ 呼びかける言葉
  • 愛と欲望のナチズム
    5.0
    《すべての性欲を解き放て!》 第三帝国が企てた「快楽」と「生殖」をめぐる大衆動員の実態とは? ナチズム研究をリードする著者による衝撃的論考の増補文庫化! 産めよ殖やせよ。強きゲルマン人の子らを━ナチスは人間の欲望、とりわけ性欲を解放させることで、人々を生殖に駆り立て、社会を支配せんとした。 「厳格で抑圧的なナチズム」という通説のイメージを、膨大な同時代資料を渉猟することによって覆し、性と権力、快楽と大衆操作が絡み合い展開した「欲望の動員」の実態に光を当てる、決定的研究! 【本書「はじめに」より】 本書はこのような観点から、第三帝国下の「性-政治」の実態を描き出そうとするものである。そこでの性と権力の複雑なからみ合いを、体制側の狙いと個々人の実践との齟齬や矛盾にも留意しつつ、性教育、同性愛、裸体文化、婚外交渉などの争点ごとに検証していきたい。その際とくに、従来の一般的な見方とは異なって、ナチズムが市民道徳への反発から性的欲求の充足を奨励し、ある種の「性の解放」を促進したプロセスに注目する。ダグマー・ヘルツォークの研究が明らかにしているように、彼らにとって性は生殖のためだけのものではなく、快楽や喜びをもたらす一種の刺激剤でもあったのであり、それを徹底的に活用した点にこそ、この運動の動員力を説明する手がかりがあると考えられる。その意味で本書は何よりも、生殖と快楽の問題にとりつかれた体制の「欲望の動員」のメカニズムを解明することをめざしている。 【本書の内容】 はじめに 第一章 市民道徳への反発 第二章 健全な性生活 1 性的啓蒙の展開 2 性生活の効用 第三章 男たちの慎み 1 男性国家の悪疫 2 結婚を超えて 第四章 美しく純粋な裸体 1 裸体への意志  2 ヌードの氾濫 3 女性の魅力 第五章 欲望の動員 1 新しい社交  2 悪徳の奨励  3 道徳の解体  おわりに  補章 注 図版出典  あとがき 学術文庫版あとがき 索引 *本書の原本は、2012年に講談社選書メチエより刊行されました。
  • ベルクソン哲学の遺言
    5.0
    フランスの哲学者アンリ・ベルクソン(1859-1941年)は、1937年2月8日に記した遺言状で「私は、公衆に読んでもらいたいものすべてを刊行したと宣言する」と断言し、生前に刊行した7冊の著書以外の死後出版を厳に禁じた。 ベルクソンが自身の著書として指定したのは、4冊の主著『意識の直接与件に関する試論』(1889年)、『物質と記憶』(1896年)、『創造的進化』(1907年)、『道徳と宗教の二源泉』(1932年)、2冊の論文集『精神のエネルギー』(1919年)と『思想と動くもの』(1934年)、そして『笑い』(1900年)である。現実には死後、遺稿集や書簡集のほか講義録まで出版された。それらが研究上、重要な資料をなすことは言うまでもない。だが、その一方で哲学者の遺志が無残なまでに裏切られたことも否定しようのない事実である。 本書は、どこまでも遺言状に忠実であろうとする。ベルクソンが自身の著書として指定した著作だけを愚直に、真摯に読んでいくこと。その当たり前の営みによってのみ浮かび上がるものがあることを、本書の読者は知ることができる。すでに定評を得た本書に新たな書き下ろしを加えた「完全版」を、ここに満を持してお届けする。 [本書の内容] 第I章 遺言状 1 生涯を貫くシンフォニー/2 単純なひとつの行為/3 自伝的遺書/4 哲学に欠けている「正確さ」 第II章 ほんとうの障碍物に出会う 1 「持続」は障碍物だということ/2 「持続」を語る困難/3 持続という問題への入口/4 予見不能であるとは 第III章 砂糖が溶ける時間 1 映画フィルムは回転する/2 砂糖水ができるまで/3 誤った回顧から解放されること 第IV章 直観が〈正確〉であること 1 思考を誂える/2 「直観」という努力/3 直観の対象/4 「直観」を定義する困難 第V章 〈記憶〉についての考え方 1 持続において思考する例/2 「記憶」と「過去」との関係/3 それ自体で在る過去/4 脳と記憶 第VI章 〈器官〉についての考え方 1 哲学はいかに〈努力する〉のか/2 持続において思考する例/3 器官としての「眼」/4 進化の原因としての持続 第VII章 持続が目指すところ 1 飛躍の結果としての人類/2 直観と本能/3 潜在的本能による仮構機能/4 持続において思考する例 第VIII章 哲学の目的 1 神秘主義と機械主義/2 〈停止〉を〈運動〉それ自体に送り返すこと/3 持続において思考する例/4 手仕事の効用、感覚の教え/5 〈深さ〉において思考する喜び 補 章 哲学の未来のために 1 科学の半身たるべき哲学/2 「共感」という事実/3 この地上に生きている哲学
  • スキンケアで肌を毎日いためていませんか? こすらなければ、美肌
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本で一番話題の48歳美容家・石井美保。 驚異の美肌を作る“究極の摩擦レス”スキンケアメソッド、完全版! 毛穴なし、小じわなし、たるみなし。全女性が切望する「肌の“3ない”」を備える美肌の持ち主・石井美保。その美肌で女性向けメディアで引っ張りだこの、いま一番勢いのある美容家が、自身の美容法「摩擦レススキンケア」の全てを詳しく解説します。 <こすると肌で何が起こる?> 肌表面のバリアが壊れる 肌の中の潤いが逃げて、肌が乾燥する 壊れたバリアの隙間から、外的な刺激が入り込みやすくなり、炎症が発生 炎症がさらにバリアを壊す 「肌の悪循環」が続き、乾燥、毛穴、赤みや色ムラ、ニキビ、ほうれい線、クマ、小ジワ… あらゆる肌トラブルの要因となってしまいます。 例えば ・スキンケアのとき、顔をぺちぺち叩く ・スキンケアのとき、手を顔にぐいぐい押し付ける ・下地やファンデーションを顔の上で思いっきりのばす ・アイシャドウをまぶたに何度も重ね塗り ・まぶたをスプーンでぐりぐりマッサージ ・ほおづえをつく これらの行為は、すべて摩擦です!! スキンケアの過程や日常生活のクセで、無意識に肌をこすり、その摩擦が肌に炎症を起こしています。 美肌になりたければ、摩擦を排除する石井式スキンケアを徹底すること。これまで2000人以上の人が乾燥肌、ニキビ、毛穴悩み、小じわ、たるみなどの肌悩みから救われてきたそのメソッドの実力を、是非お試しください! さらに、石井式スキンケアは、美肌に留まらず、小顔にも効果てきめん! “一億総たるみ に緊急提言!”「スマホ顔に効く石井式・肌アイロン」 二重あご、くっきりほうれい線、おたふくフェイスライン、首のしわ。スマホを見すぎて 20代でも顔のたるみに悩む人が増えているいま、48歳にしてたるみ知らずの石井さんの 肌が注目されています。この肌をささえているのが、独自の「肌アイロン」というメソッ ド。「いつものスキンケアのときに、肌をやさしくアイロンをかけるようになでるだけ。 誰でもすぐに取り入れられ、効果抜群の「お肌のアイロンがけ」をお伝えします。 本邦初公開!「スマホ顔予防&解消に効く!石井式・表情筋トレーニング」 同じく、たるんだスマホ顔予防&解消に効く、表情筋トレーニングも並行して行っている石井さん。まだ、どのメディアにも出ていない、毎日すきま時間にできる「顔の筋トレ」で理想のフェイスラインを叶えましょう! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 例と演習で学ぶ 確率論
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 測度論を用いた確率論への入門の新定番。 ・確率論の「王道」をしっかり押さえた丁寧な解説と豊富な例題・演習問題が初学者にぴったり ・学びやすいと好評の講義ノートを大幅に加筆修正し、解説がさらにわかりやすく ・序章で確率論の具体的なモデルを紹介し、具体例から学べる構成 本書は測度論を復習しながら確率論を学習できる入門書です。 丁寧な解説と本文中の例題で手を動かしながら学び、演習問題(解答付き)で理解を確かめ、学びを深めることができます。 さらに、ランダムウォーク・パーコレーション・分枝過程・ブラウン運動などのモデルについても紹介します。これらのモデルは問題設定はわかりやすいものの、現在でも確率論の研究において頻繁に扱われるものです。教科書の範囲を大きく逸脱しない範囲の知識で得られる結果については証明も与えていきます。このように具体的なモデルを眺めながら学習することで確率論とはどういった学問なのかを体験し、また抽象的な理論や定理の使い方を身につけられる構成になっています。 【おもな内容】 序章 確率模型 第1章 確率論の基礎 第2章 期待値 第3章 独立性 第4章 大数の法則 第5章 中心極限定理 第6章 独立性および条件付き期待値 第7章 マルコフ連鎖 第8章 離散時間マルチンゲール 第9章 ブラウン運動 第10章 連続時間マルチンゲール 第11章 確率積分 付録A  測度論 付録B フビニの定理 付録C 確率空間に関する補足 付録D L^p-空間 付録E フーリエ変換 問題解答 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 福田和也の「文章教室」
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    ●小説新人賞に応募したい。●面白い論文を書きたい。●ブログをブラッシュアップしたい。――「情報の羅列」を「読ませる文章」に磨くテクニック。これぞ福田流文章術の「極意」! <本書の主な内容> 1.読む力――書くために読む!  『電車男』  『ニート』絲山秋子  『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹  『くっすん大黒』町田康  『蹴りたい背中』綿矢りさ  『火車』宮部みゆき  『蛇を踏む』川上弘美  『父の詫び状』向田邦子  『フィジーの小人』村上龍  『枯木灘』中上健次  『金閣寺』三島由紀夫 2.書く力  垂れ流しの文章はなぜダメなのか  「プロの文章」を目指す  文章上達に必要な3つの要素  「書く力」実践編 3.調べる力  「美智子妃のルーツ」現地取材&福田流資料収集法を公開! 【資料編】  パソコンソフト、事典、辞書、インターネットサイト
  • 〈世界史〉の哲学 1 古代篇
    5.0
    シリーズの最初の巻「古代篇」では、〈世界史〉の中のミステリー中のミステリー、イエス・ キリストの殺害が、中心的な主題となる。もし、〈世界史〉の中で、われわれの現在に最も大きな影響を残した、たった一つの出来事を選ぶことが求められれば、誰もが、迷うことなく、イエス・キリストの十字架上の死を挙げることになるだろう。  どうして、イエス・キリストは殺されたのか? どうして、たった一人の男の死が、これほどまでに深く、広い帰結をもたらすことになったのか? われわれの現在を、社会学的な基礎において捉えるならば、それは「近代社会」として規定されることになる。近代化とは、細部を削ぎ落として言ってしまえば、西洋出自の概念や制度がグローバル・スタンダードになった時代である。その「西洋」の文明的なアイデンティティは、キリスト教にこそある。とすれば、キリストの死の残響は、二千年後の現在でも、まったく衰えることなく届いていることになる。キリストの死は、どうして、これほどの衝撃力をもったのだろうか?  イエス・キリストは、わけのわからない罪状によって処刑された。その死は、今日のわれわれのあり方を深く規定している。必ずしもクリスチャンではないものも含めて、その死の影響の下にある。どうしてこんなことになったのか?…… (「まえがき」より)
