森川泉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2023年大河ドラマ用メモ
私の歴史知識は大河ドラマにかなり頼っています。
徳川将軍も、津川雅彦(家康)⇒西田敏行(秀忠)⇒尾上辰之助(家光)⇒四代将軍家綱で思い出す俳優がいない…⇒津川雅彦(綱吉)⇒細川俊之(家宣)⇒子役さん(家継)⇒西田敏行(吉宗)⇒中村梅雀(家重)⇒子役さん(家治)…って感じで覚えてます 笑
徳川歴代将軍をずらーーーっと並べている児童向けの本ですが、改めて読んでみると江戸時代振り返りにわかりやすかったです。
初代徳川家康
・「人の一生は、重き荷を負うて遠き道をゆくが如し。急ぐべからず」
・辞世の句「うれしやと ふたたびさめて ひとねむり 浮世の夢は 暁の空」
二代 -
Posted by ブクログ
集英社みらい文庫の伝記シリーズのなかの一冊。
私は古典は軍記物のほうが好きなんですが、王朝文学やこの時代の風習を知りたいと思って手にとってみました。
前半は清少納言が、後半は紫式部が、現代の私達に、自分の人生や平安時代の風習、そしてどんな気持ちを込めて文筆をしていたかを語ります。
清少納言「私、すてきなことはすてきでしょ!ってつい大きな声で言っちゃうの」
紫式部「人の気持ちが強く動くような、そんなお話を書きたいと思ったんです」
こんな親しみやすい口調で「この時代の結婚はね、夫婦は一緒に住むのではなくて、『通婚』といって男が女の家に夜だけ通ってくることから始まるの」というように、簡素かつ -
Posted by ブクログ
ネタバレ退屈していたアリスは、チョッキを着た白ウサギを追いかけて穴の中へ。たどり着いた世界では、体が大きくなったり小さくなったり、不思議な生き物達がいたり、トランプの女王様とクローケーの競技をしたりするなど、それはそれはおかしな事ばかりが起こっていた。
以前アメリカのファンタジー作品の『オズの魔法使い』を読んだ事がありましたが、今回はイギリスのファンタジー作品が読めて嬉しいです。退屈していた時に、突然謎の白ウサギさんが現れて、穴に飛びこんだらどんどん落ちていって…。この発想がすごいと思いました。でも、これが世界名作劇場作品として放送されなかったのが残念です。こんなに世界的に有名な作品なのに、もったいな -
Posted by ブクログ
ネタバレ子どもが見た夢の中のお話のような、辻褄が合わない、荒唐無稽な、不思議なストーリー。それゆえの先の展開の読めなさが、子どもを飽きさせない構成になっていると思った。一方でその論理性のなさから悪夢を見ているような恐怖を感じた。
想像力が錆びてきた大人の自分には理解が難しかったが、どのシーンを切り取っても色彩豊かで絵になり、空想をかき立てる魅力があるのは分かった。多分、子どもの頃に読んだなら、このシーンでは自分ならこうする、といちいち想像を広げたんじゃないかと思う。
言葉遊びが多く、翻訳版だと面白さが伝わりにくくなっている気がした。
主人公のアリスは、どんな状況でも物怖じしない元気いっぱいな女の子でよ