2023年大河ドラマ用メモ
私の歴史知識は大河ドラマにかなり頼っています。
徳川将軍も、津川雅彦(家康)⇒西田敏行(秀忠)⇒尾上辰之助(家光)⇒四代将軍家綱で思い出す俳優がいない…⇒津川雅彦(綱吉)⇒細川俊之(家宣)⇒子役さん(家継)⇒西田敏行(吉宗)⇒中村梅雀(家重)⇒子役さん(家治)…って感じで覚えてます 笑
徳川歴代将軍をずらーーーっと並べている児童向けの本ですが、改めて読んでみると江戸時代振り返りにわかりやすかったです。
初代徳川家康
・「人の一生は、重き荷を負うて遠き道をゆくが如し。急ぐべからず」
・辞世の句「うれしやと ふたたびさめて ひとねむり 浮世の夢は 暁の空」
二代徳川秀忠
側近など:酒井忠世、大久保忠隣、土井利勝、守役 青山忠俊
法令など:武家諸法度、禁中並公家諸法度、キリスタン弾圧、貿易統制、大奥法度、御三家体制(家康が作った尾張、水戸に、紀伊徳川を追加)
三代徳川家光
側近など:酒井忠勝(讃岐守)、松平信綱(伊豆守)、堀田正盛
法令など:幕藩体制確率、欧州貿易を出島でのオランダに限定、参勤交代、寺請制度
起きたこと:島原の乱
辞世の句「悲しまじ 喜びもせじ とにかくに ついには覚むる 夢の世の中」
四代徳川家綱(11歳で就任)
呼び名:左様せい様、「寛文の治」
側近など:会津藩主保科正之、酒井忠勝、松平信綱
法令など:末期養子の容認、殉死禁止、大名の人質制度廃止、天守閣消失
起きたこと:慶安事件(由井正雪の乱)、明暦の大火(振り袖事件)
言葉「余、幼年なりといえども、先業をうけつぎ、大位に居れり」
五代徳川綱吉
呼び名;館林宰相、犬公方、「天和の治」
側近など:堀田正俊、柳沢吉保、林大学頭
法令など:側用人制度、生類憐れみの令、忠臣蔵
起きたこと:元禄の大地震と大飢饉、宝永の富士山大噴火
その他:湯島聖堂建設、護国寺建立、東大寺大仏殿債権
元禄文化:井原西鶴(浮世草子)、松尾芭蕉(俳諧)、近松門左衛門(浄瑠璃)
六代徳川家宣(48歳就任)
呼び名:君子仁厚、正徳の治
側近など:間部詮房、新井白石
法令など:生類憐れみの令廃止と大赦令
七代徳川家継(3歳就任、8歳薨去)
側近など:間部詮房、新井白石
起きたこと:絵島生島事件
八代徳川吉宗
呼び名:幕府中興の祖、米将軍「享保の改革」
側近など:加納久通、有馬氏倫、大岡忠相
法令など:側用人制度廃止、御庭番制度、上米の制、目安箱、町火消いろは四十八組制度、小石川養生所、さつまいも栽培普及(青木昆陽)、大奥整理、公事方御定書(裁判制度)、新田開発、御三卿
起きたこと:米の値の急騰急落
九代目徳川家重
側近など:大岡忠光、松平武元、田沼意次
法令など:
起きたこと:宝暦事件(天皇が国の中心で武家は君臣という考え)、三原山浅間山桜島の噴火、一揆や打ち壊し勃発
評:自身は引きこもり趣味に興じ、政治は大臣に任せていたが、案外世の中はうまく収まっていた。高貴・気品というので見栄は良かった?
十代徳川家治
側近など:田沼意次
法令など:株仲間、通貨の一本化
起きたこと:天明の大火
蘭学の基礎:杉田玄白「解体新書」
十一代徳川家斉
側近など:松平定信、水野忠成
法令など:株仲間廃止、「寛永の改革」、貨幣改鋳、シーボルト事件、異国船打払令、大塩平八郎の乱
起きたこと:大御所事件、尊号事件
文化文政の江戸文化:浮世絵 東洲斎写楽、葛飾北斎、喜多川歌麿、安藤広重、読本 滝沢馬琴、十返舎一九、歌舞伎 鶴屋南北、俳句 与謝野蕪村、小林一茶
評:徳川秀忠以降の太政大臣、在位50年、子供55人。性質は鷹揚で、家臣の失態を叱らず、一緒に釣りなど遊んだりもしたので、家臣たちからは慕われていたらしい。
十二代徳川家慶
側近など:水野忠邦
法令など:上知令、「天保の改革」
起きたこと:ペリー黒船
その他人物:南町奉行鳥居耀蔵(渾名 妖怪)
その他:水野忠邦の倹約令で、家慶の好物のめしょうがが禁止になったらしい。生姜って贅沢品だったのか…。
十三代徳川家定
呼び名:いも公方(料理好き)
側近など:阿部正弘、松平忠固、井伊直弼、堀田正睦
法令など:長崎開港、日米修好通商条約
起きたこと:
その他:料理好きの引きこもりだったけど、ハリスの記録を見ると案外威厳があってしっかり対応したらしい。井伊直弼のことは「家柄人物ともに優れている」と評価していたので、井伊直弼も忠勤した。
十四代徳川家茂
側近など:井伊直弼、一橋慶喜(将軍後継職)、松平慶永(政治総裁職)
法令など:安政の大獄、公武合体、長州征伐
起きたこと:桜田門外の変、八月十八日の政変(長州都落ち)、禁門の変
その他:上洛し、天皇に謁見した(家光以来)。蒸気船に乗った。
十五代徳川慶喜
法令など:近代化、産業進行、軍編成大政奉還などなどなど
起きたこと:戊辰戦争などなどなど