  • 注文の多い料理店
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小学校低学年より 山奥に猟に来た二人の紳士の前に突然現れた料理店。入ってみるといろいろと注文をだされ、それに従いながら奥に進んでいくと……。 不気味な中に痛烈な風刺がこめられた賢治の傑作。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 存在と思惟 中世哲学論集
    5.0
    本書の著者クラウス・リーゼンフーバー神父(1938-2022年)は、フランクフルトに生まれ、1958年にカトリックの修道会であるイエズス会に入会したのち、1967年に来日して長年にわたり上智大学で教鞭を執りました。ドイツ哲学に深い造詣をもつばかりか、西田幾多郎をはじめとする日本の哲学思想に通じていた著者は、西洋中世の哲学・神学について研究し、あるいは教育するとともに、一般向けの講座を精力的に行って多くの日本人に親われました。 しかし、専門論文が多いこともあってか、一般向けの著作はほとんどなかったと言わざるをえません。古代から現代に至る西洋哲学全体に対する該博な知識と透徹した理解に基づいた知恵の結晶を多くのかたに触れていただく機会になることを願って、ここに学術文庫オリジナルの精選論文集をお届けします。 以下の目次にあるように、本書で中心的に選ばれたのは、著者にとって重要な研究対象であるトマス・アクィナス(1225頃-74年)をめぐる論考です。「言語」、「存在」、「神」という哲学にとっても神学にとっても最重要の概念を正面から取り上げ、トマスの論を精緻にたどるだけでなく、独自の読みを加えることで、そこに潜む可能性を最大限に引き出す――「思惟」というものの醍醐味がふんだんにつまった論考群は、読むたびに発見に満ちた宝と言えるでしょう。 惜しまれながら2022年に逝去したリーゼンフーバー神父の偉大な遺産を本書を通して知っていただけることを心から願っています。 [本書の内容] 中世思想における至福の概念 トマス・アクィナスにおける言葉 トマス・アクィナスにおける存在理解の展開 存在と思惟――存在理解の展開の可能性を探って トマス・アクィナスにおける神認識の構造 神の全能と人間の自由――オッカム理解の試み 解 説(山本芳久)
  • ムシリョウシ(1)
    5.0
    『くにはちぶ』の各務浩章最新作! 異形vs.女子高生のガンアクション!! 2025年ニホンは銃社会となっていた。 『蟲』と呼ばれる異形なモンスターが国のいたるところにあらわれはじめ、東京は壊滅。 国の力だけではとても『蟲』に太刀打ちすることができず、 地方の防衛は“蟲猟師”と呼ばれる駆除業者たち、及び町内会などに任せられることになった。 姫森蝶乃は現役女子高生ながら蟲猟師免許を持ち、今日も銃を手に『蟲』たちと戦っていた。 ハードガンアクションコミック第1弾!
  • ドグラ・マグラの世界/夢野久作 迷宮の住人
    5.0
    巻頭に置かれるのは、夢野久作が読書界から顧みられることのほとんどなかった1962年に鶴見俊輔が雑誌「思想の科学」に発表した「ドグラ・マグラの世界」である。この評論により、日本の戦後期には忘れられた存在となっていた夢野久作は「再発見」される。 「ドグラ・マグラの世界」の発表がきっかけとなり、鶴見と夢野久作の長男である杉山龍丸の交流が生ずる。やがて杉山龍丸の著書や杉山が編纂した夢野久作の日記などを資料としてじゅうぶんに咀嚼したうえで、鶴見は夢野久作論『夢野久作 迷宮の住人』が書き下ろされる 夢野久作について少年期の鶴見俊輔が出会った夢野久作の『犬神博士』の紹介から、『夢野久作 迷宮の住人』の第一部は始まる。そして『氷の涯』という日本軍のシベリア出兵をモチーフにした作品、さらに異色の長篇推理小説『ドグラ・マグラ』へ。そして、これらの作品が昭和初期の読者にどのように受けとめられたのかと問いが生まれる。 第二部では作家夢野久作の本名である杉山泰道の側からその生涯が辿られる。泰道の伝記的事実の多くは、さらにその長男杉山龍丸の著書によるが、伝記的事実と時代背景を結びつけて読み解くことで、より作品世界に深くわけ入ることができる。 第三部では、夢野作品受容の変遷が綴られる。江戸川乱歩ほか同時代の探偵作家たちにはやはり異形のものとして解されている。しかし年少の読者だった福永武彦や中井英夫たちには強烈な印象が残っていた。敗戦後、占領期に夢野久作が思いおこされることはなかったが、1960年を境にふたたび関心が寄せられるようになり、作品研究・分析が進む。そこで見えてきたものは、中央から遠い地方で、土地の日常言語を駆使して人間の根本問題に迫る、きわめて独創的な作家の姿であった。 本書により、夢野久作というきわめて独自性に満ちた作家に多角的に光が当てられ、読者にとってもそのイメージが鮮明となることが期待される。
  • 台湾の歴史
    5.0
    経済発展と民主化を達成し、ますます存在感を高めている「台湾」は、どんな歴史を歩み、どこへ向かうのか。2024年1月の総統選挙を控えて、その歴史と現在を知る文庫版。 その歴史は「海のアジア」と「陸のアジア」がせめぎ合う「気圧の谷間」が、台湾という場所を行ったり来たりした歴史だった。その動きから生じる政治・経済の国際的な激動の中で、多様な人々が織りなしてきた「複雑で濃密な歴史」を見つめることなしに、現在の台湾を理解することはできない。 はるか以前から、さまざまな原住民族(先住民族)が生きていた台湾島が、決定的な転機を迎えたのは17世紀のことだった。オランダ東インド会社が初めて「国家」といえる統治機構をこの島に持ち込んだのである。短いオランダ統治の後、明朝の遺臣・鄭成功ら漢族軍人の時代を経て、清朝による統治は200年に及ぶが、1895年、日清戦争に勝利した日本の植民地支配が始まる。そして1945年に始まった中華民国による統治は、当時の民衆に「犬が去って、豚が来た」と言われるものだった。その中で、本省人・外省人の区別を超えて「台湾人」のアイデンティが育まれ、1990年、直接選挙による第1回総統選で「初の台湾人総統」李登輝が登場する。 『台湾――変容し躊躇するアイデンティティ』(2001年、ちくま新書)を、大幅増補して改題し、文庫化。 目次 はじめに――芝山巖の光景 第一章 「海のアジア」と「陸のアジア」を往還する島――東アジア史の「気圧の谷」と台湾 第二章 「海のアジア」への再編入――清末開港と日本の植民地統治 第三章 「中華民国」がやって来た――二・二八事件と中国内戦 第四章 「中華民国」の台湾定着――東西冷戦下の安定と発展 第五章 「変に処して驚かず」――「中華民国」の対外危機と台湾社会の自己主張 第六章 李登輝の登場と「憲政改革」 第七章 台湾ナショナリズムとエスノポリティクス 第八章 中華人民共和国と台湾――結びつく経済、離れる心? 第九章 「中華民国第二共和制」の出発 結び 補説1 総統選挙が刻む台湾の四半世紀――なおも変容し躊躇するアイデンティティ 補説2 「台湾は何処にあるか」と「台湾は何であるか」 学術文庫版あとがき 参考文献  台湾史略年表 索引
  • プリキュア20周年アニバーサリー プリキュアコスチュームクロニクル
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2023年に【20周年】を迎えたプリキュアシリーズ。 女児を熱狂の渦に巻き込んだスタートから、今では性別年齢関係なく幅広いファンに支持され続ける大人気アニメになりました! この本は2018年にプリキュア15周年を記念して作られた「コスチュームクロニクル」の増補改訂版です! プリキュア78人のファッションの魅力を、キャラクターデザイナーやプロデューサーに取材。 東映アニメーション総合監修のもと、それぞれのキャラクターデザインが生み出された背景や理由、裏話、こだわりポイントに迫ります! 【おもな内容】 プリキュアオールスターズ(歴代プリキュア78人全員)ファッションミュージアム プリキュア声優78人に聞きました「お気に入りファッションポイント」&「元気のでるセリフ」 色別・ディテール別 プリキュアスタイルファッションファイル 初掲載! 映画に登場のプリキュア スペシャルフォーム&オリジナルキャラクター プリキュア玩具解説etc. 【スペシャルインタビュー】 ・「プリキュアができるまで」を初代プリキュアの「生みの親3人」が語る! プロデューサー鷲尾天さん・シリーズディレクター西尾大介さん・キャラクターデザイナー稲上晃さんにインタビュー(再掲載) ・「プリキュアの20周年を振り返る」鷲尾天さん単独インタビュー ・「プリキュアの魅力を生み出す力」キャラクターデザイナー川村敏江さんインタビュー(再掲載) ・キャラクターデザイナー中谷友紀子さん×プロデューサー村瀬亜季さんインタビュー ・キャラクターデザイナー斎藤敦史さん×プロデューサー髙橋麻樹さんインタビュー ・漫画家上北ふたごさんインタビュー  ・バンダイ歴代玩具担当者インタビュー ・ファッション・クリエイティブ・ディレクター軍地彩弓さんインタビュー などなどのレジェンドたちへのインタビューがもりだくさん! プリキュアのファッションが多角的にわかっちゃう1冊です! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 医師 近藤誠 がん・部位別 「余命宣告」をされても生き延びた!51人の証言
    5.0
    がん治療の専門医である近藤誠医師は、「がん放置療法」や「抗がん剤は使うな」と逆張りを主張する異端者として扱われがちだが、実は違う。 今では標準治療となって多くの患者の命を救っている「悪性リンパ腫」のCHOP療法や、「乳がん」の乳房温存療法を日本に初導入したのは近藤医師に他ならない。 近藤医師は「延命効果があり」、「患者の生活の質を下げない」ことを何よりも大切に考え、医学的真実から目を逸らすことなく治療の有効・無効を誠実に判断してきたに過ぎない。つまり、医療ビジネスや自らの出世重視ではなく、誰よりも患者ファーストな医師であったと言える。 今までの著書では、必要のない医療によって余命を縮めた方のエピソードは詳しく掲載されてきたが、近藤医師が勧める、QOLを下げず、延命効果がある生き方を選んだ患者さんのエピソードはそれほど詳しく紹介されてこなかった。 本書では病院でがん宣告をされ、近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来を訪れ、医学的に証明された「延命効果」「生活の質を下げない治療」を自ら選択した51名の患者さんの証言をお届けします。 彼らは医師たちが宣告した「余命宣告を超えて生きています」。 本書は、患者数が多い「がん種」を網羅するよう努め、これまであまり紹介してこなかった「抗がん剤で治る可能性のあるがん種」の血液がん、精巣腫瘍、小児がんも取り上げました。本書の近藤誠医師による解説部分は『「延命効果」「生活の質」で選ぶ。最新 がん部位別 治療事典』(講談社)の要約です。
  • 小説 ブルーピリオド あの日の僕ら
    5.0
    これを読めば、あなたはもっと『ブルーピリオド』が好きになる! 主要キャラクターを徹底的に掘り下げた、書き下ろしオリジナルでおくる小説版! 八虎の幼少期はどんな子だったのか? 龍二の心の住み着く、忘れられないあの子とは? 八虎との渋谷オール、世田介は何を思っていたのか? 絵を通して人を見る橋田が抱えた、あるトラウマとは? 予備校の大葉先生の美大時代とは? 漫画本編では描かれなかったキャラクターたちのB面を、徹底深掘り! 書き下ろしでおくる『小説版 ブルーピリオド』!
  • 薬も減塩もいらない 1日1分で血圧は下がる!
    5.0
    ノーベル賞受賞理論を実践し、 「シンプルな体操で、血圧を下げる」と話題を呼んだ人気書籍が、 待望の新書化です。 【血圧は簡単な体操で下がる!】 血圧を下げるには、薬を飲むか、減塩するしかない…… そう思っている方がほとんどでしょう。 でも実は多くの場合、血圧は簡単な体操だけで下がるんです! 血圧が高くなる大きな原因のひとつに、 血管が硬くなることがあげられます。 そこで最近注目されているのが、 血管を柔らかくする物質NO(一酸化窒素)です。 NOにその働きがあることを発見した研究は、 1998年にノーベル医学・生理学賞を受賞しています。 このNOの分泌を効率よく増やす体操を、 薬剤師/薬学研究者で予防医学の第一人者である著者が考案。 年齢、体力を問わず誰にでもできる簡単な体操を、 本書で公開します! 【おもな内容】 第1章 加藤式降圧体操のやり方 第2章 降圧体操で血管が若返り、血圧が下がる理由 第3章 薬に頼りすぎるのは危険! 第4章 あなたの血圧知識、間違ってます! ※本書は、2018年5月23日に小社より刊行された『1日1分で血圧は下がる! 薬も減塩もいらない!』を新書化したものです。
  • 「誰でもよいあなた」へ 投壜通信
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    手紙を詰めた壜を海原に投じるとき、書き手は「誰かは知り得ないが、どこかにいるあなた」へ届くと信じている。自分が名宛人でなくても自分宛のように受け取れる言葉が、この世界には確かに存在している。時空を隔てた「あなた」とわたしの関係――。 ナンシー、ツェラン、ベケット、リクール、デリダ、石原吉郎、青柳瑞穂、宇佐見りん、会津八一、ベンヤミン、石沢麻依……。思想と文学を結び、書かれた言葉を紡いでフランス現代思想の気鋭が贈る、傑作散文集。 目次 1.「あなた」を待ちながら 2.庭付きの言葉 3.岸辺のアーカイヴ 4.私にとっての赤 5.一人の幅で迎えられる言葉 6.記憶と醗酵 7.断片と耳 8.誇張せよ、つねに 9.あてこまない言葉 10.「あなた」とともに
  • レオナルド・ダ・ヴィンチ 伝説と実像と
    5.0
    「天才」と呼んだ瞬間に見えなくなる、本当のすごさがわかる! 絵画・彫刻・建築・土木・軍事……多岐にわたるその仕事は、しかしほとんどが未完に終わった。 彼が生きた同時代において、その名声はかならずしも高いものではなかった。 後世にも驚異をもたらすその着想は、実は彼一人の独創ではなく、先達の知見を踏まえてのものだった。 では「天才」というのはまったくの虚像だったのか? いや、そうではない。 現代の美術史研究による精緻な分析によって、まったくあらたな、一人の類い希なる表現者の姿が立ち上がる! 「フレスコ画を描かない画家」だったということにはじまり、ルネサンス期のイタリア各地を転々とする、苦闘と挫折に満ちた創作の人生を追いながら、神格化されたレオナルド像の向こうにある、真価を見いだそうとする試み。 夢想家〈ファンタジスタ〉レオナルド・ダ・ヴィンチの実像をたずねる、スリリングで発見に満ちた探究の美術史! *本書の原本は、2003年に角川書店より『レオナルド・ダ・ヴィンチという神話』として刊行されました。 【本書の内容】 序 章 神格化されたレオナルド 第一章 フレスコ画を描かない画家  一 システィーナ礼拝堂の壁画に参加しなかったレオナルド  二 ヴェロッキオ工房で修業したこと、しなかったこと  三 超えられない先輩ボッティチェッリ  四 ≪東方三博士の礼拝≫―先達への挑戦 第二章 新天地ミラノでの活動  一 ミラノ着任の経緯  二 素描リストの意味  三 技師・発明家・建築家としての真価 第三章 宮廷芸術家の立場と活動  一 舞台美術家としてのレオナルド  二 音楽家・楽器製作者としてのレオナルド  三 スフォルツァ騎馬像制作 第四章 最後の晩餐  一 ついに勝ち得た最大の好機  二 ドラマの表現を完成させたレオナルド  三 成功と悲運 第五章 夢ファンタジスタ想家レオナルド  一 フィレンツェ帰還  二 ≪ジョコンダ(モナ・リザ)≫と晩年のレオナルド  三 絵画による世界の完全な視覚化を目指して 参考文献・図版出典一覧 図版目録 あとがき
  • もえとかえる ことばのふしぎ大冒険
    5.0
    1巻1,265円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 花札が好きな小学生・もえの前に、きゅうに言葉を話すカエルがあらわれた! 『麿のことは「かえる大納言」とよぶように』 「おにぎりとおむすびの違いってなに?」 「緑色なのに『青信号』とよぶのはなぜ?」 「アメリカのことを『米国』とも書く理由は?」 「『わたし』『オレ』『拙者』『まろ』……日本語はなぜこんなに一人称が多い?」 などなど、よくよく考えれば理由がわからないさまざまな日本語のふしぎを、やたら日本語にくわしいカエルが徹底解説!(でもわからないことも多い……) ●日本語にオノマトペ(擬音語、擬態語)が多いわけ ●浅草(あさくさ)にある浅草寺(せんそうじ)のなぞ ●ひらがなとカタカナ、どっちが先に生まれた? ●日本は「にっぽん」?「にほん」? ●「卵焼き」と「玉子焼き」って同じもの? ●大手町(おおてまち)と永田町(ながたちょう)、漢字の読み方はどうやって決まる? ●二十歳のことを「はたち」と読むわけ ●「越南」、これはどこの国のこと? ……などなど 知れば知るほどおもしろい、日本語のなぞをめぐる大冒険に出かけよう!
  • 花嫁のれん(1)
    5.0
    職ナシ、夫は失踪、借金アリの奈緒子が、夫の実家である老舗旅館でよそ者扱いされながら姑に挑む!国民的嫁姑ドラマ漫画化!  ある日、夫が借金を残して失踪。順風満帆だと思っていた夫婦生活に突然の終止符を打たれた奈緒子だったが、追い打ちをかけるように会社も破産申請をし、職もなくなった。 途方に暮れる奈緒子は、なんとか借金返済をしようとするが不況の折、仕事はまったく見つからない。そんな時、姑がやってきて夫の借金を全額返済。同時に奈緒子は、離婚を迫られる! 夫と別れたくない奈緒子は、夫の実家である金沢の老舗旅館「かぐらや」に乗り込みーー!?
  • 太平洋戦争の真実 そのとき、そこにいた人々は何を語ったか
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    「戦争は壮大なゲームだと思わないかね」――終戦の直前、そううそぶいた高級参謀の言葉に、歴戦の飛行隊長は思わず拳銃を握りしめて激怒した。 「私はね、前の晩寝るまで『引き返せ』の命令があると思っていました」ーー艦上攻撃機搭乗員だった大淵大尉が真珠湾攻撃を振り返って。 「『思ヒ付キ』作戦ハ精鋭部隊ヲモミスミス徒死セシメルニ過ギズ」ーー戦艦大和水上特攻の数少ない生存者・清水芳人少佐が、戦艦大和戦闘詳報に記した言葉。 「安全地帯にいる人の言うことは聞くな、が大東亜戦争の大教訓」――大西中将の副官だった門司親徳主計少佐の言葉。 「私は『決戦』と『手柄を立てる』という言葉が大嫌いでした。決戦というのはこの一戦で雌雄を決するということなのに、決戦だ、決戦だとなんべんも。そんな掛け声で部下をどれほど失ったかわかりません」ーー零戦初空戦を飛行隊長として率い、終戦まで前線で戦い続けた進藤三郎少佐。 「戦後、GHQの占領政策を聞いたときにガッカリしました。なんだ、二・二六の青年将校がやろうとしていたことと同じじゃないかと」ーー日米開戦前に中国戦線からのベテラン搭乗員。二・二六事件の折は、予科練の生徒で鎮圧軍として出動した。角田和男中尉。 「日露戦争でロシア軍の捕虜になった人が、日本に帰れずにアメリカに渡って浄土真宗の僧侶になっていて、マッコイに会いに来たことがありました。立派な人でしたが、我々も日本がもし勝っていたら帰れなかったでしょうな。負けて、日本に軍隊がなくなったから帰ってこれたようなもんですよ」――戦中、捕虜となって米本土の収容所にいた中島三教飛曹長。
  • エッセンシャル植物育種学 農学系のための基礎
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は植物育種学に関する教科書です。大学1・2年生がはじめて植物育種学を学ぶための教科書として編集しました。 本書では,イネやムギなどの穀類の育種事例が多い従来の教科書とは異なり,野菜や果樹,花卉などの園芸作物の多様な育種事例を数多く取り上げ,特徴的な教科書を目指しました。さらに,分子生物学の急速な進歩によって,育種に関する新しい評価技術や専門用語が多くなっていることから,模式図や写真を多用し,欄外に補足説明を入れることで,可能な限りこの1冊だけで読者に理解を深めてもらうことにも力点を置いています。また,関連した話題やトピックスをコラムとして取り上げることで,植物育種学に興味を持ってもらえるように工夫しました。 昨今は地球温暖化や気候変動,バイオ燃料需要の増加などによる穀類の需要増加,さらには今後発展が期待されているスマート農業に対応できる品種の育成など,植物育種学には新たな方向性が求められており,植物育種学は非常に魅力のある学問領域です。その魅力を存分に味わえる1冊として強くお薦めします。 [主な目次] 第1章 植物育種の歴史 第2章 植物遺伝資源と育種 第3章 遺伝学の基礎 第4章 育種の原理と基本的な技術 第5章 他殖性植物の育種 第6章 一代雑種育種 第7章 自殖性植物の育種 第8章 栄養繁殖性植物の育種 第9章 ゲノムおよび倍数性育種 第10章 突然変異育種 第11章 遠縁交雑育種 第12章 組織培養による育種 第13章 分子育種の基礎 第14章 分子育種の実際 第15章 遺伝資源を取り巻く情勢 【編著者紹介】 國武久登 学術博士。1991年千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了。1996年より九州東海大学農学部講師,2001年より宮崎大学農学部応用生物科学科准教授を経て,2006年より宮崎大学農学部応用生物科学科教授。2015年より宮崎大学副学長(産学連携担当),2021年より宮崎大学農学部長を兼務。専門は植物遺伝育種学,果樹園芸学。 執行正義 博士(農学)。1997年鹿児島大学大学院連合農学研究科博士課程修了。1999年より山口大学農学部助教授,2010年より山口大学農学部准教授を経て,2017年より山口大学大学院創成科学研究科教授。専門は植物遺伝育種学,野菜園芸学。 平野智也 博士(農学)。2006年千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了。北海道大学創成科学共同研究機構学術研究員,理化学研究所イノベーション推進センター研究員などを経て,2014年より宮崎大学農学部応用生物科学科准教授。専門は植物遺伝育種学,花卉園芸学。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ゴルギアス
    5.0
    プラトン初期対話篇の代表作、練達の訳者による決定版新訳が完成! 本書では、当時を代表するソフィストであるゴルギアス、その弟子ポロス、気鋭の政治家カリクレス、ソクラテスの崇拝者カイレポンの四人を相手にしてソクラテスが対話を展開します。その中心的な主題は「弁論術とは何か」です。 ただ雄弁に語り、聞く人を説得するのが理想的な弁論術ではありません。大した内容もなく、正しい知識を与えることもないのに、相手を論破したり、耳障りのよいことを訴えたりするだけの言葉が今もよく聞かれます。言うまでもなく、そのような言葉を語る人が政治的な意図を隠しているなら、聞く者は気づかぬうちに意図された方向に導かれ、特定の政治的な主張を支持するようにもなるでしょう。古くは「プロパガンダ」と呼ばれ、今日では「フェイクニュース」や「ポルトトゥルース」、「オルタナティブファクト」などと呼ばれる現象には、そのようなからくりが含まれています。 では、正しい弁論術とはどのようなものなのか? ソクラテスは、ゴルギアス、ポロス、カリクレスの順に濃密な対話を交わし、その答えを明らかにしていきます。それは最終的に「正しさ」とは何かを知ることに行き着くでしょう。何が正しいのかを知っている人にしか正しい弁論術は使えない――当たり前に思えますが、その当たり前のことを残念ながら人類はプラトンの時代よりよく理解し、実践していると言えるでしょうか? 価値の基準が崩壊したと言うしかない現代世界の中で、道徳的であること、正しくあることとは何か、という問いは、ますます重要性を増しています。練達の訳者によって蘇ったプラトン渾身の対話篇を手に、今と未来を考えていただけるなら幸いです。 [本書の内容] [プロローグ ゴルギアスとは何者か] [第一幕 ゴルギアス対ソクラテス] [第二幕 ポロス対ソクラテス] [第三幕 カリクレス対ソクラテス] [エピローグ 死後の裁きについて]
  • 迷走しない!英語論文の書き方 秘密は「構造」作りにあり
    5.0
    ◆◆英語論文執筆で迷走中のあなた! その論文に「構造」はあるか?◆◆ あの経済学者、成田悠輔が「『論理やデータを中心に、筋道だった英語を書く必要がある人』であれば誰にとっても役に立つ」と大絶賛した『THE LITTLE BOOK OF RESEARCH WRITING』がついに邦訳! 英語論文執筆の難関は「構造」作りにあった! なんとなく書き始めたけれど、筆が進まない。 どの段落に何を書いたらよいのかわからない。 なんとか書き上げたものの、よい評価が得られない……。 これって英語力の問題? いえ、「文章設計力」の問題です! 英語で論文を書く際には、文章全体の論理構造を作ることが重要なのです。 【推薦の言葉】 ライティングに必須な文章の構成力をこれほど簡潔に解説する本に出会ったことがない。表現力を磨くだけでは作文は上達しない。文章は構成によって輝く。「推し本」の日本上陸を喜びたい。 ――池谷 裕二(東京大学薬学部教授) 【本書の特徴】 ライティングの中で、「個々の文をいかにわかりやすくするか」に注意を払う人は多いでしょう。しかし、個々の文を磨く以前の、「パラグラフ、セクション、および論文全体をどのような形で構成するのか」に注力する人は多くありません。複雑な研究内容を、時間のない読み手にわかりやすく伝えるためには、英語ならではの文章構成をしっかりと組み立てる必要があります。 本書では、わかりやすい論文を書くための原則を、執筆の流れに沿って、実際の英語論文(全文和訳付き)の例を挙げながら丁寧に解説します。忙しい指導教員や同僚に、効率的にアドバイスをもらう方法までわかります。本書のメソッドを実践すれば、論文執筆で「迷走」することはありません。論文の読み手を「迷走」させることもなくなります。 【監訳者あとがき(抜粋)】 アイデアを論文の読者にズバッと伝えるためには、複雑な詳細や無関係な脱線を削ぎ落とし、できるだけ簡潔で明瞭な論旨を切り出す必要がある。そのための必要最小限の最も本質的な装備だけを本書は扱っている(中略)。 英語で論文やレポート・報告書を書くたび、この本を取り出して練習問題をやり直してみてほしい。どこに向かっているのかさっぱりわからない「迷走論文」を書いてしまう危険性が劇的に減るはずだ。 【主な目次】 本書について 手法:論文を組み立てるための3段階 第1段階 主張点を明確にする 第2段階 アウトラインを構築する 第3段階 パラグラフの執筆 RAPの枠組みを見直す 最後に、「いつ」書き始めるべきか
  • 文庫ギャラリー ちひろ・平和への願い
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵の中の子どもたちが、ちひろの願いを語りかけてきます。「世界じゅうの子どもみんなに、平和としあわせを!」。戦時下に青春をすごし、戦後は、画家として母として、愛と平和のメッセージを送り続けたいわさきちひろ。55歳でガンに倒れるまでの人生と創作活動の軌跡を、作品と残された言葉でたどります。
  • バグダッド ブルー
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ハリウッド映画のように真実から遠い戦争と憎しみの彼方で、写真家が捉えたイラクで生きるということ。講談社出版文化賞受賞カメラマンによるフォト・ルポルタージュ。 ●耳に飛び込んできたのは、ショパンのワルツだった。……この国がまもなくアメリカの攻撃を受けようとしている、その時が迫っているのを知ってか知らずか、彼は悲哀を帯びた旋律を弾き続けた。私の記憶の中で、ピアノの音が空爆や銃撃の音に紛れて呑み込まれていく。イラク人の切ない、叫びにも似たその繊細な調べは、混雑していたレストランの客たちの喧噪にかき消され、弾き終わると男は、静かにレストランから立ち去っていった。――<本文より>
  • ティタノサウルスさんきょうだい おかあさん、どこ?
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 たまごからかえったばかりの、ティタノサウルスの3兄弟。 あれあれ、ママはどこ? 3兄弟は、みんなに聞きながら、母親を探しにでかけます。 初めてのジャングルでつぎつぎと出会う恐竜たち。 途中でティラノサウルスにでくわしたり、ハラハラドキドキの大冒険! 3兄弟は、無事に母親に出会えるでしょうか!? ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 真珠湾攻撃隊 隊員と家族の八〇年
    5.0
    真珠湾攻撃に加わった九百人の精鋭たち。彼らの八割は、その後の戦争で命を落とした。本人の手紙や遺族の証言が明かす隊員の生と死。
  • チェックリスト式 認知症高齢者の心がわかる本
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◎8枚のチェックリストで、認知症の人の「今の心の状態」がわかる! ◎独自のモデルで、この先、認知症の人の心がどう変化するか見通せる! 認知症の人の「心」がわかる! 心に寄り添う適切な「向き合い方」もわかる! 介護に携わっているすべての人におすすめしたい認知症ケアの本がここに。 認知症の人の心の底には必ず「不安」があります。 その不安に気づき、本人が抱えている不安の大きさに合わせた接し方をすること。 それが認知症ケアのコツです。 半世紀をこえる認知症診療の経験から、著者はつぎの2つのことに気づきました。 ★認知症の人の心の移り変わりは、「4段階のモデル」でとらえることができる! ★どの段階にあるかは、その人の言動をチェックしスコア化すれば見当がつく! 認知症の人の心は、その人が亡くなるまでの間に 次のように変化していきます。 (1)「とまどい・不安の時期」   ↓ (2)「否認・怒りの時期」   ↓ (3)「焦り・抑うつの時期」   ↓ (4)「無欲・安穏の時期」 その高齢者がどのステージにいるかがわかれば、適切な関わり方は見えてきます。 本書では、高齢者の心のステージを特定するための独自のチェックリストを公開するとともに、 心の状態に応じた、落ち着いてもらえる48の接し方を詳しく紹介します。 家庭で、介護現場で多くの人に愛用された『図説 認知症高齢者の心がわかる本』を 全面的に刷新した最新版がついに登場。ぜひ現場で役立ててください。 ★著者紹介★ 平沢スリープ・メンタルクリニック院長、精神科医(医学博士)。1949年、東京都生まれ。徳島大学医学部を卒業後、東京都養育院附属病院(現・東京都健康長寿医療センター)精神科勤務、米国留学などを経て、2001年に平沢記念病院を開設し院長に就任。2016年より現職。約50年にわたる認知症診療の経験を活かし、「所沢認知症ネットワーク」の設立に尽力するなど地域活動にも取り組んでいる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 九鬼周造
    5.0
    「運命よ 私はお前と踊るのだ。」 理性と感情、男と女、東洋と西洋、二人の父、偶然と必然……幾多の対立に引き裂かれ、安定を許されなかった生のただなかで、日本哲学の巨星は何を探究しつづけたのか。その生い立ちから、留学、主著『「いき」の構造』『偶然性の問題』、最晩年の『文芸論』まで、その思索の全過程を、第一回中村元賞受賞の著者が明解かつ艶やかな筆致で辿る。九鬼哲学への決定版・入門書。 [目次] はじめに 第一章 出会いと別れ 第二章 「いき」の現象学 第三章 永遠を求めて 第四章 偶然性の哲学 第五章 偶然から自然へ 第六章 形而上学としての詩学 あとがき 学術文庫版へのあとがき
  • 津田梅子  女子教育のとびらを開く
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    新紙幣の顔のひとり、津田梅子は1864年生まれの日本の女子教育者で、津田塾大学の創設者。わずか6歳で岩倉使節団とともに官費留学生として、渡米。明治の日本は近代国家になりつつあったものの、女性の教育環境は貧しいまま留め置かれていた。17歳で帰国後、梅子は女子が高等教育を受けられる学校を開校。女子教育の発展に生涯を捧げた津田梅子の仕事と人生とは――。 第一章   小さな留学生     望まれない女の子/黒船がやってきた/ちょんまげを落として/幼いころの梅子/女子の留学生募集 第二章   旅立ち        出発の準備/大にぎわいの横浜港/苦しい船の旅/サンフランシスコ到着/ワシントンへ/ランマン夫妻の家へ 第三章   アメリカでの勉強   黄金の日々/小学校へ/日常生活/女学校へ/ザ・トリオ/期待と不安 第四章 十一年ぶりの帰国 津田家の人びと/なつかしい我が家へ/忘れてしまった日本語/繁子と捨松の結婚/伊藤博文との再会/華族女学校の教師に 第五章  再びアメリカへ    アリス・ベーコンの来日/もう一度学びたい/ブリンマー大学/アナ・ハーツホンとの再会/デンバーでの講演/偉人たちとの面会/ 第六章  女子英学塾の開校  新しい学校/梅子の教え/休養とアメリカ旅行/開校十周年/全国で活躍する卒業生/関東大震災/嵐の後に        <小学校中級から すべての漢字にふりがなつき>
  • 深層学習 改訂第2版
    5.0
    ◆ベストセラーの改訂版。最高最強のバイブルが大幅にパワーアップ!!◆ ・トランスフォーマー、グラフニューラルネットワーク、生成モデルなどをはじめ、各手法を大幅に加筆。 ・深層学習のさまざまな課題と、その対策についても詳しく解説。 [本書まえがきより抜粋] ないもの(=理論)ねだりをしても仕方がありません.それでも皆が研究を進めるのは,そうすることに意義があるからです.なぜうまく働くのか,なぜそうすべきか,数学的な証明はなくても,正しい説明は必ずあるはずです.それを手にできれば,目の前の課題を解決するのに,また次に進むべき道を知るうえで役に立つでしょう. そこで本書では,それぞれの方法について,今の時点で最も納得できる説明をきちんと与えることにこだわりました.名前の通った方法であっても,理屈が成り立たない,あるいは役に立たない方法や考え方については,はっきりそう書きました.著者の主観といわれても仕方がない場合もあるかもしれませんが,そのほうが有益であると信じています. また,現在の深層学習の広がりを把握できるように,定番となった問題・方法に加えて,重要だと思われる問題については,必ずしもそれほど有名でない方法も含めてなるべく網羅するようにしました.その取捨選択には,深層学習が実践的技術であることを踏まえ,実用性を最も重視しました.そこには,この間に著者が企業の実務家たちと行ってきた共同研究での経験が反映されています. [主な内容] 第1章 はじめに 第2章 ネットワークの基本構造 第3章 確率的勾配降下法 第4章 誤差逆伝播法 第5章 畳み込みニューラルネットワーク 第6章 系列データのためのネットワーク 第7章 集合・グラフのためのネットワークと注意機構 第8章 推論の信頼性 第9章 説明と可視化 第10章 いろいろな学習方法 第11章 データが少ない場合の学習 第12章 生成モデル
  • タニシのがくげいかい
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第一作・課題図書になった「ライギョのきゅうしょく」をはじめ、ひろすけ童話賞受賞を受賞した「オタマジャクシのうんどうかい」まで、ドーナツ池の生き物たち(小学1年生から)が繰り広げるさまざまな日常生活の物語は、読者に身近なテーマを扱い、ロングセラーになっています。 タニシの兄弟は絵を描くことが大好き。ドーナツ池の泥の上を歌いながら二人で歩くと、歩いた跡が不思議な模様の絵になるのです。学芸会ではこの絵を発表することになりました。いつもと違う、みんなが驚くようなすごい絵を描こうと張り切る二人ですが・・・。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 最小にして人類最大の宿敵 病原体の世界 歴史をも動かすミクロの攻防
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    私たちのおよそ2000万分の1の大きさのウイルス。ゲノムのサイズもヒト全ゲノムが約62億塩基対、2万2千個のタンパク質をコードすると言われているのに対し、新型コロナウイルスは約3万塩基で27個。遺伝情報の量も非常に少なく、シンプルな存在。なのに私たちはなぜ新型コロナウイルス翻弄されるのでしょうか。 人類誕生から現在までの人の死因の累計第一位である感染症を引き起こす、ウイルスや細菌などの病原微生物(病原体)は、その小さな体と限られた遺伝情報量の中に、ヒトなどに感染して自らの子孫を効率よく増やして広めるための、巧妙で狡猾な生態を持つものばかりです。 本書では、そんな病原体たちが進化の過程で身に付けた、さまざまな感染戦略、生存戦略を紹介します。宿主に寄生することに特化した構造や機能、生態などの高度な進化は、いずれも驚くほどうまくできたしくみで、なかなかエキサイティングな世界です。恐ろしいものであると同時に、その「見事な」までの病原体について知っておくことが、次なる病原体との戦いの備えになるかもしれません。
  • 講談えほん 曲垣平九郎 出世の石段
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気沸騰中、「チケットの取れない講談師」神田伯山さんを監修に迎えた「講談えほん」シリーズ、待望の第2弾!  「講談」とは、古くからの日本の伝統芸能です。講談師が、実在の人物や史実とされている事象を、脚色を交えて聴く人を楽しませつつ、一人語りで読んでいきます。日本の歴史の物語を次世代につなぐために、とても大事で、いま注目されている芸能です。このたび、次世代に伝えたい講談のお話を、絵本にして子どもたちに残すために、「講談えほんシリーズ」をつくりました。 いま、飛ぶ鳥を落とす勢いの講談師・神田伯山氏を監修者に迎え、話題を呼ぶこと請け合いのシリーズ、待望の第2弾が3作品登場です! そのうちの『曲垣平九郎 出世の石段』は、「寛永三馬術」のなかでも特に有名なエピソード。 江戸時代のこと、徳川家光が増上寺を参拝した帰り道、愛宕山の上から梅花の香りがただよってきました。家光は、石段を馬でかけあがって、梅花を折り取ってくるよう命じましたが、挑戦した者はみな、失敗に終わります。そこで名乗り出たのが、がりがりのやせ馬に乗った曲垣平九郎! はたして平九郎は186段の石段をかけのぼることができるのでしょうか。 子どもたちから絶大な支持を集める児童文学作家の石崎洋司氏が文章を、大人気漫画家・五十嵐大介氏が作画を担当した声に出して読みたい絵本です。 人気講談師・神田伯山さん監修による講談社創業110周年記念企画。 講談の物語の魅力を存分に味わってください! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 償いは済んでいる―忘れられた戦犯と遺族の歴史
    5.0
    平和の日々の中で消し去られた歴史の真実と悲劇――太平洋戦争は遠い過去の出来事となりつつあり、覚えている人も少なくなった。しかし、現在の「平和」は戦犯として罪を問われた人たちの命と引き換えに得たものだ。日本はかけがえのない人の命をもって、戦後にお詫びや償いを済ませてきた。息子が、夫が、父が、なぜ、どうして、どんな罪をどう問われて、戦犯となり、命を奪われたのか! 無念の思いを胸に抱えて生きてきた、家族の人生を徹底取材。 忘れられた20世紀の歴史の悲劇に迫る渾身の1冊!!
  • アンサングヒーロー(1)
    5.0
    舞台はレコード会社「ガイアミュージック」。アーティストの発掘を担う制作部の新人・後免一朗はやる気が空回りし、毎日怒られてばかりの日々。しかしある日、ホームレスの前で路上ライブをする少女・柊木ジャムと出会う。彼女は紛れもなく天才だった。この才能を何としても世に出したい! けど、彼女はあまりにも破天荒な性格の持ち主で!? 熱血スカウトと超問題児アーティストの、型破りな挑戦が始まる!!
  • パリ万国博覧会 サン=シモンの鉄の夢
    5.0
    絶景、奇怪、絢爛。"物神【フェティッシュ】の聖堂"のスペクタクル! 現在も世界各国が競って開催する万国博覧会。 それは、サン=シモンという男が思い描いた「産業という宗教」を奉ずる者たちが、物神たる機械と商品の数々によって荘厳した神殿として創められた。 万博というものを、単なる近代産業技術のひとこまとしてではなく、来たるべきユートピアとして構築され、資本主義文明の展開そのものを懐胎した運動であったことを活写する、この著者だからこそ書けた万博論の決定版! 【本書「まえがき」より】 もしこの万博理念の形成過程史が解明され得るなら、それは、むしろ実際の万博の歴史よりも、絶対に面白いはずだ。なぜなら、それは単なるモノの歴史ではなく、モノに関するイデアの歴史、さらに言うなら近代文明についての観念の歴史となるはずだからである。 【本書の内容】 まえがき 万博の神学、あるいは万博史の逆説 第1章 サン= シモンの鉄の夢 第2章 転向サン= シモン主義者ミシェル・シュヴァリエ 第3章 パリ万国博覧会にむけて 第4章 万博理念の確立 第5章 サン= シモン主義のユートピア、一八六七年パリ万 国博覧会 第6章 アミューズメントとしての万博会場 第7章 博覧会場の外で 第8章 新たなユートピア〈恒久的万国博覧会〉にむけて 文献目録 ※本書の原本は、『絶景、パリ万国博覧会』として1992年に河出書房新社より、その後2000年に小学館文庫より副題「サン・シモンの鉄の夢」として刊行されたものです。
  • マッスルグリル THE COMIC(1)
    5.0
    筋肉×食を追求する大人気YouTuber「マッスルグリル」を、 おもむろにマンガ化!! 簡単グルメ、筋トレなど“マッスル”の世界へようこそ! 470万再生を突破しSNSで超話題の 究極の減量食「沼」をはじめ、簡単ヘルシーなグルメ、 効果的な筋トレやダイエット方法、フィジーク(ボディービル)の コンテストの様子などなど、めくるめく筋肉と食の世界にあなたを誘います!
  • 入門 現代の宇宙論 インフレーションから暗黒エネルギーまで
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 最新の観測に基づき、学部学生の理解を重視しつつ現代宇宙論の標準的体系を記述する。国内第一人者が説く、最新にして最高の入門書。 《目次》 第1章 宇宙の観測 1.1 宇宙像の変遷 1.2 遠方の天体の観測 1.3 宇宙の膨張 1.4 ビッグバン理論と一般相対論 1.5 現代宇宙論 第2章 宇宙膨張の記述と物質 2.1 物質優勢期の宇宙進化 2.2 圧力を持つ物質が支配する宇宙の進化 2.3 光子のエネルギー密度と状態方程式 2.4 質量を持つ粒子の熱統計力学と状態方程式 2.5 素粒子の標準模型 2.6 バリオン 2.7 ニュートリノ 第3章 宇宙の歴史 3.1 暗黒物質と暗黒エネルギー 3.2 密度パラメータの変化 3.3 宇宙年齢 3.4 粒子的地平線 3.5 ビッグバン理論の諸問題 第4章 インフレーション理論 4.1 量子宇宙 4.2 インフレーションによる諸問題の解決 4.3 インフレーションの模型 4.4 加速膨張の機構 第5章 物質の進化 5.1 再加熱 5.2 原子核の誕生前の核反応 5.3 ビッグバン元素合成 第6章 原始密度揺らぎの生成 6.1 インフレーション期のスカラー場の摂動の進化 6.2 曲率揺らぎのパワースペクトル 6.3 原始重力波のパワースペクトル 6.4 CMB観測からのインフレーション模型の選別 第7章 宇宙背景輻射と温度揺らぎ 7.1 電子の再結合と宇宙の晴れ上がり 7.2 CMBの温度揺らぎの球面調和関数による展開 7.3 摂動のある宇宙での光の伝搬 7.4 光子流体の音響振動 7.5 重力ポテンシャルとバリオンの効果 7.6 拡散減衰 7.7 暗黒エネルギー、空間曲率の効果その他 7.8 精密宇宙論 第8章 宇宙の大規模構造の形成 8.1 物質優勢期の密度揺らぎの進化 8.2 ジーンズ長 8.3 CDMとバリオンの揺らぎの進化 8.4 銀河分布のパワースペクトル 8.5 赤方偏移空間変形とバリオン音響振動 8.6 星の進化 第9章 暗黒エネルギー 9.1 光度距離と宇宙の膨張率 9.2 Ia型超新星の観測からの後期加速膨張の発見 9.3 CMBとBAOからの観測的な制限 9.4 宇宙項 9.5 スカラー場による模型 9.6 一般相対論の拡張理論 付録 A 一般相対論による宇宙膨張の式の導出 B 重力波の作用 C 線形スカラー摂動の方程式 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 『エセー』読解入門 モンテーニュと西洋の精神史
    5.0
    ミシェル・ド・モンテーニュ(1533-92年)の名は『エセー』とともに知られています。全訳だけでも5種類を数えるほど日本ではなじみのある著作ですが、岩波文庫で全6冊という分量、そして著者身が全2巻の初版(1580年)公刊後も改訂を続け、1588年には第3巻を増補するとともに最初の2巻に加筆を行った版を出し、さらに没年まで改訂を進めたため、さまざまな時期に書かれた文章が混在した書物になっていることから、決して分かりやすいとは言えないこともまた事実です。 そうした事情ゆえ、これまで『エセー』の入門書や概説書が陸続と出版されてきました。しかし、本書はそのどれとも異なる、決定版と断言できる1冊になっています。 断言できる理由は明確です。『エセー』第3巻第2章で、モンテーニュは「ここでは、私たち、つまり私の本と私自身が一致してひとつの道を進んでゆく。よそでは作者のことをわきに置いて作品をほめたりけなしたりできるが、ここではだめである」と記しています。つまり、「私の本」である『エセー』と「私」であるモンテーニュは不可分であるというわけですが、ここに示されているのは、作者の意図を知らなければその著作を理解できない、といった単純なことではありません。直後には「そのことをわきまえずに私の作品を判断する者は、私をというよりも、むしろ自分自身を傷つけることになるだろう」という言葉が続いているのですから。 なぜ『エセー』をモンテーニュから切り離して読む者は「自分自身を傷つける」ことになるのか――本書は、この問いに答えるために、『エセー』をモンテーニュから切り離すことなく、ていねいに読んでいきます。『エセー』を一度も読んだことがなくても、モンテーニュについて何も知らなくても、名前を聞いたことがあるだけでも読めるように書かれています。むしろ、そのような人のためにこそ、本書は書かれました。 本書によって大著の全容を知ることができるのはもちろん、本書を通して『エセー』を読むことは人間が紡いできた精神の歴史そのものを読むことにほかならないと気づくでしょう。そのような著作は他にありません。そして、そのことをありありと伝え、実践する『エセー』についての書物も、これまでありませんでした。渾身の書き下ろしによる1冊、ここに自信をもってお届けいたします。 [本書の内容] 第I部 若すぎた世紀 第1章 宗教戦争 第2章 十六世紀ルネサンス 第3章 モンテーニュのほうへ 第II部 「自分」・「私」・〈魂〉 第4章 執筆開始 第5章 マニフェスト 第6章 だれが?――〈魂〉が 第III部 〈魂〉の軌跡 第7章 もうひとつの背景 第8章 ソクラテスへの視線 終 章 百姓のかたわらで
  • 「じぶん」のはなし
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「みんなも、たまごだったんだよ。とりや さかなや むしと おなじだね」 読んで、感じて、考える。世界一わかりやすい養老孟司入門! わたしたちをとりまく自然。そこにはたくさんの生きものがいます。 それらの生きものと自分とのかかわりを、先生と子どもたちが考えていきます。 ヒトと世界のかかわりを、『バカの壁』など多くの教養書でベストセラーを持つ養老孟司先生の語りかけと、のびのびとしたタッチに定評のある横山寛多氏のイラストで描く絵本です。 養老先生と子どもたちが昆虫採集に向かう、というストーリーの中に、養老先生の自然や人へのまなざしや、子どもたちに伝えたいエッセンスが、平易であたたかいことばでぎゅっと濃縮されています。 子どもから大人まで、すべての世代の方におすすめの、自分の人生を楽しむヒントと示唆に富んだ作品です。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 今日よりもマシな明日 文学芸能論
    5.0
    1巻1,771円 (税込)
    「群像」誌上に発表し、話題となった傑作文芸批評をまとめた試みの作家論集。 序論 町田康論 いとうせいこう論 西加奈子論 ほか小山田圭吾、みうらじゅんにも言及。 「自分ならざる者を精一杯に生きる」   “今日よりも少しはマシな明日を迎えるために” ――《芸能》の核心は、この「ウソ/本当」の二分法を貫く、一生懸命で心を込めたいとなみに宿っている。このような意味において、小説もまた《芸能》のいち形態である、と言える。小説もまた、音楽や映画や漫画といった他の表現と同様、ここにはない喜びを、悲しみを、憎しみを、愛しさを現前化しようとする。  小説とは、わたしたちが生きる日常とはまったく異なる出来事が上演される場所だ。作中人物たちはゆたかな世界を演出すべく、小説の舞台を動きまわり、読者の気を引こうとする。そして、彼らの行動を追い、彼らに感情移入さえする読者は、ほんのつかのま、読書行為を通じて、普段の自分とは違う何者かになる。もしかしたら、読むまえと読んだあととでは、世界が一変しているかもしれない。すぐれた《芸能》とはおうおうにして、そういうものだ。  大事なことは、《芸能》の世界が少なからず、現実の世界なり社会なりと異なっている、ということだ。逆に言えば、現実の社会を追認するような《芸能》は物足りない。退屈な社会を生きるわたしたちが、ほんのひとときでも、《芸能》に触れて日常から抜け出す。その逸脱による解放的な喜びこそ、明日以降を生きるための活力となるのだ。  いち生活者の僕は、だからこそ、小説を読む。だからこそ、音楽を聴く。明日以降の生活を少しでもマシなものにするために。――(本書序論より抜粋)
  • 家族が自殺に追い込まれるとき
    5.0
    日本社会の病理を撃つ! なぜ働きざかりの男が? 悲痛の深層を抉るルポ。「人員減だから頑張る→苦しくても我慢→うつ病→自殺」の回路を断て! ーー〈すまん! 申し訳ない! どうしたらよいか分らなくなった〉と遺書を残し、入水自殺した男性管理職。自殺者の数が、年間3万人を超えた。なかでも、働きざかりの男が目立つ。不況、リストラ、過労……ストレス社会が「最悪の選択」へ追い込むのか……。14人の悲劇を辿り、家族の苦悩と社会病理を抉る渾身のルポ。
  • 極限の思想 ドゥルーズ 内在性の形而上学
    5.0
    大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による新たな叢書、刊行開始!「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。 ドゥルーズは20世紀を代表する哲学者だ。難解にもかかわらず、人の心を魅了する力がある。「ドゥルーズは哲学史の空間を高速で飛び回る青白い鬼火だ」と著者は言う。その魅力とは、どのようなものなのか。 たとえば「存在の一義性」という場合、その概念の祖であるドゥンス・スコトゥスの理解をふまえながら、スピノザ、ニーチェと、普通の読みではつながらない流れに系譜を通じさせてドゥルーズ的な配置をつくりあげる。そこにドゥルーズの哲学の創造がある。それを、とくと観賞しよう。 『差異と反復』『意味の論理学』『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』などなど多彩な著作群に鳴り響いている通奏低音を感じ取るために、その「鑑賞の手引き」たらんとする力作! 【目次】 第一章 ドゥルーズという烽火 第二章 存在の一義性という革命 第三章 前哨としての内存在 第四章 ドゥルーズと狂気 第五章 表面という魔物 第六章 特異性と個体性の相克 第七章 無人島と可能世界
  • どこか或る家 高橋たか子自選エッセイ集
    5.0
    すべて素顔の私。私らしい文章40篇を厳選――小説の中に表われる作家の分身……。自身そのように小説を書いてきたけれど、それは、<私>という人間そのものでは、決してない。おさない頃の京都の記憶、日々の生活を楽しんだ鎌倉、親しい友との旅、出会い、そしてパリでの霊的体験……。書きつづってきた文章の中から、40篇を選び出してみた、ほんとうの<私>をわかっていただくために。 ◎高橋たか子「今、人生の最終段階にいる私は、私という者が大体どういう者であったかを、すくなくとも、すでに書いたエッセイをざっと並べる形において、わかっていただきたい、と思う。大体、と書いたが、全体は神のみぞ知る。<「著者から読者へ」より>
  • 倉橋惣三物語 上皇さまの教育係
    5.0
    1巻1,595円 (税込)
    子供は自ら育つ――自発性を大切にし、子供たちの中に眠る可能性を信じた倉橋惣三の教育が、 今の時代にこそ求められている。 “日本のフレーベル”、“近代幼児教育の父”と呼ばれる倉橋惣三は、 大正期から昭和にかけて活躍した教育者。 昭和3年からは昭和天皇、皇后陛下へのご進講が始まり、 上皇陛下が皇太子でいらした幼少期に、教育係を務めた人物である。 少年時代、運動が苦手で不器用なうえ、引っ込み思案だった惣三の心を開いてくれた、下町の子供たち。 導いてくれた恩師や、夢を語り合った生涯の友。 さまざまな出会いが、惣三という人間を作っていく。 学生時代から幼児教育に興味を持ち、やがて教育者となった惣三は、 激動の時代にあっても、変わらず「子供の友達」であろうとした。 幼児教育の改革を次々行っていく一方で、息子との関係に悩む一人の親でもあった。 遺された日記をはじめとする貴重な資料をもとに描く、感動の物語。
  • 風は緑に
    5.0
    外国映画会社宣伝部の一雄とTV局報道部勤務の圭助をめぐってる、ファッション・モデルの彩子、アナウンサーの三千代、幼稚園の先生の牧子たちとの恋模様。だが、牧子はアメリカ文学者と不倫し、彩子を狙うスポンサーが現れて……。華やかな都会の第一線で活躍する男女の、恋愛の苦悩と情熱を描いた、青春の感動的ロマン!
  • そんな筈がない
    5.0
    医学部の学生で、元警察官の父を持つ滝口康子が、次々と事件の真相を推理。新聞記者の小島純吉、康子の父に昔お世話になった老刑事の真田らも活躍する、4編の連作ミステリー小説集。
  • 視えない線を歩く
    5.0
    2011年3月11日。あの日から続く非常事態を人々はどう生きたか。何を考えたか。 論争の中で塗りつぶされていく多様性、忘却されていく過去を、ていねいに見つめ直す。 第1回PEPジャーナリズム大賞受賞のノンフィクションライターが綴る傑作。 第1章 先取りされた「緊急事態」の記録 第2章 人に会いに行く 第3章 理解、その先へ 第4章 トモヤの10年 第5章 何も知らない 終章  家族の時間
  • ピーター・パン ディズニーゴールド絵本ベスト
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ディズニーの世界へようこそ! ディズニーゴールド絵本 ベストは、ディズニーのアニメーション映画のなかでも 特におすすめしたい作品を厳選したシリーズです。 愛すべきキャラクターたちと、心に残る夢いっぱいのストーリーは 、はじめてお話にふれるお子さんにぴったり。 読みきかせからひとり読みの練習まで、幅広くお楽しみいただけま す。 この絵本が、お子さんにとって永遠の宝物になりますように。 対象:2歳から4歳くらいまで フルカラー 本文16ページ 【主な内容】 イギリス・ロンドンに暮らすウェンディ、ジョン、マイケルの3人の姉弟。 ウェンディは弟たちに毎晩、空を飛んで現れる少年「ピーター・パン」のお話を聞かせていました。 ある晩、お父さんに怒られたウェンディたちのところにピーター・パンと 妖精のティンカーベルが現れます。 ネバーランドのお話を聞いたウェンディたちは、ピーター・パンと一緒に冒険の旅に出かけることに…! 海賊のフック船長やチクタクワニなど、個性豊かなキャラクターがいっぱい。 子供の夢見る力を育てられる物語。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 易学 成立と展開
    5.0
    〈なぜ「占い」が儒教の核心的原理なのか?〉 〈大いなる矛盾に満ちた「中国的二元論」の思想史〉 哲学的であって通俗的、神秘的であって合理的― 陰と陽による二元論で世界を把握しようとする思考様式が、先秦から清朝に至るまでの哲学、世界観、歴史観を貫いていることを示す、碩学による無二の思想史。 易を知ることは、「中国的思考」の本質を理解することである! 【本書より】 ―最も中国独自のもの、それは易― 易には逆説めいたものがある。法則の中の破格を容認する。論理より象徴、数をよしとする。これは中国の学問芸術について見られる。易は人の運命を天道と一つに見る。中国の歴史の見方とつながるところがある。(第四章より) 【解題・三浦國雄】 「本書は『易経』というテクストに焦点を絞り、それがどのようにして成立し、漢代から清朝に至るまで、どのような解釈が施されたか(つまりどのように読まれたか)を解明しようとしたものである。その際、『易経』や注解および注解者の内部に降り立って分析する一方(「心理」や「意識」「無意識」の語がよく使われる)、そのような読解が生み出された根拠を注解者の内面とともに外面│すなわち彼らが生きていた時代相にも求めるところに本書の独自性がある。その結果として、本書のボリュームの大半を占める第一章(易経の成立)と第二章(易学の展開)がおのずから先秦から清代に至る思想史になっているのであるが、これは余人には真似のできない著者の独壇場と云ってよい」 【本書の内容】 第一章 易経の成立  第一節 通説とその批判  第二節 易の発生基盤  第三節 経  第四節 左伝に見える易  第五節 彖と象  第六節 陰陽  第七節 繋辞  第八節 十翼の完成 第二章 易学の展開  第一節 前漢の易  第二節 後漢の易学  第三節 王弼、それ以後  第四節 宋・明の易説  第五節 清朝の易学 第三章 筮法 第四章 易と中国人のものの考え方 解題 三浦國雄 ※1960年にサーラ叢書(平楽寺書店)より刊行された同名書の文庫化です。
  • 久保田万太郎の俳句
    5.0
    湯豆腐やいのちのはてのうすあかり 神田川祭りの中をながれけり なにがうそでなにがほんとの寒さかな 小説家・劇作家として大成した万太郎は、10代より亡くなる直前まで、俳句を作り続けた「文人俳句」の代表的俳人でもあった。本書は、万太郎が創刊・主宰した俳誌「春燈」の継承者が、その俳句の魅力と技術、交友関係までを哀惜と畏敬の念を込めて綴った名著であり、万太郎俳句のすぐれた入門書でもある。俳人協会評論賞受賞作。
  • 大阪の風
    5.0
    しがないサラリーマンの大川清吉と朝子夫妻、その子どもたちの久子、一郎、次郎3人の成長の物語。清吉が東京支店に左遷させられた後、子どもたちは大人たちの生き方を見て、それぞれの形で自立していく。久子は台湾人との結婚を宣言、清吉と朝子は衝撃を受けるが、一郎と次郎は受け入れる……。長門裕之、南田洋子、浅丘ルリ子らが演じてで映画化された家族物語。
  • 米村でんじろうのイッキによめる! おもしろ科学 小学2年生
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 でんじろう先生と、あそぼう!  「なぜ?」「どうして?」が楽しくわかる!! ●豊富なイラストで、おもしろくてわかりやすい! ●段ボール空気砲や磁石スライムなど、たのしい実験まんがも収録! ●おもしろくてためになるコラム付き! 「電子レンジに入れた食べものは、どうしてあたたかくなるの?」 「どうして冬は、はく息が白くなるの?」 「にじは、どうしてできるの?」 「どうして火山は、ふんかするの?」 「人間は、どのくらい遠くの宇宙まで行けるの?」 「魚は、水の中で、どうして息ができるの?」 「木や草は、何を食べているの?」 など、36のなぜ? どうして? を収録。 いくつわかるかな? ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 21世紀の経済政策
    5.0
    1巻4,455円 (税込)
    これ1冊で、21世紀の世界経済を動かす主要な考え方がまるわかり。なぜ日本はデフレから抜け出せないのか、政治と金融政策の関係、日銀が金融緩和を恐れる理由、MMT理論は通用するのか、そしてコロナ後に求められる経済政策まで網羅。ノーベル経済学賞受賞者から、日米の経済学者、政治家など89人をインタビュー。 主な発言者 ジョセフ・スティグリッツ(ノーベル経済学賞受賞者) ピーター・ダイアモンド(ノーベル経済学賞受賞者) 青木昌彦(スタンフォード大学名誉教授) 清滝信宏(プリンストン大学教授) ウィリアム・ノードハウス(ノーベル経済学賞受賞者) ローレンス・サマーズ(元アメリカ財務長官) ジョン・テイラー(元アメリカ財務次官) 安倍晋三(第90、第96~98代内閣総理大臣) 岩田規久男(元日本銀行副総裁) 原田泰(元日本銀行政策委員会審議委員) 岩井克人(東京大学名誉教授) ポール・クルーグマン(ノーベル経済学賞受賞者) 伊藤元重(東京大学名誉教授) 伊藤隆敏(コロンビア大学教授) ジョージ・ソロス(ソロス・ファンド・マネジメント会長) ロバート・シラー(ノーベル経済学賞受賞者) クリストファー・シムズ(ノーベル経済学賞受賞者) 著者略歴 浜田宏一(はまだ・こういち) 1936年、東京都に生まれる。第2次~第4次安倍内閣(2012~2020年)官房参与。イェール大学名誉教授。東京大学名誉教授。国際金融論に対するゲーム理論の応用で国際的な注目を浴びる。日本のバブル崩壊後の経済停滞については金融政策の失敗がその大きな要因と主張、日本銀行の金融政策を批判する。 1958年、東京大学法学部卒。1957年、司法試験合格。1960年、同大経済学部卒。1965年、イェール大学にて経済学博士号取得。 1969年、東京大学経済学部助教授。1981年、同学経済学部教授。1986年、イェール大学経済学科教授。2001年から2003年まで、内閣府経済社会総合研究所所長を務める。法と経済学会の初代会長。著書に20万部のベストセラー『アメリカは日本経済の復活を知っている』(講談社)、『経済成長と国際資本移動――資本自由化の経済学』(東洋経済新報社)、『国際金融の政治経済学』(創文社)など。世界の有識者による論考・分析を配信する国際的NPO「プロジェクト・シンジケート」定期寄稿者。
  • さよなら子どもの時間
    値引きあり
    5.0
    大家族なのに、家ではいつもひとりぼっちの健。ところが、健が風邪をひいた1週間、毎晩、両親はじめ家族のものが、それぞれとっておきの話をしてくれることになり、健は失われた子どもの時間をまとめてかえされた気になる……。オムニバス形式のファンタジックでリリカルな力作。他に中編「海のおくりもの」を収録。
  • スタンフォード ベクトル・行列からはじめる最適化数学
    5.0
    《これが世界標準! 世界もここから始めてる!!》 データサイエンス・機械学習を学ぶ「はじめの一歩」として、スタンフォード大学にて使用されている教科書“Introduction to Applied Linear Algebra: Vectors, Matrices, and Least Squares”がついに翻訳!! ・豊富な事例を示しながら、ベクトル・行列の基本から最小二乗法による機械学習までをていねいに解説! ・データサイエンス・機械学習に必要な数学の学び直しにうってつけ! ・章末問題が298問掲載されているから、完全に理解できる! ・Julia言語によるプログラミング課題が原著者のウェブサイトから入手できる!  ・プログラミング課題を日本語に翻訳したものを、訳者のGitHubにて無料公開! 【プログラミングの補足資料と追加の演習問題の入手先】 ・原著者のウェブサイト:http://vmls-book.stanford.edu ・補足資料の日本語訳:https://github.com/tttamaki/julia_companion_jp 【推薦の言葉:原著刊行にあたって】 データサイエンスの学生だけでなく,すべての学生に必読の入門書 ――ローラン・EI・ガウイ(カリフォルニア大学バークレー校) これが正攻法! ――ギルバート・ストラング(マサチューセッツ工科大学) この本は多くの授業で使われるだろう.これだけ演習問題が大量にあるのだから ――トレバー・ヘイスティ(スタンフォード大学) 【主な内容】 第1部 ベクトル 1章 ベクトル 2章 線形関数 3章 ノルムと距離 4章 クラスタリング 5章 線形独立 第2部 行列 6章 行列 7章 行列の例 8章 線形連立方程式 9章 線形動的システム 10章 行列積 11章 逆行列 第3部 最小二乗法 12章 最小二乗法 13章 最小二乗当てはめ 14章 最小二乗識別 15章 多目的最小二乗法 16章 制約付き最小二乗法 17章 制約付き最小二乗法の応用 18章 非線形最小二乗法 19章 制約付き非線形最小二乗法 付録A 記法 付録B 計算量 付録C 微分と最適化 付録D さらなる話題
  • 日本冷戦史 1945-1956
    5.0
    〈日本にとって冷戦とは何だったか。冷戦にとって日本とはいかなる存在だったか?〉 1945年8月に崩壊した旧日本帝国の空間をいかに管理するかをめぐる同盟国間の対立が激化、ここにこそ冷戦、とりわけアジア冷戦の起源があるという認識から、本書は出発する。 連合国という同盟関係は、枢軸国という敵の消失とともに内部での齟齬が拡大し、12月のモスクワ外相会議において形式的にも終焉を迎えた。そして同時に、のちのサンフランシスコ条約の規定にいう、旧大日本帝国が「放棄」した台湾、朝鮮半島、千島、満洲といった地域の主導権をめぐって、英米ソ中の各国による主導権争いが始まる。モスクワのケナン臨時大使が、冷戦の開始を告げる著名な電文を送るのに先立つこと2ヵ月前のことである。帝国崩壊後の日本列島やポスト帝国空間の管理をめぐる対立こそ、広島への核兵器投下が核時代への移行を告げたことと並んで、冷戦の文字どおりの第一頁となったのである。 冷戦の起源は、ヨーロッパをめぐる米ソ対立にあるというのが、欧米と日本いずれの歴史学でも自明とされてきた。この場合の冷戦とは、戦後国際政治の中で米ソが覇を争った状況を指している。しかしながら、米ソだけがその過程に関わったわけではない。グローバルな冷戦の起源において日本こそは枢要な現場であり、そしてアジア冷戦においては終始重要な舞台であり主題であり続けた。そうした視角から、本書の論考は展開される。 旧大日本帝国、東欧、そして核。この三要素による多元的利害関係のもとに米ソ中英仏が駆け引きを繰り広げる中、日本政治、とりわけ日本共産党の動向と響き合い、歴史が展開してゆく様を、ロシアはじめ各国の史料から丹念に描き出す話題作、全面増補改訂! 【本書の内容】 序章 第一章 日本占領と冷戦の起源 第二章 日本管理、東欧管理、核管理 第三章 冷戦のなかの日本(一九四六―一九五〇) 第四章 同盟・戦争と講和 第五章 危機の中の日本共産党 第六章 五五年体制―冷戦の再編成 終章
  • なまずにいさん
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なまずはいつもひとりぼっち。ところが、体がそっくりの、ちいさくてかわいい弟や妹たちがなついてくれたのですが、やがて別れが……。ちいさな子たちは、いったいだれだったのでしょう!?  すがたかたちがちがっていても、気持ちが通じたら、仲良しになれる。 おどろきいっぱいで、こころがあたたかくなるお話。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 詩礼伝家
    5.0
    哀惜の想いで描いた恩師・阿藤伯海への鎮魂歌――川端康成とは東大同級で、上田敏令嬢への恋に破れたためか、生涯独身の漢詩人・阿藤伯海。法政教授時代は斎藤磯雄に、太平洋戦争下の昭和16年から19年まで旧制一高教授時代は、著者・清岡を初め、若き三重野日銀総裁、高木中央大学学長らに、多大な影響を与えた、高雅な人格と美意識を生きた文学者。痛切な哀惜の想いで描かれた、清岡卓行の恩師への「鎮魂歌」。
  • 大仏師運慶 工房と発願主そして「写実」とは
    5.0
    鎌倉時代の大仏師、運慶とはいかなる存在だったのか。 定朝を祖とする正系仏所三派中の奈良仏師に連なる運慶。 朝廷・幕府という二元的権力構造による時代の大きな変動期、 院・天皇・将軍・御家人など各種パトロン層の依頼を受けて 東大寺・興福寺の復興、円成寺・願成就院などの様々な造像に 関わった実情と、工房主宰者としての実力とは? 後に「霊験仏師」「天才」とも冠されることになる運慶の実像に迫る。
  • 徳川家康 全26巻合本版
    5.0
    竹千代(家康)が生まれた年、信玄は22歳、謙信は13歳、信長は9歳であった。動乱期の英傑が天下制覇の夢を抱くさなかの誕生。それは弱小松平党にとっては希望の星であった──剛毅と智謀を兼ね備えて泰平の世を拓いた家康の生涯を描いて、現代人の心に永遠の感動を刻む世紀の大河ドラマ巨篇!

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  • 【無料版】「ブックキーパー 脳男」試し読み 特別書評付き
    無料あり
    5.0
    乱歩賞史上最強のダークヒーローが帰ってきた! 特別書評2本付き第一章「無料お試し版」! 驚異的な知能を持ちながら「心」のない男と、警察庁の華麗なるエリート警視が頭脳対決! 警視庁で開発中の異常犯罪データベースによって遠く離れた場所で相次いだ三件の殺人事件にはすべて拷問の痕があると判明し、続いて愛宕市でも氷室財閥当主が犠牲者に。異常犯罪のエキスパートとして現地に急行した警察庁の若き女性警視・鵜飼縣は茶屋警部を従えて捜査にあたる。一方、同市の鞍掛署は秘かに謎の老人の行方を追っていたが、発見した途端に鈴木一郎=脳男が現れて妨害する。鞍掛署にはまた署をあげての交通事故隠蔽疑惑があり、真相を探ろうとした茶屋のかつての部下が殺される……。 鍵を握る「ブックキーパー」とは何者か? 残虐な連続殺人事件の真相とは? そして神出鬼没の脳男=鈴木一郎が戻ってきた理由とは? 『指し手の顔』から十四年、乱歩賞受賞最大の問題作「脳男」シリーズがさらにパワーアップして登場。総勢六十名以上の人物を見事に描き分け、テンポよく切り替わる場面に目が離せない、エンタメの王道を行く超弩級サスペンス巨編。

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  • ラブスコア(1)
    完結
    5.0
    恋愛評価アプリ「ヴィス」が爆発的に流行する近未来。ユーザー同意の元、預貯金・SNSやスマートフォン通話での発言内容・ウェブの閲覧履歴などからユーザーと環境を仮想空間で再現し、シミュレートすることで「恋愛の相性を数値で評価する」のが普通になった世の中で、人々は「失敗しない恋愛」を獲得しつつあった。 一度の人生、人々は恋愛に何を求めるのか。 新時代のラブストーリー、開幕!
  • 新版 匠の時代 第1巻
    5.0
    感動の名ドキュメント、いまここに甦る。日本を支えた技術者魂――疎開工場からスタートし、革命的なクオーツ時計を誕生させたセイコー電卓の小型軽量化にしのぎを削ったシャープとカシオなど、世界が瞠目した日本企業の技術革新。それは、開発スタッフの汗と涙の結晶であった。彼らの人間ドラマを鮮やかに描き、大ベストセラーとなった名著から、日本再生の指針を読み取る。<全6巻>
  • 戦時下の外交官 ナチス・ドイツの崩壊を目撃した吉野文六
    5.0
    日本の外交官と外務省の隅々までを知り尽くす佐藤優が、これまでに接した当事者のなかで能力、実績、人格ともに最高に評価するのが吉野文六氏。 吉野氏は、沖縄返還において日米両政府間に密約が存在したことを、2006年に日本側の交渉当時者として初めて明らかにした。外交官の「職業的良心」はいかに生まれ、形成されていったのか。 ・生い立ち、旧制高校時代、帝国大学での学生記者経験、行政科・司法科・外交科すべて合格した高等文官試験。 ・外務省へ入省後、真珠湾攻撃前夜の太平洋を横断、たどりついた北米大陸での見聞、動乱の欧州を視察してベルリンへ。 ・松岡洋右外相、野村吉三郎駐米特命全権大使らのエピソード、各在外公館でおこなわれていた諜報活動、またソ連のドイツ侵攻時に、在ベルリン大使館から南方へ避難した大島浩大使からの下された決死の司令。 ・1945年5月ナチス・ドイツ第三帝国が崩壊する瞬間に立ち会う。そして命を賭してシベリア鉄道横断からの帰国。 1941年から1945年にかけ、激動の欧州を目撃した青年外交官の物語。

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